新東名開通にあたっての覚え書き
いよいよ現在の東名高速道路を静岡県内で並走する新東名が開通しました。地元のテレビでは開通直前からサービスエリアを中心に新しい施設の紹介を大々的にやっていましたが、どちらにしろ混みまくることは予想するまでもないので(^^;)、あえて混雑の中に昨日は行きませんでした。
今回開通した部分の意義というのは、特に台風や低気圧の接近で波が高くなると従来の東名高速道路の清水~富士間が間違いなく通行止めになりますので、天気予報などで静岡県に波浪注意報や警報が出ていたら、静岡県を通過する場合は念のため新東名の方に避けたほうが無難です。さらに、御殿場から三ヶ日まで新東名を走行した方が通行料金が安くなるという点はあるのですが、特に混雑する時期は逆に新東名を避けた方がいい場合もあります。
以前のゴールデンウィークで高速1,000円の頃、東名高速を西に向かい、九州まで行ったことがあったのですがとんでもない渋滞にはまってしまった事があります。名神高速道路の本線をそのまま進まず、混雑を避けようと京滋バイパスに入ったまでは良かったのですが、途中までは良かったもののバイパスが本線に合流するところが大渋滞になってしまっていましてしばらくは全く動かないような状況に巻き込まれてしまったのでした。
これと同じ問題が、従来の東名と新東名との合流区間である三ケ日ジャンクションと御殿場ジャンクションで起こる可能性があります。通常の週末ではそれほど問題はないでしょうが、一年の中で一番交通量が集中するゴールデンウィークやお盆、年末年始に起こるのではないかと言われています。私も同様のひどい目に遭った経験からして(^^;)、交通が集中する際には新東名はあえて使わない方がいいのではないかと思っています。
そして、新東名に乗ったりサービスエリアめぐりをしたり、新東名の建造物(橋など)を見に来たい人に向けてnexco中日本では期間限定で静岡県内のインターチェンジで乗り降り自由の周遊チケットを用意しています。
http://www.c-nexco.co.jp/drive/kikaku/
上のリンクはnexco中日本のページで、ご自宅のパソコンからETCカードの番号を登録することで、周遊区間内の乗り降り自由な「速旅 高速道路料金割引プラン」のページですが、2012年9月30日まで『まるごと静岡ドライブプラン』が紹介されています。
・東京エリア~静岡県内乗り降り自由のコース
普通車6,200円 軽自動車4,700円(最大3日間)
・名古屋エリア~静岡県内乗り降り自由のコース
普通車6,400円 軽自動車4,800円(最大3日間)
・静岡エリアのみの乗り降り自由のコース
普通車3,500円 軽自動車2,600円(最大2日間)
の3コースとなっています。地元民からするとサービスエリアのみを回るなら高速道に乗らなくてもいいわけですが、やはり新しい高速道路も走りたいということもあるでしょうし、静岡県内の観光地へ行く予定があるのなら乗り降り自由というのはポイントが高いでしょう。サービスエリアで車中泊をする計画を立てればかなりお得に回れると思います。残念なのは、このプランは来たるゴールデンウィークには使えず、旧盆期間も同じく駄目です(;_;)。詳しくは上のリンクから内容を確認してみてください。
しばらくは新東名に偏った形での交通量の流れになり、サービスエリアも混んでしまうと思いますので、サービスエリアで車中泊を考えられている方は東名高速のサービスエリアを車中泊に使った方がいいと思います。私もこの騒ぎが落ち着いた頃を見計らって利用してみたいと思っています。
« radikoの地域制限をなくすためには | トップページ | 新東名 NEOPASA清水 は天空の城だった »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 愛知県内の東名渋滞は新東名で解消したのか?(2016.02.26)
- 「ホテル満室予報」の必要性(2015.12.19)
- 電車代節約のためのた合わせ技 その2 JR線と自動車を合わせてさらに安く(2015.12.04)
- 電車代節約のためのた合わせ技 その1 JR普通運賃算出の仕組みを理解しよう(2015.12.03)
- JR東海ツアーズ「ぷらっとこだま」を使ってきました(2015.11.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント