金環日食を見よう
昨日、近所のホームセンターをのぞいたら、単純な構造の割に高い日食グラスが結構安く売っていました(^^)。以前の部分日食の時でも高い値付けにも関わらず日食が近くなるとそうした観測用の道具はどこにもない状態になってしまったので、とりあえず家族の分を確保しました。まあ、専用のグラスがなくても穴を開けたものに太陽光を通してその木漏れ日を観察すればいいのですが、やはり直接太陽を見たいと思われる場合は専用のメガネが必要です。まずはそういった道具を用意するに越したことはありません。
今年の5月21日早朝から始まる金環日食は、日本の関東から九州にかけての広い範囲で見られます。私のいる静岡でも見られるので、日の出後の太陽の高度が低い中でも観察できそうな場所を探せば天気が悪くならない限り見られそうですが、部分日食しか見られない場所に住んでおられる方の中には、車中泊をしてでも前日のうちに金環日食が見られる地域に入っておこうと思っている方も多いでしょう。今回の日食は残念ながら夜のように暗くなる皆既日食ではありませんが、これだけ広い範囲で巨大なリングのような太陽を見られる事は、恐らく日食ツアーを使って遠方に出向かなければこれを逃したら見られないと言っていいでしょう。そうしたツアーは格安に行ける海外旅行とは違って、事前にどこでいつ起こるかわかっているため、それほど安く行けるという事はありません。そう考えると、車での移動が可能な方なら、事前に天気予報を確認し、晴れそうな所に当たりを付けながら夜明けを待つように車中泊をすればいいのですから移動のための交通費くらいの出費だけで済んでしまうわけで、それほど天文に興味のない方でも、一つのイベントとして野次馬根性で見に行くというのも悪くないと思いますよ(^^)。
問題なのは今年の5月21日が月曜日だという事かも知れませんが(^^;)、さすがに日食も仕事の都合を聞いてくれるという事もないので、どうしても自分の目で見たいと思われる区域外の方は仕事の都合を付ける覚悟を決めましょう(^^;)。最初から観測場所を決めるようなやり方だと、その場所に雲がかかってしまったら全てが水の泡になってしまいます。その点、車で移動しながら観測場所を決めるような行き当たりばったりのやり方は天候に左右されるイベントに向いています。私も当日はアメダスの雲の動きの予想を見ながら、自宅周辺で見られない事が予想される場合は前日から動こうと思っています。
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