« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2012年2月

2012年2月29日 (水)

惜しまれつつも消えるサンバー

 すでにわかっていた事ではありますが、やはり現実としてニュースになってしまうと寂しいものです。自動車メーカーの富士重工(スバル)が、軽自動車の生産から撤退するという事で、最後の車を生産し、ラインオフ式が行なわれたとのことです。

 軽自動車で車中泊を考えるにあたって、各メーカーが出している軽の1BOXカーを比較することになると思いますが、スバルのサンバーは荷室の広さから就寝スペースを広く取れ、山道や高速道路でもきびきび走るスーパーチャージャー搭載車は今も多くの人たちに愛される車中泊用の車となっていると思います。

 私のスバルに対するイメージというのは4WDの性能に定評があるという事で、たとえそれが軽のREXだとしても4WDに切り替えれば安定した走行ができるという印象を持っていました。元々スバルはあのスバル360から自動車メーカーとして歩んで行ったわけで、時代の流れとは言えスバルの軽自動車がなくなってしまうのは(スバル名義の軽自動車はダイハツから提供を受けて販売は続きます)本当に残念な感じがします。

 しかしはっきり言ってしまえば、軽自動車という日本国内だけでしか売れない車を作っていても業績を伸ばすことができないし、今の円高によって海外との競争力も落ちることから会社存続のためには仕方なかったのでしょうね。となると、改めて日本の軽自動車の区分けというのが問題になってきます。「軽自動車」という規格を残したままで海外にも売り込んで行ける車を作ることが私たち日本のユーザーにとっても将来が明るくなるか駄目になるかの分かれ道であると思えて仕方ありません。日本の景気を良くするために、リッターカー前後の排気量の車まで軽自動車規格とし、多くのメーカーが競いあってさまざまな種類の車が出れば、2人ぐらいまでなら車中泊のための最強の車がどこかのメーカーから出るのではないでしょうか。アメリカのビッグスリーの業績が上がる中、何らかの動きが日本からも起こる事を期待し、その時には是非スバルにも面白い車を作ってもらいたいものです。

2012年2月28日 (火)

体のケアは出発前に

 昨日書いた車中泊の旅の大敵、睡眠不足ですが、昨日は朝から情けないことになってしまいました。朝食を食べていたら強烈に奥歯に違和感を感じ、よく見たらかぶせてあった金属の歯が取れてしまったのですね(^^;)。

 さすがにこういったことはあらかじめ予想できないのですが、普段の平日で幸いでした。近所の歯医者さんに連絡を取り、何とかその日のうちに歯医者へ出掛けることができました。とりあえず他には悪いところはないということで一回だけの通院で済みましたが、日頃のケアおよび、悪くなる前に治療しておくことの大切さを再確認しました。

 内科系の病気や怪我はなかなか旅に出る前には予想することはできませんが、そんな中、事前に対策ができるのが唯一歯の治療なのですね。特に海外で歯医者さんにかかるといろいろ大変だという話を聞いたことがありますが、国内でも休日に旅に出ると、なかなか休日に開いている歯医者さんを見付けることは困難でしょう。

http://www.haishasan.net/

 上のリンクである程度の検索は可能かも知れませんが、やはり最大の対策は出発前に不安があったらしっかり治療をしてから出掛けることだと思います。旅先で困ることがないよう、春の行楽シーズンの前にチェックしてみてはいかがでしょうか。

2012年2月27日 (月)

睡眠時間を確保するために

 車中泊の旅を楽しむための大切な事として、果たして車の中で自宅と同じような睡眠時間を取ることができるかという根本的な問題があります。特に自分で運転しながら回る場合、環境が変わったら寝られないというのでは、昼間の移動自体が危険な状態になってしまいます。

 巷のニュースとして時を置いてしばしば出てくる話題にマインドコントロールや洗脳の話がありますが、普段なら全く考えられないような事をやってしまうようになるというのは、意図的に睡眠時間を取らせない事から始まるのだそうです。人間の本能として眠くなったらしっかり睡眠を取ることで体調を維持することができるのですが、それができなくなると正常な判断自体ができなくなります。特にきちんとした判断を続けなければならない運転のためにはいかに睡眠を取るかというのが鍵になります。

 よく、枕が変わったら寝られないという人がいますが、そういう方がキャンピングカーでない車で熟睡するのはいきなりでは難しいでしょう。キャンピングカーであっても、駐車場所の環境によって安眠を妨げられる事もあり、環境に左右されないある程度の図太さが必要になってくる場合もあるでしょう。

 私の場合はハードな日程を組んだ際にはすぐに寝てしまうほど疲れてしまうのですが、中には体は寝たくても全く寝つけない方もおられるでしょう。そんな時はあせらずにとにかく目をつぶって体を休め、昼間に睡魔を感じたら直ちに仮眠を取るようにするのがいいでしょうが、睡眠不足は体調の変化ももたらしてしまうわけで、特にインフルエンザがはやる今の時期は旅の行程の中できちんと睡眠を取れる環境作りが大切です。このプログで紹介している寝床作りは特に普通の車で車中泊の旅をする方にとっては何をおいても重要であると考える所以です。

 健康な状態で出発しても、ちょっとしたことで体調を崩す事は起きやすいものです。そのきっかけにならないように、出発前と旅の中での睡眠には十分気を付けましょう。

2012年2月26日 (日)

NEC LifeTouch NOTE NA75W/1A かなり遅い使用レポート

P2260212

 以前のエントリーで、だいたい2万円弱まで下がったアンドロイド2.2を搭載したキーボード付き端末のLifeTouch NOTEは、あえて買うことはないと書いてからしばらくたちました。その後、2012年の正月に一部の地域であったりネット上のタイムセールなどでさらに安くなったという話は聞いてはいたものの、そこまでしゃかりきになって手に入れようとは思いませんでした。そんな時、地元の家電量販店でそれまではネット相場からはかなりかけ離れていた値付けだったものが、相当安くなっていたのを発見しました。

 ちょうど仕事がらみで大きめのアンドロイドタブレットを用意しようかと思っていた時でもあり、そうしたタブレットを買うことを思えばかなり安いことには間違いなかったので、ついつい購入してしまいました(^^;)。もちろん、ネット接続はWiFiのみというこの機種特有の特徴や使いにくさも十分に理解した上での決断でした。本当は3G付きのものの方が便利に使えそうですが、こればっかりはしょうがありませんね。

 この端末はぱっと見、普通のノートパソコンに見えるので、それなりの使い勝手を連想してしまう方も多いと思いますが、私の印象ではあくまでアンドロイドのスマートフォンやタブレット端末にキーボードを付けたという感じです。画面はタッチセンサーがあるものの、他のスマートフォンのような静電式タッチパネルではないため、ジェスチャーでの拡大縮小ができず、指でスクロールするのもかなりストレスが出るくらい反応は鈍めです。その操作感を補完するものとして、キーボードを使ったり、本体手前に付いているポインティングデバイスを使うことになります。ボタンやリンクを選択するにはタッチパネルを使った方が早いですが、キーボードから手を離さずにやろうと思えばやれますので、むしろそうした操作方法を実践していくことがうまく使っていくためのコツではないかと思います。

 本体の動作自体は使っているCPU NVIDIA Tegra 250のおかげかストレスはほとんど感じません。入力方法はローマ字かJISかなしか選べませんが、ATOKはポメラに載っているものよりも賢く変換してくれる印象です。私の場合はメールやブログの下書きをする際にはテキストエディタの方が書きやすいし別の端末と共有しやすいため、新たにテキストエディタをインストールしました。ひとつ残念なのは、ワードやエクセル、パワーポイントなどのオフィスソフトの閲覧ソフトは付属するものの、内容の編集ができない点です。今持っているアンドロイド端末はこうしたファイルでも買った状態で編集作業ができたのですが、せっかくキーボードが付いているのですからこうした作業を行なう人に需要があるのではないかと私には思えるのですが。このサイズですので、ACアダプタも一緒に持って行く必要はあるものの、車の旅においてノートパソコン代わりに持っていきたくなりますが、その際にはオフィスソフトが編集できるソフトを有償でも入れておいた方がいいでしょう。

 電池の持ち自体は長いといっても長時間駆動のノートパソコンと変わりませんが、あえてこれを旅に持っていくのにはそれなりの便利なところもあります。スリープ状態からの復帰が早いということもありますが、無線ルータと一緒に使えるならば地図やナビゲーション代わりにもなりますし、ウェブ上の作業もキーボードのおかげでノートパソコン並みにできます。ブロードバンド接続ができる場所ならYouTubeなどの動画もかなりきれいに再生できますので、取り回しがいい印象です。

 現在もタブレット端末にキーボードを付ける形でのノートパソコンのような使い勝手を実現している端末は存在しますが、ずっしりとした重さがあるとはいえ、コンパクトにまとまったタイプの端末は工夫次第ではそれなりに使えるでしょう。

 ただし、ハード的な特徴からどうにもならないことがあるのでその点について書いておきます。すでに無線LANでインターネットに接続することが当たり前になってしまっていることもあり、この端末が有線LANに接続するための手段を本体自体では持たないことにあまり疑問を持たれない方もおられるでしょう。しかし、例えばホテルなどが提供するインターネットサービスはそのほとんどがLANケーブルを使った有線方式です。そうした場合でもネットをこの端末で使いたい場合には別に無線ルータを用意し、ケーブルをルータに繋いでインターネットを利用することになりますのでその点にはご注意を。

 それから、本体に付いているカメラは200万画素のものですが、このカメラの性能がすこぶる悪く(^^;)、連携をしようと思っていたキングジムのポメラで作成した文章を変換した細かいQRコードを全く読み取ることができません。ポメラで書いたものをLifeTouch Noteで編集し、ネット上にアップするためには、単純にSDカードでファイルを移すのが一番確実でしょう。このように少々クセのある端末ではありますが、安値で買えて、モバイルの無線ルータとの同時使用が可能なら旅先でも便利に使えるでしょう。

2012年2月25日 (土)

セイコークロック 防災クロック KR870N

07_22_01a

 防災ラジオは今やどこにでもあふれていますが、このブログではラジオとしての使い勝手を重視することもあり、これまでは家電メーカーの出している防災ラジオを紹介してきました。ただ現状で家電メーカーから出ている防災ラジオのラインナップも貧弱で、購買意欲が沸かない部分があったりします。そんな中注目したいのは、「防災クロック」という名前の通り時計にラジオを付けたいうコンセプトでの製品類です。そんな中から今回はオールアナログのラジオ付き防災クロックを紹介します。

 実はセイコークロックではデジタルの電波時計を搭載し、手回し発電のできるラジオが一緒になったSQ692Wというモデルもあるのですが、自分としては全てアナログ表示で、時計の針にルミブライトの蛍光塗料が付いているこちらのモデルの方が見やすく夜間に何かあった時に強い印象です。また、ラジオの操作についても、つまみが正面にあり回しずらさも感じるデジタルモデルより、選局と音量が右側にあるダイヤル2つでやりやすいことから常に枕元に置いて使うならこちらの方を選ぶでしょう。

 名前こそ防災クロックと付けられていますが、手回し充電にLEDライト、緊急用ブザーと携帯電話充電と防災ラジオに求められる機能は一通り揃っていますし、単三電池で動くというのも心強いです。さすがに時計メーカーから出ている製品なので、時間も大変見やすく、目覚ましとして日常的に使い(電池は充電式のニッケル水素電池を使えばコストはそれほどかかりません)、いざという時にはこれを持って逃げるというパターンを想定すれば日々の生活の必需品がそのまま災害時にも役立つことになり、実にお得です。

 ただ、肝心のラジオの感度についてはレポートできず、ライフラインが動かなくなった場合でも放送局をきちんと受信できるだけの感度を有しているのかというのが確認できないのは残念です。まあ、地元局のみを普段から聞けるぐらいなら十分かも知れませんが、私が思うに、家電メーカーの方が時計メーカーにすり寄って、こうした日々使いやすい大きな文字盤の時計の付いた防災用ラジオを作るべきだと思います。自宅内や家の周辺で、小さなポケットラジオでも十分放送が入るなら、ラジオを目覚ましがわりに使えるこの防災クロックの方に行っても面白いのではないかと思いますね。

2012年2月24日 (金)

車の警報装置の是非

 最近の車ではほとんど付いていると思われる警報装置ですが、車中泊の旅で車の中で寝起きするような場合、あってあまりいいことはないという感じがしてならないのですね(^^;)。以前紹介したように、キーレスエントリーを使って遠隔操作して開錠していれば問題ないものの、鍵穴を使ってドアを開けてそのままエンジンキーを差し込む場合に何らかの設定がしてあるとけたたましくクラクションが鳴る場合があります。深夜の駐車場で周辺に寝ていると思われる同じ車中泊の車が多い中で警報装置が作動してしまうことを考えると本当に恐い話ですが(^^;)、私の場合は旅に出掛けるにあたっては警報が鳴らないように念のためセッティングを変えるようにしています。

 今回、この警報装置について業界の方から面白い話をお伺いしました。本来、警報装置はキーロックされた車に侵入して車内のカーナビやオーディオなど高額な電装品を盗んだり、車自体が盗まれることを防止する目的で付けられているわけですが、こうしたトリップはプロの手にかかれば簡単に突破できるのだそうです。詳しくは書けませんが、車でなく中の電装品を盗むだけなら、配線を切り電源周りをショートさせ、システム自体が動かないように対策をしてから窓ガラスを叩き割って盗んでいくような輩もいるようですね。そう考えると、いわゆる素人のいたずらや、未熟な窃盗犯には有効でも、本気になった窃盗犯を撃退するというのは難しいという印象が強く残りました。

 また、窃盗とは関係ありませんが、こんな話もあります。国内のとある場所で毎年行なわれる花火大会を見に行った際、打ち上げ場所周辺のホテルの駐車場に置いてある車の盗難防止装置がいきなり働き、けたたましくクラクションが突然鳴り出すというようなことに出会った方がいるそうです。なぜそんなことが起こるかというと、至近距離から花火が打ち上げられるので、駐車している場所によっては地震のように車が揺れるほどの衝撃が起こり、その衝撃を外部から故意に揺らされていると勘違いした盗難防止装置が働いたのではないかという話でした(この推測は間違っているかも知れませんが、クラクションが鳴り続けたということはあったそうです)。この話を聞いてよくよく考えてみたら、私にも心当たりがありました。昨年私の住んでいる地域で直下型の震度5程度の地震があった際、しばらくしてから盗難防止装置が働いたのかクラクションが鳴り続けているのが耳に入ってきたことがあったのです。人が作った装置なので仕方ない部分はありますが、本気で車の盗難を心配するならGPS探査が可能な端末を車内に入れておくとか(最近は幼児用のシンプルな携帯電話端末が格安で維持できるようですし)、装備品の盗難については駐車場内を監視カメラで撮影しておくとかする方が、盗難防止装置に勝るのではないかと思いますね。

 あとは、やはり外から見て盗みたいと思わせるようなものを車内に設置せず、放置もしないことと、車中泊のためにカーテンを取り付けているような方は、カーテンをひいて中の様子を見られないようにすることも大切ではないかと思います。

 個人的には車を購入する際にこうした装置のないグレードの車もめーかー側は用意してほしいと切に思います。あとこれは盗難云々とは関係ありませんが、車の窓を開けるのにも電動でない方がいい場合が多いので、むしろ自分でいろいろ設備を付けていく(メーカーオプションも含む)楽しみのある格安のグレードというものも今後車のメーカーが用意してくれると嬉しいですね。

2012年2月23日 (木)

グリコ 温めずにおいしく食べられるカレー職人

090

 ここのところ震災対策ということからか、近所のスーパーなどで簡単に防災用品が手に入るようになりました。このブログで紹介した非常用の食料の数々も、意外と簡単にまとめて手に入ったりします。

 そんな中、日常でも備蓄食糧として使えるタイプのものの方が賞味期限が迫ったような場合でもおいしく消費できるというメリットがあります。缶詰の類もそうですが、今回見付けたのが、新しいタイプのレトルトカレーです。

 レトルトカレーはお湯で3分というのがそれまでの常識でしたが、最近では袋を温めずにそのままかけて食べてもおいしいとうたったレトルトカレーが出てきています。植物油脂を使っているので温めなくても固まることなくなめらかだとのことです。今回紹介するグリコのカレーは、パッケージにも表記がありますが、賞味期限が製造日から3年というのが実に頼もしいですね。

 インターネットで調べてみると、パックごはんもセットで常温で食べてもそこそこ食べられたというレポートもあり、ビスケットなど甘いものしかない非常食よりも、こちらの方がありがたいということはあるかも知れません。車中泊での食事がこれでは情けないかも知れませんが、カレー好きならいざという時にカレーが食べられるというのは実にありがたいことではありませんか。

 常温のパックごはんに抵抗があるなら、食パンを別に用意しておいてカレーに浸して食べるという技も使えます。もっとも、この商品は災害用の商品ではありながらも、スーパーの棚に普通に置かれていましたので、旅先で買っていざという時に備えるというのもありでしょう。当然の事ながら、湯せんできる環境があればそれに越したことはないのですが、それでも個人的にはいざという時の非常食のバリエーションが増えるのはうれしいことです。
 
 以前から紹介している賞味期限5年のものと比べて、3年というのはどうかと思う向きもあるかも知れませんが、カレーは実際の防災用としてでなくても、食べる機会はいくらでもあると思うので、それほど問題にはならないでしょう。あえて希望を言えば、もっと味のバリエーションを増やしてくれると有難いですね。

2012年2月22日 (水)

ウィルコム イエデンワ 現在の使用状況

 昨年に半ば勢いで購入したウィルコムの固定電話のような形状をしたイエデンワですが、当初の熱も冷めきたためか当初と比べるとあまり話題にならなくなったような感じになってきています。

 昨日あたりも固定電話には気分の悪い営業の電話が入ったりしたのですが、固定電話の代替えとして使っていればそんないやな気分を感じなくても済んだと思います。しかし、自宅の固定電話はメタル回線を維持しているので停電時でも発着信可能ですので、あえて固定回線を解約するかどうか考えると、やはり完全に切ってしまうのには躊躇してしまうというのが正直なところです。現状ではこちらから発信する場合に電源を入れてかけるといった使い方で、本体内に入れてある単三エネループはなかなかバッテリー切れを起こしません。

 現状の私の契約では、すでに主回線がある状態の2台目以降の購入ということで、購入から2年間は誰とでも定額のオプション料金を付けても外しても月980円という支払いに変わりはないのでどこにでも掛けられる(月500回10分以内の通話に限りますが)のですが、このまま2年経った後にどうするかと考えることがあります。基本の契約を継続し、契約プランをいじらない限りはウィルコム同士の通話料無料の基本プランの「新ウィルコム定額プランS」の基本料が無料になるので、誰とでも定額のオプションを2年後に外すという選択もあり得ます。しかし、どこにでも掛けられるという魅力は意外とあるのですね。

 私のようにいろんな電話のサービスを比較検討している立場では、新しいサービスの通話品質をはかるために試してみたいという欲求がでてきます(^^;)。たとえば、これからIIJmioで出してくる月950円のデータSIMで、IP電話がどのくらいの品質で使えるのかはかるような場合、継続してのチェックが欠かせません。IIJmioの非公式見解として、NTTコミュニケーションが提供する050plusが使えたという報告があり、一部でかなり盛り上がっているようです。今は私の自宅周辺でもエリアではないLTEが普及するに従って携帯電話の通話自体もIP電話化されるのではないかという話もある中、安定した品質が最高128kbpsのスピードでどの程度実用になるのかというのは今後の携帯電話の勢力地図をも塗り替えてしまう可能性があるほど興味ある情報です(ドコモのクロッシィは現在はデータ通信についての制限は行なっていませんが、一定期間の後で規定の容量のダウンロードがされたヘビーユーザーには128kbpsの通信制限を行なう予定もあります)。今後利用している人が増えるに従って使えなくなってしまうのかというところも気になりますし、スマートフォンでIP電話が実用になり、今後050plusが使えるイエデンワのようなWiFi機能の付いたIP電話端末が出てきたら、その時には自宅用の電話としてそれなりに使えてしまうことが予想され、結果だれとでも定額のオプションを外してもいいような感じにもなってくるでしょう。ただ、WiFiだとイエデンワほど電池が持たないかも知れませんが。

 そんなわけで、とりあえず電話機の分割購入期間が終わるまでは発信用および回線品質確認用としていろいろ活躍してもらおうと思っています。現状でも回線試験の他(^^;)、いろいろなテレフォンサービスや通話料のかかるサポートセンターへの問い合わせなどに使っているのですが、陽気がよくなってきたら、電話ごと車での旅に連れて行って旅先で出会った人との通話品質テストをしまくるかも知れません(^^;)。

2012年2月21日 (火)

フットワークと決断力

 私のいる地方都市ではテレビ局の系列でテレビ東京系の放送局がないため、同局制作の番組はリアルタイムに見られないばかりか、どんなに評価の高い番組であっても、それが必ず放送される可能性はありません。それはとても残念なことで、というのも地上波の中で一番バラエティーに富んだ旅番組を放送する局であるからです。

 先日見た番組はテレビ東京制作の、芸能人にクリスマスプレゼントとしての休みを与えて自分の好きなように休日を楽しんでもらおうというバラエティーで、2011年12月に放送されたものを翌年の2月というかなり季節はずれの時期に見たのでした。以下ちょっとその番組の内容を紹介しますが、すでに見られている方はご容赦のほどを。ちなみに、番組の内容について全てがドキュメントとも思っていないかわりに、やらせや仕込みばかりでもない、適度に演出が入ったものであると認識しながら見ていました(^^;)。

 一応、金に糸目を付けないかわりに時間は翌日までという制限の中、どう休日を楽しむのかというのは、それぞれの出演者の個性が出ていて興味深いものでした。お笑い芸人のさまぁーず三村さんと出川さんのコンビが選んだのは箱根の高級旅館で1名およそ8万円という部屋で過ごすというものでしたが、これなどは確かにうらやましいものの、実に一般人の夢を満たしているかのようで、いかにもテレビ的で無難すぎる選択だなあと思いながら見ていました(^^;)。

 個人的にすごいと思ったのは美容家のIKKOさんで、この方は韓国に関する仕事も多いためか、パスポートがあればすぐに韓国への旅を選択しそうな雰囲気でした。でも突然の休日提供だったためパスポートがないということで、まず選択したのが、新大久保で韓国料理という休日の使い方としては勿体ないなあというものでした。新大久保からは銀座でエステに行き東京近辺をウロウロして終わるかと思ったのですが、IKKOさんは実に男らしい行動力で(^^;)、その後の展開には私にも実に参考になりました。

 銀座からいきなり羽田空港に向かい、飛行機のチケットを取って福岡空港へ。そして、ご自身のホームタウンである博多中州に行ってアポなしのまま懇意のすき焼き屋さんで夕食をとった後は、これも懇意にしている福岡郊外の温泉旅館に押し掛け、そこでのんびりされていました。現状で行けるところを冷静に分析し、決めた事をことごとく実現する休日の過ごし方というのは、限られた時間の使い方として私もあやかりたいくらいです。残念ながら私にはいつ行っても大丈夫な、テレビで紹介が問題なくできる懇意のお店や宿などはありませんが、車中泊の旅ならエリアを決めることで効率的にいろいろなところを回ることもでき、早朝からでも動けます。番組のように2日弱くらいの休みであっても、行くという思い切りさえあればかなり内容の濃い旅も可能でしょう。

 もちろん、短時間に詰め込むようにいろいろなところを回るのがいい休日の過ごし方かという声もあるでしょう。逆にとにかくのんびりしようと決めたら徹底的にのんびりするような休日の過ごし方というのもいいものです。ただ、これだけ限られた時間をうまく使って旅をしている人がいるのがわかってしまうと、今後思い掛けなく1日以上の時間がとれてしまった場合、家でのんびりするのももちろんいいでしょうが、フットワークを軽くしてちょっと考えつかないような旅をするというのは面白いでしょうね。特に車を使って宿も決めずに思い立ったら出発できる車中泊の旅はどんな形にも変化する日程が組めますし、私ももう少し軽いフットワークと決断力を磨きたいものです。

2012年2月20日 (月)

旅と学習

 これはあくまで私の場合ですが、車中泊の旅に出る場合、全く何も考えずに出るという事はなくて、漠然としつつも何らかの目標のようなものを持ってそのために旅出つといった感じになります。

 その目標というものは何でもいいのですが、例えばテレビで見たものが印象に残ったりとか、人からいただいて食したものが気に入って、本場の味を確かめてみたいとか、何らかのアンテナを日頃から張り巡らせておくことで具体的にその場所へ行くというイメージが湧けば気軽に出掛けやすくなります。

 ただ実際に出掛けたとしても、私の旅の場合寄り道があったり、突然出くわした予期せぬ出来事にもかかわってしまう方なので、せっかく調べたことも無駄になってしまう場合もあるのですが、それはそれで新たな知識収集のチャンスとも言えるわけで。

 というのも、今の時代は昔と違ってたとえそれがどこであってもネット経由で調べられてしまうという特徴があります。自身では全く存じあげないものの、旅先で興味深い地名や人名を見付けたら、その言葉をキーワードにしてその場で調べてみると、何らかの自分のそれまでの知識と結びつくかも知れません。実はそういうところで日々の学習の真価が問われるわけで、お子さんなら日々の学校での勉強、大人の方なら新聞や書籍との付き合い方を見直すチャンスともなり得ます。

 残念ながら、旅先で出会ったものの意味がわからず、ネットで調べるツールを使っても全く自分の知識と結びつかなかった場合は自分の不勉強さを嘆くしかありません。しかし、旅から帰った後でそのままにしておくのかどうかは次に旅に出た場合に影響するかも知れません。専門的な知識という事ではなく、広く浅い知識を持っていれば旅は楽しくなります。とりあえずは次に自分で行こうと思っている所の事をガイドブックでもインターネットでもいいですから自分でわかる範囲で知っておくだけでも違ってくると思います。

2012年2月19日 (日)

キングジム ポメラ DM100 その7 G'zOne TYPE-X との連携

0001

 私がポメラを使う理由の中で大きいのは、どこへ行っても入手可能な単三電池で動くことですが、単体でネットにはつながりません。逆にパソコンやスマートフォンはネットに繋ぐことでさまざまな事ができますが、電源がない場所で長期間使う場合はかなり心もとないことは事実です。手元に置きながら通信ができる手軽な端末として携帯電話がありますが、今回防水防塵、耐衝撃性能が最強ではないかと噂される、auの携帯電話カシオのG'zOne TYPE-Xを機種変更により入手しましたので、ポメラで作成した文章を携帯電話で送信できるような連携を考えてみました。最低限この2台さえあればある程度長い文でもネット上にアップできます。

 まず最初に試みたのが、ポメラに新たに搭載されたBluetoothでの連携です。G'zOne TYPE-Xにはファイルのやり取りがポメラとできるかと期待したものの、残念ながらポメラからパソコンにはデータのやり取りが可能なものの、さすがにポメラの方から携帯電話にはデータ送信が不可のようでした。ケープルを使って接続する事も考えたものの、防水性を維持するためにできる限り端子部分をむき出しにはしたくないので、もう一つのやり方を試すことにしました。

 ポメラの機種の中には、作成した文章をボタンひとつでQRコードに変えることができるものがありますが、このDM100にもその機能が付いています。ただ、このブログぐらい長文の文章だとかなりコード自体が細かくなってしまうためか、内蔵のバーコード読み取りアプリをそのまま起動しても読み取りがタイムアウトになってしまう事が頻発しました(;_;)。しかし、その原因を考えてみたところ、DM100の場合はバックライトが付いているのでバーコードが白飛びしてしまうという事に気付きました。そこで設定で画面の明るさを暗め(蛍光灯の下で-3から4くらい)にすると読み取れる確率は上がります。連続しての読み取りにも対応しているので、長文でも大丈夫です。このように、何とかメール本文をポメラで書いてそのまま携帯電話で読み込ませてメール送信できれば、通常のメールの他、こうしたブログや掲示板への投稿、ツイッターやミクシィへの投稿もポメラと携帯電話の組み合わせだけでできるようになる可能性はあります。しかし、QRコードによってできた文字情報をファイルの形で保管した場合、メールする場合は添付ファイルの形にしかならず、メール本文に読み込んだ内容をペーストする事ができません。添付ファイルの形でメールを送信しても、ブログ投稿には反映されないということになってしまいます。さすがに私もここのところでどうにもならず諦めかけたのですが、何とG'zOne TYPE-Xを提供するauのページにこの解決方法が掲載されていました。

http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/two_dimensions/mail_transmission.html

 つまり、メールに関する情報を入れたテキストデータを最初に作り、そのデータをQRコードに変換してから読み込めばすぐにメール送信可能な状態になるのです。具体的には、

MAILTO:(メールアドレスを記入)
SUBJECT:(メール件名)
BODY:(本文)

 このような定型テキストを作り、送るところがわかっている場合はその数だけメールアドレスを挿入したひな形を作ってポメラに保存しておけばすぐに対応できます。ただ読み込ませる場合、本文は改行が反映されませんので一気に記入し、最後に改行を入れる必要があります。本文なしの空メールの場合でも同じなので、ひな形を作る際には最後に改行してからポメラのQRコード作成を選ぶようにしましょう。

0002

 バーコードリーダーを使ってひな形に手を加えたテキストから作ったQRコードを読み込ませると、写真のように読み込みが完了します。写真では反転している「メール一括作成」のところをクリックすると、以下のようになります。

0003

 無事に携帯メールの送信画面になりました。電話帳にはこのブログへの投稿用メールアドレスを登録していますので、写真のような形であとはボタンを押せばすぐに送信が始まるのです。

 このようにして一旦設定してしまえば、緊急時だけでなく旅行中のブログ更新にも結構便利です。この方法のいいところは、ネット接続といってもメールの送信だけなので、携帯電話のメール送受信無料のプランに入っていれば、ブログやつぶやきをいくらアップしても定額料金の範囲内で納まり、パケット料金はかかりません。私の場合はウェブはWi-Fiで接続しているので、ブログなどへメール送信することで投稿するための設定は自宅で事前に設定が完了してしまっています。そこまですれば後は簡単で、旅先でいちいち設定することなく、メールを作成して送るだけでいいのです。

 なお、もう一つのメリットとしてポメラで文章を作成すると、携帯電話をずっと開いている必要がないため、携帯電話自体の電力消耗も抑えられるというメリットがあります。私の場合は車中泊の旅にタブレット端末やノートパソコンも持って行くのでこの組み合わせが活躍することはそれほどないかも知れませんが、QRコード作成機能のあるポメラと、auの携帯電話をセットで持っている方は、スマートフォンもパソコンも電池切れで使えなくなった時に備え、こうしたやり方を覚えておいても損はないと思います

2012年2月18日 (土)

将来の電気自動車よりも現実的な車は?

 一昨日の夜のニュース、日本テレビ系列のNEWS ZEROを見ていたら、最初の方で三菱自動車とGSユアサが共同で車載用のリチウムイオン電池の工場を3月から本格稼動するという内容をかなり大きく報じていました。三菱自動車はハイブリッドではなく電気自動車を多く作っていて、そのための量産化が必要ということなのでしょうが、リチウムイオン電池をいくら大量生産してもどこでどの程度充電ができるかというインフラの整備が進まない限り、近所で乗り回す程度の車でしかないわけで、輝かしい未来の車を目指すためにはもう少し時間がかかるのではないかと少々冷めた目で見ていました。

 電気自動車にしてもハイブリッド車にしても、一般消費者が企業や政府の行なう壮大な未来に向けての実験に自腹を切って協力するという図式はまだまだ変わらないでしょう。そうした状況を冷静に見たいと思う私としては、同日のニュースで流れたマツダが出した新型車のニュースの方が興味がありました。昨日の新聞ではこの2つのニュースが並列に報道されていたのですが、テレビのニュースではカットされていたのが残念でした。まあテレビ局も商売ですから、日本経済のためにより多くの人がお金を使ってくれるようなニュースを優先して流しているのかも知れませんが、なけなしのお金をはたくなら、今回のマツダが出した車のような別のアプローチのエコカーを見てみるのも無駄ではないでしょう。

 今回マツダが発表したCX-5は、スポーツ用多目的車ですが、電気自動車でもハイブリッドでもないエコカーをコンセプトに開発された車で、特に2.2リットルディーゼルエンジンが興味をひきます。JC08モード燃費で、2WD(FF)で18.6km/L、4WDでも18km/Lというカタログ値はかなり頑張っている印象です。アイドリング時のエンジン音や室内空間の広さががどの程度かというのは実際に物を見てみないとわかりませんが、ガソリン車程度の静かさで、力もあって燃費もいいなら、将来このエンジンをMPVやかつて車中泊カーとして今もユーザーの多いオートフリートップの付いたボンゴフレンディのような車に載せてくれたら、日常の用途でも十分に使える車中泊カーとしてかなり注目されるのではないでしょうか。

 今後、電気自動車の画期的な充電方法が実用化し、今のガソリンスタンドの数くらい充電スタンドが整備されるようになるにはどのくらいかかるのかという事はちょっと自分には判断できませんが、今の技術ではまだまだではないかと私は思っています。もし車載用バッテリーをカートリッジタイプにして、日本で動いている電気自動車共通で使えるようにしたら、今あるガソリンスタンドで交換するような方法で使えることになるので、ガソリンやディーゼルエンジン車の代替として長距離走行も可能かも知れません。しかしバッテリーのリサイクルのためにカートリッジの交換にどのくらいお金がかかるか私自身把握できないということもあり、そもそも日本メーカーが電池を共通化できるのかといった問題もあるので、私は現時点では車中泊用途の電気自動車の購入はあり得ないと思っています。でも、電気自動車が日本国内なら今のガソリンエンジンの車なみにどこでも急速充電ができるようになれば、車内で家電製品を使いつつ車中泊なんてことが現実味を帯びてきますので、全く期待をしていないかといったら嘘になります。今回紹介したクリーンディーゼルエンジンを搭載した車は、そうした未来の車を私たちが使うまでの橋渡し的な車としてその役割をになっていってくれればと思う次第です。

2012年2月17日 (金)

IIJmio 「ミニマムスタート128プラン」はイオンAプランを超えるか?

 昨日紹介したイーモバイルについて書いた際にも指摘させていただきましたが、次々と新しいサービスが出てくるモバイルデータ通信のサービスについて、2年しばりで契約するのはあまりおすすめできないように思います。私の使っているモバイルデータ通信サービスは二種類ですが、Wimaxのサービスこそ1年縛りで契約はしているものの、もう一種類の日本通信とイオンが共同で企画した3G(携帯電話の通信サービス)のうち、下り最大100kbpsという低速通信のAプランはそうした契約期間による縛りはありません。しかも月980円と格安であることから、ドコモの端末やSIMフリーの機器限定ではあるものの(日本通信のサービスはドコモの通信網を借りて提供しています)安くどこでもネットに繋ぎたい方には人気のあるプランでありました。

 そんな中、プロバイダのインターネットイニシアティブ(IIJ)も同じような格安のデータ通信サービスをドコモ回線を借り受ける形で提供するとのこと。こちらの方は通常のSIMと、microSIMのどちらでも契約でき(契約途中の変更は不可)、月額945円で下り最大128kbpsでの通信が可能な「ミニマムスタート128プラン」が2012年2月27日から契約可能なのだそうです。カードは従来のFOMAではなく、ドコモが推進する新データ通信のクロッシィ対応機でスピードアップが計れるLET対応カードの形で提供されます。もちろん、従来のFOMA用の端末でも利用可で、とりあえずは今の端末で使っておいて、将来端末がLET対応のものに変わっても使い続けることができます。

 さらに、128kbpsでは使えないネットサービスを使えるようにするために、一回525円のクーポンを入手してチャージをすることで、データ量100MB落とすまでは高速スピードが使えます。FOMAの場合下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbps(あくまで理論値です(^^;))、LTEのエリアでは下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbps(一部屋内では下り最大75Mbs、上り最大25Mbps こちらもあくまで理論値)のスピードで使えるようになるとのこと。普段はメールチェックぐらいでも、他のモバイルサービスが使えないような山の中であっても、ドコモのエリアであれば繋がるので、いざという時にチャージして高速通信を可能にするという事は、さすがにイオンのAプランではできないような技も使えるようです(イオンのプランの場合は月ごとに高速通信も使えるプランに変更する事は可能です)。そして、最も大切なしばりについては、こちらの方もイオンと同じくサービス開始時に登録料金の3,150円はかかるものの、解約違約金のようなものはかからないとのことです。

 そうなると、果たして実際の体感スピードがどのくらいなのかということが気にかかりますが、私の場合はそれほど気にしません。050plusのようなIP電話や、ラジコなどのアプリが安定して動くかという興味が沸く方もいるかと思いますが、人が増えればスピードが落ちるのは仕方ないことです。サービス前のテスト状態で動いたというような報告が入ったとしても、多くの人がこうしたサービスのメリットに気付いて殺到したら徐々に使えなくなることも覚悟して使うのが正しい対処の仕方だと思います。IIJでは無線ルータ端末を同時に販売するようですが、スマートフォンやタブレット端末、単体のドコモ3G対応の無線ルータを別に入手してもいいでしょう。

 今後、ドコモのクロッシィ対応端末が市場に出てくるにしたがってクロッシィのエリアも広がってくるでしょうし、LETサービス利用前提の格安プランが出てくるまでの繋ぎとして今回のIIJmioのプランは考えてもいいのではないかと思います。そしてこうしたサービスについての注意として、下り128kbps基本のサービスだけではかなりネット接続についても制限が出てきます。旅先で動画を制限なく見たりしたい場合にはこうしたサービスは適しませんが、旅先で必要な情報を入手するだけなら、効果的にクーポンによるチャージを使う事で、このプランだけでも何とかなると思いますので、検討の余地は大きいと言えましょう。個人的にもとりあえずイオンAプランから乗換えをする予定ですので、導入しましたら改めてその状況を報告させていただきたいと思います。

2012年2月16日 (木)

1-6 イーモバイルの存在価値

 外からのモバイル通信を快適に行なうための手段は様々ありますが、イーモバイルが第4の携帯電話会社として登場してきた時にはかなり興奮しました。当初はデータ通信に特化し、月5千円で高速のインターネットが使い放題になることで、データ通信事業者としてのウィルコムの立場を台無しにした(^^;)という側面はあったように思います。

 かくいう私も、サービス開始の当初からではありませんが2年しばりの契約に入っていたことがありました。当時は月4,980円のデータプランで契約し(2年しばりの割引料込み)その契約にADSL回線も付いていたというサービスぶりでした。自宅周辺ではほとんどADSLと変わらない速度で接続できたので便利でしたが、問題なのはそのサービスエリアでした。

 車中泊での旅というのはイーモバイルのエリア内ばかりではありませんで、当時は都市部以外は全滅といった感じになってしまい、まだウィルコムのエリアの方が地方でも接続可能だったように思います。それでも2年間は使い続けなければなりませんので、旅行の時にはほとんど利用は諦めながら使っていたのですが、ドコモのエリアが使えるデータ通信がイーモバイルよりスピードは出ないものの使えるようになったこともあり、2年間使った後に更新することは止めにして、ADSLのモデムも返却して今に至ります。

 イーモバイルはデータ通信端末としてWi-Fiアクセスポイントの端末を出したり、今のスマートフォンの先駆けとなるような魅力的な端末を出していて嫌いではなかったのですが、いかんせんエリアの問題というのがありました。私のように車中泊をしながら山の中など電波の届くかわからない所まで行くような行動パターンにははっきり言って合わなかったという事ですね。

 当時と今とではエリア自体も変化していますし、エリア内に行動範囲がある方は選択肢の中に入るでしょう。また、データ端末のプリペイド契約という利用方法もあるので、条件によっては安く使える場合もあるでしょう。また、Android搭載のスマートフォンも販売していますので、データ通信端末でなくスマートフォンで契約した場合でもイーモバイルの場合はテザリングの使用ができるので(他社の場合はそうした行為を禁止していたり、スマートフォンにアプリを入れても使えなくしている場合もあり)、エリアの問題さえクリアに出来れば、安くスマートフォンを維持できるだけでなく、パソコンなど他のネット端末を一緒に使えるというメリットもあります。携帯電話会社では頻繁に起きている通信トラブルは利用者の多さに比例することが多いですから、あえてイーモバイルを選ぶというパターンも有りだと思います。

 私の場合はほぼ2年しばりしかないという契約方法もネックでした。今後、更に安くて早いモバイル通信サービスが登場する可能性もなくはないので、以上のような事も考えつつ選択肢の一つとしておくのもいいと思います。

2012年2月15日 (水)

G'zOne TYPE-X 導入レポート2

 前回はまず最初にやったことの紹介でしたが、ここまで肝心の通信がらみの事について全く触れていませんでした。というのも、大きな災害が起こった場合、どこの携帯電話キャリアが繋がりやすいかなんてことは地震予知並に予想が難しいことで、下手をしたらどのキャリアも全く繋がらないということもありえます。とりあえずは私の住んでいる自治体が提供する防災メール(防災無線で発表する内容と同じ内容のものをメールで配信してくれるもの)を登録し、このブログを含む携帯メールから更新可能なウェブサービスのアドレスを本体のアドレス帳に入れました。この端末はポケベル入力が使えるので、いつも更新しているような長文では入力できないと思いますが、それでも発信したいことぐらいはauの電波が滞らなければ更新は可能にしてあります。

 その上で、携帯電話が繋がらない場合でも災害時に役立つサービスの話を進めましょう。大災害になってしまったら、通信が維持できている事こそ奇跡と捉え、最初から携帯電話がつながらない事を想定して物事を考えるのが災害対策の基本ではないかと私は思っています。

 昨年の災害でも携帯電話があって助かったと思われる方の中には、携帯電話に搭載されているワンセグテレビによる情報の受け取りができたことが大きかったのではないでしょうか。今すぐ必要な情報をなかなかテレビは伝えてはくれないものの、一歩外から見た情報を配信してくれることで、そこからどうするかを考える際には十分役に立つ情報を配信してくれるのではないかと思います。G'zOne TYPE-Xには文字キーの裏側にカメラレンズと並んでスピーカーが配置されています。文字キー面を置いて縦にしてテレビを見ようとすると、画面が小さくなってしまうばかりか音も聞こえずらくなってしまうので、画面が横になるようにして置きながらワンセグを使えばいいでしょう。感度については、通常の携帯電話と同様で、良くも悪くもないといった印象です。電波の状況によっては画や音が飛んだような状態になってしまうことが多いので、感度のよさそうなところを見付けるために必要ならば外に出るようにするのも仕方ないでしょう。

 Dsc00152

 そして、もう一つの情報収集のためのツールがG'zOne TYPE-Xには搭載されています。そのためにぜひ用意してもらいたいのが上記写真のau用充電ケーブルです。このケーブルは引っ張ると長く伸びるようになっているもので、収納はコンパクトでもケーブル長があるので、とてもおすすめなのです。ちなみに、私はこのケーブルを100円ショップで入手しました。すでに短い充電ケーブルを持っている方でもこの種のケーブルを常備することは意外と便利に使い回せます。

 昔の携帯電話にはオーディオと同じようにイヤホンマイクを繋ぐジャックが装備されていました。イヤホンジャックの形状であれば既製品が使えて便利ですが、平型を経て、今はG'zOne TYPE-Xのように、電源充電端子を兼ねてしまっているものが出てきています。この種のイヤホンも100円ショップを探せば売っていますが、この携帯電話自体が防水をうたうものであるだけに、できるだけ端子のフタを開きたくないというのがあります。そのため、前回のレポートでも充電用の卓上ホルダの購入をおすすめしたわけですが、もし災害時に卓上ホルダを持って逃げられなかったら、いやおうなくこうした充電ケーブルを使っての充電が必要となるわけです。汎用のものはUSB端子が付いていますので、パソコンに繋いで充電するほか、外付バッテリーでもこうしたコードがあれば充電することができます。

 そして、もう一つこのコードの使い道があります。G'zOne TYPE-Xにはワンセグ機能のほかに、FMラジオの機能も付いています。ただし、本体のみでは全く放送を聞くことができません。アンテナがないとFM放送が聞けないので、G'zOne TYPE-Xではイヤホンコードをアンテナの代わりとして使っているのです。

 ただ、イヤホンがなくてもスピーカーからラジオを聞くことができます。そのために接続して使うのがアンテナとしての役割を果たす充電用の汎用コードというわけ。初期設定ではラジオの音声はイヤホンから出るようになっていますので、設定でスピーカーから音を出すように変更します。そしてケーブルを繋いで延ばし、今いる地方を選択するとプリセットされた放送局がすぐに選局されますので、しっかりと音が出てきます。ただ、地元のコミュニティFMの周波数はプリセットされていない場合が多いので、それは各々で設定してください。

Dsc00154

 ワンセグとは違ってラジオの場合は、画面を閉じてもサークルディスプレイに周波数が表示され、ちゃんと放送を聞くことができます。長時間使うことを考えると電池の持ちとの兼ね合いで、むしろこうした形でラジオとして使った方が災害時には有効ではないかと思います。地元に密着した情報はワンセグテレビよりもコミュニティFM局の方が早く発信すると思いますので、出掛ける際にはラジオを聞くためのケーブルは命綱なので、ぜひとも一緒に持っていくことをおすすめします。

2012年2月14日 (火)

G'zOne TYPE-X 導入レポート1

 何とか無事に審査をクリアしたようで、手元にG'zOne TYPE-Xがやってきました。ごついサイズの割には小さな箱という印象でしたが、やはり手に持った印象は大きかったです(^^;)。

 前の携帯電話からBluetooth経由で電話帳を移し、おサイフケータイの情報も移行を完了しました。元が携帯電話なだけに、カスタマイズして使うことはそんなにないのですが、この携帯電話は防水だけでなく耐衝撃機能も有しているので災害対策用としては十分に役に立ち、そのためのちょっとの工夫があれば、さらにいざという時に役立つと思います。

0003 

 この携帯電話だけではないのですが、待ち受け画面の一番下に、さまざまな機能を直接呼び出せる「待受ショートカット」の機能があります。最大10個までの機能が登録できるようになっていて、十字キーを下にクリックすることで最初に登録した機能がすぐに起動します。届いた端末では「アラーム」が最初に割り当てられているのですが、これを「ライト」に変更することをおすすめします。そうすれば、画面を開いて十字キーを下に押して中央の決定キーを押すだけでライトが使えるようになります。ライトを呼び出すには、サイドキー長押しでもできるのですが、ポケットに入れていると誤ってサイドキーが押されてしまう可能性も結構あるので、設定で閉じた時のキー操作を無効にしておいた方がいいように思いますので、こちらの方法をおすすめしておきます。

 このブログではさまざまな明かり(懐中電灯・ヘッドライト・ランタンなど)を紹介してきましたが、いつどこにいてもすぐに使えるようにスタンバイできるかというとなかなか難しいものがあります。基本的に常に手元にあるもので、寝ている時に何かあったとしてもまずはすぐわかるところに置いているものとなれば、やはり携帯電話が一番のグッズではないかと思います。このライトは真っ暗な中なら部屋全体を明るく照らすだけの光量は確保しており、夜に停電になった際の逃げ道を見付けるためにも、とりあえず持っていくものがどこにあるか見付けるにも実に便利です。ただこれはあくまで携帯電話ということもあり、ライトの連続点灯時間は30秒に制限されています。まあ必要な時には何回も点灯させれは済む話なのですが、別の場所に懐中電灯やランタンが用意されているなら、このライトはその捜索のために使うようにして、本体の電池を極端に減らさないように気を付けた方がいいのではないかと思います。なお、これからこの携帯電話を購入される方は、いっしょに充電ホルダも購入されることをおすすめします。就寝時にはホルダに差した状態で枕元に置いておけば、いざという時にもあわてなくて済みます。

0002_2

 さらに、あって便利だと思うものが、正面にあるサークルディスプレイです。まるでカシオのGショックを髣髴とさせるようなデザインですが、ここに表示される情報は携帯電話を開かなくてもすぐに見ることができるので、懐中時計のようにどこでも日付と時刻が見られます。サイドキーのキーロックを外せばサイドキーの操作でタイマーやストップウォッチのような機能だけでなく、G'zOne TYPE-X特有のアプリを使った電子コンパス、温度表示、日の出日の入り、月の出月の入り、満潮干潮などのさまざまな情報を表示できますので、まさにGショックの機能を持った懐中時計のような感じですね。

 もちろんこうした機能はスマートフォンのアプリでも簡単に実現できるものばかりかも知れませんが、スマートフォンは下手をしたら一日で満充電のバッテリーが空になってしまうだけでなく、手回し発電ラジオで充電できない場合があるなど、様々な電源回りの制約があります。G'zOne TYPE-X のサークルディスプレイはバックライトを使っていませんので、少々でも明かりが取れる所でならできる限り携帯電話の電池を消費せずに必要な情報を取得できるというのも心強いものです。

 とりあえず今回はこのくらいにして、次回は別の災害対策機能について紹介させていただこうかと思っています。

2012年2月13日 (月)

LAKEN クラシック・フローラ 0.6L

Dsc00149

 またまた性懲りも無く新たなボトルを増やしてしまいました(^^;)。よく行くアウトドアグッズのお店からポイントをプレゼントしてもらえるというので行ってみたところ、このボトルが図柄入りの季節商品のようで、処分品ということで980円ということだったのでつい財布の紐が緩んでしまいました。

 元々、こうしたボトルは定価で買わず、価格が下がったものを買うような形で増やしてきたので、目的を決めて買うのではなく、買ったものをどう使うかという感じで考えてきましたが、今回紹介するLAKENのアルミボトルは、以前湯たんぽとして使うことを紹介したSIGGのボトルよりも使いやすそうなので、入手のチャンスをうかがっていたのですが、はからずも今回購入することができました。

Dsc00150

 このボトルの特徴は、写真のようにかなり口が広く、キャップも大きいためそれほど力を入れずに開け閉めが可能なことでしょう。車中泊をするために車で移動する中、安全にお湯を沸かす方法として、私はアルコールを使ったアルポットが一番いいと思っているのですが、これで沸かせるお湯は800ccくらいなので、出先ですぐに湯たんぽとして使う事を考えると、ボトルの大きさとしてはこの0.6Lくらいが適当でしょう。そして、直接ボトルにお湯を入れるのにもこのくらいの口の大きさなら、人によってはそのまま入れられるでしょう。口が広いということは、中を洗う時にもSIGGと比べれば楽なのもいいですね。LAKENのボトルは定価も他のメーカーと比べても高くありませんし、個人的にはおすすめできるのではないかと思います。

 昨年もそうでしたが、車中泊ではない旅の中でも雪や氷の路面で立ち往生して身動きが取れなくなるということは可能性としてはどうしても起こってきてしまいます。そんな状況に陥った際に安全にアイドリングしながらヒーターを付けられればいいですが、ガソリンが少ない場合や積雪によりマフラーが塞がれる危険性がある場合など、就寝時にエンジンを切って暖を取る手段についても考えておくべきでしょう。雪中の立ち往生なら湯たんぽに入れるお湯は雪から作ることができるので、問題は湯沸かしの方法だけになります。車のバッテリーを使い電気ポットでお湯を作る方法は、バッテリー上がりの可能性がなければ有効かも知れませんが、あくまで緊急用という事で考えると、私が車に積んでいるアルコールを燃料とするアルポットの他、自動車用のガソリンを燃料として使えるキャンプ用のストーブもありますので、ご自身の場合はどの方法が一番いいのかというのを考えておくことも厳寒期に出掛けられる際には大切かも知れません。

2012年2月12日 (日)

スマートフォンアプリの罠

 契約電話各社は今、必死にスマートフォンを契約させそうと多くの機種を投入しているものの、ここのところの通信障害を引き起こしている原因の一つとも言えない事もありません。昨日あったauのデータ通信のトラブルは私にも少し影響がありました。

 私はスマートフォンをauでは契約していませんが、ガラケーでもメールの遅延が起こりました。送信されてから3時間ほどで到着しましたが、何か有事があった際にこのような障害が起きたら大変困るわけですが、自衛策として直接携帯メールにメールを送ってもらうのではなく、Gmailから転送するような形で設定をしておけば、とりあえず携帯電話のトラブルがあったとしても、何らかの方法でGmailにアクセスできれば何とかメールは読むことができるようになります。今回はそのやり方で先にメールを読む事ができましたので実は障害にも気付いていなかったのですが(^^;)、データがつながらない事を恐れるなら、こうした対策を練るべきでしょう。

 実は昨日はガラケーではなく、Android搭載のタプレット端末でちょっとしたトラブルに遭いました。というのも、端末の中に入れていたアプリに問題が起きたのでした。

 スマートフォンの多くにはプリインストールされていない事の多い必要なアプリがあります。まさにそうしたジャンルのアプリである、Androidの世界では大定番と言われるQRコードを読み込めるバーコードリーダーのアプリ「QRコードスキャナー」を使おうとしたところ、全くデータを読み込めなくなっているのに気付きました。あわててAndroidマーケットで確認したところ、アップデートのお知らせに従ってバージョンアップした人たちはほとんど私と同じようなトラブルに遭遇していたという事もわかりました。対応策としては作者のホームページに行き、前のバージョンのアプリを入れ直せばよいという話でしたが、そうしたやり方もわからない初心者も同じようなトラブルに巻き込まれやすいわけで、この点だけを取っても本体の設定方法がよくわからないまま導入するのが危険だという事がわかります。

 アップデートのお知らせはさも一大事のようにスマートフォンに告知されますが、そうした求めに安易に応じることによって今まで使えていたアプリが使えなくなるというのはとんでもない事です。パソコンの場合はソフトについては自動的に告知などされないので、自分の意思でアップデートするか決めるだけです。しかし、スマートフォンにもウィルス感染の危険があるという事が言われれば、ウィンドウズにおけるマイクロソフトの更新ファイル提供のように、自動的にアップデートのお知らせが来たらとにかく行なってしまう方が多いように思います。

 こうしたトラブルは今後も増える事はあっても減ることはないでしょうから、携帯電話ショップの窓口は単なる契約や機種変更だけでなく、操作方法や設定方法についての問い合わせでも多くの人がやって来るようになるでしょう。そうした対応もしっかりできると考えた上で携帯電話会社がスマートフォンを増やしているとは私にはどうしても思えないのですね。

 確かにスマートフォンは便利ではありますが、その分自分でアプリを入れたり設定を自分好みに変えたりする必要があります。基本的なはパソコンを使っている方にとっては何とか対応は可能だと思いますが、そうでない方々がいきなり持つ場合は本当に自分に使いこなせるのかを十分お考えになって導入すべきではないかと思います。

2012年2月11日 (土)

1-5 NTT docomo の契約形態は1つではない

 携帯電話3社のうち、どこを選ぶべきかという話がある場合、言うまでもありませんが、日本の携帯電話会社の中で一番大きく、広いエリアを誇っているということで、やはり最大手のドコモでということになる人は多いと思います。あまり物事を深く考えずにドコモにしてしまった方も結構多いと思います。

 また、すでに他の会社の携帯電話を持っていて、ドコモの広いエリアが羨ましいと思われている場合、そのためだけに回線を増やしたいというパターンもあるかも知れません。。よく利用するエリアではドコモしか繋がらないということであればドコモ以外の選択肢はないと思いますが、普段は別会社のエリアで十分であっても、旅先でもできるだけ圏外をなくしたいと思われているならば、そのためだけに契約することを考えることもあるでしょう。しかしながら、パケット定額まで入ったサービスを全て入れての契約というのはちょっと料金的に難しいという方は多いでしょう。旅先での心配が通話のためだけならばスマートフォンは諦めて、通常の携帯電話で通話用のプランで契約し、できるだけ月額基本料を抑えるようにするのがベストでしょう。私の場合はドコモの契約はタブレット端末が1円で購入できるという甘い文句に誘われて契約をしてしまったのですが(^^;)、契約したカードはメールすら外し、基本料金が一番安いほぼ通話専用とした後でタブレット端末には入れず、写真のSIMフリーのスマートフォンIDEOSに入れていざという時の通話用として塩漬けのようにしています。で、タブレット端末の方はどうしているかというと、ドコモとの直接の契約でなくドコモ網を借りてユーザーに提供している日本通信のデータ専用サービスを使っています。

Dsc00146

 こうした間接的にドコモ網を使うという契約のやり方は、多くの人にとってはポピュラーではありませんが、私はむしろ通話とデータ通信は分けて契約することで条件が合致すれば全てをドコモ内で契約するよりも安くなることが多いです。とりあえず、私がこの文章を書いている段階で把握しているSIMカードのみを契約によって手に入れるいくつかの契約パターンを紹介します。

・日本通信 イオン限定プラン プランA(ベストエフォート100kbps以下 月980円)
・BIGLOBE 3G 下り最大 14Mbps 上り最大 5.7Mbps スタンダードプラン 月2,770円
・BIGLOBE 3G デイタイムプラン(午前2時から午後8時)月1,770円

 このうち日本通信イオン限定プランはスピードは遅いですが、クレジット決済が必須ということはあるものの、いつ解約しても解除料はありません。BIBLOBEの場合はこの料金にプロバイダ基本料金が別にかかる上、2年間の縛り(途中で解約した場合の解除料)があります。ただどちらにしてもスマートフォン用のパケット定額プランより安価です。ただしこれらのサービスを使う場合、別にスマートフォンなどの端末が必要になってきますが、私のようにスマートフォンやタブレット端末をドコモから格安で購入し、通話用の端末を中古で入手してSIMカードを入れ替えて使えば、上記のどのプランでも同じエリア内での通信をドコモが提供するよりも安く使えるようになります。ここまで説明してきた条件をクリアできるなら、こうしたプランでデータ通信専用の端末を使うというのも一つの方法でしょう。

 そして、今後に向けてドコモが展開する新しいクロッシィサービスの拡張に伴い、ドコモ回線を借りてのサービスがクロッシィでも行なわれるようになれば、さらに高速の通信を安く使えるようになる可能性も出てきます。そういったこともあるので、今回紹介した2年間という長い期間を一つのデータ通信に依存するというのは、後で後悔する場合も出てくるかも知れません。他の会社でデータ通信プランを契約してしまっている場合も、できればサービスはコンパクトにまとまった方がいいと思いますので、今後の状況に注目しながら現状でのベストプランを見付けてみましょう。

(2012.2.16 追記)

 ドコモの回線をかりてサービスを展開するパターンで、新たなサービスが出てきました。IIJmio が提供する予定の「ミニマムスタート128プラン」は、月額945円で、下り最大128kbps(理論値)という日本通信のイオンAプランより安くて早い設定になっています。さらに、クロッシィ対応端末でも使え、高速の通信ができるようです。こちらのサービスも契約の長さによる縛りなどはないので、今後はこのプランが注目を集めることになるでしょう。実際の速度や使い勝手などはこれからですが、他社の対抗ブランを含めこうした月額千円以下の基本料プランに注目しておきたいですね。

2012年2月10日 (金)

エステー エアカウンターS 到着レポート

 発売前からかなり注目を浴びていた放射線測定器「エアカウンターS」が発売になりました。ネットからの情報で、売り出しの状況から2割くらいの値引きがされているということもあり、予約により購入し昨日無事に到着しました。

Dsc00139

 このような箱に入っていますが、中には本体と説明書、放射能について解説されたハンドブックの他、テスト用の単三アルカリ電池が入っているのみです。最初、どうやって電池を入れるのか悩みましたが、これは取扱説明書をしっかり読んで解決しました(^^)。青色のカバーを回すことで電池ボックスが開きます。例によって付属のテスト用電池は使わずに、エネループでもエボルタでもないニッケル水素電池を入れたところ問題なく動きました。ちなみに、メーカーではエネループでの動作確認をしているようですので、心配な方は素直にエネループを使った方がいいのかも知れませんね。

Dsc00140

 本体の大きさは写真の電池と比べてみていただければわかりやすいかと思いますが、長さが17センチとちょっと大きめという感じで、しっかりと手になじむ感じです。本体脇のスライドスイッチにより電源が入り、地面からだいたい1メートルぐらい離し、水平に構えると指定の秒数(35秒で予測数値が表示されます)のカウントが画面表示され、カウントが完了したところで数値が表示されます。ランプ点灯中は予測の数値で、消灯したところが確定値となり、以降10秒ごとに平均値として更新されます。

Dsc00141

 説明書には数字の見方は詳しく書いてはいませんが、自宅周辺で測ったところ0.05~0.09μSv/h(マイクロシーベルト毎時)と、場所によって幅がありました。ちなみに、私の住んでいる静岡市の過去平常値の範囲は0.0281~0.0765μSv/hとなっていますが、この測定器自体の誤差が±20%もあります。写真のように数値で出てくることで気になるところですが、高かったところは雨が降った後もきれいにしていないベランダの一部で、日常生活の中でその場所に長時間留まることはありえないので、ほぼ問題はないだろうと思います。

 ちなみに、この測定器は身の回りの空間の放射線(ガンマ線)を簡易的に把握するためのもので、あくまで目安を測るためのものです。そして、内部被爆に関わる、食糧や水に含まれる放射性物質の判定器具ではありません。実際には、家族が家の中で移動する場所や、お子さんたちが遊びに行き、留まるような場所など、普段の生活の中でどこにどの程度の放射線があるかというのを数値として確認するために使うのがいいだろうと思います。そして、ここは車中泊のブログということで旅先での使い方ということについて考えてみると、就寝のため車の駐車場所を探す際、この測定器を使って周辺と比べて極度に放射線数値の高いところを避けるためには有効になることでしょう。

 レジャー用途としてはキャンプなどへ行かれる場合でもどこへテントを設営するのかという判断基準になるでしょうし、お子さんを遊ばせるような場合も測定した数値の高い場所から遠ざけるための判断を促すこともできます。今後、エステーではこの測定器のユーザーが簡単に数値をアップし多くの人と共有させることができるため、新たなサイト「エアカウンターリポート」を立ち上げる予定だとのことです。GPS内蔵の携帯電話やスマートフォンからアップすることで、全国の簡易測定記録を多くの人で共有できるというのは、逆にこの測定器を持っていない人でも十分にその恩恵を得られる取り組みとして評価できます。当初は2012年1月10日から開始の予定だったようですが、延期の報告がメーカーのホームページから上がっていますので、早めのサービス開始が期待されますね。

2012年2月 9日 (木)

CASIO G'zOne TYPE-X

 防災用品と一口に言っても、備蓄することにより効果を発揮するものや、常に手元に置いておきたいものなどさまざまな範囲があります。これからどのような災害に各々が襲われるかはまったくわからないということもありますので、ここでこうして紹介しているようなものも全く無駄な準備に終わる可能性さえあります。

 そんな中、私たちが活動している中、常に手元にあるものはと考えると、個人的にはスマートフォンよりも携帯電話ということになります。いざという時に持っていて頼りになる携帯電話ということで考えてみると、以下のような条件を多く満たすことでさらなる安心に繋がります。

・電池容量が大きいもの
・簡単に充電できるもの(アダプタが必要になる独自規格の端子は×)
・ワンセグ対応
・おサイフケータイ対応
・防水機能
・防塵機能
・耐衝撃性能

 特に最後の3つの条件というのは、大雨に降られたり、海や川に落ちたりして泥だらけになっても電話としての機能を利用できるかどうかの分かれ道で、あればそれに越したことはありません。現在は防水機能を搭載した携帯電話やスマートフォンが多くありますが、落下して本体にひずみができた場合、その隙間から水は簡単に侵入して電話としては使えなくなってしまう危険性をはらんでいます。ここまでの性能を有する携帯電話はかなりごついものになってしまいますが、非常時にはそんな事など言っていられなくなるわけで、心配な方はタフな携帯電話の導入を模索するべきではないかと思います。

Gzonex

 今回、具体的なリンクは貼りませんが、auのオンラインショップですでに店頭から消えて久しいタフネス携帯「CASIO G'zOne TYPE-X」が新規・乗り換え・機種変更のどれでも2012年2月8日現在、購入できるようになっています。恐らく旧機種を使っているauのユーザー対策だろうと思いますが(古い携帯電話の場合、今の携帯電話に変えないと使えなくなるため)、この端末は防水・防塵・耐衝撃性において日本ではこれ以上の携帯電話はないと言えるほど頑丈です。機能的にもほぼすべて入りといってもよく、上で挙げさせていただいた条件を全てカバーする他、カメラの性能も上がっていますしWi-Fi WINも使えるようになっているので、とりあえず昨日オンラインショップから機種変更の手続きをしてみました。こちらの契約状況などの確認をされると思うのでまだ確実に手に入るということではないのですが、手に入ったら予備電池のストックがなくなるまで使い倒そうと思っています。

 今後の携帯電話各社の端末の作り方や売り方はどうなるかわかりませんが、高性能を欲すればスマートフォン、通話のみのシンプルさを求めるなら従来の携帯電話というような住み分けがされてしまった場合、もうこのような携帯電話は発売される余地がなくなってしまうので、できれば災害用として生産は続けてほしいと切に思うところです。そうは言っても単なるユーザーの要望などはなかなか叶わないものですので、水没や落下などで携帯電話が使えなくなって大変な思いをした方や、災害用の携帯電話や悪天候の下で使えるカメラとして用意しておきたい方は、あると安心できるでしょう。オンラインショップはauのホームページからリンクがないようですが、興味のある方は頑張って購入先を探してみてください(^^)。

2012年2月 8日 (水)

NEC Aterm WM3600R

 今や携帯電話およびPHSは、格安の料金で使うためにはほぼ例外なく2年間の契約を前提とし、途中での解約には違約金がかかるようになっています。そうした状況をうまく使うためには、2年ごとに契約を見直すことが必要になってくるわけですが、2年間と簡単に言っても、その間には実に多くの新製品や新しい技術が出たりするといくら魅力的であっても今の契約が満了するまで我慢しなければなりません。

 携帯電話を通話を主として使っている場合は今以上の劇的な進化というのはそうそうないと思いますので、例えばソフトバンクのホワイトプラン980円のみのプランを長期間維持するという選択も十分にあり得ます。しかしながら、スマートフォンとセットされている高速通信サービスについては、今後ますます新しく快適な技術が導入されていくことが予想されます。そう考えるとできるだけ長期契約に縛られることなく安く導入したいというのが正直なところです。

Dsc00131

 今回、今まで使っていたWimaxのプロバイダを切り替えることにしました。というのも、以前このページでも紹介していたNECの新しいWimax用ルータWM3600Rが2012年2月から発売されたということと、今まで使っているプロバイダが年間契約を満了し、解約しても違約金がかからない更新月になったということがあります。Wimaxの事業者の場合、いつでも解約できる通常料金の他、1年契約や2年契約のプランもあります。もし購入翌月に新しいサービスが発表されたとしても、1年契約ならまだ我慢もできようというものです。今回はso-netでの契約を選んだのですが、そのためso-net限定モデルということで、写真のようなPostPetのキャラクターがデザインされたモデルも選べるようになっています。今回は最初からクレイドルが付いたセットを購入したことで多少の負担はありますが、プロバイダによってはクレイドルセットでも端末代や初期手数料がサービスされるところもあります。自宅で使っているプロバイダがWimaxのサービスを行なっている場合は月額費用も多少安くなりますので、十分に吟味した上で加入するかどうかの判断となるでしょう。

Dsc00132

 WM3600Rと旧モデルの3500との変更点ですが、写真のように一回りサイズが小さくなったことのほか、満充電での連続使用時間が10時間となり、通常の起動時間は1分程度ながら、休止状態を選ぶことで15秒程度ですぐ使えるようになるなど、モバイルでの使い勝手が向上しています。パソコン用だけでなくアンドロイド用のツールがあり、電池の状況を確認したりWimaxとWi-Fiの切り替え、モデム本体を休止状態にするなどの操作ができます。

 スマートォンやWi-Fi対応の携帯電話と一緒に使えば、使いたい時にすぐに使えるようになるので、Wimaxのエリア内の移動がほとんどなら動画を含む大きいファイルのコンテンツでも快適に使えます。月額料金はどこのプロバイダを選んでも1年契約でだいたい3,800円前後で使えるので、Wi-Fi専用のタブレットなどでもそれほど違和感なくモバイル通信できます。メールをすぐ受け取りたいような場合にはその都度接続するやり方は不満があるかも知れませんが、これも携帯電話の方でメール定額を付けた端末の方に転送しておけば、それほど問題にはならないでしょう。携帯でメールを受け取ったらこのモデムのスイッチを入れて、パソコンやスマートフォン、タブレット端末経由で返信するというようなやり方でも十分カバーできるのではないでしょうか。

 旅先でももしWimaxのエリアで車中泊ができるようなら、パソコンを車内に持ち込めばほとんど自宅にいる時と同じ環境が実現します。情報収集だけでなく暇つぶしに動画を見るとか(^^;)、どれだけデータのやりとりをしても大丈夫なWimaxの強みが出てくると思います。

Dsc00134

 また、車内にテレビを持ち込んでいる方もいるかも知れませんが、その際はインターネット接続可能なLANポートのあるものにし、ルータのみでなくクレイドルとセットで購入すれば、テレビからLANケーブルを使ったネット接続ができるだけでなく、オンデマンド配信のサービスも利用できます。もちろん、写真のように自宅のテレビにつなげてネット関連のサービスを利用するというのもありです。このやり方は単にケーブルでつなぐだけでよく、細かい設定などは必要ありません。出先に普通のテレビを持ち込んで見る場合は電波の具合で見え方にかなり影響を受けますが、ネットが安定して繋がる場所であれば、どの程度のスピードが出るかにもよりますが、本放送は見られないものの、おおむね配信される番組は良好に見られると思います。今回紹介したルータを含め、WM3600Rを含む最近のルータは電波が弱いところでも快適に使えるというWimaxハイパワー機能が導入されることで、自宅に設置して使うことも考慮されています。今後のさらなる進化の度合いによっては、わざわざ高いお金を出して光インターネットに変えなくても低速の光接続に匹敵するようなスピードも出先で可能かも知れません。そうした新しい技術が出てきた時のために、こうしたモバイル通信サービスは短期間拘束の料金プランで継続しておいた方が結局はお得だと思います。スマートフォンとセットでのテザリングサービスもいいですが、以上のような事も考えながら選んでみてくださいね。

2012年2月 7日 (火)

電池劣化の説明責任は?

 アメリカのロサンゼルス郡地裁は、ホンダのハイブリッド車を購入した女性の訴えについて注目すべき命令をホンダに出しました。その女性は2006年モデルのシビックを購入し、広告ではリッター約21キロと宣伝していたものの、バッテリーが劣化するに従ってリッター13キロ以下に燃費が落ちたため、差額のガソリン代を請求するための訴訟を起こし、結果986ドルの賠償を勝ち取ったのだそう。

 これだけの事実を見ると、訴えるほうがどうかしていると思われる方は多いでしょうし、当のホンダも上告する意思は固いようです。電池は劣化していくのに従ってアシスト機能が働かなくなり、結果として燃費が落ちることは普通に予想できますが、まさかこんな感じで訴訟を起こされるとはホンダも思っていなかったのではないでしょうか。しかしこれは対岸の火事ではないような気がします。というのも、今の日本においても実に興味深い宣伝活動が行なわれているからです。

 というのも、今の日本のハイブリッド車は家庭用のコンセントから充電できるプラグインハイブリッド車が出てきて、ありえない燃費性能をうたっています。あくまで一つの例として挙げさせていただきますと、プリウスのプラグインハイブリッド車などは、ガソリンをほとんど使わないEVモードというのがあるそうです。そのモードで使っていれば、リッター60キロという驚異の燃費となり、報道でもこの数字が一人歩きしていたような感じを私は受けました。そんな印象をもとにトヨタのホームページで確認したところ、運転方法やエアコンの可動、道路状況などで燃費は変化する旨の記載はあるものの、バッテリーについては「リチウムイオンバッテリーの状態」としか書かれておらず、バッテリーが劣化したらどうなるのかという説明は驚異的な燃費の書かれたページには一切書いてありませんでした(2012年2月6日現在)。使用頻度にもよりますが、今回のような訴えが出るくらいバッテリーを酷使したまま交換をしなかった場合、リッター60キロのモードは使用できなくなるのではないかと思いますし、ハイブリッドでないエコカーと比較できるレベル以下の、かなりガソリンを消費する車になりさがる可能性は高いと言わざるを得ません。そういったプラグインハイブリッドを乗り続ける事に対する不安な点を、販売するにあたりきちんと説明してきたのかというのがまずは企業が確認しなければならないでしょうし、今後の日本のメーカーが特に海外で営業活動をするなら、こうしたディメリットをきちんと説明していかないと、さらなるトラブルが待っていることでしょう。

 それにしても、購入して(おそらく新車だと思いますが)5年ちょっとで最大のメリットである燃費ががた落ちになってしまうというのは、かなり買った人のショックが大きいでしょうね。その点については訴訟を起こした女性に同情します。今の日本のテレビでは連日ハイブリッド車や電気自動車についてのコマーシャルを流し、それほど批判をすることもせずに普及を煽っているようにも思えるのですが、このままでいいのかという気もします。昨年あたり政府の補助金のおかげでで売れまくったハイブリッドカーが電池寿命を迎えたら、ちょっとした社会問題になってしまうのではないかと思うと、人事ながら心配になってしまいます。すでにハイブリッド車を新車で買ってしまっている方は、下取りや買い取りで評価されるうちに乗り換えるのが無難だと私は思うのですが(^^;)。

2012年2月 6日 (月)

1-4 auの独自性とSIMカード

 携帯電話というのは電話そのもので通話やデータ通信ができるわけでなく、さまざまな端末の中に小さなSIMカードと呼ばれるカードを挿入することによって電話としての機能が使えるようになっています。SIMカードの形状は普通サイズとマイクロサイズがありますが、それぞれの電話事業者のSIMカードは同じ会社の端末でないと使えないというのがいわゆる「SIMロック」と呼ばれている仕組みです。

 今の日本ではそれぞれの携帯電話会社で携帯電話やスマートフォンを販売しているため、当たり前のように携帯電話会社のロゴが入った電話を使っているわけですが、こうした制限をなくしていこうという動きもあります。ただ、日本の携帯電話サービスは独自のメールやウェブ接続のサービスがあり、現状ではドコモとソフトバンクの携帯電話やスマートフォンならSIMロックを外せば通話はできるようになるものの、普通の携帯電話特有のメールやウェブ接続は使えないという落とし穴もあります。

 auはドコモやソフトバンクのように、気軽に別の端末とSIMカードを入れかえて使うことができないようになっています。会社をまたいで別のカードを入れて使えないようになっているだけでなく、例えば中古ショップでSIMカードのない本体のみという、いわゆる白ロムを買ってきて、自分の電話に入っているカードを入れ替えたとしても、そのままでは電話として使えません。使いたい場合はauのショップへ出向き、使いたい端末を持ち込んで有料で登録してもらう必要があるのです。

 普通に考えると、お金を出して中古としてでも買ったものについてでさえ、有料で登録が必要というのは納得のいかない点もあるでしょう。しかしながら話はそう単純ではありません。その昔、携帯電話ショップを狙った窃盗団が横行したことがあります。まだ登録していない携帯電話をごっそり盗み、それを売りさばくことで金を稼ごうとしていた人が多くいたのです。最新の携帯電話やスマートフォンは、本体の価格が6万とか7万とか、かなり高い値段でユーザーが月賦で購入しており、出たばかりの端末の白ロムということでは、やはりそれくらい出しても欲しい人がいるため、安く最新機種を仕入れることができさえすれば、おもしろいくらいに儲かるでしょう。

 ただ、現在では携帯電話会社はそうした素性のわからない携帯電話本体についての対策を行なっています。別の可能性として、料金の支払いが滞った契約の端末を、ネットオークションで売ることで手っとり早くお金を得る方法というのも以前は横行していました。ドコモやソフトバンクの場合、識別番号が盗難品として登録されたものや、まだ割賦契約の料金が支払い済みでないまま放置されているような端末は、正規のSIMカードを入れても全ての機能が使えないようにロックがかけられる「赤ロム」という処理がされるようになり、これはオークションに出ているものだけでなく、お店に置かれているものでも同じような可能性は残っているのです。今後中古の携帯電話やスマートフォンを購入する場合、ドコモやソフトバンクのものの場合はこうしたリスクを購入時には負わなければならないという事も覚えておいた方がいいでしょう。

 その点auは電話として使うためには必ずショップの手続きを通す必要があるため、中古の白ロムであってもショップで手続きさえ通ってしまえば、使っている中で突然赤ロムになって使えなくなるような心配をする必要がありません(ただし盗品や料金未納の端末の場合は手続き自体ができないので、手続ができない場合の保証のあるショップで購入するのが無難です)。ただ、ドコモやソフトバンクのように、今使っている携帯電話が壊れた時にSIMカードを入れかえて使える端末の範囲が狭いので、修理補償のサービスにはちゃんと入っておいた方がいいでしょう。

 こういった事情をわかって使うというのが基本になりますが、私が契約しているのはスマートフォンではない普通の携帯電話で、メールのやりとりが定額の「プランEシンプル」にメールやウェブを使う前提となる「EZ WIN」をまず組み合わせます。スマートフォンで読むことのできるGmailのほとんどをauのアドレスに転送させていますので、メール定額でないとそれだけで3千~5千円もパケット料金がかかってしまうのでこれは外せません。スマートフォンを持っていれば携帯メールはいらないだろうということもあるのかも知れませんが、いざという場合にはスマートフォンよりも携帯電話の方が充電も少ない電力でできますし、メールだけでもブログの更新やTwitterもできますので、他の回線をスマートフォンにしたとしてもauは携帯電話のまま行くと思います。さらに、auしか格安でのサービスを展開していない携帯電話によるWi-Fi通信サービス「WiFi WIN」のオプションサービスを契約しています。このサービスが画期的なのは、一切携帯電話のパケット通信を使わず、携帯電話によるウェブ接続が可能になることです。auの携帯電話がネットに接続する場合、設定をしておけばwebに繋がる前に暗証番号の入力が必要なように設定できます。先に携帯電話を無線LANに接続しておけば、ネット経由で動画を見ようがおサイフケータイやアプリを使おうが全て無線LAN経由となりパケット料金の請求がされないのです。さまざまなメールサービスを受けるためにはいったん携帯ブラウザによるネット接続が必要な場合がありますが、そうしたことは自宅や公衆無線接続の可能の場所の他、テザリングのできるスマートフォンやイーモバイル・Wimaxなどの無線ルータがあれば外でも問題なくできるのです。

 唯一の難点は、このWiFi WINが使える機種が限られていることですが、私はこのサービスのおかげで、携帯補償サービスを付けても月2千円弱でメール及び携帯サイトへの接続(おサイフケータイ含む)に困ることはありません。WiFi WINサービスの今後が心配ではありますが、最低限のネット接続をスマートフォン以外で安く使いたいと思われる場合はこのサービスに無線ルーターを使ったインターネットを使った方が、多少はめんどくさくなるものの、全てを一台でまとめるよりも利便性は高くなるでしょう。私はこうした文章を書くためでもないのですが、一通り携帯電話会社と契約をしてしまっているのですが(^^;)、とりあえず一台携帯電話を契約したいという場合は、WiFi WINが使える携帯電話がまだ手に入るうちはおすすめすると思います。

 その場合、メールは即時受信の携帯メールを使わずにウェブメールで済ますのなら、基本プランを無料通話ありのプランや、同社間の通話定額プランにするのも面白いでしょう。なお、WiFi WINを使う場合は必ずEZ WINにも加入しなければウェブ接続ができませんので契約の際にはご注意ください。

(追記 2012.2.14)

0001

 以上のように述べた携帯電話の使い勝手を貫くため、防水防塵耐衝撃性を兼ね備えた上でWiFi WINも使えるというG'zOne TYPE-Xに機種変更しました。詳しくは別のカテゴリーで紹介しますが、今回この携帯電話にしたことで、当分は今のパターンの契約を続けようと思っています。キャリアを選ぶ際には回線の安定感やサービスを考慮する向きも多いかと思いますが、他のキャリアにはこんなに頑丈な端末はないわけで、端末でキャリアを選ぶのも十分あり得ると思います。

2012年2月 5日 (日)

1-3 ソフトバンクの今後の展開は?

 携帯電話の会社を私たちが選ぶにあたり、少なくともそれが通信という私たちの生活から切り離せないライフラインであるということから、本来は電話自体のつながりやすさやエリアが重視されるということは当然のことでしょう。ただ、携帯電話と比べるとエリアに不安のあるPHS事業者も経営を続けていける現状もあり、人々の行動範囲の中にエリアがあればいいと割り切ることもできます。そんな考え方で行くと、都市部を活動範囲にしている人たちから見ると、3社ある携帯電話会社のうちどこを選んでも同じだという考え方になるのも仕方ないところで、そこであのソフトバンクのコマーシャルや契約時にもらえるプレゼントが意味を持ってくるのです。

 ソフトバンクが携帯電話の事業に乗り出してすぐに出してきたのが時間制限付ではありますが、月980円で同社間の携帯電話同士の通話が無料という「ホワイトプラン」で、他社にはそんなプランはありませんでしたから、家族や友人同士くらいしか電話しないという人を中心に携帯電話会社の乗換えがかなりの数発生しました。かくいう私もその当時に家族や知り合いの中で示し合わせてソフトバンクの携帯電話を持つことにしました。このようにして獲得した顧客は、家族や友人全体が乗り換えない限り移りたくても移れませんから、やはり先発の強みというのはあります。こうした思い切ったプランを打ち出すことのできる経営というのは一時は他社を凌駕していたと思います。今はありませんが、契約から2年間は最低料金月8円で維持できるようにして売り出した事もありました。これもとにかく契約者数を増やすためのなりふり構わないやり方だと言えますが、そういったやり方に加えテレビコマーシャルのイメージ戦略や、iPhoneを早く使いたいという人に本体を日本で一番早く提供するなど、他社にはなかなか真似できないやり方で顧客を増やしてきたとも言えると思います。

 しかしながら、同社間の通話無料を他の会社も行ない、iPhoneをauが出していく中、基本的なインフラの整備が急がれるとともに、ソフトバンクが逆に他社に追随できないものがあります。それがスマートフォンによるテザリングなんですね。

 もちろんこれはソフトバンクだけの問題ではありません。スマートフォンユーザーの増大による通信インフラの整備は大きな問題で、ドコモはクロッシィに移行することを明言し、auはWimaxを組み込むことで対処しようとしています。最初に紹介したように、両社はすでにスマートフォンにこうした通信方法を組み込んで、携帯電話網の負担を減らすとともに、高速通信でのテザリングを提供しています。ソフトバンクもそうした高速データ通信をウィルコムを吸収することでAXGPという通信方式を展開してはいるものの、現在は主にデータ通信専用の端末によってサービスを行なっています。近い将来には同社のスマートフォンにでも使えるようにするというアナウンスはありますが、データ通信のスマートフォン対応の遅れは気がかりであり、更にこうした高速通信のサービスエリアを拡充できるのかなど今後に向けての課題というのもも徐々にではありますが見えてきつつあります。

 データ通信偏重の流れがソフトバンクを苦境に追い込んでいるかもと思ってしまうのですが、ソフトバンクがおかしなことになればその配下にいるウィルコムも影響を受けると思うので、まずは旅先でも他の2社並みにつながるような回線の整備をお願いしたいところです。個人的にはホワイトプランを契約した端末を便利に使わせていただいているとともに、番号が知り合いにも教えてあるため、メールなしの通話のみプランで維持していますが、今後のデータ通信への取りくみ具合いによってはメイン回線になる可能性もあります。とにかく、ソフトバンクには他の2社と肩を並べるよう、様々なサービスを拡充していって欲しいと思っています。

(2012.2.7追記)

 現状でソフトバンクの端末はホワイトプラン適用時間にのみ通話するためか、番号を知らせてある知り合いのために携帯しています。

Dsc00138

 ただ、通話自体はウィルコムのソキウスで発着信ともまかなえるので、Bluetoothが使えるものであれば何でもいいのですが、コンパクトサイズの816SHをポケットに放り込んでいます。

 携帯電話自体がスマートフォンに置き換わっている中、シンプルでBluetoothが使えるこういった端末は通話のためには本当に役に立ちます。さすがにもう新品で購入することはできないので、大切に使い続けようと思っています。

2012年2月 4日 (土)

ソニーはどこへ行くのか

 ソニーの社長が交代したことがニュースになっていますが、やはりというかものづくりをしていた方面の人ではないようですね。私の場合はソニーはソフトやゲーム関連の会社ではなく、バラ色の未来を私たちに見せてくれるような電化製品の数々を出してくれるメーカーという認識でした。今でもソニーの日本製のラジオについては信頼して使っていますし、このブログでも過去の素晴らしいラジオについてはたびたび紹介させていただいております。

 しかしながら、あの大震災からもうすぐ1年経とうとしているにも関わらず、今だに災害用ラジオの新たな形というものはソニーから提示されていません。一応新製品として手回し充電機能の付いたICF-B03というのが出たようですが、形状は前々機種および前機種と全く変わらず、詳細を確認すると、携帯電話の充電だけでなく一部のスマートフォンにも充電できるような改良があったとのこと(iPhoneと一部のスマートフォンには対応していないとのこと(^^;)。はっきりとは断言できませんが、これは単に100円ショップで売っているようなマイクロUSB端子の付いたケーブルが付いているだけなのかとも思えてしまいます)。あと、これは本体機能とは全く関係ありませんが、緊急用のホイッスルが付属する程度で、相変わらず内蔵の充電池が寿命を迎えたら実質的には電池駆動できる携帯電話充電器に成り下がってしまうポテンシャルの低さです。さらに言うと携帯充電用のケーブルは独自仕様なので、いざという時にケーブルを無くしてしまったら携帯電話やスマートフォンの充電さえできないという災害に不向きな傾向もそのまま前機種から引き継いでいます。今このようなラジオを買うなら、汎用のUSBケーブルが使える東芝の災害用ラジオの方がまだましでしょうが、はっきり言って今売り出されているソニーのラジオがアジアや世界のマーケットに並んだとしても、ブランドイメージだけで今後も選ばれるかどうか怪しいものです。ラジオなどテレビ以上に1つ買ってしまえばそれ以上に必要とされないもので、儲けにならないことはわかりますが、そうして創業時からのイメージを崩していくことが全体的なブランドイメージの崩壊につながり、長い目でみた会社の業績とつながってくることもまた確かでありましょう。

 昨日あたりのニュースでは、パナソニックやシャープでもかなりの赤字を出しているとのことですが、もう少し国内のユーザーに向けた魅力ある製品開発をしてくれていたら多少は違ったのではないかと思うのですが。今後の日本では家庭における電力消費の意識が変わり、ラジオに限らず家庭用のコンセントに依存しないような製品全般が災害用途としてニーズは多いと思うのですが、社長の交代でソニーのラジオはどうなってしまうのか、そこのところが何よりも気になったりします。注文生産でもいいですから、災害用として本気になったソニーのラジオがぜひ見てみたいものですが。

2012年2月 3日 (金)

1-2 ウィルコムの活用法を考える

 携帯電話各社の話をする前に、PHSという携帯電話とは違うシステムを使っているウィルコムについて先に紹介することにしました。PHSというと普通に携帯電話を使っている方にとっては違和感のある選択かも知れませんが、組み合わせ方によっては便利に使えると私は思っています。

 前回書かせていただいたスマートフォンで実現できる条件の中で、唯一完全でないのが普通の通話に関するものでした。今のところドコモは同じドコモ同士なら24時間定額のコースがあるものの、auとソフトバンクについては、午後9時から翌日の午前1時までは同社の携帯電話に掛けても別料金が発生します。むろん、そうしたところでの収入を見込んでの携帯電話会社の思惑のあるプランであるわけなのですが、利用する側としてはできるだけ余分なお金を払いたくないというのが正直なところでしょう。

 携帯電話でどの程度通話されるかによって変わってきますが、家族や友人で同じ携帯電話会社に契約しておいて、別料金を適用される時間に話さなければお金はかかりませんので、それだけで済めばウィルコムの入る余地はありません。しかし、家族以外にさまざまなところに掛けなくてはいけない利用の仕方をしている場合は、その分の料金を支払うか(ソフトバンクのダブルホワイトという選択肢もありますが)、同キャリアの無料通話発信用プランを諦めて、毎月使う通話料をうまく補填するぐらいの無料通話がセットされたプランで契約するかどちらかを選ぶのが一般的だと思います。

 また、無料通話はないかわりにメールの発着信が定額という基本料を抑えたプランも存在しますが、今回私がおすすめしたいのは、そうしたメール定額のプランか、1,000円分だけ無料通話が付いた格安基本料のプランを利用して、もう一台買い増しでウィルコムを契約するというパターンです。

 ウィルコムの特徴として、月1,450円のプランで同じキャリア同士が24時間定額(1回あたり2時間45分を超える場合は超過分別料金になります)で、オプションとして月980円の「誰とでも定額」を付けると、一部の回線をのぞき、他の携帯電話や一般電話にも10分以内なら月500回までは追加料金がかかりません。一つの例として、現在ドコモの「タイプLバリュー」(月4,200円で無料通信6,300円分)を契約している場合、基本契約を「タイプSSバリュー」(月980円で無料通信分1,050円)に変更し、ウィルコムとの二台持ちにすればウィルコムがほぼ繋がるところで電話できるならば、いざという時のための無料通信分を確保しながらほぼ定額の通話プランが完成します。もし携帯電話の機能として、ヘッドセットマイクでのBluetooth通信をサポートしている場合には、ウィルコムの端末のうちでWX01S <SOCIUS:ソキウス>を選べば、ウィルコムの端末の方で携帯電話の発着信もできるようになりますので、携帯電話の番号しか知らない人からの連絡でもスムーズに受けられ、すぐにウィルコム経由でコールバックすることによってもう一つの番号も知らせることができます。

 ここまでは、かなり通話をする人にしかウィルコムとの2台持ちはメリットがないような書き方をしましたが、これを書いている現在のキャンペーンとして、2012年3月31日までは同時に3台までの契約で基本料金が無料となるキャンペーンが行なわれています。追加の契約の場合、だれとでも定額を付けるにはそれぞれ980円の支払が発生しますが、もし御家族で3台同時に契約するような場合は一台あたりの費用は1,500円弱となり、上記に例としてあげさせていただいたドコモのプランで言うと、「タイプMバリュー」あたりでも十分2台持ちの効果が出てきます。これも、家族の移動範囲がウィルコムのサービスエリア内で間に合うかという問題もあるものの、お子さんが電話とメールで携帯電話のお金がかかって困ると嘆いている親御さんにとっては、10分間という時間制限に気を付ければ、ネットを見ない限り月980円しかかかりませんので、それほど大変でない家計の圧縮策として考えておいて損はないでしょう。そもそも、通話中心に友達とのコミュニケーションを楽しもうとすでに友人同士で通話はウィルコムというように、お子さんの方が先にウィルコムに変更しているところも結構あるのではないかと思いますが。

 また、携帯電話について、特に最大手のドコモで通信に関するトラブルが頻発したことでむしろ都市部において、今後データ通信量の増大によるトラブルが再度起こるのではないかという不安を私は持っています。天災で物理的にケーブルや施設が壊れてしまったなら仕方ありませんが、そうでない場合なら、通話についてもバックアップ回線を用意しておくという意味で、携帯電話と一線を画すウィルコムの電話を併用することはいざという時に頼りになるという側面もあります。以前はデータ通信用として使われていたウィルコムですが、現在は基本料だけでも無制限にメールの送受信ができるところにその名残があるくらいで、通話用としての利用が一般的になりました。携帯電話との二台持ちを毛嫌いする向きもあるかも知れませんが、ここまで書いてきたようなウィルコムの特徴を十分に理解した上で選ぶのも一つの方法です。

(2012.2.7追記)

 今後、私自身の契約内容の変更や機種変更した機器などを追記という形で紹介していきます。これを書いている現在、私が使っている端末、WX01S(ソキウス)です。

Dsc00136

 本文中にも書きましたが、通話を他の携帯電話をまとめて受けられるようにすることで、とにかくこのソキウスが鳴ったら取ればいいですし、携帯電話の方から掛けたい場合でも、ソキウスから発信する機種を選ぶことができます。

 こうした機能が広く受け入れられることによって、防水機能が付いたような後継機が出てくれれば機種変更もと考えてはいるものの、当分は通話専用のメイン端末として使っていくことになると思います。今後のウィルコムの方針があくまで通話中心にサービスを展開していくならば、ぜひとも通話に特化したさまざまな魅力的な端末を出してほしいですね。

2012年2月 2日 (木)

1-1 携帯電話およびPHSを選ぶ前に

 普段使いが主ではあるものの、旅にも便利に使え、しかもいざという時に役に立つように携帯電話・PHSを選ぶと一言で言っても結構大変です。その人その人によって通話が主なのかメールとデータ通信が中心なのかによっても変わってきてしまうものですから。

 昨年あたりから携帯電話からスマートフォンに移行することが当然のような風潮もありますが、通話とメールだけでなくパソコンでできることまで一つにまとめられるメリットがあるものの、便利だからと使いまくると電池がもたないなどの問題も出てきます。特に電源の問題は常に充電ができるわけでない旅の際には致命的な影響を及ぼす場合もあります。

 車での旅と言っても災害や天候の急変により助けを呼ぶような場合に備え、データ通信が使えなくても音声通話はできるように用意しておくことが必要といえば必要でしょう。電池の消耗に備え、内蔵電池を充電できるように外付けのバッテリーを用意することがまずは大切です。その際、普通の携帯電話を充電できるバッテリーではスマートフォンの充電ができない場合が多いですから、スマートフォンに機種変更を考えられている方は、スマートフォン対応の外付バッテリーを選ぶようにしましょう。なお、外付バッテリーについては稿を改めて解説させていただきたいと思います。

 さて、話を携帯電話にもどしますと、電話関連を一つのスマートフォンにまとめる場合、最大限どの程度のことができて、その場合どれくらいの費用がかかるのかというのをまずは考えることが大切だと思います。というのも、いわば最大でこれくらいかかるという費用を把握しておけば、自分にはいらない機能を引いていき、月額費用にどれくらいの差があるかだいたいのイメージがわくからです。では、最大限とはどういうことかといいますと、以下のような事が思い浮かびます。

・通話料が定額
・通信スピードは従来の携帯電話より速い
・メール、ウェブが使い放題
・スマートフォンだけでなく、パソコンや他の端末でも使い放題可能(テザリング)

 以上のような何でもありのプランを一台のスマートフォンに任せるためには、これを書いている2012年2月現在ではNTTdocomoの新しいデータ通信サービスの「Xi(クロッシイ)」と、auの提供する「+Wimax」のサービスが使えるスマートフォンを導入することが一番近いと言えるでしょう。ちなみに、ソフトバンクのスマートフォンではテザリングが可能な端末が存在しないので除外させていただき、イーモバイルやウィルコムについてはエリアの関係から考慮しませんでした。

 ドコモの場合は同じドコモの携帯電話と24時間通話定額のオプション契約を付けて月額が約8千円弱となります(2年契約の場合で、期間限定の割引は考慮していません。以下のauの試算も同様です)。このクロッシイのサービスは、パソコンなどでWiFi経由のルーターのようにスマートフォンを使いネットが使えるテザリングに今のところ対応していますし、クロッシイサービスが提供されていない地域ではFOMAでつながるようになりますのである程度の利便性は確保されています。ドコモの携帯電話以外に発信すると別料金になるのが痛いですが、そこのところは通話プランを見直すことである程度は対応可能でしょう。

 auの場合はドコモのように新しいサービスではなく、従来からあるWimaxでの通信との二刀流という感じになっています。スマートフォン自体の通信料に525円プラスすることで、制限の無い高速回線のWimaxを本体だけでなくテザリングで他の端末でのネット接続をすることももちろんできます。そして、こちらの方もWimaxの対応エリア外の場合は携帯電話のネットワークを使うことになります。通話については、同じauとの通話を午前1時から午後9時まで(いわゆるソフトバンクのホワイトプランの時間帯)が無料となるプランを付保してだいたい月額7千円ちょっとと、どちらも8千円でお釣りがくる計算になります。

 携帯電話の契約一つで通話料金まで含めると、状況によっては1万円を超えてしまう内容に高いと思われる方もいらっしゃるでしょう。しかしながら今紹介した2つのプランなら、スマートフォンひとつだけで電話からネットからパソコンまでどこにいてもできてしまうというメリットがあります。予算が許すならこうしたプランをお勧めしたいところですが、ここでの目的はそういうことではありません(^^;)。先に挙げた項目について、どれが必須でどれが要らないかの判断をする中で自分に合ったプランおよびキャリアが見付かるということになっていくのだということです。そして、条件を満たすために複数台を契約して旅に持っていく方もいるかも知れませんが、その際には上で挙げさせていただいたオールインワンの料金を意識しながら組み合わせを考えていけばいいのではないかと思います。

 そういうわけで、これからは具体的なキャリアを挙げながら私のお勧めプランを紹介していきたいと思います。

2012年2月 1日 (水)

新カテゴリ「私の携行品」について

 これまで、思いつくままに車中泊の旅に利用する品物について書いてきましたが、そうした品物の中でも電話やネット端末など、外からのモバイル通信を意識した品物についてもその中に含めてしまっていました。

 それはそれで書いている方はいいのですが(^^;)、車中泊関連というよりもモバイル端末についての情報がかなりばらけてしまっているので、読まれる方にとっては不親切になってしまっているのではという危惧もあります。

 そんなわけで、月が改まったことでもあり、これまで書いたものと重複するものも出てくるかも知れませんが、実際に自分が携行しているモバイル関連機器(携帯電話・ネット端末・バッテリーなど)についてひとまとめにして紹介するカテゴリーを新設させていただくことにしました。

 これから書くものを全て持って歩くということになるとかなり重いので個人的におすすめすることはできませんが、旅に出る際にもモバイル関係の荷物は改めて用意する必要がなくなるので、今後これから書く内容からできるだけ減らせるように(^^;)、今の状況について状況が変わる都度に記録しておきたいと思います。

 そうしたことが他の方のお役に立てるのかどうかというのはわかりませんが、例外なく自分で持っていて実際に使っているものについて詳しく紹介させていただこうと思っています。もしかしたら更新も不定期になり、一通り完結するのに時間がかかるかも知れませんが、その点もどうぞご容赦下さい。

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

フォト

広告


2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ