« G'zOne TYPE-X 導入レポート1 | トップページ | 1-6 イーモバイルの存在価値 »

2012年2月15日 (水)

G'zOne TYPE-X 導入レポート2

 前回はまず最初にやったことの紹介でしたが、ここまで肝心の通信がらみの事について全く触れていませんでした。というのも、大きな災害が起こった場合、どこの携帯電話キャリアが繋がりやすいかなんてことは地震予知並に予想が難しいことで、下手をしたらどのキャリアも全く繋がらないということもありえます。とりあえずは私の住んでいる自治体が提供する防災メール(防災無線で発表する内容と同じ内容のものをメールで配信してくれるもの)を登録し、このブログを含む携帯メールから更新可能なウェブサービスのアドレスを本体のアドレス帳に入れました。この端末はポケベル入力が使えるので、いつも更新しているような長文では入力できないと思いますが、それでも発信したいことぐらいはauの電波が滞らなければ更新は可能にしてあります。

 その上で、携帯電話が繋がらない場合でも災害時に役立つサービスの話を進めましょう。大災害になってしまったら、通信が維持できている事こそ奇跡と捉え、最初から携帯電話がつながらない事を想定して物事を考えるのが災害対策の基本ではないかと私は思っています。

 昨年の災害でも携帯電話があって助かったと思われる方の中には、携帯電話に搭載されているワンセグテレビによる情報の受け取りができたことが大きかったのではないでしょうか。今すぐ必要な情報をなかなかテレビは伝えてはくれないものの、一歩外から見た情報を配信してくれることで、そこからどうするかを考える際には十分役に立つ情報を配信してくれるのではないかと思います。G'zOne TYPE-Xには文字キーの裏側にカメラレンズと並んでスピーカーが配置されています。文字キー面を置いて縦にしてテレビを見ようとすると、画面が小さくなってしまうばかりか音も聞こえずらくなってしまうので、画面が横になるようにして置きながらワンセグを使えばいいでしょう。感度については、通常の携帯電話と同様で、良くも悪くもないといった印象です。電波の状況によっては画や音が飛んだような状態になってしまうことが多いので、感度のよさそうなところを見付けるために必要ならば外に出るようにするのも仕方ないでしょう。

 Dsc00152

 そして、もう一つの情報収集のためのツールがG'zOne TYPE-Xには搭載されています。そのためにぜひ用意してもらいたいのが上記写真のau用充電ケーブルです。このケーブルは引っ張ると長く伸びるようになっているもので、収納はコンパクトでもケーブル長があるので、とてもおすすめなのです。ちなみに、私はこのケーブルを100円ショップで入手しました。すでに短い充電ケーブルを持っている方でもこの種のケーブルを常備することは意外と便利に使い回せます。

 昔の携帯電話にはオーディオと同じようにイヤホンマイクを繋ぐジャックが装備されていました。イヤホンジャックの形状であれば既製品が使えて便利ですが、平型を経て、今はG'zOne TYPE-Xのように、電源充電端子を兼ねてしまっているものが出てきています。この種のイヤホンも100円ショップを探せば売っていますが、この携帯電話自体が防水をうたうものであるだけに、できるだけ端子のフタを開きたくないというのがあります。そのため、前回のレポートでも充電用の卓上ホルダの購入をおすすめしたわけですが、もし災害時に卓上ホルダを持って逃げられなかったら、いやおうなくこうした充電ケーブルを使っての充電が必要となるわけです。汎用のものはUSB端子が付いていますので、パソコンに繋いで充電するほか、外付バッテリーでもこうしたコードがあれば充電することができます。

 そして、もう一つこのコードの使い道があります。G'zOne TYPE-Xにはワンセグ機能のほかに、FMラジオの機能も付いています。ただし、本体のみでは全く放送を聞くことができません。アンテナがないとFM放送が聞けないので、G'zOne TYPE-Xではイヤホンコードをアンテナの代わりとして使っているのです。

 ただ、イヤホンがなくてもスピーカーからラジオを聞くことができます。そのために接続して使うのがアンテナとしての役割を果たす充電用の汎用コードというわけ。初期設定ではラジオの音声はイヤホンから出るようになっていますので、設定でスピーカーから音を出すように変更します。そしてケーブルを繋いで延ばし、今いる地方を選択するとプリセットされた放送局がすぐに選局されますので、しっかりと音が出てきます。ただ、地元のコミュニティFMの周波数はプリセットされていない場合が多いので、それは各々で設定してください。

Dsc00154

 ワンセグとは違ってラジオの場合は、画面を閉じてもサークルディスプレイに周波数が表示され、ちゃんと放送を聞くことができます。長時間使うことを考えると電池の持ちとの兼ね合いで、むしろこうした形でラジオとして使った方が災害時には有効ではないかと思います。地元に密着した情報はワンセグテレビよりもコミュニティFM局の方が早く発信すると思いますので、出掛ける際にはラジオを聞くためのケーブルは命綱なので、ぜひとも一緒に持っていくことをおすすめします。

« G'zOne TYPE-X 導入レポート1 | トップページ | 1-6 イーモバイルの存在価値 »

防災用品・防災コラム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/565596/53986759

この記事へのトラックバック一覧です: G'zOne TYPE-X 導入レポート2:

« G'zOne TYPE-X 導入レポート1 | トップページ | 1-6 イーモバイルの存在価値 »

フォト

広告


2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ