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2011年11月 2日 (水)

アイドリングストップについて意外に知らないこと

 車中泊で車の中に入って時を過ごす中、さまざまなところで論争があるのが、夏や冬に車内の温度を適温に保つためのアイドリングしてのエアコン利用は是か非かということがあります。しかしながら、日本の多くの市町村ではすでに、「アイドリングストップ条例」を作っていることが多く、中には違反すると罰則を伴った処分をうたっている公共駐車場も見掛けます。アイドリングストップ禁止とされている場所では車を離れたり中で休んでいる時にはエンジンを止める必要があるのですが、全国的にはそうした違反によって処分されたという話はそれほど聞きません。ただ、こうした条例は歩きタバコ禁止条例と同じように、相当悪質な事例が今後起こってきたら、条例を根拠にして処分され、それが新聞種になってしまう場合もありえます。それ以前に、私自身も同じアイドリングでも何が良くて何が駄目なのかということは改めて知っておく方がいいと思いいろいろ調べてみました。

 まず、疑問に思うことの一つに、高速道路のサービスエリアに停まっている大型トラックが深夜でもアイドリングをしていていいの? という疑問があると思います。もちろん、全てのトラックがアイドリングをしていていいということはないのですが、例外とされている状況として、冷凍冷蔵車やミキサー車については、アイドリングを止めてしまうと車の機能が失われてしまうため禁止事項から除外されているようです。

 その他の条件の主なものとしては、信号や渋滞中などで長い時間停車している状況の場合があります。いわゆるアイドリングストップ機能を搭載していない車で手動アイドリングストップをすると、車の調子が悪くなる場合を考慮してのことでしょう。なお、アイドリングストップ機能搭載の中には、さまざまな条件をクリアしないとエンジンを止めない仕組みが組み込まれているようです。そして、急病や事故などの緊急時において、車内の温度を一定に保つためのアイドリングは大目に見られているようです。状況によってはどうしてもアイドリングをし続けなければならない状況も出てくることもあるかと思いますが、その際周辺からアイドリングを止めるように言われたとしても、自分で主張できることはしっかり主張することは大切だと思います。

 しかしながら、身体が衰弱しているなどの極限条件でなければ、車中泊をするために準備して出掛ければこれからの寒い時期であっても寝袋や湯たんぽを利用して体を温かく保つことは可能ですし、何よりアイドリングによる燃料の消費を防ぐことで満タンに給油した状態からの走行距離を伸ばすことができます。道の駅などの公共の駐車場であっても近隣の住人からアイドリングの音であったり、匂いがするといった苦情が発せられる場合があり、そうした苦情を地元自治体が取り上げることになると、アイドリングをした個別の車だけではなく、駐車場を利用する車全体に影響が及ぶことになるでしょう。くれぐれもそうしたきっかけへの引き金を引くことのないように注意したいものです。

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車中泊一般」カテゴリの記事

コメント

夜通し エンジンかけてることが 車中泊 では 多いですよね。
エンジン切っても 使える エアコンがあると いいのにな。
 

エンジンを切って使えるということでは、暖房器具としては車載用ヒーターがあるにしても、冷房はなかなか難しいですね。ただ、暑さに弱い動物やお子さんと一緒に旅をされている場合は扇風機程度ではダメな場合があると思うので頭の痛い問題だと思います。

今後、大容量のサブバッテリーが実用化されれば、クーラーをサブバッテリーのみで動かすというような事もできるのかも知れませんが、そこでも問題になるのはいかに使った電池を充電するかという事です。今は車のモーターを回して電気を作るか、太陽電池パネルを使って充電するかという感じでしょう。どちらにしても、少しの労力で満充電できる高性能高容量充電池の登場というのが待たれます。それまでは扇風機と標高の高い所での車中泊で我慢するしかないですね(^^)。


車中泊している人の中にはアイドリングストップしていない車を
マナー違反と自分達ルールで憤慨する人が必ず居ると思いますが
夏場のアイドリングストップは熱中症の危険もあるのでケースバイケースです。
健康や命にはかえられません。また睡眠不足による事故も考えられますから
なるべくストップした方が良いが、寝苦しいのであればエンジンをかけ
エアコンを入れる事は問題はありません。
ちろん一酸化炭素中毒の恐れのある豪雪時やアクセルに足がかかるような
運転席でエンジンのかけっぱなしによる仮眠も十分注意が必要です。
近隣住民に迷惑になるような閑静な住宅街や、
そもそもアイドリングが禁止されている場所は当然NGですが
SAやPA、道の駅など元々車が休憩等で利用する設備の所ではトラックの運転手など
アイドリングストップせずに仮眠を取るのも珍しい行為ではありません。
アイドリングストップを遵守するよう条例で決めて居る所もありますが
健康問題が発生するような場合は適用外ですのでトラックのアイドリングを
条例でやめさせる事は出来ません。裁判の判例もあるようです。
それは車中泊をしている車でも原則は同じ。
冒頭でも話をしたアイドリングの音を迷惑に感じる車中泊の人も居ますが、
PAや道の駅など車の騒音が出る事が前提の場所でアイドリング程度の音を
迷惑と感じるのであれば自分が騒音の無い静かな場所に移動すべきですね。

コメントおよび元発言についての更に細かい解説ありがとうございました。

季節的にはこれから夜寝苦しくなっていくにしたがって、この話のような論争がいろんな所で行なわれていくことが予想されますが、暑さに弱い方が仮眠を取るような場合は、おっしゃるようにエンジンを掛けてエアコンを付けた状態で休むという選択肢も考えていかないと、車内で熱中症による死亡事故が起きてから騒いでも遅いような気がします。

私などは単純に燃費をムダにしたくなかったり、朝出発しようとしてバッテリー上がりを起こさないために寝る時はアイドリングせず、何とか限られた中で体の心配をしないで寝るように考えています。

今後の状況を考えるに、今よりもっと大容量の電池を積んだ車で車中泊できるような環境が整えば、エンジンを回さずにエアコンを寝付くまでかけ続けることも可能になってくるかも知れません。また、スポットクーラーのようなものを車内の電気だけで動かせるようになれば、また違った展開も見え、もしかしたら将来的にはアイドリングしなくてもエアコンを動かせるキャンピングカーも出てくるかも知れません。

元エントリーを書いた時にはそこまで考えてはいませんでしたが、現状の車でも車内に冷凍庫を持ち込むことでアイスノンを凍らせ、氷を入れた冷風扇を稼働させるくらいのことはできそうなので、アイドリングしなくても寝苦しい夜を何とかやり過ごせる方法も人によっては十分効果があるかも知れませんので、新たな夏の夜の車中泊についての常識が生まれることも期待したいですね。

返信ありがとうございます。
私はキャンプやアウトドアが好きで車中泊もよくするので
予備バッテリーを積んでいるので極力エンジンは切るのですが
そんな私ですから、車中泊をしてみようと思う人達から
エンジンを切るべきか?と言う相談を受ける事があります。
そういう時、環境に慣れないうちはエンジンをかけても問題無い
そう答える事にしています。熱中症になっても困りますし。
夏場に女性や子供が居る環境で窓を開けて寝るのも不安でしょう
事件や事故の無くまた車中泊の良さも知って欲しいからです。
しかしネットを拝見していますと車中泊をしている人達が
絶対にエンジンは切らなければならない。アイドリングなど非常識だ。
それが出来ないならホテルに泊まるべきだという極論を多く目にし
凄く残念で悲しい気持ちになりマナーとは一体何かと疑問を持ち
思わずこの場を借りて投稿してしまいました。
私が今使って居るバッテリーは昔の物と違って随分と安くなりました。
冬場なら電気毛布を中程度なら1晩大丈夫で寒さはないです。
夏場は網戸に改造した目隠しと小型の扇風機でしのいでいますが
男一人のお気楽旅行なら成立するものの、それでも厚いですし
バッテリーも随分安くなったと言っても最低限使えるものなら4万ぐらいしますから。
これから初めて見ようかと思う人には決して安く無い出費だと思います。
てら様が仰るように蓄電池がもっと進化して車のバッテリーで
一晩ぐらいエアコンをつけてもびくともしない車が出来れば
人はもっと自由になれますよね。技術の進化に期待して・・・。

コメントありがとうございました。

エアコンを使いながらのアイドリングストップについては、止めたほうが燃料消費やバッテリー上がりを防ぐという意味ではやったほうがいいという意見の方が強いでしょう。しかし休憩や車中泊をしている環境が一律ではない時点で、議論の中でもそうした事情を考慮しないと、原則論に振り回されてしまうことにもなりかねません。

このブログではレジャーとしての車中泊だけでなく、災害時に緊急避難的に行う車中泊についても書いています。普段のレジャーによる車中泊では行わないことも、車内で避難生活を安全に行うために行うことも想定して書いているところもあるので読んでおられる方は混乱するところがあるかも知れませんが、どんな場合でも周りに配慮しつつ車中泊するという点は外さない形で今後も書いていきたいと思っています。

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