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2011年10月14日 (金)

車の安全装置は本当に万全なのか

 いわゆる、「おもしろニュース」の類に入ってしまうかも知れませんが、昨日の全国ニュースで興味深いものがありました。82才の男性が運転する車が踏切内で脱輪による立ち往生してしまったことがそもそもの始まりでした。何とかして踏切外に脱出しようとしているうちに、なぜか線路内に入ってしまったのでパニック状態に陥り、そのまま線路の上を1キロも走行してしまったとのこと。その際、対向してきた電車とすれ違ったという事で、次の駅で車を停車させられ、線路走行は終わったのですが、幸いなことにけが人や大きな物的被害はないとのことでした。もし車が電車と接触や衝突の事故を起こしたらと思うとぞっとします。

 この文章は毎日新聞のネットニュース、10月13日・12時05分更新分に基づいて書いていますが、この82才の男性が年齢のせいで起こしたとは必ずしも言い切れない部分もあります。踏切内で脱輪し、遮断機が下がるなどということはあまり考えたくないことですが、自力では脱出が不可能な場合、私たちはどのような行動を取ることができるでしょうか。

 たまたまこの男性の場合、バックで脱輪を抜けようとしてうまくいかず、逆にアクセルを踏み込んだところ車が動いて線路上に乗ってしまったとのこと。この時点ですでにこの方はパニック状態になっていることが推測され、とにかく現場から離れるために線路上を走行したということなのかも知れません。このような精神状況には年齢に関係なく誰もが陥る可能性はないとは言えません。高速道路を逆走するというのも、もちろん加齢が原因で間違えるということもあるかも知れませんが、初めて走る道で夜になり道路標示がわかりにくく設置されている場合には自分でも100パーセントそんなことは起こさないとは必ずしも言えません。そこで大切なのが、事前に最悪の場面での対応をシミュレーションしておくことでしょう。

 車を運転していての大トラブルといえる線路侵入、高速道路逆走など車を侵入させてはいけない場所へ侵入させた場合、まずは安全な場所に車を停め、助けを呼ぶことが冷静に考えれば最善の策のはずです。しかし、常に危険を伴う場所で立ち往生しそうになった場合、そのまま車を捨てて逃げると大事故を誘発する可能性も大ですから、運転者としてできることはやるべきだと思います。いざという場合は自分の車を傷つけたり、他人の財物を破損させたとしても、強引にその場から離れる判断も必要な場合が出てきます。

 そこで、私が気になるのが、最近いろいろ出てきた「ぶつからない車」との関係です。先日、スバルだけでなく日産からも前方だけでなく全方向からの障害物を認識してアクセルを踏み込んでもそのまま進まず、バックでも急発進させないような高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違い事故防止のための機能を持たせて市販するため、現在研究中のようです。

 これが市販されればまさしく夢の車と言えるかも知れませんが、上記のような多少車を破損させても車を自走して移動させたい場合にちゃんと動かすことができるのでしょうか。自分の思い通りに車を加速させて脱出できないとしたら、それこそパニックに拍車がかかることにもなりかねません。そんな事など起きないと思われる方もいるでしょうが、こんな状況に出くわした場合はどうなるのでしょう。道の駅に車を停め、車中泊をしていたところに集団暴走を繰り返すような人たちが入ってきたとしたら、とっさに急発進して逃げられるのかとか、入口をバリケードのように車でふさがれたところから強引に脱出できるのかとか、そんな想定もできるわけです。どんなに安全と言われていても、原子力発電所のように事故が起きて深刻な影響が出るわけですから、道の駅などで車中泊をする事を考えつつ、実際にそうした車を購入候補に入れている場合は、これら車の安全装置の機能を解除することができるのかという事も確認しておいた方がいいように思います。

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コメント

なるほどぉ。
このまえ SAとICが いっしょになってる 高速道路で この先豪雨通行止め。
一般道に降りねばならないのに 降り口右折 雨で見えなかった。
少し バックして戻って 降りた (^_^;) 
パニックになるよね。わかるわかると思った。 
降りたら降りたで 冠水してるし カーブだし あぁ 怖かった。
まずは おちつけ だね。 
 

acefeel さんも恐い体験をされていたのですか。

運転に慣れているつもりでも、知らない場所で夜間の走行や、それに雨がからむと本当に不安になってしまいます。acefeelさんの場合はキャンピングカーですから、特に雨や風の影響を受けやすいと思いますので、まずは焦って車を動かさないことが大事ですね。

これから冬にかけて、道路の凍結や雪の影響が心配されますので、十分に対策を講じてから出発するようにしたいものです。

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