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2011年7月22日 (金)

「ぴあ」の最終号に寄せて

 昨日の新聞に、情報誌のパイオニアとして一世を風靡した「ぴあ」の最終号の広告が出ていました。さまざまな思い出が個人的にありますが、私の住んでいる静岡が割と東京に近いという地理的要因もあり、主に首都圏版のぴあを買っては情報を集めていました。

 雑誌全盛当時はインターネットがなかったため、マイナーな映画や演劇の情報を収集するにはぴあが一番てっとり早かったということもあります。そして、個人的には東京周辺のライブハウスのスケジュールを取るのに利用していました。

 この辺は強引に車中泊の旅とからめての話になりますが(^^;)、当時のライブハウスはチケット制ではなく予約も入れずにいきなり行ってもまず満員で締め出されるところはそう多くはなかったと思います。さすがに人気絶頂のアーティストは無理でしたが、私の好きなアーティストの出るようなお店は、かなり大がかりなイベント時をのぞいて行けばそのまま見ることができました。東京までの交通は主に鉄道を使い、行きは新幹線を使うものの帰りは毎日運行していた大垣夜行を使って静岡着午前2時なんてパターンをよく使っていました。往復の乗車券さえ買えば、東京でのライブ鑑賞を含めて全く突然に行ってもいいということで、ぴあを見て面白そうな別のライブを見付けると進路変更してそちらの方に行くようなことも自由にできました。

 こういう勝手気ままな楽しみ方をしていると、数ヶ月前に予約して、もしその日に突発的な用意が入ったら、そのすべてがキャンセル料となってしまうような計画性のある旅というものをわざわざしようという気がなくなってきてしまいました(^^;)。ぴあの方も多くのライブハウスと提携し、「チケットぴあ」というシステムでチケットを発券しないと中に入れないような事になってくるに従って、だんだんとそうした行動をセーブするようになって来ました。と同時に、全席自由だった大垣夜行も事前に座席指定を受けなければならなくなった「ムーンライトながら」となり、それまでのように気軽に電車で出掛けることはなくなりました。

 そう考えると、全くのノープランでふらふら出掛け、面白そうなものがあったらその場で楽しむようなことは、考えてみれば「ぴあ」で培われた行動パターンのおかげなのかなと思います。雑誌としての役割は終えたということでの最終号なのでしょうが、私のほうはこれからもさまざまなことにアンテナを張りつつ、行き当たりばったりの旅を楽しみたいなと思っています。

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コメント

ネットで情報が得られるから書籍を始め雑誌の売上が落ちますね。
私は、比較的、図書館を利用していますよ。ネットに無い情報が
図書館の書籍には、あります。たとえば料理本などは、図書館の
方がお気に入りのレシピがあるように思います、「ぴあ」昔よく
買ったな~。

最近の本屋さんでは、雑誌の内容を携帯電話やスマートフォンのカメラで撮影されることにかなりナーバスになっている感じです。まあ、本屋さんにしてみれば買ってもらってなんぼですからそうしたお願いは当然ですが、買う方としてもどれもこれも買うわけにはいかないので、よほど有益な情報がないと厳しいものがありますね。

私も図書館は使いますが、雑誌もかなり揃っていますし、旅行ガイドの類も結構揃っています。今後、震災関係で税金が上がることも予想されますので、地域のさまざまな住民サービスを享受するのもいいかも知れません。

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