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2011年7月28日 (木)

高速無料の裏技がもたらしたもの

 7月の下旬になってなぜか、あるテレビのワイドショーを見ていたら、高速道路の水戸インターに取材し、中型車以上の車がインターを降り、すぐまた乗って高速料金を払わないで通行しようとしていることと、再度インターから高速道路に乗るために細い道でもお構いなしで入ってくる車が多いことをレポートしていました。

 直接の道路交通法違反がある場合を除くと、テレビ局のレポートは道徳心の欠如といった観点で感情的なレポートをしているように見えました。私は、こういうことをレポートするなら、6月20日から8月末までという無料期間に周知されるように6月中にレポートすべきだったと思ってしまいます。

 私はETCを利用するのに、マイレージサービスも同時に申し込んでいるためETCの事務局から定期的にメールが届くのですが、6月22日に来たメールの中にはこのように書かれています。

(引用ここから)
当面の復旧・復興支援

■対象車両
中型車、大型車、特大車

■実施期間
平成23年6月20日から当面8月末まで

■ご利用方法
○入口料金所では一般レーンをご利用いただき、通行券をお取りください。
○出口料金所(料金お支払い料金所)では、一般レーンで係員に通行券を
 お渡しください。
(引用ここまで)

 詳しい事は高速道路会社のホームページで確認してくれという形での記述に留まっているため、このメールを受け取った人の中には、少々遠回りして水戸を経由することにより、無料で高速を利用できる無料措置の抜け穴に気付いてしまったでしょう。おそらくネットだけでなくさまざまな口コミによって、「無料で高速道路を使う方法」というものが出回ったことが予想されます。本来政府はこういったことを予想して、純粋に被災地に物資を提供したり作業に行く車については、出発されるところの市町村で被災者の方々の罹災照明のような通行証を出すようにすればよかったのにと思います。ただ、こうした抜け道だらけの利用方法で決着した背景には、あくまで性善説を前提とした措置であったのかも知れません。あれだけの災害の後では、さすがに自分の利益のためだけに高速道路を使う人たちはそれほど多くはないと思う方がおられただろうことは理解できます。しかし、こういうことが起こったことで、恐らく次にこういう措置が取られる場合にはかなり締め付けが強くなるだろうとは思います。結局のところ、一時の利用料金を無料にすることはできたとしても、長い目で見れば本当に得だったのかどうかわからないような感じもするのです。

 モラルについての話はこうして書いても解決するような問題ではありませんが、私たちが生活している中で無意識に他の方の気分を害したりするような状況もあり得ます。以前、ETCカードの複数利用で通勤割引の距離数を伸ばすやり方について紹介したことがありましたが、これは果たしてモラルに反するやり方なのかどうかというのは改めて私としても考えなければならないと思います。どこまでが節約の賢いやり方なのかというのはその線引きが難しいものですね。

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