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2011年7月

2011年7月31日 (日)

旅先に持っていく本

 これを書いているのは7月の終わりなのですが、なぜか6月の入梅のような集中豪雨が各地で起きるような変な天気になってしまっています。昨日の被害状況の中で、がけ崩れのために多くの車が立ち往生し、自力で脱出できなくなり夜を明かしたような事もあったようです。旅先で天候の急変に遭ったときには、できるだけ早めに危険な場所から避難することが最重要なのでしょうが、土地勘のないところで夜動くのは危険ということもあり、本当にまずくなったらできるだけ安全なところに停めて車の中でやり過ごすしかないのが現状でしょう。

 実際に孤立した場所から脱出された方のインタビューで、車内に食べ物はあったものの、不安で喉を通らなかったという話が紹介されていました。安全が確保されない車の中で一夜を過ごすということは大変な事なのだと改めて思いましたが、夜の車内で過ごすための装備というのは車中泊をするしないに関わらず、用意しておいた方がいいのではないかとも思いました。

 具体的には、車内全体を照らす電池式のランタンと、同じく電池式のポータブルラジオがあればとりあえず明るい中情報は常に入ってきます。ただ、人によってはこうした情報を聞き続けることによってさらに不安になってしまう方もいらっしゃるかも知れません。車内にランタンがあればそれだけでも落ち着きますが、いざという時のためにもう一つ、電気もいらず時間をつぶすことのできるものとして、お気に入りの本を持参するというのも一つの手です。

 私の場合難解な本を寝床で読んでいると、だんだんその内容を追っていくことができなくなり(^^;)、いつの間にか電気を付けっぱなしで寝てしまう事があります。まさに睡眠薬のような本の効用であるわけですが、これは通常の車中泊では使えても、災害時の緊張した状況の中ではまず使えない手でしょう。旅と本というと、トラベルミステリーのような小説本が駅構内のキオスクでは当たり前のように売っていますが、お好きな作家の小説でもいいでしょうし、新たに購入しなくても何度も読んでいるような本があればそれを旅先に持っていくというのも当然ありでしょう。

 なかには、ほとんど本を読まない方もおられるかも知れませんが、日頃の生活の中で何度も読みかえして楽しめる一冊というのを作っておくというのも大事なような気がします。電子書籍をスマートフォンで読むスタイルというのが提案されている現在ですが、紙の本というのは明かりは別にして電池の心配をしなくてもいつでも読めますし、たとえ水に濡れたとしても乾かして読むことも一応可能です。文庫本ならポケットに入れて持ち運びも苦になりませんし、しおりを使えばすぐに読みたいところにアクセスできます。

 集中豪雨による水災で立ち往生した車が出たから言うのではありませんが、眠れない夜に安心して読める本を何冊か持っておくというのは、車の旅にも持っていくことで精神の安定作用もあるような気がします。普段読書をされない方も、お気に入りの本を見付けてはいかがでしょうか。

2011年7月30日 (土)

メディアにおける車中泊を考える

 このブログでついつい時事ネタを扱うことがあります。これは、毎日更新する身としてはネタが日々のニュースから取ることができることで嬉しい反面、後になって見直すと、既に世間からはすっかり忘れ去られたような題材だったりした場合、何の事を書いているのか客観的に見てわからないということにもなりかねないという危険性があります。というわけで、長くなって申し訳ありませんが元ネタの説明を多めに取りながら文章を進めていこうと思います。

 日本における新幹線のような高速鉄道を急激に整備したせいかどうかわかりませんが、中国において、停車している高速鉄道に後続車がまともに突っ込み、多くの死傷者を出したというニュースがこれを書いているちょっと前に起こりました。日本の新幹線の場合自動列車停止装置がしっかりしているので、まず同じような事故が起こる可能性は少ないですが、中国ではこうした列車運行上のシステムを自国開発したことにより何らかの問題が起こったことが予想されます。

 さらに驚いたことは、事故の大きさの割には死者数が少なく、さらに事故車両に乗っていた人たちについての情報も出さないため、行方不明の人がどのくらいいるのかにわかにはわからず、遺族には早く示談すれば高額の示談金を渡すということが先行して報道されたため、かなりの政府に対する反発が出たことが報道されました。普段は淡々とニュースを伝えるテレビ局の女性アナウンサーが涙声で訴えたり、遺族が大がかりな抗議行動を取っても公安部の人たちは直接抗議行動を妨害することもせず、テレビカメラの取材も割と自由にさせていました。地方紙でもかなりの政府批判の記事が出ているということが日本のテレビでは大きく報道され、名前は忘れましたが中国事情通なる人がこうした一連の騒動についてコメントをしていました。

 いわく、さすがの中国でも民衆の力が強くなったので、政府としても強制的に取り締まることは避けているのではないかというのです。私は中国の事情通ではもちろんありませんが(^^;)、あの天安門事件ですらその後、何事もなかったように鎮圧されたことを考えると、民衆の力が強くなったのではなく、単に中国政府がどうするか決めかねているとしか思えませんでした。そして、温家宝首相が事故現場を訪れた後は一気に状況が変わりました。賠償金の額はさらに上がり、抗議活動で先頭に立っていた遺族に圧力がかかったのではないかと思われるような報道がされました。さらに、遺族が政府にこれ以上たてつかないように弁護士に圧力をかけ、遺族の弁護をしないようにとする圧力も同時に掛けているという報道が出るに至っては、「民衆の力が強くなった」なんてよく言えるのかと思ってしまいました。

 こんな事を言った人はどの面を提げてテレビに出てくるのかと思ったのですが、このような発言をした御仁は当然テレビには再度登場しませんでした。今の中国政府のやり方には言いたいことは大いにありますが、私などは日本のテレビ局の報道姿勢のいい加減さに呆れると同時に、だからマスコミの報道を鵜呑みにすると危ないなと思ってしまったのでした。

 と、ここまでが長い前置きになるのですが(^^;)、ここから車中泊の話です。先週土曜日(2011年7月23日)の朝日新聞の別刷りに『「車中泊」人気じわり浸透』という題名の記者によるレポートがあります。普通の車で行なう車中泊と、キャンピングカーを使っての宿泊という2つの形態について紹介されています。

 ブームの背景として「団塊の世代」「道の駅」「ペット連れ」「ミニバンの流行」というキーワードで説明されていますが、非常用としても有益だとするキャンピングカーの周辺を多く記事にしていたり、車中泊3種の神器として紹介されている「ウィンドーシェード」「ポータブル電源」「ベッドマット」が記事内で出ているURLから購入すると結構な費用になることなどを考えると、ブームの検証記事ではなく単に車中泊にからめて商売をしたい人に誘導されて掲載された広告記事に近いものではないかと私には思えてしまいました。

 もちろん、今回紹介した記事を含め、記事中に出てくる車中泊のための雑誌や、宿泊スポットが掲載されたムック本などは身銭を切って情報を提供してくれるのではなく、商売として成り立たないと出せないものであるので、こうしたタイアップ自体が悪いことだとは私は思っていません。ただ、インターネットが使えない方が情報を入手したい場合はこうした紙媒体に頼るしかないので、さまざまな記事や紹介文の中からいかにご自身に有益な情報を取り出すことができるかが重要になります。限られた予算の中で快適な車中泊の環境を作りたいと思っている人が「車中泊3種の神器」を先に買ってしまったとしたら、それだけで予算オーバーになってしまう可能性もあります。タイアップせざるを得ない状況についてはわかりますが、記者の方にはお金がなくても工夫次第でそれなりに車中泊できる環境を作ることができるという実例を、もう少し紹介してくれればよかったのにと思いました。

 今後、テレビや新聞、雑誌などで車中泊についての話が出てくるのが目に付くこともあるかと思います。特にテレビではあのNHKでさえも企業とタイアップしたのではないかと思われるほど具体的な商品紹介をする情報番組も存在します。もちろん、多くの人に有益だと思われるので紹介するということはあるでしょう。かく言う私もテレビからの情報で手に入れて便利に使っている車中泊グッズは存在します。ただ、全てテレビや新聞・雑誌に出ているからいいものだと思うのは間違っているかも知れません。特定の用途に使うものとしては大変良いものでも、自分の車中泊のスタイルには全く合わないということもあり得ます。私のブログも含めて人の言うことを鵜呑みにしないことが大事です。どうか、自分なりのスタイルを情報を整理する中で構築してみてください。

2011年7月29日 (金)

Nintendo 3DS の値下げに思う

 携帯ゲーム機の販売競争というのはかなり熾烈なようで、8月11日から任天堂は3DSの価格を1万円も下げ、15,000円に改定すると発表しました。この価格改定で泣く人や笑う人さまざまだと思いますが、既存のユーザーに向けてはネット接続することでゲームソフトを無料でダウンロードできる特典を付けるとのこと。ただ、そのためにはインターネット接続ができる環境が必要で、改めて現代のゲーム機というのはネット接続できる環境を整備しておく必要があるということを実感しました。

 私の場合はネット接続ができることを前提にこうした小物を選ぶということもあり、3DSの購入は見送っています。2画面ある任天堂のゲーム機は電子手帳のように使えそうなので、Googleと連携し、スケジュール管理が自在に行えるようなソフトの登場をずっと待っているのですが、残念ながらそうしたものは出ていません。今使っているDSiと比べてもネット接続でできることにそれほど違いはないため、個人的にはもう少しネット接続機能を強化してくれればよかったと思いますが。

 先日紹介したWimaxのモデムがあれば、自宅以外の場所でも動画が見られる程度のインターネット接続が可能になります。多くの人たちはパソコンやスマートフォンで外からのインターネットを利用されると思いますが、任天堂のDSの場合は外付けのキーボードを使ってのタイピングゲームができるようなものも出ていますし、うまく使えばブログ作成マシンとしての進化も期待できるだけに、3DSが従来機と比べてネットマシンの機能を強化してくれていればこの値段なら買ってしまったかも知れません。

 今のところ、簡単なネット接続を目的に任天堂のゲーム機を買うなら、3DSよりも画面が大きく、3Dではないため眼の疲れも少なそうなDSiLLの方がいいと思いますが、価格改定があると3DSより高くなってしまいますね(^^;)。逆に今回の一連の状況によってDSiLLの実売価格が下がってきたら、旅先でのネット接続用端末をスマートフォンやタブレット端末以外で探している方にとっては選択肢の一つになってくるでしょう。

2011年7月28日 (木)

高速無料の裏技がもたらしたもの

 7月の下旬になってなぜか、あるテレビのワイドショーを見ていたら、高速道路の水戸インターに取材し、中型車以上の車がインターを降り、すぐまた乗って高速料金を払わないで通行しようとしていることと、再度インターから高速道路に乗るために細い道でもお構いなしで入ってくる車が多いことをレポートしていました。

 直接の道路交通法違反がある場合を除くと、テレビ局のレポートは道徳心の欠如といった観点で感情的なレポートをしているように見えました。私は、こういうことをレポートするなら、6月20日から8月末までという無料期間に周知されるように6月中にレポートすべきだったと思ってしまいます。

 私はETCを利用するのに、マイレージサービスも同時に申し込んでいるためETCの事務局から定期的にメールが届くのですが、6月22日に来たメールの中にはこのように書かれています。

(引用ここから)
当面の復旧・復興支援

■対象車両
中型車、大型車、特大車

■実施期間
平成23年6月20日から当面8月末まで

■ご利用方法
○入口料金所では一般レーンをご利用いただき、通行券をお取りください。
○出口料金所(料金お支払い料金所)では、一般レーンで係員に通行券を
 お渡しください。
(引用ここまで)

 詳しい事は高速道路会社のホームページで確認してくれという形での記述に留まっているため、このメールを受け取った人の中には、少々遠回りして水戸を経由することにより、無料で高速を利用できる無料措置の抜け穴に気付いてしまったでしょう。おそらくネットだけでなくさまざまな口コミによって、「無料で高速道路を使う方法」というものが出回ったことが予想されます。本来政府はこういったことを予想して、純粋に被災地に物資を提供したり作業に行く車については、出発されるところの市町村で被災者の方々の罹災照明のような通行証を出すようにすればよかったのにと思います。ただ、こうした抜け道だらけの利用方法で決着した背景には、あくまで性善説を前提とした措置であったのかも知れません。あれだけの災害の後では、さすがに自分の利益のためだけに高速道路を使う人たちはそれほど多くはないと思う方がおられただろうことは理解できます。しかし、こういうことが起こったことで、恐らく次にこういう措置が取られる場合にはかなり締め付けが強くなるだろうとは思います。結局のところ、一時の利用料金を無料にすることはできたとしても、長い目で見れば本当に得だったのかどうかわからないような感じもするのです。

 モラルについての話はこうして書いても解決するような問題ではありませんが、私たちが生活している中で無意識に他の方の気分を害したりするような状況もあり得ます。以前、ETCカードの複数利用で通勤割引の距離数を伸ばすやり方について紹介したことがありましたが、これは果たしてモラルに反するやり方なのかどうかというのは改めて私としても考えなければならないと思います。どこまでが節約の賢いやり方なのかというのはその線引きが難しいものですね。

2011年7月27日 (水)

NEC Aterm WM3500R でWimaxを利用する

 仕事柄自宅だけでなく、外でもADSL程度の制限のないインターネット接続をする必要に迫られているということがあり、b-mobileとは別にWimaxを期間限定で導入しています。写真のNEC Aterm WM3500Rを購入してすぐにauからHTC EVO WiMAX ISW11HTが出てしまい、ちょっと早まったかと思ったのですが、これにはこれのメリットもありますので、今回は今までの使い勝手などを含めて紹介してみようと思います。

 HTC EVO WiMAX ISW11HTはWimaxだけではなく3Gでもテザリング(無線LANを使い他の機器でもインターネットを楽しめる機能)可能で、それ自身でもスマートフォンとして使え、もちろん本体でもWimaxが使えない時にはauの携帯電話が使える場所でならば問題なくネット接続ができるという点が優れています。電話を含めて全てこれ一台に集約することができれば荷物も少なくなりますしおすすめしたいものではありますが、当然のことながら電池の消耗が激しく、その対策として外付けの電源を常に用意しなければならないという点は存在します。また、おさいふケータイを使っている方が機種変更する場合はそうした機能が全て使えなくなりますので注意が必要です。

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 モデム型のAterm WM3500Rの場合はカタログ値で連続8時間のロングライフを誇ります。そして今使っている端末類を機種変更することなく必要に応じてWimaxの高速インターネットを使えることになりますので、私のようにb-mobileのSIMを主にGalaxy Tabに入れて使い、IDEOSは直接ネットに繋げないような状況になっていても、WimaxでのインターネットがIDEOSで簡単に繋がります。私の場合の使い方として、原付でよくわからない場所へ出掛ける時にはモデムとIDEOSの組み合わせで簡易ナビゲーションのように使ったりしています。私の活動している場所がWimaxのサービスエリアであるということもあるので、わざわざSIMの差し替えをしなくてもすぐにネット接続を利用できるというのは実に有難いです。

 オールインワン端末と違い単体のルータということで、Wimaxのエリア外では全く使えないというディメリットがありますが、このモデムは別売のクレードルと組み合わせて使うことでもう一つの使い方ができます。クレードルには有線LANコネクタが付いていて、有線でインターネット可能な場所においてクレードルに載せたモデムを繋ぐことで、無線LANアクセスポイントとして使うことが最新ファームウェアへの更新によってできるようになっています。ホテルなどLANケーブルが用意されているところなら、この組み合わせでスマートフォンなどをWi-Fi接続で利用できます。今まではビジネスホテルに泊まることがわかっているような旅に出た際には小型の無線LAN機能搭載のルータを持って行ったのですが、今では特別にそうした用意なしで済むようになりました。そうした機能があるということで、将来Wimaxを解約したとしてもそれなりの用途は確保されるというのも嬉しいです。ちなみに、私の使っているのは2年間の契約が必要な代わりに毎月の利用料金が安くなるというプラン(UQ Wimaxで3,880円のプランがあります)ですが、こうしたルーターとWi-Fi接続のスマートフォンの組み合わせで考えても、携帯電話会社が推奨するデータ通信料よりも安く、しかも動画サイトなどの制限が全くありません。もちろん、パソコンでも使えるので、旅行中でもエリアを把握しながら移動すれば、ブログアップや情報収集することも可能です。私の場合はさらにドコモの携帯電話エリアをカバーするb-mobileと併用していますが、こちらのWimaxを主に使うならイオンで買える月々980円の最低限繋がるプランでも何とかなりそうですし、あえてWimax一本にして、エリア外ではメール中心にしてしまう割り切り方もあります。

 HTC EVO WiMAX ISW11HTとの比較ということで言うと、auの料金設定では最低限の料金ということでは以下の通りとなります(通話にも使う場合はさらに通話料がかかります)。

プランF(IS)シンプル 780円 + IS NET 315円 + IS フラット 5,460円 + WiMAX使用料 525円  = 7,080円

 この金額に端末代が別にかかるという勘定になります(2011年7月現在。ただしauでは機種ごとに毎月割が設定されているので、実際の支払い総額は多少安くなります)。Aterm WM3500Rの場合は同じく2年縛りで本家のUQで3,880円ということですが、他プロバイダでのキャンペーンを利用すれば、端末代や登録料は0円で毎月の支払も安くなるところもあります。これにイオンのb-mobile Aプラン(ドコモ3G利用、速度は100Kbpsに制限も月額980円)を組み合わせれば、機器代込みで5千円弱のコストとなります。将来もっとWi-Fi接続可能なネット端末が出てくれば、モデムと端末の組み合わせの方が自由度が高いですし、長く使い続けることができるメリットは大きいような気がします。もちろん、人それぞれネット端末を使う方法については違いがあるのでどちらがいいという結論を出すことはできませんが、現状で安く制限のないインターネットを外で使いたい場合はこうしたWimaxルーターの利用が有利になるのではないでしょうか。

2011年7月26日 (火)

eneloop pro と eneloop plus およびeneloop liteの違いと使い分け方

 ラジオやランタン、その他車中泊で使う家電製品や携帯電話・スマートフォンの充電などで単三型のニッケル水素電池が注目されています。エネループやエボルタという長期間保管していても自然放電が少ない充電地がようやく認知されてきた中、満を持して登場してきたのがeneloop proという、従来のeneloopの容量1,900mAhから2,400mAhへ増やした蓄電能力を誇る充電池です。

 長期間保管時の自然放電についても最小限に抑えられているのは変わりませんので、従来のエネループやエボルタでの電池寿命に不満を感じられている方は魅力的な充電池に写るに違いありません。ただ、一つ私が問題に思うのは付属の充電器での繰り返し充電回数がメーカー発表で500回と従来のエネループの1,500回と比べると極端に少なくなっているので注意が必要です。まあこれも、エネループの初代が出た時から徐々に性能は上がっていますので、すぐにこうした高容量のものが必要でなければ新しいのが出てくるまで待つのもいいかも知れません。

 もうひとつの新製品、2011年12月発売予定のeneloop plusの方は、容量1900mAhと充電回数1,500回は従来品と変わらないものの、電池自体が熱くなっても電池自体の温度を下げる仕組みが組み込まれており、メーカーではおもちゃなど子供が使うことを想定し、電池交換の際にやけどをしないように(実際、充電中などはまれに相当電池の温度が高くなることがあります)工夫された商品です。おもちゃ用とはいっても本体が熱くならないという特徴は普段使いには便利ですので、一般的な利用にも合うでしょう。

 エネループにはもう一つ、すでに発売されている容量の少ないeneloop liteというシリーズもあります。単三電池の場合の容量は950mAhとかなり少ないながら充電回数は2,000回をうたっていて、他のものより若干軽く安くなっています。

 改めて、こうした充電池の中でどれを選んだらいいのでしょうか。普通に使う場合は白色のeneloopかeneloop plusを選べばいいでしょう。eneloop proのように容量の多いものの方が良さそうに思いますが、外で使い続ける場合には満充電する場合の時間がかかってしまいます。単純計算でeneloop liteの方が通常のものよりも半分の時間で充電できるわけですので、満充電した状況から使えなければいやだという方や、車の中で時間を掛けずに充電したいという方などはこちらのセットを何本か持っていた方がスムーズに充電処理ができるでしょう。もっとも、エネループ自体が継ぎ足し充電をしても性能に影響しないので、従来品を半分充電した状態で使い直してもいいことはいいのですが。

 他社を含めた性能比べについては、ネット検索をかけると先人の方々が有益な実験結果を出してくれていますので「充電池 性能比較」あたりのキーワードでネット検索をかければ詳しい内容を知ることができます。とりあえずどういう事かわからない方は、三洋エネループかパナソニックのエボルタを選んでおけば間違いないでしょう。後は、容量と充電時間の兼ね合いで充電時間を短くしたい場合は容量の小さいもの、使用時間を増やしたい場合には従来品か新しいeneloop proを含めた容量の大きいものを購入候補にしましょう。なお、充電器については高容量のeneloop proでも従来のeneloop用の充電器に全て対応するとの事なので、安心して購入できると思います。

2011年7月25日 (月)

オムロン ウェルネスリンクを活用する

 先週購入し、ここで紹介させていただいた活動量計は順調に自分の消費カロリーを表示してくれていますが、そうした機器を使わないでも十分実用になるのがオムロンで提供されている「ウェルネスリンク」です。

http://www.wellnesslink.jp/p/

 以下のホームページから登録すると、対応機器を持っていなくても体脂肪を測ることのできる体重計や、血圧計の数値をネットにアクセスして入力していけば、いつでも自分の体の事を把握することができます。

 パソコン上だけでなく、登録した携帯電話のメールにURLを送ることで、携帯電話からもデータを入力したりグラフを見ることができる機能も備えています。以前紹介した旅行用の体重計や血圧計と併用すれば、いちいちパソコンを立ち上げなくても記録が可能で、旅行の際にも便利な組み合わせだと言えるでしょう。そうして携帯電話で記録したデータはパソコンでももちろん確認できますし、無料会員の場合は6ヶ月間のデータを保持できます。

 私の場合、たまたま活動量計を買ったことでこうしたサービスがあることを知り、本来はオムロンのサービスに対応した体重計や血圧計とセットで使えば入力の手間が軽減されるということなのですが、パソコンでの毎日のデータ入力が苦にならない方なら、サービスだけを利用するだけでも十分満足できるでしょう。以前はウィンドウズのみに対応したソフトでこうした計測データを扱っていたのですが、サイト上にアップロードする形になったことで、パソコンや携帯電話などネットに繋げることができる機器からなら全て見られるようになりました。サイト上で管理するような方法については個人情報をメーカー側に預けてしまうという不安要素はあるものの、病歴のデータなどのような人に知られるとまずいような情報とは違いますし、以上の情報から判断されて導入の参考になさってみられてはいかがでしょうか。

2011年7月24日 (日)

車のテレビについて

 いよいよアナログテレビ最後の日がやってきました。どんな感じでこの日を迎えるのかある意味注目でしたが、アナログテレビに繋げて地上波デジタルが見られる単体チューナーがすぐに手に入らない状況が続いているとのこと。地元の地デジサポートセンターに直接うかがったところ、レンタルの機材も用意していないということでしたので、この時点で用意ができていない方は機材が店頭で普通に買えるようになるまではテレビのない生活を強いられることになりそうです。

 震災関連の品薄と違って、地デジ化へのスケジュールは規定路線なのに、こういった状況になるということは官民の足並みがそろっていないという感じがしてしまいます。それと同時に思うのは、車のテレビについての問題です。

 車にはさまざまなグレードがありますが、最低のグレードにはラジオも付いていないものがあるかわりに、最高のグレードのものにはカーナビとテレビが最初から付いているというのが普通でした。しかし、こうした車のテレビは多くがアナログテレビなので、本日以降はテレビの機能およびスイッチ類が全く使えなくなってしまうという問題が起こります。対応としては家庭用のアナログテレビで地デジを見る場合と同じくデジタルチューナーを付ける必要があります。

 カー用品ショップでは車内でテレビを見るためのチューナー取り付けの手間はかなりかかるようで、多くの方はどうしようか迷っている方も多いだろうと思います。むしろ、FMAMラジオとCD程度のオーディオしかない車なら、小型カーナビにワンセグ放送受信可能なタイプのものを付けた方が簡単ですが、なまじ最初からカーナビやテレビが付いているものというのはこういう場合どうにもならないような感じがしてしまいます。

 最初から地デジを搭載したカーナビがセットされている車を買えば万事大丈夫とは思うのですが、最近はそうした車を狙っての窃盗犯も多発しているそうです。特にハイブリッドカーのプリウス用のものが多く狙われているとのこと。窃盗犯は小さな三角窓を割ってドアを開け、ごっそりと中のものを持っていくということですが、高い地デジ受信可能なカーナビを搭載している車の方は何か盗難対策を取るか、自動車保険で対応するために補償内容の見直しは急務になってくるでしょう。こうなってくると、最初から全ての機能が付いている車というのもどうかなとすら思ってしまうのです。せめて、オーディオ・カーナビはメーカーオプションの中から選べるようにするとかできれば、外から見て明らかにカーナビがない車は狙われないと思いますし、これから車の購入を考えられている方は単純にメーカーの推奨するセットでない方法についても検討する余地はあるのではないかと思います。

 車内の地デジ化について、今あるものでということであれば、携帯電話やスマートフォンのワンセグを見られるようにスタンドを設置して見るようにすれば追加のお金もそれほどかかりません。車のシガーソケットに差してUSB出力があるアダプターを導入し、100円ショップで充電用のコードをつなげれば、走行中なら電池の減りを気にせずに必要な時にテレビを見られます。この方法の問題はアンテナが貧弱で、市街地以外では放送が見られなくなることです。そうは言っても山間部などは普通にアンテナを立てても視聴することが難しい地域もあるわけですから、どちらにしても車で地デジを見る場合にはある程度の割りきりが必要になってくるでしょう。

2011年7月23日 (土)

旅先からのネット発信について

 個人的にはブログ専門でツイッターはやらないのですが、多くの人たちがスマートフォンを使って情報発信しているのはいろいろ見ています。私がそうした発信方法をとらないのは、恐らく自分の実況を中継したところでだれも面白くないだろうということもあるのですが、あえて実況中継のような書き込みをしたとして、世界中でどこの誰が見ているかわからない中、自分から情報公開するような真似はとてもできないと思うからです。ところが、今どこでどうしているかまで細かく書く人が、これだけ大勢いるというのには本当にびっくりしてしまいます。

 私がブログで旅先からの状況を書く場合は、その場所が特定されるような形で書くことはありません。その日の事はその日に書かず、前日に行ったことを書くか、どうしてもその日の事を書きたい場所は場所を特定されるような言い回しのアップや、写真の掲載については極力控えるようにしています。

 私の場合はいい年をした男ですのでそれほど問題はないかと思いますが、それでも車中泊の場所を明らかにしてから就寝した場合、車上荒らしや車へのいたずらは自分がもし寝入ってしまっていたら防ぎようがありません。まさか若い女性の方でそこまで脇が甘い書き込みをされる方はいないかと思いますが、ネットでそれなりに名前が売れている女性の方だったら、ストーカーに襲われる危険性だってあります。オフ会などで多くの仲間と一緒にいる際には発信しても大丈夫だと思いますが、単独および少ない人数での移動についてはできるだけ自分の居場所をリアルタイムに明らかにしないような注意が必要です。また最近、書き込み以外でも写真をブログにアップする際に、GPS付きのデジカメで撮影した写真をそのまま載せてしまう場合、写真のプロパティに位置情報がそのまま表示されてしまう場合があります。GPSデジカメは便利な反面、常に自分のいるところを表示しているということを忘れないようにしてほしいものです。

 あと、これは言わずもがなのことですが、ネットへの発信というのは仲間うちだけのコミュニケーションとは違い、見ようと思えば世界のどこからでも見られてしまいます。実際はやっていなくてもふざけて公共の場所でマナー違反をしたかのようなつぶやきや、飲酒運転を誇らしげに語るような事をしたら、下手をしたらそれが多くの人たちに知れわたり、個人が属している会社や学校に迷惑を掛ける場合も十分にあり得ます。くれぐれも自分で自分の首を絞めるような事に繋がるネット発信は控えることをお勧めしておきます。

 と、ここまでは自分の注意で何とかなる話ですが、世の中には今挙げたことを全く問題だと思っていず無節操に自分の身の回りで起こったことを発信しまくる人たちがいるので厄介です。ホテルでアルバイトをやっていた男がお忍びでやってきたスポーツ選手のプライベートを暴露したり、同じくスポーツ選手が婦人連れでスポンサー契約を行っている企業のショップを訪れた際、そこの店員があろうことか、選手のご夫人を誹謗中傷する内容をつぶやいたりしたことがネット上で話題になったことは記憶に新しいです。昨日などは、なでしこジャパンの主力選手と合コンができるとその場所をつぶやいただけでなく、合コン内でのオフレコの会話をつぶさに実況中継した大学生がいて、そのおかげでお相手の選手は全てのテレビ出演をキャンセルし謝罪したということがニュースになっています。

 これらは、一般人からするとそんなに関係ない話ではあるのですが、そうした何でも実況中継するような人と係わると、知らないうちに自分のプライベートが晒されてしまう危険性がないとは言えません。特に女性の方で一人旅をしようと思われている方については、その相手が男女問わず、やばそうだと感じたらすぐにそういった類の人から離れるようにしましょう。

2011年7月22日 (金)

「ぴあ」の最終号に寄せて

 昨日の新聞に、情報誌のパイオニアとして一世を風靡した「ぴあ」の最終号の広告が出ていました。さまざまな思い出が個人的にありますが、私の住んでいる静岡が割と東京に近いという地理的要因もあり、主に首都圏版のぴあを買っては情報を集めていました。

 雑誌全盛当時はインターネットがなかったため、マイナーな映画や演劇の情報を収集するにはぴあが一番てっとり早かったということもあります。そして、個人的には東京周辺のライブハウスのスケジュールを取るのに利用していました。

 この辺は強引に車中泊の旅とからめての話になりますが(^^;)、当時のライブハウスはチケット制ではなく予約も入れずにいきなり行ってもまず満員で締め出されるところはそう多くはなかったと思います。さすがに人気絶頂のアーティストは無理でしたが、私の好きなアーティストの出るようなお店は、かなり大がかりなイベント時をのぞいて行けばそのまま見ることができました。東京までの交通は主に鉄道を使い、行きは新幹線を使うものの帰りは毎日運行していた大垣夜行を使って静岡着午前2時なんてパターンをよく使っていました。往復の乗車券さえ買えば、東京でのライブ鑑賞を含めて全く突然に行ってもいいということで、ぴあを見て面白そうな別のライブを見付けると進路変更してそちらの方に行くようなことも自由にできました。

 こういう勝手気ままな楽しみ方をしていると、数ヶ月前に予約して、もしその日に突発的な用意が入ったら、そのすべてがキャンセル料となってしまうような計画性のある旅というものをわざわざしようという気がなくなってきてしまいました(^^;)。ぴあの方も多くのライブハウスと提携し、「チケットぴあ」というシステムでチケットを発券しないと中に入れないような事になってくるに従って、だんだんとそうした行動をセーブするようになって来ました。と同時に、全席自由だった大垣夜行も事前に座席指定を受けなければならなくなった「ムーンライトながら」となり、それまでのように気軽に電車で出掛けることはなくなりました。

 そう考えると、全くのノープランでふらふら出掛け、面白そうなものがあったらその場で楽しむようなことは、考えてみれば「ぴあ」で培われた行動パターンのおかげなのかなと思います。雑誌としての役割は終えたということでの最終号なのでしょうが、私のほうはこれからもさまざまなことにアンテナを張りつつ、行き当たりばったりの旅を楽しみたいなと思っています。

2011年7月21日 (木)

本屋さんにあるグッズ本に注目

 以前、雑誌の付録にマルチツールが付いてきた話を書いたことがありましたが、改めて見てみると、本そのものよりも付録目当てに買うような雑誌や本がかなり増えてきたような感じがします。バッグや調理器具がメインのものが目立っていましたが、じっくりと見てみると、かなり内容がバラエティに富んでいる事がわかります。

 地震直後、かなり入手困難だった手回しダイナモが付いた災害用ラジオ+LEDライトがそのままパッケージされた本(?)があったのには感心しましたし、熱中症対策のファンもあったりします。ある意味、雑貨屋さんで買うようなものが解説書の付録として本屋さんに置いてあるのですから不思議な感じがするものの、逆に考えると旅先で本屋さんに飛び込めば、車中泊の旅に役立ちそうなものがそれほど高くない金額で手に入るということもあるでしょう。

 昨日は付録の付かない本を探しに行っていたので詳しくは紹介できませんが、こうしたものの中で面白いものがあれば、ここで紹介させていただくのもいいかも知れませんね。将来的にはこのジャンルというのは、それほど廃れることはないと思いますので、継続してアンテナを張ってみたいと思っています。

2011年7月20日 (水)

台風対策について

 非常にゆっくりと移動する台風6号はまだまだその影響は去ったわけではありません。地震と比べると事前に予想可能とは言いつつも、突風が吹いたりすると思いもかけない形での危険が予想されますから、基本的には台風の接近時には旅に出ないことが最も大事でしょう。

 運悪く旅や移動の途中の場合、なし崩し的に車中泊という状況になってしまう場合も考えられます。できれば室内で台風をやり過ごすためにホテルや24時間営業の入浴施設などに逃げ込みたいところですが、今回のように高速道路が通行止めになりそれにともなう渋滞に巻き込まれたような場合は距離を稼ぐ移動をすることも厳しいでしょう。基本的に車の外に出ないまま一通りのことができるものを用意しておくことをおすすめします。

 車で移動している際の災害時の準備の基本は、まずは刻一刻と代わる天気や交通情報をいち早く入手することです。定時のラジオが基本ですが、渋滞にはまり、通行止めなどの影響でどうにも車列から抜け出せないような状況も考えられます。そうした場合はガソリンの節約のため無駄にアイドリングをすることなく、乾電池式のランタンで室内を照らし、ポケットラジオで情報を入手しましょう。ラジオの定時放送まで待てない場合は、携帯電話やスマートフォンで高速道路・一般道の渋滞情報を入手し、安全に移動が可能ならば少なくとも土砂災害の恐れのない場所まで移動したいところです。ただし土地勘のないところで、夜移動するというのは大変危険なので、むしろ同じような車が多くいる状況の中待つというのも判断としては十分にあり得ます。道の駅や小さな駐車スペースで仮眠を取るという選択をする際も、近くに同様の行動をしている車があるところでやるようにした方がもしもの時を考えると好ましいでしょう。ただ、天候の状況でどうなるかわからない中、いざという時にはすぐに跳ね起きて車で移動できるように、運転席周辺のスペースだけは車中泊仕様の準備をしない方が賢明です。

 風や雨が強い中、どうしても外へ出なければならないような場合、状況によっては傘が役に立たない場合もあります。車の調子がおかしくなったような場合、エンジンルームを開けて作業するような場合でも、傘を差しながらでは作業の効率はかなり落ちるでしょう。そんな時のために、100円ショップで売っているようなものでもいいですので、雨合羽を一つ車に積んでおくと安心できます。雨合羽は本来の使い方とは別に、何らかの状況の変化で外気温および車内の温度が下がったような場合でも防寒着の代わりとしても使えます。新聞紙を雨合羽と服との間に入れることで保温効果はさらに高まります。

 外で作業をする場合、ランタンとは別にヘッドランプを用意しておくと両手を自由に使える分有利です。以前このブログで紹介したGENTOSのGTR-931Hはおすすめですが、他のものでも構いません。ただ、防水をうたったものでないと雨の時に使えませんので注意してください。もちろん、明かりやラジオをいざという時に使うための電池の用意はしっかりとしておかなければなりません。私は常に余分な充電池を余らせて用意しているのでそれほど心配はしていませんが、いざ使おうとした時に電池が切れていたのではしゃれになりませんから(^^;)、実はその点が災害時に一番重要だったりするかも知れません。これも、日々さまざまな機器に充電池を使いながらローテーションをしていればそうそう問題にはなりませんので、電池を使い捨てない生活というものを検討する余地はあります。今後、どの程度の台風が日本に向かってやってくるかわかりませんが、その時になってあわてないように最低限の準備をしておきましょう。

2011年7月19日 (火)

奇跡は起こるのか?

 さすがに本日のお題は、女子サッカーのワールドカップについて書いておきたいと思います。興味のない方には申し訳ありません。

 昨日は早朝から生で試合を見ていたのですが、「日本が絶対勝つ」というような甘い見通しはとても持てませんでした。というのも、世界ランキングが1位と4位と拮抗しているようでいても、その力の差というのはかなり開いていたように思います。それまでの対戦成績を見ればさらに難しい試合になることは容易に想像できました。

 日本が勝つパターンとして、後半ギリギリまで0対0で粘り、試合終了間際にセットプレーで1点をもぎ取って逃げ切るという準々決勝のドイツ戦のような戦い方でないと難しいだろうなと思っていました。しかし反対にいい時間にアメリカに点を入れられて、悲観的な予想をされた方も多いはずですが、相手ゴール中央のセンタリングに合わせて複数の選手が走り込んでいたため、こぼれ球を押し込み同点とすることができました。

 そのまま延長戦に入ったものの、ゲーム当初からアメリカにパスで振り回されていた日本チームはスタミナも切れがちで、案の上相手チームのエースに決定的な点を入れられてしまいました。体格の差をカバーする運動量が落ちている中、延長後半の15分があるとは言え、この時点でまた追い付けると見ていて思った方は、そうはいなかったに違いありません。流れの中で点を入れるのが難しいとなると、フリーキックやコーナーキックからのセットプレイしか活路はないと思っていたところ、そのチャンスをものの見事に決め切ってしまいました。

 サッカーというゲームは力の差があってもそれほど点が入るスポーツではないため、チャンスを確実にものにしながらしっかり守っていけば、力が劣るチームでも勝つチャンスがあります。今回のように引き分けが許されないのでペナルティキック合戦になるトーナメントではなおさらです。日本国内でもプロアマのチームが一緒のトーナメントで日本一を競う天皇杯がありますが、そこでもリーグ戦の王者やJ1のチームが必ず優勝できるわけではありません。それがサッカーの面白いところなのですが、それでも全くの運だけで今回の日本チームの栄光があったわけではないでしょう。

 どんなに劣勢になっても試合を諦めず、ひたむきにボールを追いかけてゴールを狙う姿勢をなくさなかったことこそが今回の世界制覇の原動力になったのであろうと思います。それでも、勝敗は時の運で、ちょっとしたことで違った結果になってしまったかも知れませんが、まじめにやっていればこういう事も起きるということの実にいいお手本であったのではないかと思いますね。

 各国のメディアでは「奇跡」というキーワードで語られているところもありますが、奇跡はただ待っているだけではそうは起こりません。自分でできる事はしっかりとやった上でその結果を待つようでないととてもだめでしょう。そんな当たり前の事を身をもって示してくれた日本チームには感謝の気持ちでいっぱいです。

2011年7月18日 (月)

オムロン 活動量計 カロリスキャン HJA-307IT

 今使っている歩数計をそれまで使っていた歩数計をなくしたからと、家族に譲り渡すことになってしまいました。多機能の歩数計は使いこなせないというので割とシンプルなものを探していたものの、メーカー品となるけ結構高いので、それなら新しい歩数計を自分のために買ってしまおうと物色していたところ、最近は単に一日の歩数を表示する歩数計より機能が上である「活動量計」なるものが出ているということがわかりました。

 歩数計を常に携帯し、一日一万歩を目標に歩数を稼ぐことのできる生活ができる人はある意味幸せだと私は思います。仕事の関係などでどうしても車に乗る時間やデスクワークにかかることが多くなる中、一日一万歩というところで挫折してしまうという方は案外多いのではないでしょうか。車中泊の旅というのも、一日のほとんどを車の中で過ごすことも多く、単純に歩数からその日の消費カロリーを類推することすら難しいだろうと思います。

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 最近出てきている活動量計というのは、常時ポケットの中に入れておくことにより、微妙な振動をとらえて歩かなくてもその時々の消費カロリーを測定することができるようになっています。写真のようにデフォルトの表示は歩数ではなく、基礎代謝分を含む、一日のさまざまな活動で消費したカロリーが表示されるようになっています。そして、もちろんその日の歩数も記録されますので歩数計からの乗換えでも問題ありません。

 体重の増減というのは単純に摂取カロリーと消費カロリーとの差で出てくるわけで、摂取カロリーについては多くの食品についてだいたいのカロリー数はわかりますし、外食の場合はデータ化されたものがメニューに載っていたりするので比較的測定は容易です。日々の生活の中で一日の摂取カロリーがわかってくれば、消費カロリーをそれ以上に目標設定すれば、小さな活動量計のみでも体重のコントロールが可能であることはおわかりでしょう。

 さらにこの活動量計は、オムロンが展開する「ウェルネスリンク」へ登録することにより、付属するトレイの上で送信ボタンを押すことによってデータをネット上に簡単にアップロードできるようになっています。このサイトでは同じくオムロンの体脂肪計や血圧計を登録することで全てのデータがアップロードできるようになっているようですが、他社の機器しかない方でも手動での入力も可能です。こうしたメーカーによる囲い込みというのはいいことがある反面、いつまでも同じメーカーの製品を惰性で使い続けなければならないというディメリットもあります。さらに、ネット上のサービスであるウェルネスリンクには無料の会員登録でデータ入力ができるものの、6ヶ月以上前のデータがそのままでは消えてしまい、残したい場合には月額315円出して有料会員に登録しなければなりません。それでも、サインインすればどこのパソコンからでも活動量計から転送したり、手動で体重や血圧を入力したデータを確認できるというのは旅先のパソコンからでも更新できるので、それはそれで毎日の動機付けになるかなという感じで購入したのですが、パソコンとの連携はいらないような場合は他社のものでも十分だと思います。

 旅行中というのは多くの方が3食すべて外食になってしまう可能性が高く、さらに高カロリーなものを好んで食べてしまいがちになります。いくらおいしいものへの誘惑が高い旅であっても、高カロリーな生活が数日続くだけで体重は増えていってしまいます。こうした活動量計である程度の運動をしながら消費カロリーを見、ここまでなら食べられるという具体的な根拠を持てるというのは実にありがたいと思われる方も多いかと思います(^^;)。さまざまな行動がどれくらいのカロリーを消費するのかということを知るのも面白いものです。すでに歩数計を使って体調管理をされている方も、乗り換えるだけの価値はあるのではないかと思う次第です。

2011年7月17日 (日)

これからのETC活用術

 土曜休日の1,000円上限という高速道路料金の適用が終わり、昨日それ以来初めて高速に乗りました。せっかくの連休初日ということで、御殿場のアウトレットまで行ってきたのですが、基本的に高速には乗らないで国道一号線のバイパスを主に利用していました。

 昨日が特別だったのかわかりませんが、かなりの数の白バイが出ていました。さらに、途中の区間ではネズミ捕りをやっていて、下道と高速道路の違いでスピードの遅さに我慢できなくなった車が軒並みスピード違反で挙げられていたようでした(^^;)。今まで高速中心に長距離を移動していた方が下道を主に使うようになってくると、こうした危険は常につきまといます。ついついスピードを上げて早く目的地に着きたいという気持ちはわかりますが、信号のないバイパスというのはあくまで一般道路ですので、スピードの出し過ぎに気を付けながら運転するようにしたいものです。

 今回はアウトレットに行く前に東名高速道路の足柄サービスエリアへ行きました。特に足柄の場合、上下線とも下道からサービスエリアに入ることのできるルートが確保されています。そんなわけで、行きは高速道路には乗らなかったので、自由に下り線の方から上り線の方へと移動しながら食事を摂りました。恐らくアウトレット構内ではそれほど食事の種類を選ぶことができないだろうと思ったからでした。さすがに看板のレストランは昼時にはかなり混雑していましたのでスルーしましたが、軽食のコーナーは値段も安く、一部のコーナーではそれほど混んでいなかったため簡単な食事をしました。元々サービスエリアは長い時間滞在するところではないので(車中泊に使われる場合を除きます(^^;))、かなり混んでいたとしてもちょっと待てば何とかなります。お土産も上下線ともかなり充実していて、下り線の方では北海道のお土産特集ということで有名なお土産の数々が入手可能でした。こうしたイベントのような事を行なうことで幅広い集客を狙っているのでしょう。まさにサービスエリアのデパ地下化という感じがなくもありません。

 御殿場アウトレットは予想通りかなりの人出でしたが、店舗の中には夏以降に撤退するところも多く、長く行かないと意外と多くのお店が入れ替わっています。今回は事前に買うものを決めて行ったのですが、それでもかなりの長い時間、うだるような暑さの中歩きずめでした。さすがに汗をかきまくったので、アウトレットからすぐの御殿場市温泉会館へ行ってのんびりします。ここの温泉は正面に大写しになった富士山を見ながら入ることができるため、アウトレットの帰りにはいつも寄るようにしているのですが、それほど込み合ってもいず、料金も大人500円(3時間まで)小人200円とごく普通の価格設定です。中で食事もできるので、早めにアウトレットで買い物をすませ、ここで温泉と食事をするというパターンでも今考えてもよかったかも知れません。

 温泉会館を出たのが午後4時過ぎで、帰宅時間は下道を通っていくと7時頃が予想されました。そこから夕食の支度をするのもめんどくさいので(^^;)、途中で外食をしようといろいろ考えたのですが、連休初日の土曜日というのは、普通のファミリーレストランでも人がおしかけてすぐには食べられないことが容易に想像できます。そこで、今回はあえて高速道路に乗り、サービスエリアで食事をすることにしました。

 東名高速の清水インターと静岡インターの間にある日本平サービスエリアは、上下線ともレストランが併設されています。今回利用した下りのサービスエリアの情報は以下のリンクにありますので、興味のある方はごらんください。

http://www.c-exis.co.jp/sapa/detail_2/012230119.html

 ここのレストランは食券を購入するとすぐに厨房に連絡が入り、席を確保して待っていると、食券に印刷された番号で呼ばれます。わずらわしい注文の手間もないので人の回りも早く、定食の種類も多いので気に入っています。ただ、いくら便利だとは言ってもわざわざ高速道路に乗ってまで食べなくてもいいのではと思われる方もいるかも知れません。しかし、ここでETCを搭載していることが生きてきます。清水~静岡間は普通車で500円、軽自動車で450円ですが、休日にETCで利用すると基本半額になるので、気軽に利用できます(普通車・軽自動車とも250円)。車中泊で下道中心で移動する場合であっても、仮眠のために安心して長時間駐車する場所がどうしても見付からない時などは、緊急避難的な手段として一区間だけ高速道路に乗り、サービスエリア・パーキングエリアで寝る場所を確保するという手段をより気軽に使えます。今回は食事のためだけに高速に乗ってしまいましたが(^^;)、さまざまなサービスエリア内のサービスを研究することによってこうした一区間だけの利用価値というのはさらに出てくるだろうと思うのですが。

2011年7月16日 (土)

まずは危険を知ろう

 昨日のごくごく範囲の狭いローカルニュースで恐縮ですが、とある小学校のプールに海上保安庁の方々が出向き、服を着たままプールに入り、おぼれた時の対応をどうするかということについてレクチャーを行なった様子が流れていたのが印象に残りました。

 何かにつかまるなどしながら5分間浮いていれば、まず間違えなく助けが来るという前提で5分間ペットボトルなどを体で抱えながらじっと浮かんでいる訓練などをやっていたのですが、海上保安庁の方のインタビューで印象深かったのが表題の言葉です。

 この連休は台風が日本周辺に向かいつつあるということで、太平洋の沿岸部はかなり荒れることが予想されます。台風の近づいた海がどれほどの危険をはらんでいるのかというのは、大人にはさまざまな経験でわかると思いますが、そうした経験のない子供は、遊泳禁止だとか立ち入り禁止の看板があっても、どんどん中に入って遊んでしまう無鉄砲さをもっている場合があり、それが悲劇へと繋がってしまうかも知れません。そういう意味ではあらゆるものについての恐れを知ることというのは、自分を守るためには大変重要なことだとわかるでしょう。すでに海へ行く予定を立てておられる方は、いくら暑くても遊泳禁止の場所には行かないなど、水の事故には十分気を付けていただきたいものです。

 そうしたことを踏まえて考えると、車中泊の旅というのは、どこで車中泊するかということも含め、自宅にいる時のような安全は必ずしも確保されません。天候の急変による土砂崩れや地震だけでなく、人に襲われるような場合も考えられなくはなく、寝ている時であってもいざという時には自分の判断で移動したり目の前のトラブルに対応するだけのものがないと、まれにではあるものの本当にそんなトラブルに見舞われたときに対応することができなくなることも考えられます。

 車での旅では海で遭難することは考えづらいですが、旅に出る際の考え方として、全くの怖いもの知らずでやみくもに進もうと思っていると、思わぬところで足元をすくわれてしまうかも知れません。どんな場合でも過信は禁物です。自分で危機を回避できるところについては、その対策を行なうことで、旅先での危険をある程度は回避できますので、無理な行動をせず、無事に帰ることを念頭に置きながらこれからの夏休みの時期は出掛けられるといいと思います。

2011年7月15日 (金)

旅先でのテレビとの付き合い方

 ここのところ、アナログからデジタルへの移行時期ということで、テレビに関する話が多くなってしまうことが今後もあるかと思いますが、どうぞご了承下さい。

 テレビの地デジ化というのは何も家庭だけのものではなく、車載用のテレビもデジタルチューナーを付けて地デジ放送を見るための対策を取らないと見ることができません。車の中にテレビは必要かどうかという議論は当然あるかと思いますが、天気予報ひとつとっても、ちゃんとした雲の映像を見ることができれば具体的に今後の天候の変化を予測できますし、私もあれば使うと思います。ただ、そういった用途だけなら今あるアナログテレビにデジタルチューナーを付けるまでの事はせず、携帯電話のワンセグ機能を使うか、ノートパソコンで見るための外付けチューナーを用意する程度の事で、そうして準備していても全くそうした機材を使わないこともあったりして、あえて気合いを入れてまで旅先でテレビを見るというところまではいきません。

 というのも、テレビの受信状況は周辺の地理的要因によって変わり、山の中では車内の貧弱なアンテナでは全く見られない場所の方が多いだろうということが安易に予測できます。どうしても観たいテレビがあるまま車中泊の旅に出たいと思われる方がおりましたら、確実に後で見られるように自宅での録画環境を整えてから出掛けられる方がよろしいでしょう。

 そうは言っても電波状況が良いところに車中泊の場所を定めたりしてしまうと、ついついスケジュールがテレビ中心になってしまうということはよくある話で、皆さんも同様の体験をされていらっしゃる方がおられるかも知れません。就寝時間がずれ、早朝も一番には出掛けられず、結果が最悪の場合、行こうと思っていたところに行けなくなる可能性もあります。

 放浪のような旅で、何をするにも気の向くままといった旅ならば、テレビというのは最高の友として旅先での寂しさを紛らわせてくれるものでしょう。しかしそれなら、自宅で何をすることもなく惰性で見ているのと変わらず、時間に限りがある旅でも同じようにテレビを見ていたら、有益な旅行先での時間を無駄に消費するだけではないかと私は考えます。

 有名なミヒャエル・エンデの小説「モモ」には「時間どろぼう団」という人たちが出てきます。私たちの生活でかけがえのない時間を容赦なく奪い去っていく中で、人々の心がなくなってしまう世界が描かれているのですが、これはエンデが描き出す現代社会への警告でもあるでしょう。普段の私はそうしたことをあまり気にしないまま無駄な時間を過ごしてしまっていますが、日常とは全く違う旅の時間というのは、同じ24時間であっても、自分で自由に行動を決めることができる分、1日はこれほど長くいろいろな事ができるのだと気付かせてくれるものでもあります。

 旅の空で1日の予定を決める中で、貴重な時間を無駄に過ごさないためにも、特にテレビを車載したりサブバッテリーで見られる小型テレビを用意している方は、くれぐれも旅がテレビに振り回されないように注意しましょう。せっかく自分の眼でいろいろ見ることができるところを、テレビという箱の中ものに注目し続けるのは実にもったいないと思いますので。

2011年7月14日 (木)

電力問題を小さなところから考えてみる

 ソフトバンクの社長さんが音頭を取ってメガソーラー構想なるものがあったり、現首相が原子力発電所からの決別を言ってみたりと、流れは自然エネルギー利用の方向にあるようですが、そう簡単には行かないでしょう。というのも、話をごくごく小規模な車の中での電力確保という点で考えてみても、車中泊をするためにサブバッテリーを設置するとして、そのサブバッテリーを切らさないように充電サイクルを確保するのは大変なことだからです。

 サブバッテリーを設置しておられる方が旅行中に電気を使うためにやっているのは走行中に車のダイナモを利用しての充電ですが、これはまさにガソリンを使った発電行為です。これを太陽光発電や風力発電で代替できるのかということを考えた時、電力問題の大変さというものもわかってくるところがあります。

 今のソーラーパネルの性能と蓄電池の組み合わせでは、車の屋根に設置する程度の大きさでは、長期にわたって車を利用しない時の自然放電を抑える程度の出力しか得ることはできないだろうと思われますので、私は早々にそうした大がかりな設備投資を現状では諦めました。とりあえず、単三単四電池を充電して使うくらいの利用方法しか実用的でないと判断し、ここで紹介しましたバイオレッタソーラーギアというポータブル発電システムを導入しています。現状では家電製品を動かすぐらいの電力を得るためには、オートキャンプ場にあるコンセントを使うのが一番無難で(^^;)、サブバッテリーを走行中に充電するシステムを作ることで、バッテリー容量を気にしながら何とか最低限の電気を使うこができるという感じです。逆に言うと、それだけ自然エネルギーを使った発電の普及がむずかしいとも言えると思います。

 新しい太陽電池パネルが開発され、車の屋根程度の広さのパネルでもそこそこサブバッテリーを充電できるようになればいいのですが、問題は発電能力だけでなく蓄電池にもあります。多くの方がサブバッテリーとして使われているものは充電と放電を繰り返していくうちに性能が落ちていくので、定期的な点検と交換も必要です。

 そう考えると、エネルギーを自給するためには太陽電池うんぬんよりも、いかに高性能で劣化の少ない蓄電池が開発されるかどうかにかかっているとも言えます。先日紹介したリチウムイオンキャパシタがポータブルバッテリーやサブバッテリーシステム用として現状の鉛蓄電池程度の容量のものが出てくれば、車中泊の環境は相当に変わるであろう事が予想されます。

 家庭内においても、日中の電力供給について屋根に設置した太陽光パネルや風車でそこそこの給電が確保できるなら、現状でも高性能で耐久性のある高容量の蓄電池さえ一般家庭に普及すれば電力会社との契約がなくても電力をまかなえることも可能ですし、自家発電システムがなくても、常に蓄電池の容量を満タンにしておくことによって停電時の非常用電源とできるだけのものが普及すれば、自然エネルギーの開発については後回しでも原子力発電に依存しなくても何とか停電を起こさずに済むようなことになるでしょう。

 そんなわけで、ここ数日の太陽エネルギーこそが日本のエネルギー問題を救うという考え方よりも、いかに早く実用的な蓄電池を開発できるかに日本のこれからがかかっていると私は思うのですが。

2011年7月13日 (水)

緊急地震速報と緊急警報放送

 テレビのアナログ放送が東北地方を除いてデジタル放送に移行する日が刻々と近づいてきました。地デジの素晴らしさというものを何とか多くの人たちに告知してもらおうと放送局は必死ではありますが、生放送を流しているようでいて実は家庭のテレビに映るまでに3秒ほどのタイムラグが生じるという問題は意外と知られていません。もし、テレビとラジオで同時に中継されているスポーツ中継があったとしたら、ラジオを聞きながらテレビを見ていると、画面で起こることはすでにラジオからの情報でどうなったかことごとくわかってしまいます。これはデジタルテレビとアナログテレビを並べて同じ番組を映しても同様ですが、今後はテレビの中での生中継というのは、もし生中継を利用して突発的な事を企む人がいたとしても、わずかなタイムラグの間にそうした影響を回避し、コントロールすることが可能になったということでもあります。そんなわけで、テレビの箱の中で起こっていることはますます現実とはかけ離れたものだけになるのではないかと危惧していますが、気に入らなければ見なければいいというのもテレビの持つ特質ではあります。しかし、そうは言っていられない問題をこのタイムラグというものは抱えています。

 これから日本のどこでどれだけ大きな地震が起こるかわからない状況で、一刻を争う緊急地震速報が出る可能性は常にあることは間違いないところです。この緊急地震速報というのは、大きな揺れが来る前に最低限身構える時間をかせぐために行なっているものですので、タイムラグのせいで、そのタイムラグ中に地震に遭遇してしまうかも知れず、そうなると震源に近く最も地震速報を頼りにしている人たちの避難に役に立たないような状況が今後起こることが予想されます。現状では全国のNHKと東京・大阪の民放局ではお金を出して対策を済ませているそうですが、総務省がタイムラグ問題の対策として在京・在阪以外の民放局に求めている文字スーパーと警報音を地図の表示に先行して流すシステムでのテレビ表示がリアルタイムで行なわれたとしても(タイムラグはこの対策で0.5秒になるとのこと)、地図表示と現場でのアナウンス自体が遅れるならば、今のように全く関係ない地域の緊急地震速報を流している現状では、効果はアナログテレビから比べると薄れるかも知れないと思います。そんなわけで、7月24日以降はアナログで放送が続くラジオからの情報がその早さの点においては、一番信頼できるようになるでしょう。世間がこのことに気付き、多くの方がテレビに不信感を持つようになれば、またそぞろ店頭からラジオが消えてしまい、いいラジオが買えないという状況が生まれるかも知れません。持ち運び可能なポケットラジオの他、家族みんなで聞ける大きめのホームラジオを用意しておくことをおすすめする所以です。(この部分の内容については、改めて内容の確認を行なった上で加筆・訂正を行ないました)

 しかし、そのラジオ放送についても問題は残ります。先日高速道路を使って移動中、車内で流していたNHKラジオから緊急地震速報の音が聞こえてきました。ちなみに、岐阜県を走行中の事でしたが、一瞬東北だけでなくついに東海地方でも地震が来たかと思いスピードを落として路肩に寄せようとしたら何か様子がおかしいことに気付きました。緊急地震速報の予想地域は福島県周辺の地震で、どうやら全国に向けてNHKは緊急地震速報をチャイム付きで流していたということだったのでした。

 地震速報自体のアナウンスは全国ネットでアナウンサーが喋っているのですから伝えるのは当然だと思いますが、なぜあの不快な予告音まで全く関係ない地域であっても流すのでしょうか。あの音を聞くことで体調が悪くなった人もいるくらいですから、全国が放送エリアのBS放送を除き、地上波デジタルやラジオ放送では少なくともあの不快なチャイム音は出さないようにできなくて何が放送技術の進歩かと思ってしまいます。さらに、NHKのラジオについては、安易にテレビとの同時放送をすることが多く、ラジオを主に聞いている人からするとわかりづらく、かなり不親切な放送を平然と流しているように思えます。

 そんなわけで、車で旅をしている中でラジオを聞く際は、人によってはNHKを極力聴かない方が良い場合が出てくるでしょう。民放のローカル局の方がその地域の細かい情報を流してくれますし、少なくとも現在地とは全く関係ない場所で出た緊急地震速報のチャイムを流すことはないでしょう。

 ドライブ中にラジオは聞きたくないという場合も当然あるかと思います。ただその場合情報を得る手段がなくなってしまうわけですから、ラジオ以外での情報受信手段を用意しておく必要があります。今、緊急時のメール配信を実施している携帯電話を所持されている方がいらっしゃいましたら、ダッシュボードの自分が見えるところに携帯電話を配置し、警報が出たらわかるように携帯電話スタンドを設置することで一応の対応は可能です。

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 私は写真のような100円ショップで購入した携帯電話用ホルダーを貼り付けています。これで、ラジオを聞いていない場合にも警報がメール配信されればわかるようになりました。メール配信にもタイムラグがありそうなのでこれで万全とは言えませんが、たまたまラジオを付けないで走ってしまう可能性もあるので、私は今のところはこの二本立てで行こうかと思っています。

 大きな地震の波を感知した際に出される緊急地震速報と間違いやすいものに、津波警報が出たり東海地震の余地情報が出た際に独特の信号音を出すことでラジオやテレビのスイッチを入れ、夜中でも正確な情報を提供することができる「緊急警報放送」というものがあります。テレビやラジオを待機状態にしておくことで特殊な信号を受信しスイッチを付けられる技術は、エコ化の流れに反してはいるものの、命を守るための待機電力ですから、もし自宅に対応したテレビがあればあたかも家庭のコンセントを全て抜くことが美徳かのよう言われても私は頑なにコンセントを差しっ放しにするのですが(^^;)。しかし、この緊急警報放送対応のテレビには(ラジオはパナソニックのホームラジオに1機種のみ販売されているものがあります)、今売られている高性能のテレビに機能として付いているものにお目にかかったことはありません。待機電力云々より、こうした警報はいつ出るかわからないわけですから、今のテレビで確実に緊急性のある情報を入手するためにはテレビをずっと付けておかなければなりません。こうした機能を日本のメーカーはなぜ標準装備にしないのか、理解に苦しむのは私だけなのでしょうか。

 緊急警報放送の性質として、主に津波警報を迅速に知らせるために使われているということもあり、カーラジオへの緊急警報放送対応機能の搭載が実現していれば、普段ラジオを付けないで運転している人もすぐに警報が出ているのに気付き、車を乗り捨てて逃げることも可能性としてはあったように思います。となれば、今回のような大きな被害は避けられたのではないかということも思ったりします。実は、車に付いているラジオに緊急警報放送が入れば強制的にスイッチが入ったりラジオの当該放送に合わせ、その場所において一番受信レベルの高い放送局に自動的に合わせてくれるようなカーラジオについての特許を、ソニーが1995年に出願していて、1997年に公開されています。この技術を使ったものが製品化されたのか興味が出てきてインターネット経由で探しましたが、私が探した限りでは、今だそうした緊急放送受信システムを搭載したカーオーディオというものがあったのかどうかわかりませんでした。ちなみに、特許の内容については以下のリンクに詳細がありますので興味のある方はご覧下さい。

http://patentinfo.jp/patent/1593884.html

 こんなカーラジオがあれば、すぐにこのブログで紹介したいところです。ただ、ないものは仕方がないので現状では個人で工夫するしかありませんが、今からだって遅くはありません。自動車メーカーには標準で緊急警報放送の自動受信機能の付いたカーラジオを早い時点で搭載して欲しいものであります。

(追記)

車で移動中に使えるものではないですが、ユニデンから防災用品として「地震津波警報機EWR200」なるものが売られています。ここで紹介した「緊急地震速報」と「緊急警報放送」の両方が出た時に知らせてくれるものということで、テレビやラジオをつけない生活をされている場合や、就寝中などにすぐ警報が出たことを知ることができるようになっています。停電中でも内蔵電池で対応可能など、用意しておけば安心な物であることは間違いないでしょう。ただ、警報音が大きいので、テレビからの警報音が苦手な方にとってはセットするのに勇気がいるかも知れませんね。必要性を感じられている方は、1万円以下で手に入るようですので、導入するのもいいかも知れません。個人的には充電池で動かすポケットラジオを付けっぱなしにしておくという原始的な方法の方が導入コストもかからないのですが、ラジオの音が気になって眠れないという方もいると思いますので、専用品の方が安心は安心でしょう。(2011年9月3日)

2011年7月12日 (火)

ダイソー ひと押し計量ボトル

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 以前、テレビ朝日のバラエティ番組「シルシルミシル」で100円ショップのダイソーの特集をやっていた時、非常に便利だと紹介されていたので105円で購入したものです(^^)。液体調味料を入れ、特定の場所を押し分けることによって大さじ一杯分(約15ml)と小さじ2杯分(約10ml)を注ぎ分けられ、液体がたれないというアイデア商品です。料理をしない人にとってはいくら便利でも使いようがないグッズだと思われるかも知れませんが、私の場合特にこれからの季節に車で出掛ける時には欠かせないアイテムとなってしまいました。

 日中の暑さがきついと、どうしても調子が悪くなったり食欲が落ちがちになります。冷たい飲み物を体が冷えないように注意して飲むことで水分補給を心がけていますが、水やお茶だけだとアクセントに欠け、物足りないと思う方も多いでしょう。しかし、スポーツドリンクや炭酸飲料などを飲みすぎるとそれで体調を崩してしまいかねません。

 そんなわけで、私が個人的に夏の間に良く飲むものとして、飲料用に作られたお酢があります。最近の健康ブームの到来と共に、さまざまな種類の「飲むお酢」が売られています。飲む銘柄を決めたら、冷蔵庫で冷やした水に溶かして飲むのですが、食欲がない時でも何とか食事を口に押し込むくらいには回復できるので、夏の間はジュース類よりもお酢というのが毎年のパターンになってしまっています。

 飲み方としてはおよそ大さじ一杯をコップ一杯の水で溶かして飲むのですが、いちいち計量スプーンを使って分量を計るのも面倒くさいので、使っているのが写真の計量ボトルというわけです。日常生活の中では冷蔵庫の中に入れているのですが、旅に出る際はこのボトルをそのままクーラーボックスに入れて出かけ、以前紹介したことのある保冷専用のジャグに入れておいた冷水や、気分を変えたい時にはハイボール用の炭酸水で割って飲むのが旅先での定番になっています。

 旅先での体調管理というのは大変重要ですが、体がだるくなったり頭が痛くなったりした場合のリフレッシュ方法として大変役に立っています。以前は目分量で適当に入れていたのですが、このボトルを導入したことによって正確に入れることができるので、自分で糖分の摂り過ぎを節制できたりして(^^;)、今年も何とかこれで厳しい夏の暑さを乗りきろうと思っています。

2011年7月11日 (月)

非常用食料について考える

 先日、車内に常備しているインスタント食品の賞味期限が近づいているのに気が付いて、昼食用として消費しました。以前にここのブログで紹介したはごろもフーズの「サラスパ」を利用して、茹で上げた麺にまぜるだけのパスタソースが賞味期限ギリギリだったのでした。

 サラスパの方は乾燥させているせいかすぐに食べなくてもいいほどの賞味期限があったのですが、組み合わせて食べるものであるところに備蓄食料の難しさがあります。今まで、あまり考えずにレトルトのカレーやシチュー、袋のインスタントラーメンなどを買っていたのですが、これらの食品は、車の中で食べるにしても何らかの調理をする必要があるものなので、キャンプで出掛けることがなければなかなか消費しないということがあるのですね。道の駅や高速道路のサービスエリアの駐車スペースの一部を占拠し、そこで火を使った調理をするような事はトラブルの元になるかも知れないので、個人的にはおすすめしません。よほどの緊急事態でもない限り、せいぜいアルポットでお湯を沸かす程度なのでお湯があれば作れるインスタント食品程度があればそれで十分な気もします。地震や台風で周辺のお店が開いていないような場合に備える場合でも、調理をするためには燃料も同時に用意しておく必要があります。目の前の空腹を満たすものとして考えれば、たとえお湯を沸かすだけであっても、いざ外で火を起こすといっても天候の関係もありますし大変な場合も考えられます。そんなわけで、車中泊の旅用と兼用する食べ物については、再度考え直す必要がありそうです。

 一般的な非常食として調理をせずに食べられるものというのは代表的なものとして乾パンがあります。普通の状況では食べたくもないという方がほとんどだと思いますが(^^;)、最近ではリッツやビスコなどのビスケット類や、サクマドロップの長期保存缶というものが災害用品として売られていて、とりあえずすぐに食べられるという点は便利です。硬くて水気のないものはいやだという場合、一つ私が用意してあるものに「パンの缶詰」があります。缶詰を開くと、結構やわらかい普通のパンが入っていて、かなり長期間の保存も可能になっています。本当のいざという時に備える食料という点ではこうしたものを揃えておいて、賞味期限前に入れ替えることを繰り返しておけば、当初の目的は達成できるのではないかと思いました。

 もう一つの車中泊の旅の中での非常用食料の考え方として、積極的に現地調達するという方法もあります。観光で観光地を回るなら、お土産の置いてあるお店を回ることもあるでしょう。その中でとりあえず賞味期限が長そうなお菓子などを自宅や人へのお土産として買っておくことで、いざという時にこれを食べてしまおうという考え方です(^^)。実際、道で遭難しかけたような場合、お土産のお菓子やマヨネーズなどを食べて空腹をしのいだというような例もあります。多数入っている饅頭のようなものでも、個別包装されているものの方が消費量をコントロールできますからいざという時には役に立つでしょう。個人的に他人にお土産をあげる場合は、極力あとに残らない食べ物をあげるようにしています。個人の趣味で凝ったものを送っても、感性が違えば邪魔になるだけですし(^^;)、何度も旅をする中でやはりおみやげは食べ物の方が無難だと思うようになりました。その上、いざという時には自分で食べられるのですからまさに一石二鳥です。そうした目的を持って旅先のお土産を物色してみると、意外と新しい発見があるかも知れませんね。

2011年7月10日 (日)

車中泊とコンビニ

 ある意味、身軽な車中泊の旅と切っても切れないのがコンビニエンスストアであると言えるでしょう。コンビニの駐車場で車中泊をする事に関しては、事前にお店の方の了解が取れない場合は緊急避難的な眠気覚ましのための仮眠程度にしておくほうが無難ですが、旅の支度が完全でないまま出発してしまった場合、お店の品揃えは食料品だけでなく日用品や下着類にまで及ぶので、先日の地震のようなことが起きて必要物資をコンビニに求めに来る人たちが殺到しない限りはまず何とかなるでしょう。

 車中泊の旅で温かいものを食べたいと思う場合、つい簡易コンロでお湯を沸かしたり料理を作るというような流れになってしまいがちですが、カップめんをコンビニで調達すれば、お店でお湯をいただくことができゴミの処理もそのお店で買ったものであればお店の方に申し出て処理をしていただくということも不可能ではありません。お店によっては携帯電話の充電をさせてくれるサービスをしているところもあり、そうなると、ここで紹介するようなさまざまなグッズがなくても、とにかくコンビニの場所だけ確認しながら移動すればいいのではないかとすら思えるほど便利になったということなのでしょう。

 つい先日のニュースで、セブン&アイに所属する店舗とNTT東日本のフレッツサービスがコラボし、店内で無線LANによるインターネットを提供するという発表がありました。通常のフレッツスポット(光ファイバーによるインターネットサービス)は有料ですが、系列店のクーポンやお店の内容などをインターネット経由で流すことにより、一般ユーザーがお金を出さなくても無線LANが使える仕組みができるかも知れないとのこと。ただ、私のいる静岡はNTT西日本の地域なのでそうした地域はどうなるのかという問題はありますが、無料で使えるインターネットがわかりやすい場所で展開されるということになると、私たちがコンビニを目指す時にどこへ行くか決めるためのめやすにはなるでしょう。そうなると、ますます私たちはコンビニに依存しながら旅をするような感じになってしまうかも知れません。

 その他、コンビにではATMを使い現金を下ろせたり、チケット発行機によってレジャー施設や交通機関の割引クーポンを入手できたりと、さまざまな利用価値があります。ただ、注意したいのは、普段の生活でコンビニを使っている人ならなおさら、旅先での行動パターンが日常とほとんど同じようになりかねないということですね(^^;)。

 私自身はコンビニよりもスーパー派で、お土産として現地でしか買えないものをスーパーめぐりをしながら探したり、食べるものも土地の名物を探す場合が多いです。ただ、コンビニの中にはうどんが店内で食べられる四国のローソンだとか、さまざまな形態のお店があることも確かです。過疎化で集落のお店が消える中、コンビニが唯一のお店というような地域もあると思われますし、高速道路を使わずに国道を走ることが増えるだろう中、そうした変わったコンビニを探しながら旅を続けるのも一興かも知れません。

 イトーヨーカ堂やセブン・イレブンでの無線LAN提供が現実のものとなれば、旅の時だけではなく日常においても、メールチェックやブログ更新程度でインターネットを使うぐらいの方だったら、わざわざ高いお金を出して携帯電話会社に高いお金を払って通信しなくても良くなるかも知れずモバイル通信のコストを劇的に下げる可能性も密かに期待しています。まだ詳しいことがわからないので何とも言えませんが、今回の発表で他社がどう動くのかという点についても期待して情報を収集したいと思います。

2011年7月 9日 (土)

バッテリー上がりに注意

 今までもこちらでは十分梅雨明けといった気分だったのですが、ようやく東海地方の梅雨が明けたという発表がありました。これからいよいよ夏本番になるかと思うとげんなりする方もいるかと思いますが、車中泊の旅に出られる方は特に注意が必要です。

 昨日のエントリーで、夜にアイドリングをしながらエアコンをかけて寝ることの問題を地方の条例という方向から紹介しましたが、もう一つ問題があります。冬はバッテリーのかかりが弱くなることでトラブルが起きやすいですが、夏の場合はエアコンを使うことによってバッテリーが弱ると言われています。

 走行中で長距離を走る中では、ある程度のエンジン回転があるので、それでも充電しながら走っているので始動できなくなるほどバッテリーは弱らないと思いますが、渋滞やアイドリングのみの場合、少ないエンジンの回転数では大量に消費するエアコンのファンを回す電力を維持することができなくなります。エアコンを最大風量にすると、相当バッテリーを消費しますので、車内が冷えたら極力エアコンの出力を下げるようにしておかないと急にエンジンがかからなくなるような状況も起こり得ますので暑い時ほど注意が必要だと言えます。そういう意味でも夜間エンジンを掛けたままにしながらエアコンを付けるというのは、相当バッテリーによくないことは明白で、特に私は軽自動車の小さなバッテリーしか積んでいないので、トラブルを極力少なくするためにも、とてもアイドリングしたままエアコンというのはやる気にはなれません。

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 旅先でバッテリーを上げないためには旅に出る前にバッテリーの状況を把握しておくことも必要で、今の自分のバッテリーはどんな状況なのか把握することも必要です。写真の簡易バッテリーチェッカーはシガーソケットに差して使うもので、ダイナモが正常に動いているかどうかも簡易判定できます。旅に出る前やエアコンを使い過ぎた後には、こうした機器を使ってバッテリーをチェックすることで、最悪の状況は防ぐことができるでしょう。

 話はエアコンに戻りますが、日常の中でもエアコンの出力を一番上げるのは、室温がかなり上がった中すぐに走りし始めるような場合でしょう。この場合、車内の温度は炎天下なら50度以上になっている可能性もあり、すぐにエアコンを入れたくなる気持ちもわかります。駐車する場合、できれば屋根のある場所に駐車するか、サンシェードを設置しながら窓をわずかに開けておくなどの対策をすることによって、ある程度の室温対策になります。走り出しには窓を全開にしてとにかく外気温ぐらいまで車内の温度を下げてからエアコンを付ければ、フル回転でエアコンを使わなくても室内を冷やすことができるので、バッテリーにも優しいと言えます。車の場合は家庭での電気使用と違い、不具合が出たら車自体が動かなくなるという最悪の状況が待っています。家庭の節電については十分な対策をしていても、家族総出で出掛ける際の車の電力についてはそうそう考えている方はいないだろうと思いますが、これからの季節は車の中で電力を使い過ぎないように気を付けることも重要になるでしょう。

2011年7月 8日 (金)

中国での無計画停電の影響

 今回はちょっと毛色の変わった内容になることをお許しください。お隣の国中国は、日本との関係だけでなくベトナムとの関係も相当悪くなっていて、なぜあれだけなりふり構わず海底に眠るエネルギーを取りにいくのかと思っていたのですが、ひょんな事からその理由らしきものがわかってしまいました。

 というのも、今日本ではラジオやライトはそれほど苦労をせずに入手できるようになってきましたが、一部の地域では本格的に扇風機が手に入らなくなっているそうです。幸いなことに、自宅ではそうした騒ぎが起こる前に中国産の扇風機を手に入れました。メーカーは山善のものですが、たまたま先日、その山善の担当者の人がニュースに出てきて、中国にある工場で操業の目処が立たなくなっているため、今後の扇風機の供給が難しくなっているというではありませんか。なぜ中国の工場で生産ができないかというと、中国国内の消費電力が爆発的に上がったことにより、日本と同じようにピーク時の電力需要と供給の関係が崩れる状況が5月あたりから起こっているそうです。安定して電力を供給できなければ、「計画停電」ならぬ「無計画停電」が起こり、当該地区の工場でも突然操業が止まってしまうそうです。同じ状況が心配される日本では、ある程度の節電が徹底され、企業の協力の下、最悪のシナリオを避けるべく多くの人たちが協力し合っているのですが、中国ではなかなかそうは行かないようで、事態はさらに深刻になっているような気がします。つまり、そうした発電力を補うものとして、節電の方向には行かないというのが今の中国の取っている政策だということになるのでしょうか。

 私のブログで紹介している品物の中では、キャンプ用の簡易ベッドとして抜群の寝心地を誇る「ボイジャーコット」も現在購入できないようです。元はアメリカで作っていて、私の持っているものはアメリカのものだったと思いましたが、現在は中国で作っているそうで、コットを作る工場も停電の影響で操業が立ち行かないそうで、快速旅団さんのページでもいつ手に入るのかわからない状況が続いてしまっています。

 福島の原子力発電所の事故が全世界に影響を与える中、いくら中国でも原子力発電所を電力が足りない分だけ増設はできないでしょうし、今後危機感を持った中国に工場を持つ国内企業は自家発電を備えた工場を稼動させるでしょうが、それはあくまでも一部でしかありません。今のところこうした実情はそれほど明らかになっていないように思いますが、今までのように中国産の製品が入らなくなったり、入っても値段が高くなったりしていく可能性もあります。そうした展望の中、私たちはどうすればいいのでしょうか。

 これは車中泊のためのグッズに限りませんが、せっかく購入し、便利に使っているものがあるのなら、大切に使うことはもちろんですが、壊れたからといってすぐに買い換えなくても済むような、修理をして長く使うことを前提にした買い物を心がけるべきだと思います。大量生産で安く買えるというのは不況の中実にありがたいことですが、品物がなくなっていく中、大口購入者に買い占められて買えなかったり、あえて高いお金を出して買わなければならない状況が今後も続くというのなら、私はそうした流れには乗りたくありません。中国の工場で作っている製品であっても、故障時にしっかりとしたアフターサービスをしてくれるところを選ぶのもいいでしょう。

 しかし、最初に書いた扇風機が手に入らないかも知れないというのは本当に困ったことですね。買えるうちに買っておくことも重要ではありますが、またそぞろ、こうした品不足に味を占め、普段の値段とはかけ離れた値付けで売り出す輩が出てきたら、悪い事は言いません。そうした業者からは買わないほうがいいでしょう。基本的に夏の車中泊というのはよほどの事がない限りやめた方が無難ですので、車中泊そのものを中止する選択もあっていいでしょう。アイドリングをしてエアコンをかけながら寝るという方もいるかと思いますが、地方自治体によっては長時間のアイドリングを条例によって禁止しているところもあります。アイドリングに関する条例があるところでエンジンを掛けたまま寝ていると、周辺の住民の方とのトラブルの元になるかも知れませんので、エンジンを掛けなくても十分に涼しい標高の高いところに移動して車中泊するなどの工夫が必要でしょう。

2011年7月 7日 (木)

パナソニック コンパクトソーラーライト BG-BL01G

Bl01g

 パナソニックが8月下旬に発売するとこの時期に急遽発表したのが、ソーラー充電で単三2本を充電でき、USB出力やLEDライトを点灯させることのできるソーラーライトです。発売は8月下旬ということでまだ手元にはありませんが、実勢価格は6千円程度になるだろうということで、以前このブログで紹介したバイオレッタソーラーギアとかぶる製品です。他にもソーラーバッテリーを搭載したバッテリーは多く出ていますが、汎用品のニッケル水素電池を直接充電できるという点で優れています。リチウムイオン電池を充電するものは太陽光だけでは満充電まで時間が掛かりすぎるということと、電池自体の寿命が来たら太陽電池パネルが使えていてもゴミになるという宿命がありますので、本格的な高容量のキャパシタが実用になるまでは、個人的にはこうした製品をおすすめしたいと思います。

 恐らく出たら買ってしまうとは思うのですが(^^;)、単体で使うなら車中泊に実に便利に使えそうな感じがします。というのも、これが一つあれば、本体を使って携帯電話(スマートフォンは除く)の充電と、室内の明かりの確保もできます。充電は太陽電池パネルを使った充電はもちろんですが、天候が悪い時や夜に充電をしたい場合でも、車のシガーソケットを利用したUSB端子経由でエボルタの充電ができますので、その分応用範囲が広いと思われるからです。

 ソーラー入力はDC4V 0.25Aということで、バイオレッタソーラーギアの4.8V 0.155Aと微妙に違うものの、単三電池の充電時間に関してはほぼ空の状態から15時間程度とそれほど変わりません。付属のLEDライトはフル充電で連続60時間点灯と、旅の明かりとしては十分でしょう。シガーソケット経由で充電をする場合は付属のコードを使い、それとは別にUSB5Vを出力するアダプターを100円ショップで用意しておけばまず不便はないでしょう。

 ただ残念なのは、今の発表の時点では充電できるのは単三タイプのエボルタのみで、単四タイプのエボルタの充電はできない模様だということです。ちなみに、バイオレッタソーラーギアには最初から単四電池用のアダプターが付いていまして、2本一緒でなければできないものの、単四の充電もできます。単四電池を使うハードを持っている方はバイオレッタソーラーギアと併用すれば完璧でしょう。

 これから車中泊をするためにこのソーラーライトを中心にしたシステムを考えてみますと、単三2本で動くポータブルラジオにエボルタを入れ、さらに予備のエボルタを2本単用意し、いざという時にすぐ携帯電話などの充電ができるようにキープしておきます。ソーラーライトには2本のエボルタが付属するとのことですから、予備としてもう4本まず買っておけば、ラジオも携帯充電にも充電のタイムラグなく使えます。ハンドルの付いたライト付き非常用ラジオよりもかさばりますが、何しろ汎用性のあるエボルタを充電できるわけですから、私はこの組み合わせの方がいろいろ便利に使えるのではないかと思います。

 特にこの商品については、今回の震災で発電機を回すガソリンやアルカリ電池すら入手が難しくなった状況をかんがみて企画されたものだろうと思います。こうした製品を調べている身としては実に嬉しい状況になってきたという気はするのですが、喉もと過ぎれば熱さ忘れるの通り、あの阪神淡路大震災直後にいろいろ出ていた魅力的な災害用の製品がことごとく東日本大震災を前にして製造中止になってしまったという事実もあります。私のブログで紹介させていただいたソニーの非常用ラジオICF-B100も阪神淡路大震災後に発売になったラジオですが、今回の地震が起こる前に販売終了になってしまいました。そんなわけで、安定的にこうした製品が今後も買えるという保証もないと思っていますので、上のような使い方に興味を持たれた方は、まずは店頭に並んだ時点でチェックしてみましょう。

2011年7月 6日 (水)

クーラーボックスを車載する理由

 以前のエントリーで、ワゴンRの荷室に積載する物について紹介させていただきましたが、直接車中泊とは関係ないものの中で一番嵩張るものというのがクーラーボックスなのですね。レジャー用としては割と高性能のDaiwaタフクールの20リットルを常に車に積んでいるのですが、このスペースがあればまだまだ多くの品物がワゴンRの中に載ることは確かです。

 旅ではなくても出先で急に生鮮食料品を買うことになり、その際に保冷剤や氷さえあれば日差しが気になる中にもある程度の鮮度を保ったまま自宅へ持ち帰ることができるというようなメリットの他、純粋にいざという時の役に立つということもあります。

 一昨日に話は遡るのですが、自宅の冷蔵庫が急に冷えなくなりまして朝一番で修理を頼んだものの、メーカー修理の方が忙しいということで、昨日になって修理に来ていただきました。冷蔵庫の修理ということになれば、当然中に入れてあるものは全て出さなければなりません。今回の作業時間はおよそ2時間と、大ごとにはなりませんでしたが、それでも中のものを傷めないように保管するところが必要になります。

 自宅には車載するクーラーボックスの他にもう一つレジャー用の大きめのクーラーボックスがありますが、冷蔵庫の中味をすべて収納するにはやはり無理があります。先日ここで紹介した7リットルの小型クーラーボックスとあわせてある程度の保管場所を確保できたため、何とか中のものを収納することができましたが、これが停電で冷蔵庫が使えない状況になったらとぞっとします。

 自宅の冷蔵庫はそれほど大きいものではないので、これくらいの用意ですぐに食べないものの保管は何とか大丈夫だと思いますが、冷蔵庫の中が一杯になってしまった場合は今回用意した分だけでは足りない場合も考えられます。今は大きな冷蔵庫を購入されている方が多いかとは思いますが、すぐに食べてしまうものは除き、ある程度保管しておきたいものが入るだけのクーラーボックスの用意をしていく中、自宅に置いておくものとは別に車の中にクーラーボックスを入れっ放しにしておいて、必要に応じて出して使うという選択も悪くはないと思います。私の場合は、必要な時にどこへクーラーボックスをしまったか探すこともないのも安心ですし、保冷機能が高いタフクールを冷凍庫内のもの専用にするなどの使い分けも考えています。クーラーボックスは夏だけのものというイメージもあるかと思いますが、今回の私のように冷蔵庫が故障する場合もありますし、停電はそうそう起こらないとは言え、台風などの水害で電気が通らなくなるということもあり得ます。そんな、いざという時のために備えておくことは重要だと思います。

 最後に、今回の大震災の後の事などをいろいろ考えてみますと、備蓄食料として冷凍食品を多く買い込むよりも、レトルトパックや缶詰などの、一度埋まっても掘り返して食べることのできる常温保存可能な破損に強い食料の優位性というのもが際立っていたように思います。日々の買い物から工夫する中で、あまり冷蔵庫の中に食料を溜め込まない工夫というものもこれからの事を考えると必要なのではないでしょうか。

2011年7月 5日 (火)

日本通信IDEOS その17 アンチウィルスソフトを導入しよう

 ここ最近、携帯電話からスマートフォンに機種変更した方が多いらしく、画面を見ながらウロウロしている人たちをよく見掛けます。かくいう私も人の事は言えませんが、携帯電話会社のコマーシャル攻勢で、かなりの人たちが普通にスマートフォンを使うようになってくることが今後も予想されます。

 常日頃インターネットに接続するパソコンについて、特にウィンドウズOSの導入されているパソコンでは最新のソフトウェアへの更新と、ウィルスに対する対策をしておかないといつ何時ウィルスに感染してしまうかも知れないということは広く知られています。しかしながら、常にバックグラウンドでデータの同期を取ったり、GPSで自分の居場所を送信したりするスマートフォンの方が、ウィルスに感染してスマートフォン内のデータを送出することで、外からデータをのぞき見られたりデータ改ざんされるダメージは大きいと言えます。

 問題となるのは、アプリケーションをインストールする際と言われています。悪意を持ったアプリをインストールしてしまうと、その時点からウィルスに感染する危険性が高く、公式サイト以外のところから怪しげなアプリをインストールしないようにするのがまずは大切ですが、それと同時に信頼できるウィルス対策ソフトを導入することも安心してスマートフォンを使い続けるためには必要になってくると思われます。有償無償のさまざまなアプリが存在しますが、フリーのアプリである程度の信頼性があるものがあれば言うことないですね。

 フリーのウィルス対策アプリをideosで使う場合、ドコモが7月1日から無償でユーザーに提供を始めた「ドコモあんしんスキャン」が気になりました。McAfee社のMcAfee VirusScan Mobile for Androidの技術を採用し、ドコモが無償で提供するということで、ある程度の信頼性が予想されたからです。

 ちなみに、私はb-mobile SIMはGalaxy Tabの方に入れ、ドコモで契約したSIMの方をideosの方に挿入しているのですが、どちらのスマートフォンにもWiFi経由でインストールできました(b-mobileの速度ではダウンロードするのに時間がかかりますので、アプリのダウンロードをする際はWi-Fiを利用しています)。元々、b-mobile SIMはドコモの通信システムを借りているものですから、私がこれを書いている時点でインストールできていることは純粋なドコモ契約だけというわけではないということなのでしょうね。もちろん、他社のSIMを差してインストールしようとしてもできないだろうと思います(^^;)。

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 このドコモあんしんスキャンの特徴は、写真の画面に出てくるように、全体をスキャンする他、ウィルス定義を最新のものと比べ、新しいものがあればダウンロードする「更新」ボタンが並列して付いているということがあるでしょう。手動で確かめることもできますし、アプリの設定で定期的に更新することもできます。ただ、更新されるタイミングはいつかというのはなかなかわかりませんから、自分でも気付いた時に更新ボタンを押して確認することが重要だと思います。個人的には無料で使えるものとしてはクオリティも高いと思いますので、b-mobile(イオンの980円SIMを含む)でideosを使っておられる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

2011年7月 4日 (月)

風呂に入れなかったら?

 東日本大震災で被災された方々はかなり長い期間お風呂に入ることができない生活が続いたとお聞きしています。それから比べれば、旅の間の数日お風呂に入ることができない状況もしょうがないと割り切ることはできるかも知れません。ただ、梅雨から本格的な夏に入っていく中、その対策も考えておきたいものです。

 一般的には、汗を拭くためのウェットティッシュのようなシートが盛んに宣伝されています。その種のものは女性用かと思いますが(^^;)、男性用の汗拭きシートも化粧品メーカーが出しているようです。ただ、男性用の汗拭きシートというのは、においが気になる方もおられるかも知れません。そこで、私がおすすめしたいのは赤ちゃん用か介護用で出ているシートです。

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 写真のものはトイレに流すことができるおしりふきシートです。介護用のものについては、病院で体をふくために作られたものもありますから、行く先でお風呂に入れそうもないと思われた時や、旅の状況から見てお風呂は無理だと思われる場合、事前に用意するか途中のドラッグストアで購入するなどの対応が可能です。

 写真にはありませんが、介護用品として、シートで髪の毛を拭くだけでヨゴレやフケなどを取るシートというものもあります。よくある「水のいらないシャンプー」では、ヨゴレを取りさるためにタオルでふき取ることが必要ですが、こちらの場合はシートで拭くだけなので、タオルを洗うことのできないような状況が予想される時は用意して出発するというのも状況によっては必要かも知れません。

 しかしながら、お風呂の効能は体のヨゴレをきれいにするということだけではなく、旅先でのリラックス効果も大きく、できれば多少遠回りになったとしてもしっかり入浴をしながら回りたいものです。

2011年7月 3日 (日)

冷却ジェルマットの使い心地

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 果たして本当に涼しくなるのかという疑念の元(^^;)、写真のシーツの上に置く冷却ジェルマットを使ってみました。事前に調べた情報によると、室温が35度くらいまで上がると、体温と限りなく近くなるため、マットの上に乗ってもひんやり感がなくなるということで、効果は期待できないということと、あまり小さなサイズだとマットから熱が逃げず、ひんやり感がなくなってしまうということで、90センチ×90センチのシングルサイズではありますが、敷布団の幅と同様のものを使うことにしました。

 今のところ撮影した室内の温度は上がっても30度程度ということで、何とか朝までひんやり感を保っています。こうしたひんやり感が車中泊の場合でも保てればと思うのですが、普通に考えるとちょっと難しいのではないかと思ってしまいます。

 というのも、夏の車内の温度はマットの効果が落ちると言われている35度程度ではなく、室内を締め切っていると50度近くまで温度が上昇します。常にエアコンで室温をコントロールするわけにもいかないため、その日の気温が上がれば上がるほど冷却効果が期待できなくなるように思います。

 そして、使ってみてわかったのですが、このマットはジェルを含んでいるためか結構重いのです。たたんでしまうにしても場所をとり、私のように軽自動車で積載量に限りがある場合は、ちょっとしんどいです。また、座席の幅いっぱいくらいの小さいものでは熱が逃げないため、こうした大きいものと比べて効果が減少することが予想されます。

 どうしても持って行って使いたい場合は、車内の収納場所を確保することと同時に、クーラーボックスか発泡スチロールの容器などに入れるなどして、できるだけ車内の温度に影響されないような形で持っていくことが重要になると思います。軽自動車でもワンボックスでシングルサイズの寝具をそのまま敷けるような広さがあるならば、写真のように大きめのマットが使えますので、何とか効果は期待できるかも知れません。

 ただ、どちらにしても、車中泊のためだけにこうしたマットを購入した場合、使いものにならなくなった場合のショックは大きいですので、購入する際は店頭でじっくり話を聞いて、普段使いのものを車中泊の旅でも活用するというようなスタンスで利用されるのがいいかと思います。電気などを使わずに体を冷やすものとしては、古くからあるゴム製の水枕というものもいいかも知れません。こちらなら水や氷を入れて使うだけなのでかさばらず、ぬるくなったら水を入れ替えることで冷たさを持続させることができます。

 基本的には夏は車中泊に不向きな季節で、ある程度暑くても寝られるような体がないと難しいとは思いますが、それぞれの車に合った暑さ対策をすることで多少は変わってくることと思います。ダメ元でも、いろいろ試してみることで、これからの暑さ対策を今後も考えていきたいと思っています。

2011年7月 2日 (土)

使えるものを捨てないために

 5月30日のブログに自動巻きの腕時計を修理に出したということを書きましたが、昨日になってやっと修理から戻ってきました。修理といっても金属製のバンドのピンの交換が主で、あとはオーバーホールという内容だったのですが。

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 写真ではわかりづらいかも知れませんが、表面のガラスに傷が結構あります。それでも、10年以上使い続けているものが問題なく動くというのは嬉しいものです。元々写真の時計は2万円弱で購入したものですが、今回修理に出してだいたい1万円弱かかりました(往復の送料が1,050円かかりました)。普通に考えると、そこまでして修理しなくても新しいものを買った方がいいのではないかと思われるかも知れません。しかしながら同じ時計は今では買えませんし、子孫の代まで受け継ぐほどの耐久性はないにしても、大事に手入れすればかなり長く使えるわけです。

 このブログで紹介しているものの中では、単機能のラジオあたりも他の家電と違って直してでも使いたいものが多くあります。トータルの出費について考えると新たに買った方が安く済むのはわかっているのですが、修理して使い続ければ古いものを捨てなくても済みますし、新しく買ったものの箱や梱包材料などのゴミも出しません。今の世の中はさまざまな家電製品を電力消費量が少ないからと買い替えを煽るようにアナウンスしますが、本当に全てを新らしくしなくてはならないのかなと考えてしまうのです。

 そうした買い替えを促す最大のものが地上波デジタルを見るためのテレビやレコーダーだと思いますが、昨日の新聞にアナログテレビに接続するチューナーの新製品の紹介が広告として掲載されていました。最近のレコーダーはブルーレイディスクや外付けのハードディスクに録画するタイプが主流ではありますが、ビデオテープのように使えないので、日立のテレビで採用されているカートリッジ式のハードディスクが便利です。今あるアナログテレビを長く使い続けたいと思っておられる方はこういった製品をチェックしておくといいかも知れません。

http://www.maxell.co.jp/jpn/consumer/audio_visual/iv_hdrecorder/iv_hdrecorder.html

 たまたま昨日、知り合いのお宅へお邪魔した際、そのお宅にはテレビとVHSビデオが一緒になったテレビデオがそのままあり、地デジ対策として外付けチューナーを使っていたのですが、今のままでは予約録画ができないから何とかならないかと言われたのですが、その組み合わせではデジタルチューナーで外部入力された番組を見ながら録画するしかないことを教えてあげたらとても残念そうな表情をされていました。上記リンクのチューナーなら裏番組録画も可能になるのですが、今のところ価格も4万弱といったところで、テレビを買うのを躊躇している方にはまだまだ敷居が高い感じです。が、今後の地デジの普及状況によってはこうした今あるテレビを活かせるハードについての需要が高くなってくる感じもあるので、今後の値段の成り行きに期待したいところです。

2011年7月 1日 (金)

GENTOS 単四電池1本使用キーライト パトリオ4(GP-4)

 以前紹介した単四電池一本使用のLEDライトGTR-141Tですが、何の不満もなく使っていたのですが、今回紹介するパトリオ4がたまたま手に入ったので、家族用に下げ渡すことにしました。一通り使ってみせたら、あんな小さな懐中電灯であれだけの強い光がなぜ出るのかとびっくりされました(^^;)。まだLEDタイプの新しい懐中電灯を体験されていない方はぜひ一度体験されることをおすすめします。ちなみに、GTR-141Tは本体につけるストラップが付属するだけなので、キーホルダーに付けるためにわざわざ自分で小さめの金属製の接合部を探してきて、キーチェーンの部分をペンチで加工していたのでした。

 今回紹介するパトリオ4はそうした加工をしなくても最初からキーホルダーの金具が付いています。GTR-141Tの場合、後方にプッシュスイッチがあるため、パトリオ4にあるようなキーホルダー用の部品を付けてしまうと、スイッチが押しづらくなってしまうということもあるのでしょう。そのため、キーホルダーに付けられるような上記のような作業が必要となるのです。そうした細かい作業が苦手で、車のキーと一緒にいざという時のキーライトが欲しいと思っておられる方はパトリオ4の方がおすすめだと思います。

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 パッケージはご覧の通りで、単四一本で動くものとしてはコンパクトにまとまっているという印象で、GTR-141Tよりも短く小さめです。キーホルダーが付いていることで発光の仕方がプッシュスイッチではなく、ライトがついている側を回すことで付けたり消したりできます。こうしたマグライト風の点灯の仕組みは使い慣れていない方にとっては違和感があると思いますので、プッシュスイッチでわかりやすいGTR-141Tは、むしろこうしたライトを初めて使う方にはわかりやすくていいのではないかと改めて思いました。

 ライトの明るさについてはメーカーの方でも記載がありませんが、新しい電池に入れたてではかなり明るい印象です。照射範囲も広いので、停電で明かりがない場合の非常用として、天井にキーホルダーを引っ掛けて部屋の中を照らす明かりにすることができます。小さくて軽いのでフックを利用すれば簡単に部屋の明かりになります。アルカリ電池での連続点灯時間は12時間となっていますが、当初の明るさで12時間ではなく、電池の中の電力をぎりぎりまで使い尽くすような感じで消えないで光っているという感じなのではないかという風に他の方のレビューを見て思いました。まあ、それでも継続して明かりが取れるというのは有難いものです。私の場合はアルカリ電池ではなく充電式のニッケル水素電池で運用するようになると思いますが、何の用意もなく暗闇に放り出された時、車とともに行動をしていればとりあえずこのライトは常に手元にあるわけで、一晩から二晩くらいは何とかなるでしょう。ただ、そのためにはある程度自然放電を抑えることのできるエネループを使っていても、気付いた時に電池を充電しておくことが大事ではあるわけですが。

 キーホルダーに付けるライトというと、どうしてもボタン電池を複数使ったものという事になってしまいがちですが、汎用の単四電池一本で長時間点灯するこのシリーズは実に便利です。どれだけたくさんのライトを集めているのかと言われそうで恐いのですが(^^;)、このライトは懐中電灯としての最初の一本にもおすすめだと思います。これで不満な点があれば、別のものを用途に応じて買っていけばいいと思いますし。

 ただ心配なのは、アマゾンのレビューを見ていると、スイッチを入れるための本体の回転部分が故障する個体が意外と多いらしいということです。ただ、値段的には千円前後とそれほど高くはないものですし、できるだけ大事に使い続けるつもりではいますが、いざという時には予備のものを買い足してもいいかなとすら思っています。

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