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2011年6月

2011年6月30日 (木)

ラジオ用天気図用紙 no.1

 私たちは普段の生活の中でテレビや新聞、インターネットで情報を瞬時に取り出すことに慣れきってしまっています。私の住んでいる地方は東日本大震災で直接的な被害はなかったため、特に拡散する放射能についての情報を気象庁のホームページではなく、北欧やドイツのサイトから入手し、直接被害を受けるかも知れない状況に備えていました。もし次に原子力発電所の事故が起きた場合、マスコミはその日の天候から放射性物質の広がり具合の予測を流してくれるでしょうか。

 現在、自宅から近い浜岡原子力発電所は運転を休止していますが、燃料棒が水の中に浸かっている状態にあることには変わりはなく、地震でなくても大規模な停電が長時間続くような非常事態が起これば、どうなるかわかりません。まあ、浜岡で何かあった場合は、自分のいる場所周辺での風向きを記録することによってどちらに逃げたらいいかだいたいの判断の基準にはなりますが、今回のようなちょっと離れた場所で事故が起きた場合、放射性物質が流れてくるか否かというのは、日本全体にまで範囲を広げての情報収集が必要になってきます。テレビや新聞、インターネットで情報は入手できるものの、もしそうしたメディアが使えない状況になったらどうすればいいのか、そんな事も考えなければいけないような時代になったのかなとも思います。

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 写真は、大きな本屋さんに売っている、自分でデータを記入するタイプの天気図です。NHKラジオの第二放送で一日3回放送を行なっている「気象通報」のデータを記入するようになっています。主な都市の天候・風向・風力・気温を延々と読み上げるだけの放送ですが、前線や高気圧・低気圧・台風などの位置や動きも知らせてくれるので、今後の天候の予想もやろうと思えばできます。登山に行かれる方は翌日の天候によっては生命の危険も考えられますので、ラジオの気象通報を聞き、天気図を描きながら翌日の行動を決めるというのは普通に行なわれています。

 普段の生活の中ではほとんど利用価値のない情報かも知れませんが、ラジオ以外に情報入手手段がないような状況の時は別です。今住んでいる場所周辺の風向きと風の強さ、周辺の天候と降雨の情報というのは、放射能物質を避けるための命の情報です。今回のようにそうした情報をテレビでも新聞でも出してくれなければ、ラジオからの気象通報を聞いて自分で作るしかないではありませんか。

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 ラジオ用天気図用紙にはno.1とno.2の二種類ありますが、今回紹介するno.1の方は初心者向けで、写真のようにメモ欄や天気記号が一緒に載っていて、気象通報の内容をいったんメモしておいてからじっくりと天気図を描くことができます。no.2の方はそうしたものがない分、天気図が大きくて見やすくなっています。ある程度スキルのある方ならこちらの方がいいと思いますが、私のようにいざという時のために準備しておくような使い方の場合は、no.1の方がいろいろと役に立ちそうです。

 そうは言ってもラジオ以外に情報が遮断されるような状況というのはなかなかないと思います。そこで、車中泊の旅に出て、夜に暇をもてあますような場合、気象通報の時間にラジオを付けてデータを記録し、じっくりと天気図を描いてみるというのも普段の生活とは違った面白い時間の過ごし方ではないかと思います。

 なお、天気図の描き方や簡単な予報についての知識はインターネット上から調べてもいいでしょうし、図書館へ行けば入門書も置かれているのではないかと思います。実にアナログで時代に逆行した方法ではありますが、車の中に天気図用紙のコピーを何枚か常備しておいて、暇をもてあました時にいざという時のために天気図を描く練習からしてみようかなと思っています。

2011年6月29日 (水)

最後のコンパクト一眼レフカメラ? オリンパス E-620

 デジカメの世界は日進月歩とは言うものの、コンパクトデジカメの画質の進化というのは劇的に変わったわけでもなく、一昔前から比べると格段に進歩した感じのある、一眼レフレンズ交換式カメラの現在売られているモデルというのも、高機能ですが大きくて重かったりしてしまいます。

 そんな中、日本のメーカーはコンパクトなレンズ交換式カメラをミラーレス方式で出するようになり、先陣を切ったパナソニック・オリンパスのマイクロフォーサーズ、ソニーと出して、最近ではペンタックスまで新たな機種を投入するという状況になってきました。ミラーレスのレンズ交換式カメラはその小ささから旅用のカメラとしておすすめであるとは思いますが、後付けの光学orEVFファインダーか液晶画面を見ながら撮影するスタイルというのは、コンパクトカメラの撮影手法そのものです。生まれて初めて出会ったカメラがデジカメで、背面液晶を見ながらの撮影が当り前だと思われている方が多いので、こうした製品について、私のように違和感を持つ方が少ないのだと思いますが、個人的にはファインダーを覗き、脇をしめ、レンズを通して広がる世界だけに集中するような撮影のできる一眼レフカメラも使い続けたいと思っています。

 今回紹介するオリンパスのE-620はすでに店頭での販売は終了していますが、レンズを含めたシステムが他社の一眼レフカメラと比べると格段にコンパクトになるということで店頭販売終了時のぎりぎりで購入しました。元々、フィルムカメラでも同じオリンパスのOM-1を長く使っていまして、他社と比べて一回り小さいサイズの一眼レフの扱いに慣れていたということもあるのですが、こうしたコンパクトサイズの一眼レフカメラのシリーズが実質終了してしまったというのは実に残念です。

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 写真は、コンパクトカメラとレンズキットのレンズを付けたE-620とを比べてみたものですが、さすがにコンパクトカメラと比べてしまうと大きくてどっしりしています。ただ、自分の手の中にはすっぽりおさまり、持ち出すのにもそれほど心の負担にはなりません。

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 写真のバッグの中には本体にレンズキットの広角レンズを付けたもののほかに、ダブルズームキットの望遠レンズと、35mmマクロレンズが入っています。とりあえずこれだけ持って行けばほとんどの撮影に対応することができますし、車の中でもほとんど邪魔になりません。さすがに本体の基本性能は新しいものよりも劣ることは確かで、高感度撮影や動体撮影は他社のものと比べると一歩も二歩も見劣りしますが、趣味で撮影するレベルで、どうしても高感度撮影や動体を撮影しなければならないような状況にならない限りは、これで行こうと思っています。ちなみに、すでに外付けストロボは持っていて、室内で人物の撮影が予想される時にはストロボを持っていきますが、車中泊の旅で室内の撮影をする事はそうそうないですし、きれいな風景をコンパクトデジカメ以上の画質で撮影したい場合はこのセットで必要十分と言えます。

 今の世の中は全体的に不景気で、特にデジカメというのは商品の周期が早く、値崩れも早いようです。各メーカーも、興味がある人たちのところには大体行き渡り、扱いが難しそうな一眼レフよりも、コンパクトカメラからのステップアップを目指す人たちに、単価の高い価格設定で売っていけるということで、ミラーレスのレンズ交換式カメラにシフトしていくのは仕方のないところがあります。ただ、こうしたカメラからステップアップする場合、大きくて重いシステムの一眼レフだけしかないというのは、特に女性の方にとっては大変ではないかと思ってしまいます。まだオリンパスが公式に通常のマイクロフォーサーズを投げ出すような事は言っていませんので、世の中の流れがミラーレスのカメラ一辺倒から変わっていき、その結果コンパクトタイプの一眼レフカメラの後継機が出ることを期待したいですね。

2011年6月28日 (火)

鎌倉清雅堂 手作り銅器 錫被フリーカップ

 旅先でのカップというのは、落としても割れない金属製のものを持って行くと便利ですが、キャンプ用として取っ手のあるマグカップや飲み口のあるステンレス製水筒を持っていくという方がほとんどでしょう。

 キャンプ用のものはそれなりに雰囲気もあり、外で飲むコーヒーの味を引き出させてくれる気もしますが、これからの季節、冷たいものを美味しく外でも飲みたいということで、さまざまなカップに食指を伸ばしています(^^;)。今回もそんなカップを紹介させていただきます。

 先日紹介したステンレス真空断熱のタンブラーは、冷たいものを冷たいままの状態でキープしてくれるという意味でも夏に持っていると便利ですが、グラスを冷やした状態で手からも涼しさを得るような使い方はさすがにできません。そうはいっても車の旅に薄いグラスを持っていくというのは危険なので、以前から持っていた銅製のカップを車中泊の旅にも持っていこうかと今考えています。

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 写真のカップは一枚の銅版を槌で打ちながら形を整えて仕上げたものです。容量が200ccあるこのカップは、夏の車での旅の中ではクーラーボックスの中に入れ、常に冷えた状態にしておくのがいいでしょう。容量がそれほど多くないので、飲み物を入れたらすぐに飲みきり、簡単に水でゆすいですぐまたクーラーボックスに戻すような使い方をすれば、結露により車の中を濡らしてしまうこともないでしょう。なお、このカップは銅に錫がメッキされていますので、イオン効果で水やお酒をまろやかにするとのこと。

 それと、継ぎ目など全くない打ち出しの器なので、落としたりして傷が付いたりしても、器の機能自体には影響がなく、耐久性も抜群です。このカップは元々、自宅で冷たい飲み物を楽しむために購入したものでしたが、真空加工したものよりも落下に強く、傷やヨゴレ自体が味になるような感じもします。このカップのウィークポイントは、あまりに熱伝導が良いので、熱い飲み物を入れたら持てないぐらい熱くなってしまうということぐらいなので、これから暑くなればなるほど、その出番は増えていくでしょう。

2011年6月27日 (月)

リチウムイオンキャパシタへの期待

 改めて言うまでもないことですが、世に出ている充電池というのは充放電を繰り返すことによって徐々に劣化していきます。携帯電話やスマートフォン、デジカメやノートパソコンでも、まだ十分に使えるのに、充電池の劣化と新たな電池の価格を考えると新しいものを買う方が経済的に得になるようなことになる場合が多くあります。ただ、容易に買い替えがきく程度のものならいいですが、ハイブリッドカーや電気自動車、家庭用の充電地などをおいそれと買い替えるわけにはいかないと思う方も多いでしょう。

 以前、手回し式のダイナモラジオの話をさせていただいた時に、従来の充電池を搭載したものよりも、キャパシタ(コンデンサ)を使用したものの方が蓄電部分の劣化が少なく、太陽電池からの充電もしやすいということを紹介しました。今のところ、満充電しても充電地搭載のダイナモラジオと比べると駆動時間は短いのですが、その分充電を繰り返してもキャパシタの劣化は充電池よりも少なく、電源部分のメンテナンスの手間は少なくて済みます。キャパシタの技術はまだまだ満足なものとは言えませんが、ラジオやLEDライトを付ける程度なら今出ているものでも何とか使えるレベルにあります。

 このように考えていくと、自動車や家庭用の大きな蓄電容量が必要なものにも従来の鉛蓄電池やニッケル水素電池、リチウムイオン電池ではなくキャパシタを使えないだろうかという話が出てくるのは当然の話です。実はすでにキャパシタを搭載した電気自動車が開発されているのです。

http://www.miluira.com/

 上のサイトで紹介されている電気自動車「ミルイラ」ですが、ページの仕様では鉛バッテリーが使われていますが、新しい試作車の中でリチウムイオンキャパシタを鉛バッテリーの代わりに載せたモデルも存在するそうです。

http://www.fdk.co.jp/cyber-j/enecapten/index.html

 上記リンクのキャパシタを使い、ほぼ1~2分の充電時間で2.5km走るところまで行っていることが先日、地元のテレビ局が放送したニュースで紹介されていました。リチウムイオン電池の場合、充電にそれなりの時間がかかるということは化学反応を待つ時間があるためどうしようもない事ですが、キャパシタの場合、すばやく電気を溜め込むことができ、自己放電も少ないということで、将来の蓄電全般を担うものとして期待が高まっています。すぐに実用に足るものになるとは思えませんが、これらの技術が進化し、車や家庭用に大容量のものが一般化すれば、現在の原子力発電を稼動しなくても家庭レベルで蓄電が可能になる分、一気にエネルギー問題が解決することも考えられます。

 この技術はまだまだということはあるにしても、もし高容量で多くの電気を保存できるリチウムイオンキャパシタが市場に多く出回ることになれば、走行中の充電および、車の屋根に張る程度の太陽電池パネルでもそれなりに使える車中泊用バッテリーとして使えるようになってくれるかも知れませんね。逆に言うと、蓄電技術がそこまで来ないと電気自動車も実用にはならないということかも知れず、日本の多くの技術者の方の研究結果が待たれます。今後もこうした技術に注目し、個人的に何とかなるようであれば、ぜひ試してみたいです。

2011年6月26日 (日)

MH23S ワゴンRの収納を生かす

 これを書いている現在、現行車として流通しているスズキのワゴンRはそのままなら大人4人が乗ってもそれほど狭さを感じないくらいの室内空間を誇っています。ただ、後部座席の空間を広げてしまうと、そのしわ寄せが座席後方の収納スペースを極端に減らしてしまうということもあり、私のワゴンRは後部座席を一番前にスライドさせることで前型式のワゴンR並みの収納スペースを確保することができます。少なくとも車中泊の旅に出るならば、2人までの車だと割り切ることも大事ではないかと思っています。

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 現行ワゴンRの収納の特徴として、スペアタイヤがないため、その分を収納スペースに使えるということがあります。私はこのスペースには写真のように、テントやもしもの際の衣類など、通常の旅ではまず使わないものを入れています。というのも、写真では何も荷物が載っていないので簡単に開けられますが、荷物を全て出さないと中のものを取り出せないからです。ただし、小物ならば後ろの荷物を載せたままで出すことはできます。

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 写真では少々見にくいかも知れませんが、後方に荷物を載せたまま、ベッドを作るために後部座席を前に倒すようにすると、その隙間から小さいものなら写真のように中のものが確認でき、取り出すことは可能です。ここには普段使わない水筒やカップ類を入れておき、水の確保が必要になった場合に備えています。

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 今回、撮影するに当たり、いつも車の後部に乗せている荷物をすべて出してみました。改めて思いますが、相当の分量です。ベッドメイキング用のマット類、オールシーズン寝られるように重ねて使うことを前提にした寝具類、簡単な調理のできる調理器具類、いつでも使えるようにハッチバックを開けてすぐ使えるようにしたクーラーボックスなど、ブログで紹介しているグッズのほとんどをこのスペースの中に押し込んでいます。ではこれらをどう収納するか、改めて写真で紹介しましょう。

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 まず、全体的な配置のベースとなる組み立て式のコンテナを配置します。ベッドメイキングの際はこれを助手席のやわらかい部分に渡すことで就寝時の安定感を出すようになっています。コンテナは2つ積んでいるので、旅先で荷物が増えてしまった場合は2つのうちの一つを後部座席に置き、組み立てて使うこともあります。

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 次に、就寝時の寝心地を確保するマット類の収納です。折りたたみ式のマットが2つありますが、いざという時は助手席側だけでなく、運転席側でも就寝スペースを作ることも想定していますので2つ積んでいます。折りたたみマットの上に敷く三つ折りのお昼寝マットは、エアウィーヴエアパッド016というものです。ANAのファーストクラスで同等品が使われているという事で、寝心地および通気性の良さが際立っています。この他、空気を入れて膨らますインフレータブルマットを積んでいて、折りたたみマットの上に置き2人が寝られる状況を常に考えています。

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 次に、クーラーボックスの位置を決め、クーラーボックスと壁の間に小さなカップと食器類、大きめのステンレス水筒、扇風機を入れたバッグを収納します。クーラーボックスの上にはジャストサイズのトレイを置き、ちょっとした作業ならハッチバックを開けてできるようにしています。また、焚き火用に用意したグリルをセットします。このグリルもほとんど使うことはないと思いますが、この後いろいろな小物を配置する際には割と便利です。基本的に後部座席には物は置きませんが、例外的にダイソーの買い物カゴを置いています。普段の生活の中で車に載せるのはほとんど助手席だけなのでそれで大丈夫なのですが、もし急に後ろに人を載せる事になった場合、カゴはクーラーボックスの上に置くようにしています。これで何とか後方の視野も確保できます。

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 ここまで割と固めの品々を場所決めをしながら配置してきましたが、残りのスペースには主にやわらかめの物を押し込みます。布バケツに入った食器とアルポットなどの調理器具入れを配置、布バケツの上にはケロリン湯桶を置き、湯桶の中にはお風呂セットが入っています。就寝時に外からの覗き見をシャットアウトする目隠しや寝袋類、いざという時に使える薬類の入ったタッパーなど、使いたい時にすぐ出したいものを配置しています。

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 最後に、このままでは雨が降った時に中の物が濡れてしまうので、ビニールのカバーを掛けて完成です。このカバーはもともと自転車を覆うように作られたカバーをそのまま使っています。その他、クーラーボックスの中にはレトルトの食品類を最小限入れていますが、賞味期限のからみがあるので大量には入れていません。車の中はどうしてもこれからの時期暑くなりがちなので、食品の保管場所としてはクーラーボックスの中というのが最適でしょう。この他、ワゴンRの収納箇所をフルに利用して小物を配置していますが、ポータブルバッテリーの類は積んでいません。旅の状況によっては後部座席の後ろに乗せて出掛けることはありますが、昨年までバッテリーを使って動かしていた扇風機を乾電池で動くものに切り替えたということもあり、今のところバッテリーは自宅での災害用として置いておくことにしようかと思っています。もう少し大きい車だったり、軽ワゴンタイプの車だったら、サブバッテリーシステムやシンクを付けるという方法はあるかも知れませんが、これだけの収納だけでも、道の駅や高速道路のサービスエリアでの車中泊には十分対応できるという手ごたえはあります。

 こんな感じでまとめて収納したものを常備することで、急に旅に出る際でも最小限の支度をすればすぐに出掛けられますし、普段使いでも今のところ支障はありません。ただ、今後もさまざまな新しい便利な道具が出てくれば、積極的に入れ替えていこうと思っています。結果、車に乗せるものの容量がさらに減ったらいいなと思っています。

2011年6月25日 (土)

飲料水を用意する

 積載量が限られた軽自動車のワゴンRの中に、ある程度はぜひ載せておきたい物があります。旅の途中で使うこともあるかも知れませんし、災害に巻き込まれた際には命を保つ源となる飲料水です。

 災害時の備蓄の目安として、大人一人の分の飲料水は3リットルで、水道が復旧するまでの期間を3日とみなし、一人分が9リットル必要だと紹介されているところが多く見受けられますが、さすがに9リットルも載せたまま走るというのは現実的ではないように思います。車の場合は水を求めて移動することができますから、一人旅の場合は3リットルあれば何とかなるのではないかと思いその分まで載せています。

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 写真のように、2リットルのペットボトル1つに、500mlのペットボトル2本で合計3リットルというのが無理なく車に載せられます。2リットルのペットボトルは運転席の座席下のスペースに入りますが、入れようと思えばあと数本は入ります。ただ、別の荷物との兼ね合いもあるので、私はとりあえず一本のみを用意しています。

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 残りのペットボトルは後部座席のドリンクホルダーが空いていればそのまま差しこむだけで収納できます。このように大きいペットボトルだけで水を確保するようにすれば、空いた小さいペットボトルを他の用途に使うことも可能で、具体的には別の飲み物を入れクーラーボックスで冷やすだとか、窓の結露を取るための器具と組み合わせて使うなどいろんなことができます。旅の途中でペットボトルを利用してしまった場合はできるだけ現地で補充をしておいた方が後々の事を考えると楽でいいですが、その際個人的に注意していることがあります。

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 というのも、同じ水のペットボトルであっても、その種類によっては賞味期限が短いものがあるのです。今回、補充していた飲料水の入れ替えを行なうにあたり、さまざまな種類のミネラルウォーターを見ましたが、安い製品には製造後1年のものもかなりありました。写真のようにほぼ2年賞味期限のあるものを導入しておけば、つい忘れてしまっていつの間にか賞味期限が過ぎていたという可能性を少なくできます。実際のところはこれからの暑くなる季節には早めに飲んでしまい、新しいものと入れ替えていくようになるので、1年の賞味期限があれば十分かも知れませんが、普通のキャンプを伴わない車中泊で水の入手が難しい状況というのはそうないと思います。いざという時のためにということでついつい使わないまま時間が過ぎてしまうということも考えられますので、旅先でペットボトルを補充するような場合でもその賞味期限に注目して長いものがあればそちらの方を優先的に購入しておいた方が無難だと思います。

 大きな車で出掛ける場合やキャンピングカーの場合は用意してポリタンクに入れてから行く方も多いだろうと思います。その場合、あえてペットボトルを用意しなくてもいいかも知れませんが、災害用の飲料水として考えると、ポリタンクの水というのは頻繁に入れ替える必要が出てきてしまいます。サバイバルツールの中には汚れた水をろ過する装置なるものもありますが、単にろ過するだけではなく煮沸消毒をしたりするための火器も必要となりますし、放射能物質を除去することまではまだまだ考えられてはいないと思われます。風呂の水や川の水、水たまりの水まで飲むような状況に追い込まれるのかどうかを考えると、キャップを開ければすぐに飲める水をまずは車内に用意しておき、本格的な災害対応について考えたいと思われる方は浄水器や水道水を長期保管できる水タンクなどの災害用品を検討してみるという順番でいいだろうと思います。

2011年6月24日 (金)

車を離れている時の準備

 基本的に車での移動を主に考えながら旅をする場合、必要なものを車の中に配置することによっていざという時に車の中で生活するような状況も想定しながら準備することが多いです。しかしながら、そうした装備を過信してしまうと、車を離れた時に何の用意もしていないので車に戻れない場合というのは大変困ることにもなりかねません。

 なぜこんな事を書くかというと、昨日のニュースで、長野県の観光地である上高地へ繋がる一般車両通行止めの道路が土砂崩れで不通になったというニュースが入ってきたからです。さらに悪いことに、土砂崩れによって電話線や電灯線も切断されたようで、1,200人もの人たちが孤立しているそうで、上高地地区でもライフラインが切断されていて、これを書いている現在でも大変な状況になっているとのこと。バスに乗っていた観光客の方々は順次上高地方面へ移動しているのだろうと思いますが、電話も通じず電気もない世界というのは実に心細いものでしょう。

 上高地へ行くためには、どちらにしても自家用車で行くことはできません。となると、車を置いてバスやタクシーで向かうということになるわけですが、観光自体は昼間にということになると、ヘッドランプやランタンなどは当然車の中ということになります。ただ、こんな事が起こり得るということを考えると、小型ラジオと何らかの明かりぐらいは車から離れる際であっても持って行った方がいいのかも知れませんね。山の中でしっかり受信できるかというのはわかりませんが、単四電池一本で動くイヤホン式のラジオならそれほどかさばりませんし、車のキーと一緒に付ける小型ライトも明るさよりも連続点灯時間が長いものを基準に選ぶとか、普通に常用しているもの自体がいざという時に備えられるような物の揃え方を考えておいた方がいいのかも知れません。

2011年6月23日 (木)

サーモス 真空断熱タンブラー JCY-320 その2

 ここ数日の梅雨の晴れ間にどんどん気温が上がっていき、冷たい飲み物が美味しい季節に一気に突入したといった感じです。先日その概要を紹介させていただいたサーモスの真空断熱タンブラーのうち、320mlのJCY-320の方を我慢できずに購入してしまいました。

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 写真のように車のドリンクホルダーに差してみるとその大きさは絶妙で、日常の中だけで使うのはどうにも勿体無い気分にさせてくれるものがあります。ただし、走行中の車で使うためには、中のものがこぼれないようにするために、しっかりと閉まるフタを用意する必要が出てくるのです。

 本来はメーカー側で用意してくれればいいのでしょうが、元々自宅でビールなどを楽しむために作られたものですから、私のように車の中で使われることは想定していないことはわかっています(^^;)。となると、これにぴったりとはまるフタを探しにいくしかありません。といけわけで近所の100円ショップをタンブラーを持ってウロウロしていたところ、うまく密封できるフタのついたカップを発見しました。

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 これは赤ちゃん用の両方に取っ手の付いたカップです。こぼれないようにフタが付いたままでは飲むことはできず、ストローを差す穴が付いています。サイズ的には相当ぴったりはまりますので、つけたり外したりにかなり力がいりますので、熱い物を入れてフタをし、強引に外そうとすると手に火傷する恐れがありますのでフタをする時には冷たいものを入れて使うのが無難です。そのかわり、タンブラーをひっくり返しても中味はこぼれてきませんので、安心して車で使うことができます。なお、JCY-400の口径はJCY-320と同じなので、このフタは使い回しができるのも嬉しいですね。

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 フタをしたまま使うには、写真のようにストローを差して使うようにすれば完璧です。取っ手がない分、狭い車内でどこかに引っ掛けてしまうこともないですし、冷めにくい特性はさらに強化されることになるでしょう。

 ちなみに、サイズが同じくらいだったのでぴったりフィットしたら嬉しいなと思っていたスノーピークのチタンダブルマグ300ml用のフタをこのタンブラー用に試してみたのですが、残念ながらタンブラーの特殊な形状ゆえ、上に乗せてホコリは入らないようになるものの、完全にははまりません。それでも、熱い飲み物を冷ましたくない場合にはむしろ本体の上にのせるだけのこちらの方が使えるかも知れません。ただ、熱いものを入れたままスノーピークのフタのみで車を動かすと中味がこぼれる可能性がありますので、あくまで停車中や外で飲めるスペースがある時のみ使用するようにしましょう。

(追記)

 先日100円ショップのダイソーをのぞいたら面白いものを見つけました。もともとフタとして使おうとは思っていなかったのですが、ためしにはめてみたらぴったりと合うではありませんか。

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 これは何かといいますと、シリコン製の折りたたみコップです。蛇腹状になった部分を起こすとコップになるというアイデア商品です。さすがシリコン製という感じでぴったりと吸い付くので、多少の振動でこぼれることはないでしょう。いざというときには予備のコップとしても使えるので、フタとしてだけ使うのは勿体無い気もしますが、100円ショップの製品はなくなるとあっという間になくなってしまうので、必要だと思われた方は早めの確保をお勧めします。(2011.9.11)

2011年6月22日 (水)

往復はがきとミニレター

 インターネットや携帯電話で情報収集や連絡が当たり前にできる今の時代、そうした手段が閉ざされることによってはじめてその有難みがわかるという経験を実際に被害に遭わなかった方々も多く感じておられるのではないかと思います。今回の震災においては、現地の状況をテレビでしか確認できず、現地の知り合いの安否はどうなのかということが最大の関心事でありました。

 しかしながら被災地方面への電話連絡は控えざるを得ず、メールでの連絡においても、多くの人たちからたくさんのメールが集中すると、パソコンのアドレスなら大丈夫だと思いますが、携帯電話のメールについては、メールボックスの容量というものがあり、実際にメールを読まれる方の事を考えると、なかなか出しずらいというのが正直なところです。

 大規模な停電で、一部の公衆電話を除く通信手段がほとんど使えない場合、最新のテクノロジーよりも以前からある古い通信手段に頼らざるを得ないこともあるでしょう。そこで、今回敢えて紹介するのが、太古の昔からある文字によるコミュニケーションプランです。

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 そんな中でまず写真の往復はがきをチョイスしたのは、何の通信手段も持たない人に出した場合、筆記用具さえあれば先方の様子がこちらにわかるような情報と一緒に返信してくれる可能性があるということです。実際に今回の震災でも、被災地の友人との安否確認に往復はがきを使っていた方がいるそうです。いざという時のために自宅内だけではなく、車の中にも常備しておけば、自宅から遠く離れた場所で生活しなけれぱならなくなるような状況を伝えるとともに相手の状況も得ることができるでしょう。

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 郵便局で売っているものの中で、以前からたびたび利用させていただいているものの中に、もう一つここで紹介させていただくミニレター(郵便書簡)があります。封筒として使われる紙の裏に罫線が引かれているので、そこに文章を書くことができるような仕組みです。ハガキの料金+10円の60円で人に読まれたくない私信を送ることができ、返信用のハガキや同じミニレター、大切な写真など、25グラムを越えない範囲で薄いものなら、この中に入れてそのまま送ることができます。投函する前に全体を糊付けして密封する必要がありますが、切手と同じように乾いた糊が付いていますので、水さえあれば封もできます。緊急時にはレターセット一式すら入手することが困難になることも予想できるので、往復はがきとセットで車内スペースの中に入れておけば、発信ツールとしては十分でしょう。そして当然ですがある程度の数を用意しておいても全くかさばらないのもメリットであると言えます。

 なお、こうしたハガキ類については、もし以前に使おうとして使わなかったり、書き損じたりした年賀はがきが余っている場合は、一定の手数料だけでこうしたものと交換ができます。もちろん、使っていない年賀ハガキを複数車の中に忍ばせておき、いざという時の連絡手段に使うのもありだと思いますが、相手から返信をもらいたい場合には現状では往復はがきやミニレターの中に返信用のものを入れて送るのが簡単で確実なので、多少の手数料は出しおしみせずに交換した方が結局はお得だと思います。ハガキの代用として使いたい場合は往復はがきの真ん中を切って使えばいい話ですし。できることならばこういった通信手段を使うような事はない方がいいと思いますが、普通の旅でも使えるもので、あってもそれほど邪魔にはならないものです。今回の地震で人とのつながりが取れないことに不安を感じられた方は、このようなアナログで古い通信手段も実は結構使えたりするということを覚えておいて損はないでしょう。

2011年6月21日 (火)

小型クーラーボックス携帯の勧め(伸和 アクアクーラー100)

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 昨日来、全国的に雨になってかなり過ごしにくい状況ではありますが、夏の到来はすぐそこまで来ています。車中泊の旅での夏対策は扇風機などの他にはいかに冷たいものを冷たいままキープするということがあり、クーラーボックスの導入が必要になります。私の車には以前紹介した釣具メーカーDaiwaのレジャー用シリーズ、タフクール2000が荷室に収まっています。容量的にはその上の2600の方が良かったかなとも思いますが、ワゴンRに載せる限度の大きさという感じなので、さらに容量を上げるにはもう一つクーラーボックスを用意するのが現実的です。

 容量が大きなクーラーボックスが積載できるとしても、特に私の場合はクーラーボックスが後部座席後ろに置いてあるので、クーラーボックスの中からおめあてのものを取り出すためにはいったん車を降りて後ろのハッチを開けないといけません。ちょっと休憩する場合、わざわざそうした行動を取るのも大変ですし、小さいクーラーボックスを補助的に使う方が実用的です。旅に出ない時でも、買い物へ行って冷蔵が必要な食品を買って持っていくような場合にも便利に使えますので、片手で楽々持てるようなクーラーボックスは一つ用意しておくと便利です。

 そんなわけでいろいろ探し回ったのですが、釣り用に開発された保冷効果の高いものは小さくても1万2万とかなりいい値がします。小さいものは割と開閉を頻繁にするので、保冷効果が高いものを購入してもその性能を十分に生かすことは難しいでしょう。それでも、メーカー製の8リットルクラスの発泡スチロール系のものでも5千円前後とそんなに安くありません。そして、保冷効果を考えているため、大きさがかなり大きめといった印象でした。

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 そんな中、とある釣具店で明確に展示場所を分けられた「レジャー用」クーラーボックスの中で見付けたのが今回紹介するアクアクーラーのシリーズです。アクアクーラー100は一番小さいもので7リットルの容量です。何しろ気に入ったのは、写真のようにダイソーで購入した315円の買い物カゴにすっぽりとはまったことです(^^)。

 カゴを助手席に置いてその中にクーラーボックスを入れれば、すぐに冷たいものを出すこともできますし、かなりスリムな形なので、カゴの空いているところにいろいろな小物を入れておくこともできます。フタと本体の接合部がきゃしゃなので開閉には十分気を付けないとすぐ壊れる可能性がありますが、レジャー用のクーラーボックスということでそれほど価格も高くはないので、気軽に持てるのがいいですね。

 今回紹介したものに限らず、大きなクーラーボックスを持っている方であっても、よく使うものを小さなクーラーボックスに入れておくことで、大きい方の開閉回数が少なくなり、結果として内部の保冷効果を高めることができます。私の場合は旅先で購入したもののうち、自宅まで持って帰るものは大きな方に入れ、旅行中に食べたりするものは小さな方に入れておくようにしようと思っています。折りたたみのできるソフトクーラーボックスをを状況に応じて広げるようにするというやり方もありますが、その種のものは広げると思ったより車の中の占有面積を取ってしまったりしますし、外側が結露で濡れてしまいやすいのも気にかかります。そんなわけで、旅に出る時は最初から車の中に入れておき、残りの収納空間を考えられるハードクーラーボックスの方が私には合っているように思います。旅の時だけでなく日頃の買い物でも使えるのがこのような小さめのクーラーボックスの良さだと思いますので、いろいろチェックしてみましょう。クーラーボックス売り場にはさまざまな保冷剤も置いてありますが、日帰りや一泊二日なら高性能の保冷剤を凍らせて持っていくということもありかと思いますが、旅が長引く場合はかさばる保冷剤は中味が入らなくなるなどの不具合が出たりするので、コンビニで板氷やロックアイス、スーパーで小さな保冷剤を購入するなどということも考えながら必要な容量のものを探してみてください。

2011年6月20日 (月)

土日休日高速1,000円の終了にあたり

 駆け込みで昨日一昨日と高速に乗って遠出をされた方は多いかと思います。渋滞もゴールデンウィーク並みだという報道もあり、いろいろ問題視された政策ではありましたが、気軽に車で旅行したいと思っていた人たちにはそれなりに支持された政策ではあったと思えます。特に今回の政策で最も影響を受けたと思われる四国へ渡る3本の橋を利用していた方たちは、今後フェリーを使ってでも四国へ行きたいという人はどの程度いるのかということも気になりますが。

 本日から罹災証明を受けられた東北の方々は高速道路を一部自由に通行することができるようになり、そうでない人たちはETC利用者に限り休日は30%から50%の割引に変わります。その他通勤時間割引や深夜割引などは平日でも行なわれます。実感としては以前の状況に戻るだけなのですが、その恩恵を受けてきた私を含む多くの人たちが肝に銘じなければならないことがあるように思います。

 千円で高速乗り放題となり大渋滞が現実にゴールデンウィークや年末年始、お盆の時期に発生しました。ある程度交通集中が起こるので渋滞は仕方ないにしても、あれだけの渋滞がなぜ起こるのかというと、あまりの渋滞に離脱し、高速を降りる人たちが極端に少なかったということがあります。かくいう私もそうなのですが、静岡から九州まで行く際、大渋滞に遭遇しても、途中で高速道路を降りることでまた新たに高速道路に乗ると千円が追加でかかってしまうことが許せなかったのでした(^^;)。一回降りても十分に従来の料金と比べれば安いのですから、大渋滞区間は下の道を行った方が所要時間は少なくて済んだかもしれませんし、何よりも全く動かなくなった道路上でストレスを溜め込むことはなかったはずです。しかし、私を含めた多くの車が頑なに車を高速道路上に留まり続けさせたことであれだけの渋滞が発生したということになります。これは今考えると自己中心的な発想で多くの人に迷惑を掛けたという風に思います。少なくとも、改めて高速道路は何のためにあるのかということをこれから考える契機になればと思います。

 ただ、元々民主党の主張してきたのは全国の高速道路の無料化で、インターチェンジの料金所をなくすなんてことも言っていたわけですから、これが実現していれば高速道路が国道や幹線道路のバイパスとして利用されることを意図されていました。そうなれば車中泊などしたくない人たちは眠くなったら高速道路を降り、駐車場の確保されたビジネスホテルに泊まることができます。食事についても24時間営業していない不便なサービスエリアで仕方なく自動販売機から食べものを得なくてもファミリーレストランや地元の旬の食材を置いている食堂を利用すればいいはずでした。

 不幸なことに、これから高速道路を使って旅をしようとしている人たちは、今後は高速道路上で商売する人たちの都合に合わせて計画を立てるしかなく、そうしたことに対するわずかばかりの反逆が、事前でいろいろ用意して車中泊をするような旅のスタイルではないかという気がします。私自身、今後の旅の中で、安全に車中泊できそうなところが見付からない場合は一区間だけ高速道路に乗り、車が少なそうなパーキングエリアで車中泊をするような事はあるかも知れません。高速道路の料金がそこそこかかったとしても、ホテルを取る料金を考えた場合、その分を車中泊でカバーしようと思う人が増えれば、これからはもしかしたら車中泊をする車は減らないで、むしろ増えてしまう可能性も考えられますね。今後、私のような車中泊を前提に旅に出るスタイルを行なっていた人がどうなるかということについても、実際に旅に出ながら見ていきたいと思っています。

2011年6月19日 (日)

サーモス 真空断熱タンブラー JCY-400(400ml) JCY-320(320ml)

 キャンプで使うマグカップにおいて、シングルとダブルの二種類がありますが、シングルのほうは火にもかけられる単純構造なのに対し、ダブルは二重構造になっていて熱が逃げにくくなっているので保温・保冷効果が期待できるということで値段は高いですが人気は高いようです。ただ、多くのダブルマグというのは、保温性のあるステンレスボトルのように二層の間を真空にしているわけではないので、抜群の保温保冷効果があるかというと、そうでもないのです。

 そういうわけで、私のブログではステンレスの真空断熱構造を持つマグカップについて紹介しておりましたが、昨日とあるショップをのぞいたら、サーモスが新しく出したマグカップでないタンブラーが置いてありました。それが表題の二種類のタンブラーです。

Jcy320

 写真はJCY-320の方ですが、明らかに自宅でビールや焼酎・日本酒を飲む人たちをターゲットにしている感じがします。以前にも400mlのタンブラーはありましたが、新しいものの方が手にしっくりくる感じです。JCY-400は350mlの缶飲料を氷を入れてもそのまま入れられますので、家飲みをする父親へのプレゼントに最適だと思いますが、車のドリンクホルダーに違和感なく置けそうなのはJCY-320の方です。フタがないので車の走行中は危険ですが、車を停めてゆっくりと飲み物を楽しみたいような場合、こんな感じのタンブラーを車内に持ち込んでみるのもいいのではないかと思います。予算さえ許せばチタン製の真空断熱タンブラーというのもありますが、こちらの方は一つ二千円程度と気軽に買えるので、主に自宅で使いながら、状況に応じて旅にも持っていってもいいでしょう。

 サーモスでは同じように真空断熱ケータイタンブラーと銘打ったJNDで始まるシリーズがあり、こちらはしっかりとフタがしまりますが、車に載せていてもこぼれない便利さはある反面、中を洗うのが面倒という問題もあります。なかなか食器洗いを目立つところでできないのが車中泊の旅の辛いところであり、そんな場合は食器洗浄機でも洗えるフタのないタンブラータイプのものの方が便利な面もあるのです。以前紹介した同じサーモスのコーヒーメーカー ECC用 マグカップの方が取り外し簡単なフタもあり、車の中で使うことを前提にすると便利なことは言うまでもありませんが、もう少し容量が大きいものが欲しいとか、取っ手のないものの方がいいというような事があれば、あえてこうしたものを選んで持って行ってもいいのではないかと思います。車中泊だけで完結する旅ではなく、キャンプ込みの旅行なら夜にお酒を飲む事もできますので、タンブラーで冷えたビールをじっくりいただくのもいいのではないでしょうか。

2011年6月18日 (土)

イオン店舗購入限定! b-mobile SIM ベストエフォート100kbpsで月額980円プランA

 スマートフォンを導入し、日々使っている方にとって毎月の支払に頭を悩ませている方も多いと思います。以前から紹介していますが、私はベストエフォートで上り下り最大300kbps超という日本通信の出しているプリペイド式の通信用SIMを定期的に購入して使っています。定価ベースでは6ヶ月14,900円となり、月額にすると2,500円弱となります(実際は店舗によっては値引きして売っているところが多いので、状況によっては安くなり、私は現状で月2,000円弱で維持しています)。今後中古ショップで白ロムのスマートフォンを購入して使ってみたいと思われる方もいるかもしれません。そんな、通信費にお金をかけないでスマートフォンを使いたい人に実に魅力的なプランが登場しました。

 今回、イオンの店舗で在庫があれば店頭で購入できる日本通信のb-mobile SIMは、三種類の契約形態がありますが、やはり魅力的なのはベストエフォート100kbps データ通信専用ながら使い放題で月額980円(実際はユニバーサルサービス料7.35円(税込)が追加されます)というプランAでしょう。感覚的にはウィルコムのデータ通信くらいのスピードであると理解すればいいと思いますので、動画や地図閲覧にともなうナビに使うのは厳しいかも知れませんが、メールやテキスト中心のネット接続ならそれほど問題はないでしょう。ただ、大きめのアプリのダウンロードや更新については時間がかかることを覚悟する必要はあると思います。

 特筆すべきことは、このベストエフォート100kbpsプランであっても、IDEOSを利用してのIP電話が使えるという内容が商品説明ページで紹介されていることです。同時にIDEOSを購入すれば、IP電話用の480円を追加でデータ通信ができ、一応050で始まる電話番号をもち、無料通話のついたスマートフォンを毎月安い値段で運用できます。高速通信が必要な場合は自宅やホットスポットでWi-Fiを利用するか、Wimaxの端末を別途導入すれば、使用状況にもよりますがそれなりに使える組み合わせを安く利用できることになります。

 ただし、日本通信のものと違って、全国のイオンスーパーの取扱店でしか購入できず(ネット通販は不可)、店頭で在庫がなければ当然購入できません。近くに取扱のあるイオンがあれば何度も通えますがそうは行かない場合、事前に店舗の方に在庫の確認をすることができればいいのですが、店舗の都合もあるのでその辺は不確実なのが問題です。また、契約にはクレジットカードでの決済が必要になるので未成年では契約できないことと、購入時にはSIMパッケージ料金(初期手数料相当)3,150円が必要になります。ただし、いったん契約してしまうと契約月数の縛りは全く発生しませんので、利用をやめたい場合は、一月ごとの単位でネット上からいつでも解約することができ、その場合は翌月以降の請求が発生しなくなり、解約手数料などは発生しません。他の詳しい事については、以下のページから概要をごらん下さい。

http://www.bmobile.ne.jp/aeon/index.html

 とりあえず個人的には今あるプリペイドのb-mobile SIMを期限内まで使ってから考えていこうと思っていますが、今回の発表を受けて対抗するプランがどこかから出ないかと期待する部分もあったりします。車中泊の旅の中でいろいろ使おうと思っている方は地図やナビが使えるだけの速度を保てるかというのがポイントになるでしょう。個人的には100kbps以下のスピードでは厳しい場合もあると思いますが、場所によってはグーグルマップが実用的に使えたという報告もネット上で出ているので、今後に向けての期待は広がります。また、都市部でユーザーが多い場合は地方と比べると極端にスピードが落ちる場合があるので、従来のb-mobile SIMでほとんどスピードが出ないと憤っておられる方は、たまに使う旅先だけでスピードが見込めるにしても、長い時間使っている方に合わせた方がいいと思うので、とっととこちらの方に乗り換えてしまった方がいいでしょう。どちらにせよb-mobile SIMのネット通信はイオンプランの最高速プランでもダウンロード容量に応じて制限されるものであるそうなので、イー・モバイルやWimaxと980円プランとの併用についても考えた方がいいような気がします。今回の地震で、せめてメールやツイッターだけでも使えたらと思われた方には、スピードは遅くてもドコモのエリアで接続を維持できる今回のプランを検討する余地はあるでしょう。先日のようなドコモサービス自体の不具合が出たらお手上げですが、SIMを差して使える端末の確認も上記リンクページからできますので、まずはその確認をすることを忘れないようにしましょう。

2011年6月17日 (金)

災害対策物資の入荷状況

 震災から3ヶ月が過ぎ、当初はどこへ行ってもなかったラジオや懐中電灯の類もこちら静岡市内では入手可能なものが増えてきました。供給状況についてはそう変わるものではないと思うのですが、マスコミなどによる恐怖感を伴った煽りが少なくなってきたということもその一因ではないかと思います。インターネット通販においても普通に手に入るものが出てきましたので、本日現在での状況について紹介してみようと思います。

 まず、単三電池を使ったランタンについてですが、このブログで紹介したEX-757MSはアマゾンでも在庫があるようです。EX-837NXは安値のところは売り切れが多いようですが、地元のヤマダ電機で2,980円と少々割高ながらも店頭販売を見付けた時には感激しました(^^;)。もちろん私は買いませんでしたが、辛抱強く探せば手に入れることは震災当時と比べれば難しくないように思います。

 単四電池三本でコンパクトながらも明るい電灯色のEX-547SRの在庫もようやく出てきたように思います。今回の震災で単三電池がなくなり、店頭在庫が単四電池だけになったことに不安を感じるような方はこのミニランタンをサブとして持っておいてもいいように思います。

 懐中電灯も揃ってきていますが、まだ懐中電灯が店頭からほとんどなかった状況からなぜか売れ残っていたのが、単三電池一本で長時間使えるヘッドライトGTR-931Hです。家族の人数分を枕元に置いておく用途としては懐中電灯よりも優れていると私は思っています。懐中電灯には懐中電灯のよさはありますが、災害用としてはランタンとヘッドライトの併用で十分でしょう。

 ラジオについては、いまだハンドルを回して充電するタイプの日本メーカーの商品については全く見ることができません。ただ災害用としては単三2本で動くタイプで十分です。単三で動くタイプのラジオで、ソニーのICF-9とICF-P21はどの電器店へ行ってもある程度の在庫が確保されています。その反面、パナソニックのラジオはなかなか店頭に並びません。まあ、性能自体にそう差がないと思うので、まだ用意のない方については一つだけでも買っておくといざという時のためになるでしょう。

 そして、これらの機器を動かすための電池ですが、極力充電式のエネループやエボルタと充電器のセットを同時購入することがおすすめです。ただその際注意したいことは、エネループもエボルタも、容量が少ないものが併売されており、店頭では値段が安いためついつい手に取ってしまいがちですが、容量が半分になれば動作時間も半分になってしまうといこともありますので、容量2000mAhのもの(単三の場合)を揃えるようにしましょう。こうしたグッズは災害用としてだけでなく、夏のキャンプや車中泊にも十分使えることは言うまでもありません。車中泊のためにこうした品物を揃えたいと思っている方は、ぜひ店頭まで出向いて在庫をチェックしてみてください。

2011年6月16日 (木)

エコなハイブリッドカーか安全度の高い車か

 東京で起こったことが全国のニュースとして優先して報道されるということはあまりいいこととは思えませんが、昨日東京江戸川区で起こった自動車が歩道に乗り上げて死傷者が出たニュースは当初あの秋葉原の無差別殺傷事件を連想しかけましたが、そうではなく、高齢者の運転した車によるものでした。

 車が暴走した原因はアクセルとブレーキを間違えたというものでしたが、いったいいつになったらこの種の事故は根絶されるのでしょうか。以前のエントリーでスバルのレガシィに付いている衝突回避装置について書かせていただいたことがありましたが、もう少し本腰を入れてこういう車があるんだということを告知していくなり、政府の高齢者限定の購入補助なりやってもいいのではないかと本気で思います。

 本日のワイドショーではトラックのハイブリッド車についての話題が報道されていました。有名芸能人の親をコマーシャルに登場させるということで注目が集まったのだと思いますが、コマーシャルに出演している親の世代は、まさにアクセルとブレーキを間違えて踏みかねない年齢層の人たちです。

 今後の東北で新たに車を持ちたいと思われている方も多いと思うのですが、さまざまなストレスや考え事をしていて、ついうっかりして事故を起こす確率というのは他の地方よりも多いのではないかと想像します。衝突回避機能は絶対大丈夫というだけの精度があるわけではありませんが、加齢や疲労による判断力の欠如をある程度補ってくれるだけの性能はあります。大々的な広告や扇動によって流されることなく、今の私たちにとって何が必要かということを十分に考えてから車の購入を決断されることをおすすめします。と同時に、政府はエコ関連ばかりにお金を使わずに、人々の生命を守るためにお金を使ってメーカーに安全な装備の設置を促すような政策をやってくれないと、また同じような事故が全国のいたるところで起き、悲しむ人が増えてしまう気がしてなりません。

2011年6月15日 (水)

本の情報とネットの情報

 本日、このブログを通じて交流させていただいている方から東日本大震災の写真集を送っていただきました。あれだけ大きな地震が現実に起こったことで、自分として何ができるかということを考えた時、義捐金を出すよりも身近な方へ必要なものを援助した方がいいだろうと思って継続して足りないと思われるものを現地へ送ることにしました。今回送っていただいた写真集はそのお礼ということでしたが、いまだ日本赤十字社を通じての義捐金がほとんど支払われていないことや、実際に被災者に支給される義捐金を振り込む際の振り込み手数料はどこが負担するかなど、せっかくの善意がストレートに届かない現状を見るにつけ、自分の送ったものが役に立っている実感を持てたことは良かったのではないかと思っています。

 改めて写真集を見ましたが、テレビで見たものとは違う現地の状況がそこにはありました。インターネットでも多くの情報が溢れていて、そうした情報を取捨選択することによって自分なりの行動を起こしてきましたが、その事実というものは変えることができない普遍的な災害の記録のようなものは、手元に置いていつでも見返せるようにしておくことも重要だとしみじみ思いました。直接被害がない地方に住まれている方は、震災当初においてはあたかも自分が被災されたような感じを持ってニュースに接することもできたかと思いますが、数ヶ月・数年と年を経ることで次第にそうした想いは過去のものになってしまいがちです。私個人としてはそういう風にならないように、現地の方の迷惑にならないような状況になるなら、改めて車で現地まで行くことも考えていますが、そうした気持ちを持ち続けるためにも「本」という形態はインターネットよりもこの場合はいいのではないかと思います。

 ただ、本がすべていいかというとそういう事でもありません。かくいう私自身のブログで提供している情報についても、震災前と震災後ではかなり自分の考え方が違ってきていています。世の中に「車中泊」についての本はかなり出てきていますが、今回のような震災による考え方の転換という大きなことでなくても、おすすめ商品の類については日進月歩で新しい魅力的な製品が出てきますので、雑誌はともかく単行本で出されたものについてはそれがいつ書かれたのかというチェックをしておかないと、すでに本で紹介されているものよりも高性能で安いものが出回っていて悔しい思いをするといった状況も起こりえます。

 個人的には「車中泊」なるものに普遍的なものも鉄板といえるセオリーもあるとは思っていませんので(^^;)、単行本は立ち読み程度で済ませておいて、新しい情報をネットでチェックするような柔軟性こそが必要になってくるのではないかと思います。事実高速道路が休日千円でなくなれば、それまでの一部のセオリーが全く成り立たなくなるような事が実際に起きようとしています。その中でどううまく車中泊を入れた旅をしていくかということについては、車中泊のブログというよりも車で多く旅をされている方のブログの方が参考になります。私自身もできるだけそうした中で見た有用な情報について、自分自身の備忘録をかねてここで紹介していければと思っていますが、インターネットの世界の中には私などとても真似できないような旅の達人が多くいらっしゃいますので、皆さんもぜひそうした旬の情報を探してみてください。

2011年6月14日 (火)

夏に向けて保冷剤あれこれ

 先日、山梨へとうもろこしを買いに行った際、道の駅の中でもいろいろ面白そうなものがあったので買ってきました。ただ、そのほとんどが冷蔵が必要な納豆や豆腐、豚肉のパックというものでしたので、こういった魅力的な品を見付けた場合に自宅まで鮮度を落とさないようにクーラーボックスと保冷剤を用意していることが必要となります。

 今年の夏に大規模な停電があるのではないかというシミュレーションを展開したテレビ番組を見ましたが、電気がなくなって一番問題になると思うのが冷蔵庫が止まった場合の対応でしょう。テレビではペットボトルに水を入れたものを冷凍室で冷やしておき、停電になったらそのペットボトルを冷蔵室に移すことである程度の時間は鮮度を保つことができることを紹介していましたが、冷凍室内のものについてはやはり保冷剤と一緒にクーラーボックスにいつでも移せるように準備しておくのは特に今年の夏については大事なことでしょう。

 保冷剤についてはキャンプ用に売っているハードタイプの他、水を入れて凍らせたペットボトルや、以前このブログで紹介させていただいたカチカチに固まる古いタイプの黄色いアイスノンが便利です。また、買い物をする際にもらえることがある小さいタイプの保冷財も侮れません。今回は保冷力が強力なハードタイプのクーラーボックスの他にソフトタイプの小さなクーラーボックスも持っていきました。限られた容量の中に品物を入れる場合、ハードタイプの保冷剤では肝心の品物が入らない場合もあります。そんな時、品物の隙間に複数の小さな保冷剤をもぐりこませる事である程度の時間は冷たさを保持できます。一泊二日程度の旅なら自宅から用意してきたもので何とかなりそうな気もしますが、長期間の旅の中ではそうはいきません。その際大型の保冷剤をその都度購入するというのは勿体無いですが、小さな保冷剤でしたら数十円程度でスーパーで購入することができますので、氷だけでは保冷効果に不安があるような場合や、氷が溶けたときにその処理が大変だと思う場合はこうした食料品用の保冷剤を積極的に導入して、クーラーボックス内の冷たさを保つようにしましょう。夏になるとペットボトルを凍らせて飲むための専用飲料が売っているところもあります。通常のペットボトルのお茶を凍らせた製品も出ていますので、カチカチになったペットボトルを保冷剤代わりに使い、融けてしまったら保冷効果のあるステンレス容器に移しておいて飲むというようにかなりの長時間にわたって熱くなった体を冷やす効果が期待できます。とにかくこれからの時期は、自宅の中でクーラーを付けるような快適さを車内就寝中に得ることは不可能なので、クーラーボックスで十分に冷やした冷却ジェルなどを体に当てるなりして寝ることでしか涼を取ることは難しいと思います。長い旅行日程の中、いかにしてクーラーボックス内の温度を冷たいままにしておくかということを考えながら保冷のためのさまざまなグッズを調達するようにしていきたいものですね。

2011年6月13日 (月)

BE-PALのマルチツール

 先日発売になったアウトドア系の雑誌、BE-PALは創刊30周年を迎えるとかで、今さまざまな雑誌におまけが付いていて、それで売り上げ増を狙っているのにあやかってか、それとも今までの読者のための特別サービスなのか、かなり豪華な付録が付いてきました。

20110613_002208

 記事のページ紹介で申し訳ありませんが、さまざまな用途に使えるマルチツールです。以前このブログで、十徳ナイフやマルチツールは日常携行したり車の中に入れっ放しにしておくと軽犯罪法に触れる恐れがあるということを書きましたが、今回付録のツールははさみの代わりに小型プライヤーになっていたり、ナイフの代わりに先の尖っていないヤスリになっていたりして、雑誌本文でも「つねに携帯して使っていただけるようにナイフは組み込んでいない」という説明書きがあります。こうした配慮というのは今の社会で私たちがマルチツールを便利に使いこなすための配慮のように思えてとてもありがたいです。機能は上に挙げたもののほか、プラスドライバー、マイナスドライバー2本(サイズ違い)、栓抜き、ガスカートリッジの穴開けの7種類のツールが一つにまとまっています。興味のある方はお早めに本屋さんでゲットすることをおすすめします。

 ただ、雑誌の付録だけにある程度の重量感はあるもののちゃちであることは間違いないので、もう少しちゃんとしたナイフとハサミの付いていないマルチツールがあればチェックしてみようと思ってネット上を探してみたのですが、意外とそうしたモデルは市販されていないようです。よく考えてみれば、発売されている他の国ではナイフどころか拳銃の携行さえ許可されているところが普通であるわけですし、わざわざ日本の流通に乗せるためだけにナイフ、シザースレスのマルチツールを販売することは考えにくいということなのでしょう。ナイフレスのマルチツールはLEATHERMANが出しているようですが、たとえ小さなハサミであっても職務質問された場合、その場の警察官の判断で軽犯罪法違反となる可能性は常に残ります。警視庁の以下のリンクを読むと、最初のところから思いっきりツールナイフの写真が出ていますね(^^;)。

http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/hamono/hamono.htm

 キャンプで使うという明確な目的の元、すぐには使えないように梱包して車の中に入れておくような持ち運び方になるならば警察官を説得できるかも知れませんが、それではマルチツールとしての機動力は期待できないわけで、今回のような日本独自の商品企画の中で作られたものしか常時携行用にならないのかなという気もします。ただ、このマルチツールの中で、栓抜きとガスカートリッジの穴あけ用ツールは見方によっては危険と捉えられるかも知れません。でも上で引用させていただいたBE-PAL本文の記述があるわけですから、もしこれを携帯していて軽犯罪法に問われそうになったら、雑誌を見せながら交渉するしかないのかも知れませんね。

2011年6月12日 (日)

道の駅のイベントに注意

 来週の週末で高速千円が終わってしまうということでとりあえずどこかへ出ようと思っていたのですが、昨日のお出掛けは結果として最後に高速無料実験の区間を通っただけで、高速道路には乗ることはできませんでした。

 昨日は明け方から強風と豪雨になっていて、このまま出掛けようかどうしようか悩んだ末、午前8時を回ったくらいのところで雨が小降りになったことで出掛ける気になりました。毎年この時期のお楽しみとして、山梨県中央市の道の駅とよとみで、その甘さには定評のあるゴールドラッシュという品種のとうもろこしを大量に売るという「スイートコーン収穫祭」というイベントが一日限りで行なわれます。もちろん、翌日からも道の駅ではとうもろこしは売られますが、大規模な試食があったり、何しろ25,000本用意するということで大量買いも大丈夫ということで、やはりこの日には訪れたいと思ってしまったのでした。

Goldrash

 私のところからは国道52号線を経由して道の駅まで約2時間で行けるので、朝早く起きることさえできれば、それほど苦労することはありません。ただ今回は雨なのでそれほど人は出ていないだろうとたかをくくっていたらそんなことはなく、私の着いた午前10時半頃には早朝から収穫して用意したであろう25,000本の残りが少なくなり、並んでも確実には買えないと脅されました(^^;)。しかし、並んだすべての人たちが大量買いをするわけでもなかったので、写真のように2Lサイズのとうもろこしが12本入った箱を2つ買うことができました。早速ゆでて食べましたが、本当に甘いとうもろこしで、また来年買いに行きたくなりましたね。

 こうした大人気のイベントが道の駅で行なわれる場合、遠くから来る人で、車中泊込みの日程を立てる場合、目的地の道の駅に前日から入ってそこで寝るようなプランを組まれる方がいるかも知れませんが、こうしたイベントの時にはむしろ、目的地手前あたりでゆっくりできるような宿泊場所を探すほうがいいのではないかと思います。昨年行った時には今年よりも2時間くらい早く出て8時頃には着いていたのですが、それでも道の駅構内の駐車場は満車で、かなり人も出ていたので、恐らく早朝からイベント準備のためにやってきた人のために車の中で満足に睡眠を取ることは難しいのではないかと思います。

 こうした行事があることを知らないで、前日から車中泊のために訪れた方がいらしたらこれは悲劇です。高速道路のサービスエリアと違い、道の駅というのは集客のためにさまざまなイベントを開催しています。イベントをされている方の邪魔になるということもありますが、まずそんな状況では旅行中の体調を整えるための睡眠時間確保ができず、睡眠不足のまま運転しなければならない状況にもつながります。

 行きあたりばったりの旅ができるのが車中泊の旅であるということは当然あるのですが、その旅を安全で快適なものにするためにも、宿泊場所として道の駅を使う場合はイベントの有無およびその営業時間についてきちんと情報収集を行なう方がいい場合もあります。本当にあてもない旅で昼間の仮眠も自由にできるようなスタンスの旅なら、全く何の情報も持たないで本能の赴くままに行くのもいいでしょう。というか、私も一度はそんな旅のやり方をしたいものだと思っているのですが、限られた時間の中でさまざまな計画を立ててといった場合は、翌日の朝になってびっくりしないような下調べくらいはしておいた方がいいと思います。

2011年6月11日 (土)

TESニューエナジー 発電鍋ヒートチャージャー HC5

 災害時の電源確保のために、今までは主に太陽光発電の機器が被災地で使われてきましたが、大阪のベンチャー企業が温度差で発電する装置を鍋の底に配置し、水を入れた鍋の温度(100℃)との温度差を利用して電圧5ボルト・最大出力2ワットをUSB出力で取り出せる発電鍋なるものを公開しました。定価23,000円(税抜き価格)で販売するそうです。申し訳ありませんが写真はありませんので、表題をキーワードにして検索をしていただければどんなものか詳しくわかると思います。

 個人的にはコードが付くことでひっくり返してしまう危険性を感じているので(^^;)、鍋の形よりもヤカンのようなものの方がいいような気もしますが、鍋の取っ手の先から充電用のコードを出すようになっており、ヤカンの形では誤ってコード自体を燃やしてしまうかも知れないなど、総合的に考えて仕方がないのかなという気はします。廃材を燃料にした焚き火でも発電可ということなので、災害用としてだけでなく、キャンプ用としてもあればいざという時に役立ちそうです。

 ただ、こうした技術自体はそれほど新しいものではなく、以下のリンクのように、すでにこうした理論でさまざまな製品が作られているようですね。

http://www.kelk.co.jp/useful/netsuden3.html

 上のリンクにある灯油ランプ式発電機やローソクラジオなんていうものの方が火事の危険も鍋をひっくり返してしまう事故もなく割と安全に使えそうなので、携帯電話の充電は無理かも知れませんが、明かりとラジオがドッキングした今回の震災を機にこうしたものも一般化してくれれば大量生産によって手に入れやすくなるかも知れませんので、なかなか面白そうですね。

 そんな中で一つ気にかかることは、火を燃やして発電するということで、長期使用時にどの程度耐久性があるのかというところでしょうか。太陽光パネルにも寿命があり、半永久にメンテナンスフリーで動くようなものは作れないだろうとわかってはいるものの、災害用に使うものというのは、シンプルで壊れないというのがまずは第一です。今回紹介した鍋も、災害用に誰でも簡単に使えるような形で進化していって欲しいものです。

2011年6月10日 (金)

携帯電話が通じなくなったら?

 先日、NTTdocomo契約の携帯電話や、元docomoから他社へ移った携帯電話の一部において、発信も着信もできなくなったそうですが、こうしたトラブルは実際にそうした状況にある時にはトラブルなのか端末の故障なのか、正直なところよくわからないというのが困ったものです。実際、自分が旅行中にそうしたトラブルに遭遇したらどうすればいいのかということについて考えてみたいと思います。

 まず、あたふたして何回も電話を掛ける動作を繰り返す前に、携帯電話のアンテナ表示を確認してみましょう。先日のトラブルでも使えなくなった携帯電話ではアンテナ表示が圏外になっていたとのこと。圏外表示が出ている状態で何回ダイヤルをしても無駄ですから、極力電池の消耗を抑えるようにすることが大切です。ただ、ここではまだ携帯電話自体のシステムが滞っている可能性とともに、携帯電話本体が故障している可能性も考えられます。とりあえず一度、電源を切ってから改めて入れ直すことをやり、それで圏外表示が消えれば万々歳ですが、同じ圏外のままであっても、いつ通信状況が改善しても大丈夫なように、とりあえず電源が入ったままで放置しておきます。

 どうしても実家や勤務先などに連絡を入れなければならない場合は、まずは公衆電話を探しましょう。先日の東北大震災が起こった日の夜、東京都心から大挙して帰宅されたような状況ではせっかく見つけた公衆電話さえも行列ができてしまうでしょうが、車で渋滞なく移動することができる場合はさまざまな公共施設にあたりをつけてまずは公衆電話を探しましょう。最近は携帯電話の普及に合わせるかのようにどんどん公衆電話が撤去されているということもありますので、すぐには見付からないかも知れませんが、丹念に探すしかありません。その場合、注意しておきたいことは、公衆電話から電話をかける場合は硬貨かテレフォンカードが必要になるということです。小銭はできるだけ持ちたくないと思われている方でも、サイフの中に多少連絡できる分くらいの小銭は忍ばせておきましょう。車の中に小銭を入れておくと、もし車が車上狙いに遭った場合、小銭が見つかってしまった場合、そこからさらに荒らされる可能性もありますので、車の中にお金を置いておくことは極力避けるのが無難です。どうしても対策しておきたいような場合は、金券ショップなどで額面割れで売っている50度数のテレフォンカードを突っ込んでおくのがいいでしょう。ただ、停電の場合はテレフォンカードを使っての電話はできないと思われますので、やはり常に小銭を用意することは重要だと思います。

 公衆電話が見つからない場合や、行列ができていてとても待てないような場合、コンビニを探して連絡を取る方法もあります。ほぼすべてのコンビニでファクシミリ送信サービスを行なっていると思いますので、会社ならまずファクシミリを読めますし、自宅においてもファックス付き電話機を設置しておけば、いざという時にコンビニから一方通行ですが生存報告をすることができます。停電が起こっていたり、人々が殺到するようなコンビニではファクシミリを送ることすら難しいかも知れませんが、携帯電話が使えない場合の連絡手段以上のようなものしかないでしょう。特にファクシミリを送るという方法についてはそれほど注目されない盲点としてすんなり行けるかも知れませんので、せめてできるだけ早く送信できるように、車の中にA4のコピー用紙一枚に必要事項を手書きで書き込めるような雛形を用意しておくような対応があれば瞬時に送信できます。具体的には、

・通信手段がないことの説明
・現在地と周辺の状況
・もしあれば自身の怪我などの状況
・今後の通信方法について(電話よりメールでの連絡を推奨する。また、災害用伝言ダイヤルが開設されるような災害に遭遇した場合は、その利用方法などを説明しておく)

 このような事を書いて送れば、受け取った方はしっかり生存が確認できるだけでなく、その後の連絡についてもお互いの確認事項が持てるので、過度の心配をしなくても良くなるでしょう。メールが使える場合であれば上記のような事柄についていつでも書き足して送れるようにテンプレート化しておくというのもいい方法でしょう。

 大震災からもうすぐ3ヶ月となりますが、昨日も東北で割と大きめの地震があったりしますし、常に今あるものが使えなくなることを念頭に置きながら対策を考えるのがいいと思います。家族を家に残して車中泊の旅を楽しんでいる方は、自宅周辺にある公衆電話の設置場所情報を家族に知らせておくことも大事だと思います。常に最悪の状況を考えていれば、もしそうした事が本当に起こったとしても冷静に行動することができます。くれぐれもあせってやみくもに動くことのないよう準備してから出掛けましょう。

2011年6月 9日 (木)

事故で泣かないために

 昨日は車を運転していて実に肝を冷やしました。近道をするために近所の裏道を通っていたのですが、こちら側が優先道路で交差点に進入した際の話です。反対側(相手側)の道路には一旦停止標識のある交差点内で、一旦停止も徐行もしないで交差点に進入してきたバイクと衝突しそうになりました。それほどスピードを出していなかったので回避することができましたが、本当にびっくりしました。相手のバイクはどうやら高齢の方が乗っていたようで、こちら側からすると勘弁してくれと思うような体験でしたが、実際に事故になって相手にダメージの残る怪我をさせてしまったらと思うとゾッとします。過失割合自体で不利になることはないと思いますが、全く事故の責任を取らなくてもいいということにはならないのですね。これは、バイクや自転車、歩行者と比べると圧倒的に怪我をさせる側である箱の中に入った自動車に乗っていること自体がいつでも交通事故の加害者になる可能性があるということで、その覚悟が必要なのだということを再認識した次第です。

 いつも運転している近所でさえそうなのですから、旅先でカーナビを頼りに運転しているというところだけでも、こうした事故に巻き込まれる可能性はあると思わなければなりません。法律ではカーナビでも画面を注視することは禁止されていますが、日ごろからカーナビの音声だけでも目的地に行けるようにしておいた方がいいですね。今回は高齢の方との遭遇でしたが、小さい子供さんや中学生・高校生の自転車は平気で交通ルールを無視して突っ込んでくる可能性があるので、自分の方が正しいからと言ってルール通りに突っ込むとまずい場合もあります。特に旅先ではそうした集団と遭遇しかけた状況では極力その場から離れるような選択をされた方がいいでしょう。自分の事を考えてみると、車の免許を取るために学科や路上で車に関する学習をする中で、ようやく今まで自分が自転車で多くの車に迷惑を掛けていたのかと気付いたという有様でした。私の場合は自転車通学中に事故に遭うような事は幸いにしてありませんでしたが、それはあくまで偶然の産物だと今になってみれば思います。

 それと、体験上思うことに、旅先で渋滞に巻き込まれるような場合、どうしても渋滞を避けられる抜け道を探しがちです。しかし、そうした抜け道は車だけでなくバイクや自転車もやってくるので、幹線道路を走るのに比べると格段に事故を引き起こす可能性は高くなります。やむを得ず細い道を走らなければならない場合は、自分の目で確認できない場合はスピードを落として走行した方が無難です。こちらが一方的にやられてしまう事故であっても、その兆候というのは車を運転していればわずかでもそのにおいを感じることができるはずです。せっかくの旅が台なしになるだけでなく、相手を怪我させてしまったような場合は後々まで心に大きな負担を感じるようになってしまいます。

 事故が起きればすぐに警察を呼んで実況見分をしてもらい、怪我がある場合は病院に行くなど、その時間的・心理的負担は半端ではありません。急いでいたり道がわからなくて周辺に気が回らなかったりすることにより事故を起こす危険性は増すものなので、約束の時間があるような場合でもまずは事故を起こさないような慎重な運転をする事がまずは第一です。車の旅の場合は特に自宅に帰ってくるまでが旅だということを忘れずに、注意して運転しながら車での旅を楽しんでいきたいものですね。

2011年6月 8日 (水)

PlayStation VITA のスペックからわかること

 昨日の発表で、次期PSPとして今年末の発売が予定されているゲーム機の正式名称とハードの概略、価格などがわかってきました。PlayStation VITAというのが新たなハードの名前ですが、車の旅で便利に使えるのかということを今回出てきた断片的な情報を見ながら検証していこうと思います。

 ハードの構成は、PSPのようにWi-Fiのみのモデルと、携帯電話のSIMカードが差さるスロットのある3G/Wi-Fiモデルに分けられています。どちらを購入されるか迷った場合は、販売価格の高い(29,800円の予定)3G/Wi-Fiモデルの方をおすすめします。というのも、GPSが内蔵されているのが3G/Wi-Fiモデルだけとアナウンスされているからです。通信費はどうなるのかという疑問は当然出てくると思いますが、今私が使っているb-mobile SIMがそのまま使えるのであれば言う事ありません。もしソニーと契約したSIMしか使えないようなことなら、購入に躊躇するかもしれませんが、早いうちにここら辺の情報を出してくれると嬉しいですが。

 本体には専用のカードスロットおよびメモリ用のスロット、3G/Wi-Fiモデルには当然ながらSIMカードスロットがあります。具体的にはメモリカードがPSPのようにメモリースティックだけなのか、SDカードも使えるようになるのかはまだわかりません。カメラは前面と背面に2箇所あり、今後もしドライブレコーダーの機能を付けたカーナビゲーションソフトが出てきたら、すぐに実用になりそうです。ゲーム利用にはダウンロードしての利用という話もあるので、どの程度本体のメモリがあるのかというのもこれからはっきりとアナウンスがほしいですね。

 また、何といっても画面および裏面がタッチパネル式になったということで、入力自体もしやすくなりました。Bluetoothは搭載されているものの、今のところキーボードやマウスの入力には対応していないのが残念です。ただ、シリアル入出力併用のマルチユース端子があるみたいなので、たとえ有線でも入力デバイスが繋げれば、長文の文章を入力してメールやブログ更新などできるとハードの価格が安いものですしありがたいのですが。

 これだけのスペックを見ていくと、すでに発売されている任天堂の3DSと比べてしまいます。3DSは3Dが目玉機能であったためでしょうか、私個人の面白く使えそうな機能や追加のソフトなどは未だ出ていないので、結果的にソニーのPlayStation VITAについての期待は当然ながら大きくなります。スマートフォンに近づく必要はないと思いますが、ゲーム機として主に使われるとしても音楽やビデオの再生マシンとしてや、インターネットに繋いでパソコンを持っていかなくても一通りの事ができるようなマルチメディア端末として出てくれれば、スマートフォンには興味はあるものの料金の高さや端末の2年縛りに違和感がある方にとって、代替機としてのポテンシャルも秘めている魅力的な端末となるでしょう。

 もちろん今の状況のままでも予約時の争奪戦は必至だと思われますが、個人的には手に入れる予定ではいるものの、上で書いたような不確定要素もあるので、ゲームをやる気満々の方を差し置いて手に入れるのも悪いなという気もしますし(^^;)、来年になってメーカーの在庫管理が落ち着き、いろんなソフトが出揃った時期ぐらいまでに手に入れることができればいいかなと思っています。ただ今後のプレスリリースの内容によってはここまで書いた私の使用目的に合わなくなる可能性もありますので、今後も追加される情報についてはきちんと把握しておこうと思っています。

2011年6月 7日 (火)

キングジム ハンディメモ マメモ TM2

 ポメラでどこでもテキスト入力したいという人たちを取り込んだキングジムが、今度は手書きメモに特化した電子デバイス「マメモ」の手帳タイプをを出してきました。それまでは卓上タイプでしたが、持ち運びしやすい形状になっているのがなかなか面白そうです。具体的な内容についてはメーカーのリンク先を参照してみてください。

http://www.kingjim.co.jp/sp/mamemo_tm2/

 基本的には本体メモリおよび外部メモリ(マイクロSDカード)に手書きメモやToDoを書き込み、メモリカード経由でパソコンやスマートフォンにデータを移すことができるというのが売りのようです。スマートフォンで電話しながらメモをするのにこれを使った方が便利な場面は確かにあるでしょうし、走り書きのようなメモまできちんと分類して記録しておきたい方にはなかなか魅力的に思えるかも知れません。

 カレンダーから呼び出してその日の予定などを入力できるToDo機能はなかなか便利そうですが、改めてGoogleカレンダーなどに入力し直すのなら紙のメモでもいいような気もしますし、購入するかどうかというのは悩みどころではありますね。

 実のところ、いわゆる通信機能のない電子手帳、シャープの液晶パッドWizシリーズがスマートフォンでできるところを切り捨てて改めて帰ってきたような感じがしていて、面白そうな事は確かです。しかしこうした電子デバイスの宿命として、どうしても落下などの外的ショックや水に弱いという部分もあることを十分認識しなければなりません。以前のブログで紹介した耐水紙を利用したリングメモと多少濡れても書けるボールペンのセットなら千円もかかりませんし、デジタルデータとして手書きメモを保存したい場合は書いたメモをその都度デジタルカメラで撮影して保管しておくという技も使えるわけです。その時、メモリカードに無線LANを搭載したものを使うことで、即座にネット上に保管させることもやろうと思えばできます。ただその場合、外から見るとかなりみっともないように映るかも知れませんが(^^;)。

 逆に機能がシンプルなものであるだけに、これからさまざまな道具と組み合わせることによって新たな魅力というものを見付けられる可能性を持ったデバイスであるとも言えます。実売価格がいくらぐらいになるのかわかりませんが、安く手に入りそうだったら、さまざまな工夫の元、旅先での利用法についても検証してみたいですね。

2011年6月 6日 (月)

政局と旅行

 先日のブログで書いた通り、再来週の19日で高速道路の土・休日限定特別料金の千円は廃止されることになっていますが、今にして思うと実にいろいろな事によって振り回されてきたなと思います。

 当初は高速道路を全て無料にするということだったのですが、元々は前の政権が高速道路無料化に対抗するようにして出してきた土・休日千円の政策が続くことになりました。もしあの大震災が起こらなかったら、普通車二千円、軽自動車千円ということで高速道路中心の旅をする人たちが増えていったのかも知れませんが、このまま行けば単に以前の状態に戻るだけなので、以前にもやっていた対策を立てながらこちらは旅をするだけなのですが、またそぞろ政局が不安定になってきたのが気がかりではあります。

 高速道路については、6月20日から東北地方の通行料金がとりあえず罹災証明書を持っている方や、中型車限定で無料になり、順次夏ごろから全ての車が無料になるようにしていくという話がありますが、これも今後の状況でもし内閣が倒れてしまったらそのつもりでいた人たちは大いに困るということにもなりかねません。物資運搬や団体でのボランティア活動で被災地に行く方はすぐに恩恵を受けられますが、個人が普通車や軽自動車で被災地に向かう場合、政府案を鵜呑みにして計画を立てていいのかというのが今思っているところです。

 これまでも先に法律案が報道され、それがあたかも実現するかのようにテレビや新聞で出され、その気になったところで計画自体がなかったことになってしまう事が起こってきたのですから、今回は大丈夫だと信じる気になれないのも当然のことでしょう。東北の高速道路無料というのは、その分の財源がなければ実現は不可能です。その分の予算が国会で承認されなければ絵に描いた餅で終わってしまうだけなので、マスコミの方々には政局うんぬんよりも、国会で何が行なわれ、それによって何がどうなるのかという事をまず報道して欲しいと切に願います。そうした報道がきちんとしてくれれば、ぬか喜びもせずに済み、きちんと予定も立てられるようになるのですから。

 私は詳しくはわかりませんが、具体的に旅行の日程が立てられないということになると、はっきりしたとたんにまとまって人が押し寄せたり、人気の宿に予約が集中するような事がこれから起こってくる可能性が出てくるように思います。そうした事が起きても政治家の方々は困らないでしょうが、困るのは目の前の状況に右往左往する被災地周辺の観光業に関わる方々だと思うと大変心が傷みます。復興の第一歩は被災地におけるあらゆる面での情報が公開されることにあると私は思っているのですが、これからの政治は、そうした問題をクリアにしてくれるのでしょうか。

2011年6月 5日 (日)

MAGICMOUNTAIN ナノテクシットマット

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 車内でこうしたマットを使うことは私の場合ほとんどありませんが、外で座るような状況の際にはこうしたマットがあるとないとではかなり違います。雨上がりの時には濡れるのを防ぎ、冬で地面が冷たい時には寒さから身を守ってくれます。登山用としてだけでなく、スポーツ観戦時にはあると便利です。100円ショップでも折りたたみのクッションは置いてありますが、写真のように収納袋も付き、耐久性もそこそこなのが嬉しいです。

 実は、私はこのマットを購入する際、地面や硬い座席で使う以外の事を想定しました。というのも、車中泊の旅ではその移動のほとんどを車で行なうため、歩きながらの旅のような荷物を背負ったり持ったりするような感じのバッグはほとんど持っていきません。それでも、車を停めて歩いて観光する時のためにと、たたむと相当小さくなるペラペラのデイパックを車には常備しています。ほとんど荷物にならないのはいいのですが、背中の部分にクッションがないので型崩れが起きたり、汗をかくと中の物が影響を受けてしまうなど小さくまとまるというメリット以上のディメリットもあります。

 そこで、このマットをデイパックの背中があたる部分にセットして、両手を開けての徒歩移動を快適にできるようにと考えました。マットをセットして背負ってみたところ結構体にフィットし、安物のデイパックがグレードアップしたような感じになりました。もちろん、歩いての観光中に休憩を取る際にはマットを本来の使い方で使うこともあります。

 というわけで、車内での出番というのはほとんどないのですが、登山用品店に置かれているものの中でもそれほど高いものでもないので、車の外に出てゆっくりと腰を下ろすのに、地面に直接座りたくない方は普段旅に出る人数分だけ用意しておいても損はないでしょう。ただ、これを何個かまとめたところで、車中泊用のマットの代わりにはならないと思います。同じパタパタと開くマットでもキャンプ用のものが車中泊用には適しているように思います。しかしこうした小さいものが小回りが利くことも事実です。長めのマットで寝床をセッティングした後、ちょっとした段差が気になるという方はこうした小さいマットを補助的に使うのについては有効かも知れません。

2011年6月 4日 (土)

SANYO ICレコーダー ICR-PS401RM

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 買い物のタイミングというものはいろいろありますが、SANYOのICレコーダーの現行モデルが投売りされていていました。とある家電量販店で店頭価格の金額の半額で売られていたのを発見し、しばし悩んだ挙句同様のレコーダーがあるのに追加購入してしまいました(^^;)。録音機材としてレコーディングウォークマンをかなり高値で買っていた頃と比べると、これだけの小さなもので高音質デジタル録音ができてしまうというのはそれだけでもすごいと思いますが、パソコンにコピーしてしまえばメディアも格安で出力できるようになり、この点においてはいい時代になったものだとしみじみ思います。

 以前紹介したICR-PS502RMと並べてみましたが、全体的に質感は悪いものの、画面も大きくなりボタンの数が増えて操作しやすくなっています。機能的にはICR-PS502RMにあるズームマイクが省略されているものの、ステレオマイクの質感は良く、PCM録音のビットレートが44.1kHz(CDのクオリティ)だけでなく48kHzにも対応するなど良くなっている部分もあります。講義の内容を教室の一番後ろで録音するような用途ですとICR-PS502RMや、現行機ではズームマイクの付いたICR-PS511RMの方がいい場合もありますが、旅の記録を残すという意味ではこちらのもので十分すぎるほどだと思います。

 発売日が2010年11月26日というまだ出てまもないのに、なぜ投売りのようなことをされているのか、ふと考えたらその理由がわかりました。三洋という会社自体がパナソニックに吸収されてしまうため、これらICレコーダーのブランドも消えることになり、今のラインナップをSANYOのロゴで売り続けることはまずいということがあるのだろうと思います。ネット通販のアマゾンでもすでに入手できないようになっていますし、店頭の在庫もあるだけといった感じになっています。しかし、まだ普通の価格で売っているショップも多くありますので、状況によってはSANYOのICレコーダー自体が投売りされる可能性もあるのかも知れません。

 車中泊の旅とICレコーダーとの関係については以前も書きましたが、旅の記録を付けるための口述筆記用に使ったり、旅先で出会ったさまざまな音を記録するという用途でもいいでしょう。旅の際中に危険な目に遭遇した際に事実確認のために使うというのも立派な使い道です。そして、日常使いでもカードに音楽を入れておき、ミュージックプレイヤーとして使ったり、本体メモリが4GBあり、USB端子も本体に付いているのでUSBメモリ代わりに書類や画像などのデータを入れておくという使い方もできます。今後、パナソニックがこれまでの三洋のICレコーダーのラインアップをどうするのか実に不安ではあるのですが、興味のある方は安く売られているうちに買っておくのがいいのではないかと思います。

2011年6月 3日 (金)

ウィルコム さらにもう一台無料キャンペーンの注意事項

 PHSのウィルコムでは、新規購入者だけではなく既存の契約者においても「だれとでも定額」を付けた電話機を一台持っていると、PHS同士の通話無料(長時間通話には一部制限あり)、メールの送受信無料という契約の端末を一台月額無料で増やせるというキャンペーンを行なっていて、それが5月で終了したのですが、6月からはさらにもう一台同様の条件での端末を増やせるというキャンペーンを開始したようです。

 こんなことをして本当に大丈夫かと思いますが、今のウィルコムではとにかく契約回線を増やすことが至上命題なのだなとしみじみ思います。一台目の契約パターンを変更すると無料という権利が消滅するトラップや、今回の場合は基本料は無料でも端末代はしっかり取られるので、どんな端末がいくらなのか、店頭でその価格を見ないといけませんが(端末代金はW-VALUE SELECTの対象外となり、オプションや通話料が発生しなければ、一括ないし分割で端末の最低月額980円×24回分を支払う必要があります。だれとでも定額のオプションを付けるとその分はW-VALUE SELECTの相殺対象になるため、機種によって月額980円のみで他の電話にもかけ放題の端末が2年間利用できることになります)、2年以上音声通話中心で主契約のウィルコムを使い続ける気があり、さらに増やした分の端末料金を負担する気があるのなら魅力的なプランであるかも知れません。

 私の持っている2台目は端末料金も無料だったので2台持っていても主契約の料金のみで済んでいます。今後増やそうと思われている方はその時と比べると条件はよくありませんが、元々だれとでも定額を2台目にも付けたいと思われていた方はあまり問題はないでしょう。ウィルコムのエリアで生活されている方にとっては、最安機種であればソフトバンクのホワイトプランよりお得なぷらんだとは思います。ただし、今回のキャンペーンの場合は月々の支払いが現状では増えるようになりますので、その点だけはご注意を。

2011年6月 2日 (木)

梅雨の時期に気を付けたいこと

 全国的に梅雨の季節になってきましたが、昨日のこちら静岡の最高気温は16度で6月としては記録的な寒さだったとのこと。雨というのは旅先でも気が滅入るものでもありますが、夜の雨というのは意外と周辺の気温を下げるものです。就寝時に体が冷えないように、夏の時期でもある程度の寝具は用意しておいた方がいいように思います。私の場合は夏でも寝袋を常備していますが、くれぐれも体調を崩すことのないように気を付けましょう。

 その他にも、車からの出入りの際であるとか、傘を車内に入れることによってどうしても車内は濡れてしまうという問題があります。車中泊の旅ということになると、どうしても荷物が増えるため、傘を置く位置によっては荷物が濡れてしまいます。常に手の届くところにタオルを置いておき、濡れたところをすぐにふき取ることはそれなりに有効ですが、傘についてはふき取るぐらいではどうにもならないことが出てきます。

 ドライブ用品として、傘を車内で収納するカバーがありますが、そうしたものを利用してできるだけ水滴が飛び散らないようにするというのが以外に重要です。荷物に傘が当たらないから大丈夫と思われる方もいるかも知れませんが、水に濡れた傘をそのまま車内に置くと状況によっては大変な事になる可能性もあります。

 というのも、私の車が軽自動車のためできるだけ収納の効率を上げようということで、運転席と助手席の下にもいろんなグッズを入れています。そのため、ついカバーに入れるのを忘れたまま後部座席に突っ込んでおくと、知らぬうちに座席下に置いたものを濡らしてしまう場合があるのです。

 そういうわけで、座席下に荷物を収納する場合は、濡れて困るものはそもそも置かないか、一応の防水対策をした上で収納しておかないと、電気製品などは全く使えなくなってしまう可能性もあります。普通車の場合はわざわざ座席の下に荷物を置かない方が多いと思うので、そこまで神経質になることもないとは思いますが、車の中の湿気が多すぎると体調にも影響が出てきてしまうかも知れませんので、長期旅行の際にはその点にも気を付けておいた方がいいでしょう。

 そして、梅雨時の雨というものは、しばしば長い時間降り続く集中豪雨を伴うことがあります。事前に気象通報をチェックするとともに、車中泊場所の選定には十分に留意し、川の増水やがけ崩れの危険が予想される場合は、車中泊を中止するという選択も頭の中に入れておくことが必要でしょう。インターネットでの気象予報では、雲の状況や雨の予想を表示してくれるものもありますので、自分の現在位置がどこなのかということと、災害の危険がないのかということを把握する必要があります。こうした情報というのは、地震の情報と違いごく狭い範囲の中で起こるということもあり、ラジオからの情報収集というのはほとんど期待できないと思われます。以前このブログで紹介しました天気予報上の地方名地域名の情報を事前にネットなどで入手しておき、移動中から宿泊場所として予定しているところの天気はどうなのかということをチェックすることはできても、リアルタイムに防災情報を入手するのは難しいということを理解した上で現場での判断ということになります。くれぐれも梅雨時の車中泊の旅は無理をせず、安全を優先した中で行なうようにしたいものですね。

2011年6月 1日 (水)

6月以降の高速料金対策

 本日のニュースによると6月19をもって終了になる見込みのようですが、いよいよETC利用での高速道路料金(土・日)の千円均一がなくなります。車で旅をする人たちにとってはどういう影響があるのかすぐにはわかりませんが、引き続きETC割引を使いたい場合には今までよりもさまざまな対策をねることになってきそうです。

 とりあえず6月以降も通勤割引などの、千円高速になる前から行なわれていた割引は継続されるということなので、改めてこうした割引の研究およびそれにそった旅の行程を立てるということになります。よく言われているのが、100キロ以内で設定されている半額の通勤割引を複数枚のETCカード(割引はカード1枚で朝夕それぞれ一回に設定されているので、複数のカードを使えば100キロ直前のインターで降りて改めてカードを交換して次の100キロという感じで走行するという方法です)で設定時間の許す限り使い続けるという技ですが、その場合はサービスエリアでの休憩自体が時間を食うことになるので、高速道路を降りてからゆっくりするような旅の行程になっていくのかも知れません。

 ただ、その場合には事前に行程の検証と、高速道路に乗り降りする時間の管理が必要になりますので、できたらスマートフォンやパソコンなどで料金をシミュレートしてから乗らないと割高な料金を払ってしまう可能性があるので注意が必要です。そして、ETCカードを1枚しか持っていない方については、今お持ちのETCカードを発行しているクレジットカード以外に持っている、別のクレジットカードで新たにETCカードを無料で作るこができたら早めに申し込みをしておきましょう。余分なクレジットカードを持っていない方については、年会費無料のクレジットカードでETCカードも無料で作ってくれるところもありますので、旅行の前に複数作っておくというのも交通費を下げるための対策と言えます。

 個人的には深夜割引をうまく使いながらある程度のところまで行き仮眠を取り、通勤割引開始時間前に高速を降り、割引終了時間前までに目的地周辺にたどり着くような行程を組めば、高速千円の恩恵が受けられなくなっても、一般料金との差額はそれなりに出てきます。しかし、破格の料金とまでは行かないため、深夜に国道のバイパスなど無料で通れる道と併用しつつ、その場その場で高速料金をシミュレートできるような出先でのネット環境というのは不可欠になっていきそうです。それなりに面倒くさくなりそうですが、そうした計画を立てるのも今後の旅の楽しみとして実践をしていこうと思っているところです。

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