« 曙産業 米びつろうと | トップページ | 太陽工房 バイオレッタソーラーギアVS01 その2 応用編 »

2011年4月 4日 (月)

太陽工房 バイオレッタソーラーギアVS01 その1

Dscf0863

 震災から3週間が過ぎ、直後には全く手に入らなかった物も徐々にではありますが手に入るようになってきました。相変わらず一次電池のアルカリ電池は単一を中心にほとんど手に入りませんが、直接被害を受けていない所にお住いの方は、極力物資を被災地に回していただくと共に、使い回しのできる充電池にシフトする事をお勧めします。

 計画停電対策としては、充電池と充電器があれば停電する時間以外に充電を完了すればいいだけなのでここではこれ以上触れません。今回は、そこから一歩踏み出した、ちょっとマニアックな方法について紹介します。というのも、私の準備している車中泊用の車にはサブバッテリーシステムを搭載していません。家電製品は使わないようにはしているものの、携帯電話やスマートフォンの充電には電気が必要で、その全てを走行中のシガーソケットから供給するというのはなかなか難しいということがあります。以前紹介した小型のリチウムイオンバッテリーを準備し、走行中にUSB経由で充電するというやり方を使えば短期間の旅には対応可能なものの、それが長期間に及んだ場合は少々心もとないというのが正直なところです。何より今回の地震のようなガソリンが使えない状況を見てしまうと、ガソリンを使わずに何とかならないかと思ってしまったのです。そこで、必要な電力を車のバッテリー以外から得るための方法として、太陽電池パネルを使った充電器、太陽工房のバイオレッタソーラーギアVS01を手に入れてしまいました。ここではまず、バイオレッタソーラーギアについて、その概要を紹介しようと思います。

 まず最初にお断りしておきますが、この充電器を使って充電する充電池は、同じ太陽工房が出している充電池バイオレッタでの使用しかメーカーは保証していません。これは、どこのメーカーでも自社製品の電池の充電は自社が出している充電器でしか保証しないのと同じだろうと思います。私はメーカー推奨の電池は使わず、現在の充電池の主流である三洋のエネループやパナソニックのエボルタを使っていますが、もしこれらの電池を使って何らかの不具合が起こったとしても、メーカー側の責任を問うことは出来ません。ただ、エネループやエボルタは自然放電も少なく、継ぎ足し充電をしても電池自体の性能が極端に落ちにくいという性質があり、個人的にはバイオレッタソーラーギアとの相性はいいと思っています。しかしながら、もし不具合が起こったらただちに使用を中止するなど、あくまでも自己責任の範囲で使用して下さい。

 この充電器は単三電池および単四電池(付属のアダプターを本体内に入れて使用)を2本充電できます。1本のみの充電はできませんので注意が必要です。この製品に使われている太陽電池の性質から、蛍光灯の光では充電できませんが、日陰や曇り空でも充電は可能のようです。充電が可能な状態かどうかは本体写真の右にあるボタンを押しランプが赤く光るかどうかで確認ができます。

Dscf0864

 電池自体の充電状況については、左側のボタンで確認可能です。使えない容量ではランプは全く光りませんが、一応使える程度に充電が完了するとオレンジにランプが光り、満充電されたらしい時には緑色に光ります。判定基準は割と渋めな感じで、AC電源使用の充電器で満充電を完了して数日放置しておいたエネループでも、多少の充電要という判定が出る事があります。ただその場合には少しの間太陽に当てておけば早めに充電完了状態になります。また、面白いのはアナログチューニングのラジオで十分に使えていた状態の電池をバイオレッタソーラーギアで判定したところ、一応使用可どころか全く使用できないという判定のLEDランプ全く点灯せずという結果になったということです。以前紹介したソニーの災害用ラジオICF-B100の電池残量判定ボタンで、電池を入れ替えてからかなりの期間が経った状態で、まだ電池残量十分のはずの電池がそうでした。逆に考えると、満充電でなくても日中に充電池をセットしておけば、消費電力の少ないアナログチューニングラジオならそこそこ使える程度の充電ができる可能性が大きいということでしょう。

 そういう意味では、バイオレッタソーラーギアで充電した電池と単三2本使用のアナログチューニングラジオとの組み合わせは、停電してどこからも電源が取れないような状況の中で、準備しておけばかなり使えるという印象です。ただ、今回のような震災の被災地にバイオレッタソーラーギアだけを送ったとしても、十分に活用できるノウハウを持たない方には、なかなかうまく使いこなせない可能性が大きいと思います。そういうわけで、被災地にはまずアルカリ電池など一次電池を使ってもらい、十分に状況が落ちついてきたところで、充電池の使い回しについて考えてもらえばいいのではないでしょうか。ただ、どちらにしてもここまでマニアックに充電地のみで使い回そうとする方もいないでしょうし、避難地域というのは日常とはかけ離れた世界ですから、一般の方はこうした電池管理のめんどくさいシステムを組む必要もないでしょう。繰り返しになりますが、今回紹介する太陽電池からの充電システムというのは、今被災地で援助物資として出すようなものではなく、日頃使っていた方がいざという時に役に立つものかもしれないという程度のものです。

 太陽電池を導入する際の宿命として、基本的にはその日の天気頼みという感じはぬぐえませんし、とにかく必要な分を急速充電したいという方には向きませんが、さまざまな他の周辺機器と組み合わせることで、やり方によっては旅で使う電力をまかなうことも可能ではないかとすら思っています。その方法については、次回以降のエントリーで紹介させていただく予定です。

« 曙産業 米びつろうと | トップページ | 太陽工房 バイオレッタソーラーギアVS01 その2 応用編 »

車中泊グッズ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 太陽工房 バイオレッタソーラーギアVS01 その1:

« 曙産業 米びつろうと | トップページ | 太陽工房 バイオレッタソーラーギアVS01 その2 応用編 »

フォト

広告


2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ