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2011年4月17日 (日)

高速千円も今夏限り?

 昨日のニュースで、東北地方の復興にあてるため、週末の高速道路の特別料金を夏ごろには廃止するという感じで政府が動いているという報道がありました。

 もちろん、あれだけの被害が出たところを復興させるのですから、どこからかお金を出さなければならないことはわかっているので、こうした流れには従うと思いますが、私の場合はこれで高速道路を使った無茶な計画を立てることはなくなるでしょう(^^;)。

 そういったこともあって実は昨日、急に思い立って早朝にに出発し、日本海側の富山県滑川までホタルイカの発光ショーを見に行ってきました。富山駅周辺で買い物もして帰ってきましたが、あまりの観光客の少なさにびっくりしました。道すがらラジオを聞いていると、高山や昨日から開通した立山黒部アルペンルートでもかなり観光客が減っているようで、高山の旅館では今からでもゴールデンウィークの予約は大丈夫なんだとか。

 これだけの大きな震災に見舞われた方がいる中で、観光目的で出掛けていいものかどうかというのはこれから常について回る問題でしょう。一つ言えることは、夏以降の高速道路の料金の特例廃止に伴い、全体的な自粛ムードの流れは止まらないということはあると思います。経済活動を自粛することについて、賛否両論が言われていますが、震災復興税などもそうですが、政府の誘導によってある程度の流れというのが決定してしまうということで、普通に家族そろって旅行へ行くということ自体が贅沢な事になってしまうように今後はなっていくのかも知れませんね。

 ただ、自粛しながら旅行も楽しみたいと思っている人にとって、車中泊の旅というのはある一定の選択肢の中の一つとして改めて浮上してくる可能性はあります。高速道路を使わずに遠くまで移動するためには、旅の中の時間をうまく使うために前日の夜に出発し、適当なところで仮眠を取りながら進むことで、高速道路を使わなくても行動範囲を広げることができます。また、車の中が宿泊場所ということになれば宿代も節約できますし、食事も用意すればその分の出費も抑えられます。観光を生業にされている方にとってはますます車中泊の旅をする人たちというのはいまいましい存在になるかと思いますが、観光旅行自体を自粛する流れになっていくこともこれから予想されますので、何とかそうした方々と折り合いを付けて、世の中の自粛ムードの中でも楽しめる旅のジャンルとして認知されていく方向に進んでいってくれればと個人的には思っています。

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