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2011年4月19日 (火)

燃費把握の必要性

 まだまだ福島の原子力発電所の事故は終わっていませんし、そんな中、まだ起こってもいない事故の話をするという事は、どうかとも思うのですが、あえてこの話から書かせていただきます。

 私の住む静岡市周辺は。中部電力の浜岡原子力発電所からおよそ30kmの位置に存在します。つまり、福島の事故であったように風の方向などにより、状況によっては緊急避難を強いられる可能性もないとは言えません。今後の東京電力が避難民に対してどれくらいの賠償をするのかというのは、直接被害を受けている方々だけの問題ではありません。もし今、東海地震が起こり福島と同じような規模で発電所の事故が起こってしまったら、島田市・焼津市・藤枝市のほとんどが対象になり、風向きによっては静岡市や浜松市あたりでも同様の避難指示が出、個人や企業への賠償を中部電力および政府はやらなくてはならなくなります。その際、賠償額は一体いくらになるのかわかりませんが、恐らく今回よりも大きな影響を受けるであろう事が予想されます。

 恐らく、たて続けにそんな災害が起きてしまったら、とても政府や電力会社には賠償金を払い続ける体力はなくなり、被害者の多くは泣き寝入りせざるを得なくなる最悪の想定も成り立つわけですが、それでも今と同様に原子力発電による電力供給を継続するのかどうか。これは一地域だけの問題ではなく、原子力発電所の近くに住まれている方々にとっても同じ心配が出てきます。私たちは今後の政治的な判断を注視しつつ、いざという時の危機管理についても考えなければならないと思います。

 賠償云々は後からでもいいとして、実際に事故が起きてしまったら放射能の影響のない場所まで逃げる必要があります。家族全員が無事に会えたとして、ばらばらになるのは避けたいところですから、移動手段はやはり車ということになっていくのだろうと思います。

 逃げる場所がどこかという問題は当然ありますが、それ以前にどこの道なら通れるのかという情報がどこまでわかっているかという事は大変重要です。もし東海地震が起こり、国道一号線と東名高速道路の併走する区間がダメになったとしたら、これはもう車で逃げる事は不可能です。それ以前にあらゆる物の輸送がだめになるわけで、関東や東北方面への関西からの道は日本海経由と中央道しかなくなってしまいます。今は第二東名も工事を行なっているようですが、せめて迂回路がない部分だけでも今の高速道路とつなげておかないと、これを書いている今でも想像できないような大きな問題が生じるかもしれません。

 何とか通れる道があり、そこから避難できるようになったとしても、果たしてその時、車にガソリンが入っているのかどうかはわかりません。ここまで読まれた方は、ぎりぎりまでスタンドに行かないような給油の仕方ではなく、常に少量ずつ継ぎ足すことで満タン状態をキープするような乗り方の方がいいように思います。旅行の際も同じです。手間はかかりますが、市街地から出るような場合は、まだ十分だと思っていても満タンにしておく事が何よりも安心です。そして、非常時の避難の際は、ゴールデンウィーク期間以上の渋滞を覚悟しなければなりません。

 ここでもう一つの問題があります。皆さんの中の多くの方はご自身の車の実走燃費を大体把握しているかとは思いますが、渋滞時にはどの程度なのか把握している方は少ないでしょう。私のワゴンRの場合は、あとどのくらい走れるのかトリップメーターを切り替えると概算ですが表示するようになっています。そういった機能がない車に乗られている方は、今後そうした渋滞に巻き込まれた時には給油量と走行距離のデータを取っておくことは大切です。残りの燃料でどのくらい走れるのかを考えながら日々の車の運転をする事で、いざという時の避難経路や避難場所の選定に役立ちます。まだまだ全国的に地震への警戒が必要な状況は続くと思いますので、日頃の運転にも十分注意しましょう。

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