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2011年4月

2011年4月30日 (土)

ペットボトル用じょうろ

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 これは園芸グッズとして売られているものです。ベランダなど普通のじょうろでは水が出すぎて困るような場合、使い古しのペットボトルの蓋と付け替えて装着して使うことで、適度な水を出すことができます。

 しかしながらこのグッズは、別の使い方についても興味深いものです。震災で水が貴重な状況の中で汚れた手を何とかしたい場合、ウェットティッシュやアルコール洗浄ジェルを使う前に軽く水洗いを少ない量でやりたい場合に実に頼りになります。同じように少ない水を有効に使うためには、ペットボトルのフタ自体に細かい穴を開けるという方法でも同じことができますが、その場合は水を持ち運ぶためにはもう一つのフタが必要になります。

 車中泊の旅においてペットボトルを利用した道具を持っていくといろいろ便利です。グッズ関係では車内の結露した水滴を集める器具を紹介したことがありましたが、事前にペットボトルが用意できなくても、旅の途中で必要な分だけペットボトルを購入し、中味を飲んでしまえばすぐに利用できるようになります。このじょうろで使う水というのは飲むためのものでないので、比較的入手は簡単でしょう。個人的にはこうした水は、常に旅行中には用意しておいた方がいいと思います。怪我で汚れた傷口を洗い流すような場合は封を切らないミネラルウォーターの方がいいかも知れませんが、ちょっと手を洗うくらいなら洗面所の水でも大丈夫でしょう。その他、車がオーバーヒートを起こすかも知れませんし、キャンプの際の調理において、火器を使っている時にはこのじょうろをセットしたペットボトルを近くに用意しておくようにすれば、ちょっとした消火器の代わりとしても使えます。ちょっとした小物ではありますが、水の入ったペットボトルと一緒に旅のお伴として備えておくことは無駄ではないように思います。

 そして、これから夏に向けての使い方として、ごく少量の水をこのじょうろを使ってシャワーのように体に掛けて体温を下げ、扇風機と併用するというのも寝苦しい夜にはいいかも知れません。ただ、あまり水を掛けすぎますと車の中が濡れてしまいますので、車の中でじょうろを使わない方がいいと個人的には思いますが。

2011年4月29日 (金)

キャパシタ式ラジオへの期待

 手回しハンドルの付いた充電式のラジオは、今回の震災において一気に注目度が上がりましたが、以前のエントリーで紹介したように手回しがめんどくさかったり、ハンドルが折れてしまう可能性があるなどディメリットもあります。私が考える一番大きな問題は、こうした充電のできる家電製品全般に言えることでありますが、いざという時に本体にセットされている充電池(ニッケル水素電池であることが多い)が劣化によって使えなくなってしまうことであったりします。購入当初はカタログ値程度に使えても、数年使わないで置いておくうちに充電池が劣化するというのは、コードレスホンの子機を使われている方なら心あたりがあると思います。コードレスホンの場合はかんたんに市販されている互換電池と交換できますが、残念ながら手回しラジオ内に入っている電池を交換できるものは私の把握しているところではありません。これでは、現在の防災意識が高い時に買ったものがいざ災害に遭遇した時に使えないという状況にもなりかねません。

 以前のエントリーを書いてから、もう少しましなものはないかといろいろ調べていたのですが、ここにきてようやくおすすめできそうなものを見付けました。ただし、今回紹介するものは現在手元にないので(個人的にはこの種のものは被災地の方優先になってほしいと思っています)、伝聞のような書き方になることをどうかお許し下さい。

http://www.nagatac.co.jp/products/e_p/index.htm

 上のリンクで出てくるライト付き手回し発電ラジオは、元々学校の授業用に用意された製作キットの形で売られているものらしく、一般には市販されていないものらしいのですが、商品名で検索していただくと現状では完成品を売っているところもあるようです。ダイナモだけではなく、太陽電池も付いていて、どちらの方法でも充電可能ということなのは嬉しいですが、それ以外は他のラジオと違いはないと思われる方もいるでしょう。しかし、このラジオが充電池の代わりに搭載している「キャパシタ」という部品がすごいのです。

 キャパシタといってもピンと来ない方もおられるかもしれませんが、キャパシタとは「コンデンサ」の別名です。性質としては充電池のように化学反応によって蓄電せず、物理的な吸着によって蓄電するようになっているので、従来の充電池の弱点であるメモリー効果もなく、充電池とは桁違いの耐久性を誇ります。充電池では反応しないような微弱な光でも太陽電池を介して蓄電することができ、低温にも強いとのこと。物理的にハンドルが壊れるような事がなければ、電源部の劣化はそれほど考えなくてもいいということなので、車のシートの下とか非常用持ち出し袋の中に放り込んでおいてもいざという時に頼りになるラジオではないかと思っています。もし手回しハンドルが壊れてしまったとしても、太陽電池が使えるので全く使えなくなることはありません。ただし、キャパシタで蓄電できる電池は充電池と比べると極端に少なく、満充電でもLEDライトが約5分間、ラジオは10~20分程度しか使えないと商品説明にあります。しかし、このラジオでは単三電池2本でも動くようになっていますので、キャパシタからの電力で動かすのはあくまで非常用と割りきれば電源部がほとんど劣化しないというメリットの方が大きいように思います。車中泊の旅で使う場合は、携帯電話を充電するためのアダプターも付いているため、その点でも車に積んでおくと便利でしょう。

 今後、国内大手メーカーであるパナソニックやソニーが今回の震災を受けて、どんなラジオを新たに出してくるのか、それとも新しいものは出さないのかはわかりませんが、もし新しい手回し発電ラジオを出してきたとしたら、まずは発電した電気をどうして蓄電するかということに注目してみるといいと思います。私たちはどうしても大きなメーカーのものだから安心だという風に思いがちですが、災害用の手回し発電ラジオにとって一番大切な点は、いつでも安定してラジオやライトを付ける電源を供給できるかということに尽きます。こうした点にも注意を払ってラジオを選ぶことで、いざという時の安心感は増すように思えます。

2011年4月28日 (木)

太陽光発電のいろいろ

 昨日の朝、テレビ番組で「エコ便利グッズ」ランキングという企画をやっていて、見事第1位に輝いたのが、三洋電機のエネループ・ツインモバイルソーラーセット eneloop mobile solar SSL-SBWL3 という、太陽電池パネルとKBC-L3Aという型番で単体でも売っているリチウムイオンバッテリーがセットになった商品でした。ただ残念なことに、この商品はテレビを見て買いたいと思われたとしても、品物がことごとく売り切れになってしまっています。リチウムイオン電池が内蔵されていて、取り外しができない製品よりは大分ましだと思いますが、付属のバッテリーKBC-L3Aは500mAの出力で2時間程度使えるものの、太陽光で満充電するのに3日かかるというのは太陽電池パネルを搭載した充電器の宿命とは言っても、テレビを見ている人にとっては、こんなはずではなかったと思わせてしまうかも知れません。

 個人的には、このセットに単三および単四エネループ2本をUSB経由で充電できるN-MDU01ASという充電器をつなぎ、KBC-L3A経由で充電するようにすれば、昼も夜も充電を続けられるのでうまく太陽電池を使えそうな気がしますが、時間制限のあるテレビではとてもそこまで伝わったとは思えず残念でした。ここまでするなら以前紹介したバイオレッタソーラーギアの方が安上がりのような気もしますが、持ち運びのしやすさと、設置のしやすさはこちらの方もなかなか便利そうに思えます。バックパックに設置して歩きながら充電というのも面白そうです。

 ただ改めてeneloop mobile solar SSL-SBWL3の出力について確認してみると、カタログ値で最大3.1Wと意外に小さいことがわかりました。ちなみに、バイオレッタソーラーギアは750mWと更に問題にならない程の出力です。もっと安く高出力の太陽電池を使いたい場合、国産でないパネルを輸入して販売しているサイトを見付けました。参考までにご紹介させていただきます。改めてお断りしておきますが、個人的に特定の業者と関わりを持っているわけではなく、価格の参考としてショッピングモール以外のサイトにリンクさせていただいております。

http://shikibu.web.fc2.com/solar/lineup.html

 USB充電セットの10W出力でもSSL-SBWL3の実勢価格の約半分と、太陽電池による電力供給を試してみたいような場合でも割と気軽に導入できそうです。小型のリチウムイオン電池に充電して、そこから別のものに充電するような使い方が車中泊の旅の用途としてはぴったりだと思います。ただし、本格的な太陽電池による充電システムとは言えないので、真剣に太陽光発電を考えておられる方は、もう少し待った方がいいかもしれません。

 ともあれ、現状では太陽電池を使った充電でできるのは、車のバッテリー充電であったり、小さめの外部電源やニッケル水素電池の充電くらいにとどめていた方が良さそうな気がします。

2011年4月27日 (水)

災害用ラジオの条件

 直接地震の被災地でないこちらでは、かなり物流も回復してきたような感じがあります。懐中電灯も選ばなければ買うことができますし、100円ショップでは単一アルカリ電池が店頭に並ぶようになってきました。

 しかし、そんな中でも全く店頭から姿を消しているものにラジオがあります。これだけないのなら、被災地の方に多く行き渡っているのかと思っていたのですが、まだ全然行き渡っていないような報道もあります。これから新たにラジオを欲しいと思っている方も多くいらっしゃると思いますが、一体どういったラジオを手に入れればいいのか、今回はこれまでこのブログで書いたこととは変わってくるかも知れませんが、特に災害用にという事で今売られていて、比較的入手しやすそうな製品に絞って考えてみたいと思います。

 ラジオ購入前にまず確認していただきたいことには、自宅周辺のラジオの受信状況はどうかということがあります。周辺に高い建物が多かったり、自宅が鉄筋やコンクリート造などの場合、ラジオの電波がほとんど入ってこないという事でラジオを持っていないという方々もおられるかもしれませんが、建物の構造上の問題でラジオの入りが悪いという事なら、いわゆる高価なホームラジオを買っても、日常生活で使えないということにもなりかねません。その場合は、持ち運びしやすい小さめのラジオを用意し、ラジオが聞こえるところまで移動して使うことも考えておいたほうがいいでしょう。

 その上でラジオを選ぶ際にまず考えたいのは、スピーカー付きのものを選ぶことは多人数で聞くことを考えると当然として、電池の種類と本数および使用時間です。単一の電池を使うラジオであっても単三電池で使えるスペーサーを用意すれば他の電池を使うことはできますが、そうした用意のない場合がほとんどですので、ここでは一般的に売られている4本パックでより多くの時間ラジオを鳴らし続けることができる、単三か単四電池を2本使ってスピーカーを鳴らすことのできる小型ラジオの中から絞ってみます。といっても、手に入るものが他になければどうしようもないのですが。

 今回の電池の入手困難さを考えた場合、最後まで店頭に残っていたのは単四電池でした。しかし、ラジオを長時間鳴らし続けるためには、単四電池では少し心もとないのも事実です。単三2本で動くポータブルラジオの場合、アルカリ電池で連続100時間(単純に考えて付けっ放しにしても4日間使えることになります)を越えるモデルがソニーやパナソニックを中心に複数の機種が出ています。なぜこれだけの電池寿命があるかといえば、アナログチューニングで液晶画面や放送局のプリセットなどといった機能を削っているからだとも言えます。もちろん、一発選曲やスリープ機能、放送局のデジタル表示など魅力的な機種を有するラジオは多数存在します。しかし、そうした機能は長時間ラジオを聞くためには無駄に電池を消耗する機能であるとも言えるのです。

 結論として、単三電池2本で動くアナログチューニングのシンプルなポータブルラジオが現状で売られているものの中では災害用としての性能を有しているということが言えると思います。ただし、予備として単四電池2本で動くラジオがあるに越したことはないと思いますが。具体的なメーカー名や型番の紹介はこんな時期ということで控えさせていただきますが、店頭で確認する際には使っている電池の種類および本数をまずは確認し、電池持続時間をチェックしてから購入するかどうか決めてみてください。

2011年4月26日 (火)

運転中のラジオは地元放送局に

 いまだに東北地方の方々は眠れない夜を過ごされているのではないかと心配するほど、連日それなりの大きさの余震が続いています。当初は一ヶ月程度はという話だったのが、いまだに収まる気配がなく、しかも東北だけでなく関東・上越や甲信越までの広範囲で体に感じる地震もあるという状況になっています。

 そんな状況の中、情報をできるだけ迅速に入手できるように自宅にいる時にはとりあえずテレビを付けておくことが多くなりました。こういうのは、ついだらだら見てしまうようで以前ならあまりおすすめできないことだったのですが、緊急地震情報を受けて即座に対策を取るためには必要な事だと思い、実行しています。ただし、一秒を争う緊急地震速報ではありますが、例の地デジの影響で、実際に出された緊急地震速報がテレビで出てくるまでには数秒のタイムラグが生じてしまいます。これは、地震速報が来てからすぐに大きなゆれがやってくるような場合は、デジタルテレビからの情報が全く役に立たないということを意味します。実際にどのくらいずれているかというのを実感する方法があります。プロ野球の試合などでテレビとラジオで同じ試合を中継している時に、地デジのテレビとラジオを両方付けていると、ラジオの実況を後追いするような形でテレビの画面が流れていくことがわかるでしょう。

 ですから、厳密に言うとデジタルテレビを付けたままにしておくより、ラジオを付けたままにしておいた方がいざという時には役に立つということはあります。ただし、テレビでの速報は震源予想区域および大きな揺れが来るであろう地域を地図で一瞬のうちに把握できますので、とりあえず7月のアナログ波終了まではアナログでテレビを見ることをおすすめしておきます。

 さて、改めて考えますに、車を運転している時にも、いざという時の事を考えて音楽プレーヤーやCDからの音楽ではなく、ラジオを聞く習慣を付けておくのをおすすめします。ただ、単にラジオを聞く際に気を付けていただきたいことがあります。

 普段聞いているラジオがFMならば問題はありません。今自分が走っている周辺の情報をいざという時は放送してくれますから、情報が入ってきたら安定してラジオが聞ける場所まで車を移動してまずは情報収集につとめましょう。問題はAMを聞いている場合です。特に夜に走っている場合、AMの電波は遠くまで届く特性を持っているので、信号の強いところに合わせていると、知らない間に自分が今通っている場所以外の場所から発信されているラジオを聞いてしまっているような状況も起こってきます。たとえば東名高速道路を西に向かっていて静岡県を越えたあたりなら、夜間なら名古屋ローカルの放送局に合わせなくても大阪あたりの放送局に合わせておけば、ダイヤルを変更しないでずっと運転していても同じ番組を聞いていられるでしょう。長距離トラックの運転手さんがそうした方法でラジオ放送を楽しんでいるという話がありますが、今この状況ではそれが必ずしもいいかという問題が出てきます。

 今、車に搭載されているラジオは、そのほとんどが自動チューニングできるタイプのものだと思いますが、それでいかに地元ローカル放送を聴き続けることができるかという事もこれから考えておいた方がいいように思います。道路によっては、地元の放送局の周波数を看板で表示しているところがあり、これが実に役に立つのですが夜間はそうした看板があっても見えない場合もあり得ます。周波数がわからない場合のダイヤルの合わせ方のコツとして、トンネルを利用するというのがあります。トンネルに入ったタイミングでラジオのチューニングを行なうと、トンネル内で放送しているラジオを聞くことができます。普通のトンネルの中ではラジオは入りませんから、これはトンネルの設備を使ってラジオ放送を送信しているということになります。トンネル内放送で地元エリア外の放送局を提供していることはありえませんから、トンネル内で受信した放送は外に出ても比較的良好に聞こえる地元放送だということになります。

 昨日は茨城県で竜巻が発生したようですが、ローカル局ではこうした気象情報についてもきめ細やかに報道しますので、走行中の安全のためにも地元の放送を聞くための努力はしたいものです。もちろん事前に放送局の周波数を調べたり、携帯電話やスマートフォンでその都度調べるという事でもいいのですが、こんな時期ですから車の中では地元の放送局を聞くくせを付けておくともしもの時に役に立つかも知れません。

2011年4月25日 (月)

サトウ食品 サトウの切り餅 新潟県産 こがねもち

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 古来の非常食が米だとするならば、現代でも十分通用する非常食として紹介するのを忘れていたものがありました。それが個別包装された切り餅です。こういったものでもいろいろとランクがあり、今回紹介するものと同じものはないかも知れませんが、あまり食べておいしくないものは用意したくないので、日常の食べ物としても置いておけるものとして新潟産のもち米を使ったものを紹介します。同じ新潟産のものでも魚沼などのブランドが付いたものの方が値段も高いのですが、安心でき普段食べていて美味しいお米の産地のものということで、高値でもない安値でもない中間のものを店頭で選んでしまうことが多いです。

 改めて切り餅を普通のお米と比べてみると、その扱いやすさと調理の早さにおいて切り餅の方が旅先で活躍する場面が多いような気がします。たとえそれが無洗米であってもおいしく炊き上げるためには30分程度水に浸けこんだ上、炊き上げて蒸すまでにも結構な時間がかかります。早めにキャンプ場に着き、じっくりと調理する時間が得られるならお米の方がいいと思いますが、短時間でそれなりに食べられるものを作る場合は切り餅の方がというのが多くの方の思われるところでしょう。

 網やフライパンで膨らむまで焼き、黄な粉やしょうゆを付けて食べるのがオーソドックスですが、アルポットを使ってお汁粉を作ったり、おでんやインスタントラーメンに入れてしまうという技が使えます。ただ、もっと簡単にということになると、切り餅のバリエーションとして売られている「スライス切り餅」の方を選ぶといいでしょう。カップ麺をお湯で作る際、出来上がりに器に載せると1分半くらいで食べられるようになります。そこまで待てない場合はスープの中に沈めると早く食べられるようになるそうです(^^;)。道の駅や高速道路上などでお湯は手に入ってカップ麺しか作って食べられない場合、カップ麺だけでは満足できないような方はこのスライス切り餅を用意して持っていけば簡単に食事の量を増やせます。

 個別にパックされるようになり、写真のように大きなパックごと持っていかなくても、必要に応じて必要な個数を持っていけるというのも便利なものです。ただ気を付けなければならないことは、ついつい食べすぎてしまう危険性があることです。パッケージによると1個50gで116kcalとなっていますので、その点は十分ご承知のほどを。

2011年4月24日 (日)

A&D 上腕式血圧計 UA-704

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 個人的な話で恐縮ですが、人より多少血圧が高いという事を自覚しているので、日常的に血圧測定をしています。私の場合、病院で血圧を計る場合、その時だけ血圧が上がるという事はないのですが、体重の管理と共に血圧も計っておくことでその日の調子を自分なりに判断し、行動をコントロールすることができるので、朝夕と血圧を計っています。

 普段私が使っている血圧計は、腕に巻くタイプのもので単三電池4本で動くものです。ボタン一つで加圧減圧を自動でやってくれ、簡単に血圧を計ることができます。以前は旅に出る時にはデータを取れずにいたのですが、車に血圧計を積み込むことでいつでも体調の管理ができるようになるので、何とかならないかと思っていました。ただ、毎日使っているものを旅に持っていくとなると、家で使えなくなるだけでなく積み下ろしが面倒くさいので、改めて持ち運びしやすい血圧計を物色し、手に入れたのが写真の上腕式血圧計です。

 小さい血圧計ということでは手首に巻く血圧計があります。どこでも買えるという点からすれば、こうした血圧計を用意するのが一番手っ取り早いのかも知れません。あくまで私の場合ですが、腕に巻く血圧計を主に使っているため、できれば旅先で使う血圧計も腕に巻くタイプにした方がと思い、それほど値段が高くないものを探した結果、手動ポンプで加圧するこの血圧計が引っかかってきたというわけです。

 トラベル用と銘打たれて売られているだけあって、かなり小さくて軽くなっています。表示はデジタル式になっていて、動作のための電源は単三電池1本で2000回測定可能とかなりの長寿命を誇ります。実際に使ってみると、手動で加圧するのに大変な事は全くなく、むしろ加減を自分で調整できるのは意外と便利だったりします。

 写真のように専用のキャリングケースが付いていて、本体以外にもまだ十分のスペースがあるので、私はひげ剃りとブラシを一緒に入れています。旅行用としてだけでなく災害時にも使う事を考えた場合、単三1本で動くというのは電池不足が予想されるだけに実に心強いものです。周りの人たちの健康を気付かうのにも、こんな簡単なものでも十分に役に立つように思います。

 長期の旅行の場合、土地の名物を食べすぎてしまったり、窮屈な姿勢で寝てしまった時など、自分の体調は大丈夫なのか気になる方はいらっしゃると思います。そんな時の目安として車に常備しておくということは、旅行のためだけではなく災害に遭われたような状況も考えると決して無駄ではないような気がします。

2011年4月23日 (土)

MAQUINO 体組織計 レジェール

 旅というのもある意味では非日常の世界であるがゆえどうしても普段より羽目を外しがちになってしまいます。特に観光地を回るとどうしても食が進んでしまうわけで、旅から帰って体重計に乗ってみたら青くなってしまう事を経験した方も多いことでしょう。

 私の場合、日常の生活の中では朝食前と夕食後に2回体重計に乗ることにしています。いわゆる「計るだけダイエット」を実行しているわけですが、特別な努力をしない代わりに、毎日の食生活において食べ過ぎをデータで把握し、何とか無駄に増えないようにコントロールしようと試みています。しかしながら、旅に出るとそうした抑制が効かないのですね。というわけで、旅先でも気軽に持っていける体重計を色々と物色していたのでした。

 今回紹介するMAQUINOというブランドの体重計には持ち運びを意識した製品が多く、今回紹介するものよりもコンパクトに収納可能なものもあったのですが、あまり小さいものは動作する電池が充電の利かないボタン電池という事で購入候補には入っていませんでした。また、製品によっては乗る部分を強化ガラスで覆っているものが意外に多く、車に積載していて事故を起こした時に割れて危険になる可能性もありました。

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 そうした車載についての問題をクリアした体重計をようやく見付けることができました。体重だけでなく体脂肪、体水分、筋肉量、骨量、基礎代謝量が計れます。体重は50g単位まで計れるので、今使っている体重計よりも精度がいいくらいです。表面はABS樹脂で、電池は単四3本と、今あるニッケル水素電池でちゃんと動きます。大きさの比較用に漫画雑誌と比べてみましたが、車の座席の下に置いておくには十分のサイズです。重さは470gとこの種の体重計としては軽い方なのではないでしょうか。

 基本的に旅行用の体調管理のために購入したものですが、テレビなどで現地の状況が流れてくる中、現在の災害における避難所において、体調管理の必要性というのが痛感されるところです。災害用グッズとして体重計というのはピンと来ないかもしれませんが、意外とこうした用意があれば便利なような感じがするのです。旅行から帰ってあまりの体重増にびっくりした方は、体重計を旅に持っていくことも考えてみてもいいのではないでしょうか。体調管理のためには血圧計もあるといいかもしれませんが、血圧計の方はすでに持っているので、改めて別のエントリーで紹介しようと思っています。

2011年4月22日 (金)

休憩は十分に

 地震のニュースの中、入ってきたクレーン車が小さい子供をはねてしまった悲しいニュースは、長距離を移動する旅が多い私にとっても人ごとではないと感じました。といっても私自身に運転に重大な影響を生じる持病があるということではありません。今後、特定の方々に向けてのバッシングが起こるかも知れませんが、私はむしろ睡眠時間を削ってでも走ってしまう持病持ちでない人たちの行動にも焦点を当てて、考えていく方がいいと思っています。

 ただ、睡眠不足や過労、飲酒が原因でないのに急激な眠気に襲われる事があるということを先日知りました。私はJAFの会員なのですが、先日届けられた会報(2011年5月号)に、走行していて突然眠気に襲われる生体リズムについての記事がありました。ドライブ時に急に眠気に襲われるのは、過労や飲酒などがなければ、睡眠時無呼吸症候群との関連性が言われていましたが、そうした事とは関係なく、午後の2時から4時頃という午後の時間に強い眠気に襲われる場合が割と多いとのこと。問題は、そのような眠気に襲われた場合、どうすればいいのかということです。早朝の眠気は寝不足や過労によるものなので仮眠をしっかり取ることによって解消されるようですが、生体リズムによる午後の眠気については、その時間をやり過ごせば消えるのだそうです。当然、その対策も違ってきます。せんべいやガム・清涼菓子などや、冷たいものを摂ったりしながらだましだまし進みつつ、休める所があれば車から降りて外に出てぶらぶらするだけでもいいですし、どうしようもないほど眠い時には、15分から20分程度の仮眠が効果があるのだとか。ただ、こうしたことは生体リズムを元に戻すためにするものなので、仮眠が30分以上になるとかえって逆効果になるので注意した方がいいようです。

 車中泊の旅ではいつもとは違い、不慣れな車の中で寝なければならないということで、慢性的な寝不足に陥りやすいと言われますが、しっかりと対策をすればそんな事はありません。実際、昨年のゴールデンウィーク期間に九州まで往復しましたが深夜に出発した初日以外は深刻な問題はありませんでした。しかし、普段の生活の中で十分な睡眠を取っていても上記で紹介したように、いわゆる魔の時間になるとふっと意識が遠のくかと思うほどの睡魔に襲われる事があります。そうなった時のためにある程度の対策を取っておくことも重要かと思います。

 高速道路の場合は一定の区間にサービスエリアやパーキングエリアがあります。一度そうした睡魔に襲われた場合は、タイムロスを心配するよりも重大事故を起こす危険性の方が高いことを自覚するべきでしょう。短い時間でも休憩を取り、また次のサービスエリアで休むことを繰り返しながら睡魔が去るのを待ちましょう。

 整備された高速道路を通るのならそれでいいのですが、国道や県道などの下道では旅行者などのための駐車スペースはそうそうあるものではありません。高速道路と比べて信号のある下道は単調な高速道路ほど眠気を誘うものではないとはいいつつも、睡魔に襲われることはやはりあります。その場合は広く一般の車が利用できる商業施設であったり、コンビニエンスストアを利用し、眠気覚ましに効果の有りそうなものを購入しながらとにかく車を降りて気分転換を繰り返す事をおすすめします。

 改めて言うまでもないことですが、楽しい旅も途中で事故を起こしてしまうのでは自分が楽しくないどころか、他人にも迷惑を掛けてしまいます。それが最初に紹介したような重大事故になってしまったとしたら、もはや旅がどうのこうの言っていられない状況に追い込まれてしまいます。旅立つ時はまずは安全に、そして欲張らないで余裕を持った計画を立てることが大事です。ゴールデンウィーク期間に長期旅行の予定を立てておられる方は、特に注意しましょう。

2011年4月21日 (木)

アマノフーズ フリーズドライ味噌汁

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 車中泊用と兼ねる形で非常用食料を少しずつ用意しているのですが、今回紹介するのはいわゆる定番のフリーズドライ製法で作られた味噌汁です。インスタント味噌汁には生みそタイプの方が安くて沢山入っていますので家族分を確保するような場合はそちらの方がいいかも知れませんが、普段の生活の中、旅行用として食べる数も限られているような食べ方をする私としては、生みそタイプは余らせたまま賞味期限切れになってしまう可能性が高いという事で、一食分ずつ売られている写真のものを切らさないように車内に常備しています。

 さすがに高いだけあって具も多く、味もいいので旅行で食べられないまま賞味期限を迎えそうになったら、夕食の一品として食卓に出しても十分です。とにかく、お湯さえあれば調理もいらないというのがポイントだと思います。

 パッケージが小さいので持ち運びしやすいフリーズドライ食品ですが、カップ麺と違って食べるには何らかの器が必要になるのが用意のない場合には問題になるかもしれません。私の場合は車中泊用としてキャンプ用のシェラカップを携行しているので、その点は問題ありません。あとは旅先でどうやってお湯を調達するかということですが、高速道路上なら給湯器の利用が一番簡単でしょうし、そうした施設が利用できない場合は自力でお湯を沸かすための用意が必要になります。その点はカロリーメイトや缶詰のような調理なしで食べられる非常食と比べると弱い点ですが、カップ麺のように麺を戻すためにある程度熱いお湯を用意できなくても食べられるので、事前に保温できるステンレス水筒に熱湯を入れておいて、冷める前に食べるようにするという技が使えます。保温力の高い水筒とセットにして持っていくのがいいだろうと思います。

 メーカーでは通信販売でセット販売もしているようですが、私は一食なくなるごとに一食分補充といった無駄の出ない方法で補充しつつ利用していくつもりです。今回は一般的な味噌汁と豚汁を紹介しましたが、こうしたフリーズドライのシリーズは味噌汁だけでなく、さまざまな種類のものがあります。お吸い物やスープの他、最近ではスープカレーも商品化されていて評判もいいようです。調理をしないで食べられるものとして、そうしたものについても今後紹介していければと思っています。

2011年4月20日 (水)

大丈夫の過信は危ない?

 今はそれほどマスコミの話題にも上りませんが、放射性物質がこちらまでやって来るのかどうかというのは個人的な関心事だったりします。市町村単位でどの程度市民のことを気にかけてくれるのかわからないものの、地元の自治体でメールによる防災情報を配信していると聞き、早速登録をしたのですが、先日初めてメールが来ました。まさか放射性物質かと色めき立ったのですが、幸いにも違いました。

 どんな内容かと言うと、竜巻に関する注意喚起メールということで、これを書いている現在もかなり強い風が吹き続けています。地震の影響がないところでも、天候の急変による危険というのは、十分に想定しておかなくてはならないでしょう。

 今、東京電力の原子力発電所における想定外という事について批判が集中していますが、少なくとも私はそうした批判を反面教師として日々の生活および旅の中で重大な過失を起こさないように注意しなければとしみじみ思います。

 過去の私がそうだったのですが、車中泊の旅をするにあたり、今のところ車中泊を黙認してくれている駐車場において、車の中で調理ができれば便利だと思っていてさまざまなキャンプ用品をそろえて積載していました。こうしたものをキャンプ場か、火器の使える場所のみで使うのなら何の問題もないのですが、もしそうした配慮なく車内で使ってしまったら、想定外の事象が起きた時にとんでもない事の原因になりかねない状況もあります。

 今まで、車中での火器の使用について、不完全燃焼による一酸化炭素中毒の恐ろしさについて多く言及してきました。もちろんそうした事も恐いですが、もっと恐いのが自分が火元になって周りの車や建物を巻き込んでしまうことでしょう。車内で火を使うことにより、狹い車内でひっくり返してしまう可能性はあるものの、アルポットなら大丈夫という風に思って車内で使っている方もいるかも知れません。しかし自分では十分気を付けているつもりでも、車内で調理中に大きな地震が来る可能性もあります。あわててひっくり返してしまったらと、その事を考えただけで私などゾッとするのですが、車内で調理ができる車の中においても地震による火災対策についてはそこまで言及されているところというのは少ない気がします。ここで言う車内調理ができる車というのは、換気や調理スペースについても十分な対策をしているキャンピングカーや、それに準じた装備を有している車についてのことですが、改めて防火対策について考えてみる必要があるでしょう。

 車内に換気扇やシンクを装備している車において、調理場所周辺に燃えやすいものを置かないことはもちろんですが、火を出してしまった場合に備えて消火器をすぐに使える場所に置き、常に薬剤の使用期限に気を配る事ができなければ、他の車や建物に影響を与える場所での調理は控えた方がいいと個人的には思います。ちなみに、私の場合は車内で調理はしないので消火器の備えはありませんが、何かの時のためにペットボトルの水を複数用意していますので、初期消火程度ではありますが使うことはできます。そうした装備のない車での調理は、サブバッテリーを使った家電を使ってのものでなければとても危険でしょう。これは基本的な想定ですが、火器を外に持ち出しての調理についてもさまざまな想定が必要なように思います。

 まずは火器をひっくり返しても周辺に火が燃え移らないように、調理場所の選定が求められると思います。このブログで紹介した燃料用アルコールを使ったアルポットは普通のアルコールストーブと違ってアルコールを染み込ませた芯に点火するようになっているので燃料をぶちまけてしまうような事にはならないと思いますが、背が高いという特性により地震だけでなく強風でも簡単に倒れてしまうので、注意する必要があります。火がついたまま倒れてしまったら、冷静にアルポットを元に戻し、上からフタをかぶせて確実に消火します。火が別のところに燃え移ったら、これもあわてず水筒やペットボトルに入れて用意しておいた水で消火しましょう。

 今回の震災では、今まで絶対に大丈夫だと自信満々だった一流企業でさえ結構いい加減に危機管理をしていたことを露呈してしまいました。そんな状態の中、個人でどこまで危機管理ができるのかという不安は当然あると思いますが、自分の過失で多くの関係ない方に迷惑を掛ける可能性の高い日頃の行動というのは、自ら正していくしかありません。大きな事故を起こせば、現場の人たちだけでなく、公共駐車場における車中泊禁止という状況も十分考えられます。巡り巡って車中泊を楽しんでいる多くの人たちにも迷惑を掛けるような事にもなりかねませんので、これからも車中泊の旅を続けていこうと思われている方は、自分で自分の首を締めるような事をしないように考えた上で行動することを心掛けることが重要だと思います。

2011年4月19日 (火)

燃費把握の必要性

 まだまだ福島の原子力発電所の事故は終わっていませんし、そんな中、まだ起こってもいない事故の話をするという事は、どうかとも思うのですが、あえてこの話から書かせていただきます。

 私の住む静岡市周辺は。中部電力の浜岡原子力発電所からおよそ30kmの位置に存在します。つまり、福島の事故であったように風の方向などにより、状況によっては緊急避難を強いられる可能性もないとは言えません。今後の東京電力が避難民に対してどれくらいの賠償をするのかというのは、直接被害を受けている方々だけの問題ではありません。もし今、東海地震が起こり福島と同じような規模で発電所の事故が起こってしまったら、島田市・焼津市・藤枝市のほとんどが対象になり、風向きによっては静岡市や浜松市あたりでも同様の避難指示が出、個人や企業への賠償を中部電力および政府はやらなくてはならなくなります。その際、賠償額は一体いくらになるのかわかりませんが、恐らく今回よりも大きな影響を受けるであろう事が予想されます。

 恐らく、たて続けにそんな災害が起きてしまったら、とても政府や電力会社には賠償金を払い続ける体力はなくなり、被害者の多くは泣き寝入りせざるを得なくなる最悪の想定も成り立つわけですが、それでも今と同様に原子力発電による電力供給を継続するのかどうか。これは一地域だけの問題ではなく、原子力発電所の近くに住まれている方々にとっても同じ心配が出てきます。私たちは今後の政治的な判断を注視しつつ、いざという時の危機管理についても考えなければならないと思います。

 賠償云々は後からでもいいとして、実際に事故が起きてしまったら放射能の影響のない場所まで逃げる必要があります。家族全員が無事に会えたとして、ばらばらになるのは避けたいところですから、移動手段はやはり車ということになっていくのだろうと思います。

 逃げる場所がどこかという問題は当然ありますが、それ以前にどこの道なら通れるのかという情報がどこまでわかっているかという事は大変重要です。もし東海地震が起こり、国道一号線と東名高速道路の併走する区間がダメになったとしたら、これはもう車で逃げる事は不可能です。それ以前にあらゆる物の輸送がだめになるわけで、関東や東北方面への関西からの道は日本海経由と中央道しかなくなってしまいます。今は第二東名も工事を行なっているようですが、せめて迂回路がない部分だけでも今の高速道路とつなげておかないと、これを書いている今でも想像できないような大きな問題が生じるかもしれません。

 何とか通れる道があり、そこから避難できるようになったとしても、果たしてその時、車にガソリンが入っているのかどうかはわかりません。ここまで読まれた方は、ぎりぎりまでスタンドに行かないような給油の仕方ではなく、常に少量ずつ継ぎ足すことで満タン状態をキープするような乗り方の方がいいように思います。旅行の際も同じです。手間はかかりますが、市街地から出るような場合は、まだ十分だと思っていても満タンにしておく事が何よりも安心です。そして、非常時の避難の際は、ゴールデンウィーク期間以上の渋滞を覚悟しなければなりません。

 ここでもう一つの問題があります。皆さんの中の多くの方はご自身の車の実走燃費を大体把握しているかとは思いますが、渋滞時にはどの程度なのか把握している方は少ないでしょう。私のワゴンRの場合は、あとどのくらい走れるのかトリップメーターを切り替えると概算ですが表示するようになっています。そういった機能がない車に乗られている方は、今後そうした渋滞に巻き込まれた時には給油量と走行距離のデータを取っておくことは大切です。残りの燃料でどのくらい走れるのかを考えながら日々の車の運転をする事で、いざという時の避難経路や避難場所の選定に役立ちます。まだまだ全国的に地震への警戒が必要な状況は続くと思いますので、日頃の運転にも十分注意しましょう。

2011年4月18日 (月)

ハイウェイオアシスの効用

 今回の旅では東名高速道路から東海北陸自動車道へ入り、郡上八幡・白川郷経由で富山方面へ抜けていったのですが、改めていろんな発見がありました。途中で高速道路を下りなかったのは土曜休日1,000円の制度を活用したせいですが、高速道路に乗ったまま、いろいろな事ができるようになっているのを改めて発見した次第です。

 というのも、ハイウェイオアシスという車は出られないものの、人だけなら高速道路外に出られる施設が増えてきました。静岡周辺で言うと富士川楽座がそうですし、足柄の上下線にあるサービスエリアもそうです。ETC専用の出入口を併設している場合もありますが、私が注目したのは車をサービスエリア内に置いて歩いて行ける施設の充実度により、新たなハイウェイオアシスの価値が見えてくるということです。

 今回利用したサービスエリアのうち、城端SAの上下線から出られるすぐのところに温泉施設付きの宿泊施設「桜ヶ池クアガーデン」があります。一般的に、高速道路から降りずに車中泊以外で宿泊できる施設というのは、足柄上りと多賀の二箇所にあるレストインか、壇ノ浦と佐野にある民営の「旅籠屋」さんしかありませんが、このように、自由に外に出られるハイウェイオアシスから行ける施設は、今回通った中ではもう一箇所ありました。ひるがの高原サービスエリアの上り線から行ける「ホテルクックラ」は時期によっては格安のプランをネット上で提供しているようなので、高速道路を使って車で旅に出る際は、念のために自分の行く行程にあるハイウェイオアシスをチェックし、体調が優れなかったり、どうしてもAC電源による充電が必要であるなど、車中泊だけでは対処できないような状況が起こった際には当日の空きがあれば宿泊できるような感じで下調べをしておけば安心だろうと思います。

 また、今回の旅で改めて実感したのは、同じ高速道路であっても極端にガソリンスタンドを併設したサービスエリアの数が少なかったり、自販機だけの単なる休憩スペースとしてのパーキングエリアが思いの外多いということです。普段高速道路を使っていて、とりあえずサービスエリアかパーキングエリアで食べ物その他を補充しようと安易に考えていると、補給ができるところがなくて大変な旅になってしまう可能性もあります。高速道路内の施設についてはインフォメーションのエリアマップで確認することはできますが、先に紹介した外の施設の概要まで網羅したものというのはすぐには見付けられないかも知れません。高速道路が土曜・休日1,000円のうちに遠くへ行こうと画策されている方については、実際に使うつもりはなくても、周辺の施設についてもきちんと下調べをしてから出掛けられるようにするといざという時の助けになりますので、少なくとも外部から出入りできるハイウェイオアシスについてはきちんと調べておきましょう。

2011年4月17日 (日)

高速千円も今夏限り?

 昨日のニュースで、東北地方の復興にあてるため、週末の高速道路の特別料金を夏ごろには廃止するという感じで政府が動いているという報道がありました。

 もちろん、あれだけの被害が出たところを復興させるのですから、どこからかお金を出さなければならないことはわかっているので、こうした流れには従うと思いますが、私の場合はこれで高速道路を使った無茶な計画を立てることはなくなるでしょう(^^;)。

 そういったこともあって実は昨日、急に思い立って早朝にに出発し、日本海側の富山県滑川までホタルイカの発光ショーを見に行ってきました。富山駅周辺で買い物もして帰ってきましたが、あまりの観光客の少なさにびっくりしました。道すがらラジオを聞いていると、高山や昨日から開通した立山黒部アルペンルートでもかなり観光客が減っているようで、高山の旅館では今からでもゴールデンウィークの予約は大丈夫なんだとか。

 これだけの大きな震災に見舞われた方がいる中で、観光目的で出掛けていいものかどうかというのはこれから常について回る問題でしょう。一つ言えることは、夏以降の高速道路の料金の特例廃止に伴い、全体的な自粛ムードの流れは止まらないということはあると思います。経済活動を自粛することについて、賛否両論が言われていますが、震災復興税などもそうですが、政府の誘導によってある程度の流れというのが決定してしまうということで、普通に家族そろって旅行へ行くということ自体が贅沢な事になってしまうように今後はなっていくのかも知れませんね。

 ただ、自粛しながら旅行も楽しみたいと思っている人にとって、車中泊の旅というのはある一定の選択肢の中の一つとして改めて浮上してくる可能性はあります。高速道路を使わずに遠くまで移動するためには、旅の中の時間をうまく使うために前日の夜に出発し、適当なところで仮眠を取りながら進むことで、高速道路を使わなくても行動範囲を広げることができます。また、車の中が宿泊場所ということになれば宿代も節約できますし、食事も用意すればその分の出費も抑えられます。観光を生業にされている方にとってはますます車中泊の旅をする人たちというのはいまいましい存在になるかと思いますが、観光旅行自体を自粛する流れになっていくこともこれから予想されますので、何とかそうした方々と折り合いを付けて、世の中の自粛ムードの中でも楽しめる旅のジャンルとして認知されていく方向に進んでいってくれればと個人的には思っています。

2011年4月16日 (土)

家庭用蓄電池システムは買いか?

 計画停電の対策としてということではなく、太陽光で作った電気を夜も使えるようにし、家庭用のバックアップ電源として、リチウムイオン電池を大量に搭載した家庭用蓄電池システムを大手メーカーが開発していましたが、それより先にベンチャー企業がその販売を先駆けてするそうです。

 さすがに家庭用のバックアップ電源ということで、今までのポータブルバッテリーとは容量も段違いですが、その価格も段違いです(^^;)。ヤマダ電機で販売するものが1000wh87万円、2000whが189万円と新車の値段くらいするのですね。しかも、リチウムイオン電池には寿命がありますから、車用のバッテリーと比べてバッテリー交換のための費用もかなりのものになることが予想されます。

 普通に考えればいつ起こるかわからないようなものにそこまでお金を掛けられない方がほとんどだと思います。ただこれも考え方一つのような感じもします。ハイブリッドカーを買わずに車中泊用のベース車を購入した上、こうした家庭用蓄電池を導入し、サブバッテリーシステムとして組めば、車中泊のための車としては今までよりも自由に家電製品を使えますし、いざという時の避難スペースとしても十分になります。普段は家の中に置き、夜間電力や太陽電池パネルから充電することで昼間の電力供給であったり、急な停電の際のバックアップ用途として、電力が復旧するまでの代替としてはかなり使えるのではないでしょうか。発表されている一連の製品はキャスターが付いていて移動も簡単に行なえるようになっているので、家でも野外でも場所を選ばずに使えるのはメリットが大きいような気がします。家のコンセントや、車の走行充電、太陽電池からどの程度の時間で満充電になるかを把握していないので確かなところまでは言えませんが、量産で安く販売されるようになれば、意外と多くの方に興味を持たれるような製品になるような気もします。

 個人的にはこうした家庭用蓄電池に使われるリチウムイオン電池がハイブリッドカーや電気自動車と共通のものになり、多くの販売チャネルで捌けるようになれば、一気に電気を貯めて使うライフスタイルが一般化するような気もします。内部電池がユーザーの方で交換可能なカートリッジ式にでもなれば、家庭用蓄電池で充電したカートリッジ式の充電池を電気自動車で使うなんて芸当も可能です。常に余分なカートリッジ電池を用意しておけば、近所の買い物くらいに使うだけなら、全て家庭内で充電した電気で車の運用も可能になるかも知れません。さらに性能の落ちた電池のリサイクルをすすめ、今の鉛バッテリーのようになれば、急に電池の性能が落ちたとしても、それこそレーザープリンターのカートリッジを買い換えるように充電済みの新しいカートリッジ交換だけですぐ使用可能にできるでしょうし、そうなれば一気に全世帯に普及する可能性すら持っているのではないかと私は思います。

 どちらにしても、こうした家庭用電源が真面目に購入を検討されるようなところにきたというのは停電対策としてだけではなく、車中泊やキャンプを楽しんでおられる方にとってはいい傾向ではないかと思います。何よりも、こうした蓄電池が身近になるライフスタイルが普通になるなら、24時間電気を作り続ける必要はなくなり、電力会社にもかなりの余裕ができるようになるかも知れません。明るい未来をぜひともメーカーの方々には提供していただきたいものですね。

2011年4月15日 (金)

荷物のつめ方について

 ここのところ、ちょこちょこと車の中に入れておくものをいじっているのですが、改めて何をどこにしまっておくかということについてちゃんとしておかないとまずいなあと感じることがあります。

 いくら便利な道具であっても、それがどこに仕舞ったか忘れてしまったり、荷物の奥深くに入ってしまっていていざという時に使えないというのでは困ります。かくいう私も最初に荷物を積み込んだときは、必要なものが全ての荷物を出さないと取りだせない床下に入れておいたことがあってひどく後悔しました(^^;)。

 車中泊のために用意するものというのは、だいたいの種類で分けるとこのような感じになるのではないでしょうか。

・家電、携帯電話、パソコンなど機械物系
・寝床作りや毛布、シュラフなどの寝具系
・調理器具系
・水筒、カップ、歯磨きセットなどの日用品系
・食料およびミネラルウォーターなどの食品系
・薬、工具などの非常用具系

 だいたいこんな感じですが、車中泊の旅においてどんなものを使うかということは数多く出掛けているうちにだんだんわかってくることだろうかと思います。ただ、非常用具を出す頻度はそれほど多くはありませんし、寝具は寝るときに使うだけなので移動中にはほとんど出番はないでしょう。キャンプ場を使わない旅ならばそもそも調理器具を使う事もないので、旅の中で全く使われない可能性も出てきます。

 私の場合はとりあえず、水筒やカップ類、歯磨きを含めたお風呂セットはすぐ出る場所に置いておき、クーラーボックスもすぐに開くような形でセッティングしています。使わないものをどこにまとめられるかによって、旅先での快適度がアップすることは間違いありませんので、改めてご自身の荷物のセッティングについて考えてみるのもいいかも知れませんね。

2011年4月14日 (木)

プリムス ライテックケトル 0.9L

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 普通の車中泊の旅ではまず出動する可能性は少ないキャンプ用品ですが、半分災害対策用、半分趣味でキャンプ用のやかんを購入してしまいました。値段は2千円ちょっとと、普通のやかんとしてはその容量と比べると高めですが、キャンプ用品としてはごく普通の価格設定だと思います。

 キャンプ用のやかんの特徴というのは、余分な出っ張りを極力抑えるような作りになっていて、別の鍋にすっぽり収まるように工夫されています。先日のエントリーで紹介した万能蒸し器の中に収納すれば新たな収納スペースを作らなくても持ち運べます。写真のように収納袋も付いているので、中でこすれても外観が汚れないのが嬉しいです。

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 こうしたキャンプ用のやかんの多くはアルミ製で、内部の加工などもないものもあり、ものによってはアルミの成分が染み出してくるのではないかという不安から今まで積極的に持とうとは思わなかったのでした。それでも、ステンレス製かチタン製のものも購入候補に入れていたのですが、このやかんはアルミ製ですがきちんと加工されており、内部については特に写真のようにノンスティック加工になっていて、手入れも簡単で水をはじくので、中のものが染み出すような心配はありません。用途としてもお湯をわかすだけのものですので、フライパンや鍋とは違って、空焚きに気をつければ、加工されたものが剥がれ落ちる心配はしなくても大丈夫なのではないかと思います。

 容量は0.9Lと、二人くらいまでなら大きめのカップ麺のお湯も供給できるので、まあまあ十分の大きさです。今のままではキャンプをする時以外には使う場面がないという感じではありますが、今後車中泊に対する見方の変化で、道の駅あたりでも簡単な調理が可能な場所が出てきたら、アルポットよりもバーナーとこのやかんの組み合わせでティータイムや簡単な食事のための湯わかし用として使ってみたい気もします。

2011年4月13日 (水)

防水対策について考える

 個人的な震災の備えとして、あまり金目のものでないものを中心に車の中に入れています。最近のテレビコマーシャルでトヨタが、エコドライブのために余分な荷物は下ろしましょうというようなメッセージを流していますが、私自身は多少車が重くなり、それによって多少の燃費の落ち込みがあっても災害対策用の荷物は下ろすつもりはありません。いざという時に必要なものをすぐにまとめて持ち出すなんていうことはまず不可能ですし、とりあえず着のみ着のままで逃げたとしても、車さえ無事ならば何とかなります。オール電化の住宅などというのも国策にまんまと乗せられた結果だという感じになってしまっていますが、いくらテレビで何回も出ているからと言って、安易に信じることをしないで自分で考えてから決めるようにしたいものです。

 ここでは色々なデジタルデバイスや家電を紹介させていただいていますが、これらを災害用として使うことを考えた時、問題になることがあります。ひどい衝撃を与えた場合もそうですが、とにかく水に弱いのですね。防水をうたっている携帯電話やラジオでも、水中で使える程の防水性能はないのが普通です。

 今では連絡先を全て携帯電話の中に電子化してしまっている方は多いと思います。こうした情報はうっかり水に落としただけでアウトですから、ある程度の対策が必要です。まず考えられる事は、連絡先をmicroSDカードにコピーしておくという方法です。カード自体は防水仕様ではありませんので水没した場合、読み込みはできなくなると思いますが、真水の場合は十分に乾燥させることで復活する可能性は残ります。海水に水没したような場合はさらに復旧は難しくなりますが、塩分を抜くため蒸留水で洗浄し、無水アルコール(エタノール)で置換を繰り返す事で復活する可能性は0ではありません。それでも駄目な場合は専門の業者に依頼する方法であったり、防水機能の付いたカードを使うなどの方法もあるものの、とりあえず今すぐできることというのは、日頃からデータをmicroSDカードにコピーする習慣ではないかと思いますね。

 データの避難の手法として、物理的なメモリーにコピーをするのではなく、インターネットを利用してネット上にコピーを作っておくというのも方法としてはあります。デジカメの画像については、画像ファイルをインターネットディスクにアップロードするというのは普通に行なわれています。ファイルについても同様にアップロードできますが、ネット上に置いておくことにより、その内容をだれかに見られてしまう可能性はありますので、ある程度の割り切りは必要だとは思います。最近流行のandroidOSを使ったスマートフォンの場合は、常にデータの同期をしている場合、連絡先のデータなどはGmailのアカウントとともにネット上に保存されています。使っているハードがダメになっても、新しいものが手に入れば1からセッティングをしなくて済むという事はある意味メリットでしょう。必要最低限の情報をスマートフォンに入れておけば、gmailのアカウントを使ってパソコンからもスケジュールや連絡先、メールの内容をどのパソコンからも確認することができますので、スマートフォンを持っていない方であっても、とりあえずgmailのアドレスを作り、パソコンや携帯メールの内容をgmailのアドレスに転送するようにして、重要なデータをネット上で保管するような形を作っておけば、災害で一切のデジタルデバイスを失ったとしても基本的なデータは引き継ぐことはできますので、ある意味安心してパソコンを置いて逃げられるということにもなります。

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 ただ、そうは言っても罹災した直後に何とかして情報を得なければどうにもならないということで、私の持ち物の中で何とかして使いたいものにラジオがあります。写真のものはラジオが付いたSANYOのICレコーダーですが、イヤホン出力だけでなく小さなスピーカーからの出力もできる事が気に入って常にかばんの中に入れています。このラジオは当然ながら防水仕様ではないので、どの程度の効果があるかはわかりませんが、きちんと密封できるビニール袋に入れています。かばんごと長い時間水中に沈むようなことがない限りは壊滅的なダメージを受けることがないよう祈るしかないですが、常に出して使うものでなければ、このような防水対策でもないよりはましではないかと思っています。

 ここまでは主にデジタルデバイスの防水対策について書いていきましたが、やはり水に濡れても何とかなるというのはデジタルよりもアナログの方が復旧できる可能性は高いですね。泥だらけの土地の中からさまざまな物を掘り出している光景を見ていると、写真などはデジタルカメラで撮ったものであっても、紙にプリントしてアルバムで保管しておかないと、内容の確認すらできません。ご家族で撮影された大切な写真をハードディスクやディスクのみに保管されている方は、改めて写真を確認した上、残しておきたい写真を改めてプリントに出してアルバム形式で保管するような事も考えてみた方がいいのではないかと思います。

2011年4月12日 (火)

GENTOS リゲルヘッドライト GTR-931H

 以前に紹介したアルカリ単三電池1本で約10時間(カタログ値)光るLEDヘッドライトGTR-731Hの後継機として2011年4月から発売されたものですが、さすがにこれだけの地震が続く状況ではなかなか手に入れるのは難しいでしょう。それでもここで紹介させていただくのは、急な停電に強い明かりだと思うからです(メーカーサイトの写真では、前のモデルとほとんど同じなので、今回は写真は割愛させていただきます)。

 これを書いている現在、旧モデルのGTR-731Hとの実売価格の差はほぼないと思いますが、さまざまな改良が加えられているようです。充電池のニッケル水素電池のうち、三洋のエネループに限り動作を保証するようになり(あくまで私の場合ですが、前のモデルでもニッケル水素電池で点灯させることに問題は生じていません)今のところ、明るさも26.6ルーメンから45ルーメンと倍増しました。また、GTR-731Hの点灯パターンは点灯と点滅のみでしたが、GTR-931HはHighモードで約8時間(アルカリ電池の場合 以下同じ)Lowモードで約24時間となっています。実際に試したわけではないのですが、停電対策で使うような場合、全く明かりが取れなくなるわけですから低照度の方でも十分実用になるのではないかと思います。

 これから停電対策のための明かりを揃えようと思う場合、私自身の考えで言えば、電池は入手しやすいものでかつ使う本数が少ないもの。更にその電池で長い時間使えるものということになるでしょうか。限られた数の電池で長く使うためには、そういった理想に近いものを選ぶといいと思いますが、GTR-931Hはこれらの要求を一通り満たした一本として、手元に置いておきたいライトの一つに挙げられるものだと私は思っています。他にもさまざまなおすすめのヘッドライトはあるものの、電池の構成が単四×3本だったりとかするので、普通4本ずつパックになっている電池をうまく使い切れない可能性があるものもあります。その点紹介したGTR-931Hは単三1本のみですので、まず問題なく使い続けられるでしょう。

 先日の東北の大きな余震による停電で改めて思ったのですが、非常用の明かりというのはすぐ手の届く所に置いておかないと役に立ちません。まずは懐中電灯の類を手の届く所に置いておくことが大事です。そんな中でも、すみやかに避難するためには両手が自由になるヘッドライトが適しています。単なる停電でなく、今回のように地震に伴う停電が夜中にやってきたら、昼間ならいいですが、夜になって全く明かりの消えてしまった室内ではどこに何が置いてあるかも確認できず、足元の確認もできません。大事なものを持って安全に逃げるためにも、懐中電灯とヘッドライトで迷ったらまずはヘッドライトを購入しておくことをここを読まれている皆さんにはおすすめしておきます。

2011年4月11日 (月)

日本通信 b-mobile Fair 

 以前このブログで書かせていただいた、日本通信のU300 SIMで全く通信できなくなるという状況について、相変わらず日本通信からの連絡は入っていませんが、メール連絡後なぜか普通に切断することなく使え、その後も通信自体は全くとぎれる事なく現在に至っています。通信スピードについては、場所により差は出るかと思いますが、私のいる静岡周辺では日中でも極端なスピード低下はなく、早朝あたりには300kbps近くのスピードをたたき出しています。

 使っている日本通信のSIMは今年の5月はじめに期限を迎えるので、更新をどうしようかと思っていたら、また新しいプランが出てきました、それがb-mobile Fairというドコモのスピードと同じ早さで使えるプリペイドSIMです。

 有効期限4ヶ月で1GBを9,800円という料金設定というのは正直微妙ですが、4ヶ月ないし1GBで使い切った後のオンラインチャージ金額は8,350円と少々安くなります。ただ、現在AmazonでIDEOS用として売られている6ヶ月+1ヶ月のU300 SIMの本日の価格は、13,544円と月々2千円以下で済みますので、導入するかどうかは現状のU300のスピードに不満があるかどうかと、毎月のパケット利用料がどの程度になるのかが基準になるでしょう。

 私自身の感想ですが、今の使い方でいうとスマートフォンで動画を見るような使い方はせず、ソフトのダウンロードなど、b-mobile U300では多少厳しいネット接続を行ないたい場合は無線LANが使える環境まで我慢できるので、今さらパケット数を気にしながら使う方がストレスが溜まりそうです。ただ、スピード云々については個人のとらえ方によるところが大きいので、一旦遅いと思ってしまったら日々ストレスとの戦いになってしまうわけで、パケット数を管理しながらでもこのプランにする意義はあるのかもしれません。

 何しろ、日本通信のプランは全てプリペイド方式になっているため、取りあえず新しいプランを試し、駄目そうだったら改めて元のU300に戻してもいいわけです。こうなってくるとどうしてもSPモードを使ってメールが使いたかったり、動画を中心にかなりのパケット数を使うヘビーユーザーでない限り、いわゆる2年縛りのない日本通信のプラン使い分けというのは十分検討に値するプランになってきたと言えるでしょう。IDEOSやLight Tabの本体価格も、当初から比べるとかなり安く売られている時もありましたし、このまま携帯電話各社が今のような端末価格や通信費を維持しながら営業をするならば、使い方を限定できる方はあえてドコモと契約しなくてもいいのではとすら思います。

 例えば、IDEOSとLight Tabを二台持ちして、通常はU300のSIMをIDEOSに差してLight Tabはテザリングや無線LAN経由で運用しておき、どうしても高速による通信が必要になったような場合にb-mobile FairのSIMを買い足してLight Tabに差して使ったとしても、その月額の合計はドコモのパケホーダイの月額よりも期限の4ヶ月いっぱい使うようにすれば、二枚のSIMカードを導入し、二台同時に使っても合計しても安くなるわけです。一気に1GBを1ヶ月で使い切るほどのネット接続をしてしまってはフラットなドコモ契約が有利ではありますが、選択の幅が広がったことについては素直に喜びましょう。

2011年4月10日 (日)

ドウシシャ コンパクトデスク扇風機 LPM-1081U

 これから夏に向けて、今年の夏がどうなるのか心配になっておられる方も多いかと思います。一般的な話として、車中泊を夏にするというのはかなり大変な事で、よほどの事がない限りやらない方が賢明だとは思いますが、どうしても車中泊をせざるをえないような状況に追い込まれるということも考えられるので、一応の対策をしておくのも必要な事なのかも知れません。

 夏の暑さの中で車中泊をするためには多少窓を開け、虫よけのための電池式の蚊取り器を設置するとともに、扇風機の導入が欠かせないというのが個人的な考えです。ただ、お断りしておきますが、エアコンを付けての生活に慣れすぎてしまっていると、扇風機での涼にも限界があります。今年の夏はエアコンが使えない状況も考えられますので、日々の生活の中で扇風機のみで熟睡できるような体質に変えていく取り組みがまずは大切だろうと思います。

 そうした上で扇風機を選ぶということになるのですが、車内で扇風機ということですと、12Vのシガーソケットに差すプラグが付いている首振りの扇風機をポータブルバッテリーで動かすというのがまずは考えられるところです。家庭用のコンセントの付いたミニ扇風機をインバーターを介して動かすのでもいいかと思いますが、車用バッテリーの12Vを100Vに変換するのには多少ロスが出ますし、小さめのシガーソケットしかないポータブルバッテリーを使う場合は、車用に作られた扇風機を使うのが簡単で、長時間動かし続けることができます。

 ただ、私の場合徐々にではありますが、サブバッテリーは無理で車自体の収納スペースも少ない軽自動車ということもあり、ポータブルバッテリー依存からの脱却を模索しているところです。ポータブルバッテリーの代替ということになると、小型のリチウムイオンバッテリーか乾電池で動くものという風になってしまうことは仕方のないことです。扇風機の中にはパソコンなどのUSB端子から電源を取って動かすものや、単三電池4本で動くようなものも存在します。こうしたものはポータブルバッテリーで動くものと比べるとどうしても小さいため風量も弱いのですが、あえてそうしたものの中で検討した結果手元にやってきたのが写真のコンパクトデスク扇風機でした。

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 この扇風機はあくまで一人用としての機能しかありませんが、さまざまな電源供給(AC電源・USB・乾電池)に対応しているのが一番のポイントでしょう。風力も「弱」と「強」の二段階あります。ただ、その形状からおわかりの通り、首振り機能はありません。単三アルカリ電池4本で、4時間連続動作すると説明書にあるので、就寝時にそよ風程度でもよければ、水まくらや額に貼る冷却シートなどと併用しながら、何とか我慢しながら寝られるだけの最低の能力はあるといった感じでしょうか。

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 本体付属のACアダプターは、写真のようにとても興味深い形をしています。出力は5V0.5Aと、一般的なUSB出力と同じなのですね。つまり、このアダプターを使えばスマートフォンの充電はできないものの、携帯電話の充電なら100円ショップで売っている充電用のコードと組み合わせて家庭用コンセントから充電ができるアダプターとして兼用できるのです。

 そういう意味ではこの扇風機は、USBで動くものを強引にコンセントから使えるようにした感じになっています。USB経由でという事だと、普通の外部電源でも動くので、今回エネループモバイルブースターKBC-L2BSの500mA端子の出力でつないでみましたが、かなり連続して使えています。あくまで私の場合ですが、風力を弱にして7時間以上回りましたので、朝方まで付けておきたくない方にはむしろ乾電池を使った方がいいのかもしれません。

 この他にも乾電池やUSBで動く扇風機はありますが、写真の通りフラットな形状をしていて、接地部分が可動式になっていて平らにした状態になりますので、車内の空いたスペースに放り込んでおいてもきれいに収まるのも自分で気に入っている点です。USB接続のためのコードが乾電池収納スペースに入ればなお良かったのですが、残念ながら入らなかったので、ハンドル部分に巻きつけておいてあります。

 この種の扇風機は、普通の扇風機と比べると貧弱で、家庭内で使う場合は、冷房の効いた室内でパソコンなどを使っている時に冷たい空気を送るための一人用といった位置づけであろうと思われます。見ようによってはおもちゃみたいに見えるかも知れませんが、こんなものでも暑さに苦しむ車内で使えば多少は暑さをやわらげてくれるでしょう。多人数で車中泊をするためにはもっと大きなものの方がいいと思いますが、一人で使うには何とかなるぎりぎりの性能ではないかと思っています。夏までまだ間がありますが、本格的な暑さがやってくる前に暑さ対策の扇風機についても考えておいた方がいいかも知れませんね。

2011年4月 9日 (土)

被災地方面への旅について

 一昨日の大きな余震によって停電が起き、まだまだ被災地では非日常の状況なのだということが改めて実感しているところです。それに加えて、福島県の原発周辺では事故に伴い避難された方々の家を目的にした空き巣らしき人たちがさまざまな場所で出現しているらしいということが明らかになってきたなんて話を聞くにつけ、本当に悲しくなってしまいます。

 恐らく現地ではさまざまな不確かな情報が錯綜し、不安に思われている方々も多いと思います。噂の類もいろいろ出ているかも知れませんが、犯行に及んでいるところに出くわさない限り、不審な他県ナンバーの車がどこそこに停まっていたというレベルで相当に疑われてしまうだけでなく、現地でのトラブルの元になるようなところまでいってしまうかも知れません。

 以前にも現地の方々に不審者と思われがちな車中泊の旅の行動について書かせていただきましたが、たとえそれがボランティア目的のものであっても、自分の車で現地に赴くというのは誤解の種になる可能性は十分にあると言わざるを得ません。

 今、東北地方の産業は壊滅状態で、特に観光業の方々は風評被害とあいまって大打撃を受けているようですが、そうした人たちを助けるために積極的に被害の少ない地方の旅館やホテル、温泉を利用するということで支援するといった行動を計画されている方もいるかも知れません。その場合は、できるだけ被災地をウロウロするような行程を取らないようにした方が私はいいのではないかと思います。

 そして、被災地周辺での車中泊の旅というのも、当分は控えたほうが無難だと思います。そもそも、そんな場所では車中泊する場所が限られてくるということもありますし、そうした限られたスペースの取り合いの中に割って入るような状況になるなら、地元の方や被災者の方に譲るべきでしょう。多くの車が車中泊をしている中に紛れ込んだとしても、まわりからどう見られるかというと、旅行者というよりも被災して逃げてきた人と思われるか、窃盗犯ではないかと疑いのまなざしで見られる場合もあるでしょう。全く悪気はなくても、どこから来たのかわからない不審な車が停まっていると思われたら、現地の方々にいらぬ疑念を生じさせるかも知れません。全く周辺に車がいないような場所で車中泊をする場合でも、地元の方々の往来があれば、長い時間停まっている車があるということで通報される可能性も考えなければなりません。

 どうしても現地の方々の役に立ちたいと思われる場合は、お住まいの役所であったり、地元で活動するボランティア推進団体に問い合わせ、車でなくそうした方々が計画したツアーに参加するというような配慮が必要ではないかと思います。実際に作業をする場合、なれない仕事をやることで自分が怪我をしたり人に怪我をさせたりする可能性も考えられます。しっかりした団体で派遣されるボランティア活動には、ボランティア保険といって行動中の事故についての賠償責任や怪我の補償のある保険に加入することが義務付けられている場合が多く、安心して現地の方のお手伝いができるようになっています。そうしたきちんとした団体に登録し、しっかりとしたレクチャーを受けてから被災地に入るようにすれば、地元の方々に誤解を受けるような事はまずないでしょう。

 被災地の方々への援助というのは、相当長い期間にわたって考えなければならないことだと思います。今どうしても行かなければならないという理由がなければ、もう少し待ってから出掛ける算段をしてもいいと私は思います。そうして出掛けた時に、自分なりに現地の方々にできることについて改めて考えるようにしてはいかがでしょうか。

2011年4月 8日 (金)

深夜の地震対策は

 昨日深夜に東日本であった一連の地震の最大の余震は、3月の地震当初にこれから1ヶ月は注意が必要だと言われていた通りになりました。かなりの揺れで、直後に東北のかなり広い範囲で停電になったようで、一部のテレビ局は自家発電で放送を続けているとのこと。恐らく普通の家庭では大きな揺れの後で電気が消えてしまったわけで、改めて大変なことになったという感じが時間とともにこちらでも感じられます。

 震源からかなり離れたここ静岡でも、小さい揺れがかなり長い時間続き、まさに3月の地震を彷彿とさせました。とにかく、明かりがないと不安になると思いますが、これまでは徐々に被災地も復旧していく中でライフラインの電気も使えるようになったとたんの停電ということで、停電対策グッズを被災地に行き渡らせるために、何らかの対策が必要になってくるのではないかと思います。

 あれだけの揺れですと、棚から物が落ちてしまい、移動しようとしても落ちてきたものにつまづいてしまってそれで怪我をする恐れがあります。ランタンや懐中電灯よりも、頭に付けたり首からぶら下げる方式のヘッドランプの必要性を強く感じます。現状で直接地震とは関係ない地方の方は、できるだけ被災地に出回るようにあえて今は自分たちで抱え込まないような心がけをお願いしたいところです。

 とにかく今は、地震や津波によるひがいがこれ以上出ていない事を祈るのみです。

2011年4月 7日 (木)

ペットボトルを侮るなかれ

 季節は春になり、日照時間が増える中、放っておくと車内の温度はどんどん上がる季節の到来ですが、こんな時期ですので、日中の車内で昼寝をしていて熱中症にならないように注意しないといけなくなりました。車中泊の旅だけではなく、長距離ドライブにおいてもきちんと水分補給する事が大事です。自分では車を出ることのできない幼児やお年寄りと一緒の旅では、車を一時離れなくてはならない場合には、十分気を付けないとならないでしょう。

 ただ、そうした暑さを逆手に取って、車内環境を良くする方法があります。車中泊の旅でかなりの方が頭を悩ます事に、車内でお湯をどうやって調達するかというのがあります。全く日が差さない日は無理ですが、車内に水を入れた容器を日に当てることで、熱湯とはいかないまでも水はそこそこ熱くなります。金属製の容器なら熱くなりますが、日差しが強い場合は、下手をすると火傷をするくらいまで表面の温度が上がってしまう危険性があります。ある程度熱くなっても何とか手で持てる容器として、私がお勧めするのはペットボトルだったりします。ペットボトル自体の破裂や変形に気を付けるのは当然として、車内に置いておけば、夏場はかなり熱いところまで温まります。ただし、こうして温められるペットボトルというのは、ホットドリンクとして販売されているものを使うようにするのが無難です。

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 写真のペットボトルのキャップの色に注目してください。キャップがオレンジのものがコンビニでも温められて販売されているものである事を覚えておきましょう。写真のものの容量は345mlと小さいステンレス水筒のサイズとほぼ同じですので、十分温まったと感じたら、早めに水筒に移しておけばある程度の温度を夜まで保つことも不可能ではありません。車内でお湯を沸かすグッズとして必ず出てくるシガーソケットから電源を取り水を温めるポットを活用する場合でも、ある程度温まった状態から加熱すれば短い時間で沸騰するわけで、この辺は太陽エネルギーの特性をうまく活用して効率的にお湯を作る方法として覚えておいて損はありません。

 ペットボトルはそれ以外にも、水を凍らせて保冷剤代わりに使ったり、以前紹介した結露取りに付けて使ったり、先日紹介した漏斗を使って米びつ代わりに使うなど工夫次第でさまざまに使えます。一人か二人で出掛ける場合、米びつとしては500mlだとちょっと心もとないので、1Lのペットボトルにいいものはないかということで、数点集めてみました。

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 写真の一番左は比較用に普通の500mlのペットボトルを置きましたが、右の2つはどちらも1Lのペットボトルです。それほど500mlのものと違わない大きさだと私は思うのですが、車の中で収まりがいい方を持っていくことにしようかと目論んでいます。

 どちらにしても、ペットボトルというのは特別にお金をかけなくても手に入れることができ、旅先での調達も容易です。今まで紹介してきた活用法については、何もペットボトルでなくてもできる事ですが、改めてお金を出して容器を購入するのも莫迦らしいので、荷物にならない程度に用意して持っていくのも悪くはないと思います。何よりさまざまな工夫によってここで書いた事以上に役に立つ場面も出てくるかもしれませんので、実際の旅の中で更なる活用法を見付けられればとも思っています。

2011年4月 6日 (水)

MINI MAGLITE 2AAA 単四電池2本用ミニマグライト

Minimag

 前回紹介した太陽電池による充電器、バイオレッタソーラーギアを活用するのに、単四電池2本で動くものについて家にあるもので何かないかと思ってさがしたところ、出てきたのがかなり昔に購入した覚えのある、写真のマグライトのシリーズでした。マグライトは単三2本用と単四1本用も持ってはいますが、単三2本用は富士市在住の親戚に計画停電対策にということで貸してあげてしまいました。単三2本用はレンズ部分を本体から外すとかなりの明かるさを持つロウソクのような感じで使え、光も強力なので一般的にお勧めするならこちらの方になるかも知れませんが、この単四2本用というのは筆記用具と同じサイズで収まりがよく、手に持った感触もいいので、これはこれで気に入っています。

 マグライトについて、ここで改めて紹介することもないかも知れませんが、防水性能を持ちとにかくタフに使えるだけの頑丈な作りになっています。スイッチはなく、本体上部を回すことによって電球が付き、照らす範囲を可変することができます。最近ではLED球を使ったタイプも市販されていますが、当然私の持っているのは従来のクリプトン球のものです。LEDと比べると暗くて球切れも起こしますが、本体下部に替え球を収納するスペースがあり、いざという時にはその場で交換できます。LEDライト全盛の時代になり、すっかり時代遅れになったかのようなマグライトですが、先述のLEDを搭載したモデルの他、電球と周辺の部品を交換してLED化する製品も出てはいます。しかし、これはこれである程度完成されたライトですし、LEDのライトは別に持っているので、あえてお金を出して新しくしなくても私には今あるもので十分だと思っています。ちなみに、単四アルカリ電池2本で2時間半の連続点灯をサポートしています。今回の記事を書くにあたり、単四のニッケル水素電池を入れてみたところ、何の問題もなく使用できました。ほぼメンテナンスなんてことはしたことはないので、このメンテナンスフリーさは物としての安心感に満ちあふれています。

 電池によるさまざまな照明器具にはさまざまな特徴があります。LEDのランタンは部屋の中や車の室内に置いて、全体を広範囲に照らすのに向いています。ヘッドランプは両手を自由にし、常に自分の目線の範囲を照らしてくれるので、歩いて移動する時に便利です。ミニマグライトの場合は、移動時にも使えますが、車中泊の旅では特に細かいところの探し物をするのに重宝します。特に私の場合、狭い軽自動車の中にいろいろなものを詰め込んでいるため、どこに何をしまったかついつい忘れてしまいがちです。そういった時限定で使うのでもあればあった方が便利になるでしょう。

 皆さんのお宅でも、もしかしたらこうした小型の懐中電灯がどこかで眠っているかも知れません。ただそうした懐中電灯の中で、あえてマグライトを紹介させていただいたのは、長いこと使っていなくても、電球が球切れを起こしていたり、電池が液漏れをしていない限りは、新しい電池を入れればまず問題なく動くだろうというその耐久性の良さがあるからです。現在、ほぼ全国的にラジオと懐中電灯の類はなかなか店頭でお目にかかることができませんが、もし以前写真のライトと同じようなものを家の中で見た記憶がある方は、ぜひ見付け出して復活させてあげてください。

2011年4月 5日 (火)

太陽工房 バイオレッタソーラーギアVS01 その2 応用編

 太陽電池を使っての充電は、家庭用電源や車のシガーアダプター経由からの充電とは違って、お天気しだいという点がひとつあり、さらにはバイオレッタソーラーギアくらいの大きさの太陽電池では大した発電能力はないという点をまずは理解した上で使っていく覚悟が必要になってきます。メーカーのカタログでは自社の単三ニッケル水素電池(容量1600mA)2本を空の状態から充電すると日射約14時間と、最速で2日、下手をすると満充電まで3日かかるという計算になります。また、単四2本(容量800mA)では日射約5時間と、こちらなら一日で何とかなりそうです。

 ちなみに、純正の電池はエネループやエボルタのように長期間放置しておいても自然放電が抑えられるような設計にはなっていないので、普段使っていないでいざという時に使うとなったら、すぐに問題に突き当たります。ここまで書けばおわかりでしょうが、自然放電した容量がほぼ0の純正電池をバイオレッタソーラーギアで充電してすぐに使おうと考えること自体が無謀でありますし、充電するたびに上記で紹介した時間がかかるとしたら、それだけで充電するのがいやになってしまうのではないでしょうか。その点において、エネループやエボルタをバイオレッタソーラーギアの中に入れておけば、多少の追加充電時間は必要になるでしょうが、すぐに使える状況で保管することができます。ですから、メーカー保証外の使い方であることは十分承知していますが、自己責任の範囲でエネループやエボルタを使うことが私の場合には大切だったりします。

 そうしてバイオレッタソーラーギアで充電を行うにあたり、長時間の充電時間をまかなうためには予備本数を多めに用意することも大事です。2本の単三電池を使い回す場合、スペアを2セットくらい用意しておけば、上記のカタログデータのように空の状態まで電池を使い切ることもないと思いますので、早めに使用した分の電池をバイオレッタソーラーギアに入れ、ダッシュボードに放置しつつ常に昼間は充電し続けるような体勢を常に取っておくことができます。

 それでも、天候に左右される太陽電池による充電ですので、計算通りうまく充電できるとは限りません。その場合、シガーソケットから充電できる機器と組み合わせる事で、効率的な充電が可能になります。

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 写真のもののうち、右側にあるのはエネループの三洋が出している単三2本用の充電器兼用のモバイルバッテリー、エネループモバイルブースターKBC-E1ASです。満充電したエネループやエボルタ(一応、エボルタはメーカー保証外なのでご注意を)2本をセットすると、USB出力でDC5V/500mAの電力を約70分出力可能のものです。シガーソケットから使うためには、USB出力のアダプターと、携帯電話用の充電コードが必要になりますが、これを使えばスマートフォンは無理でも携帯電話なら十分充電できるだけの電力を供給できるでしょう。ちなみに、この充電器でエネループを充電する場合、単三2本を満充電する場合は4時間40分もかかってしまいます。さすがにこれだけ長い時間車を運転し続けるのは長距離移動の時でないと無理でしょう。そこでまず、バイオレッタソーラーギアである程度まで充電しておき、満充電にするためにエネループモバイルブースターを使うようにすれば、効率的に満充電にすることができるようになるでしょう。

 スマートフォンを充電したい場合は、写真左側にあるシガーソケットアダプタが標準で同梱されている充電器、MyCharger viewが便利です。単三も単四も、一本のみでも充電が可能、電池容量も液晶表示で確認可能と、太陽電池でどの程度充電されたのかの確認もできるので、確実に満充電を確認することができます。ただ、スマートファンを単三電池で充電するためには以前に紹介した4本収納タイプの外付けバッテリー、サンワサプライ BTN-DC2BKが必要で、さらに、常に単三4本を太陽電池で充電状態にしておくため、バイオレッタソーラーギアがもう一台欲しいところです。こうして見ていくと、全て揃えるとかなりの出費になるのがネックです。

 しかし、考え方によってはこれだけ揃えても実用範囲は広く、何より単三や単四の充電池自体がいろんなものに使用可能なので、ポータブルバッテリーやサブバッテリーを充電するために大きめの太陽電池パネルを設置する事を思えばそれほどの出費ではないような気もします(^^;)。普段使っている懐中電灯・ランタンなどの明かりや髭剃り、ラジオなどを単三・単四の偶数本(二本ないしは四本)で動くものに切り替えられれば、家庭用コンセント得られない長旅も怖くありません。単四2本の充電は太陽電池でも短時間で終了しますので、単四で動くさまざまなものに注目してみると、さらにバイオレッタソーラーギアの活躍の場は広がるような気がします。

2011年4月 4日 (月)

太陽工房 バイオレッタソーラーギアVS01 その1

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 震災から3週間が過ぎ、直後には全く手に入らなかった物も徐々にではありますが手に入るようになってきました。相変わらず一次電池のアルカリ電池は単一を中心にほとんど手に入りませんが、直接被害を受けていない所にお住いの方は、極力物資を被災地に回していただくと共に、使い回しのできる充電池にシフトする事をお勧めします。

 計画停電対策としては、充電池と充電器があれば停電する時間以外に充電を完了すればいいだけなのでここではこれ以上触れません。今回は、そこから一歩踏み出した、ちょっとマニアックな方法について紹介します。というのも、私の準備している車中泊用の車にはサブバッテリーシステムを搭載していません。家電製品は使わないようにはしているものの、携帯電話やスマートフォンの充電には電気が必要で、その全てを走行中のシガーソケットから供給するというのはなかなか難しいということがあります。以前紹介した小型のリチウムイオンバッテリーを準備し、走行中にUSB経由で充電するというやり方を使えば短期間の旅には対応可能なものの、それが長期間に及んだ場合は少々心もとないというのが正直なところです。何より今回の地震のようなガソリンが使えない状況を見てしまうと、ガソリンを使わずに何とかならないかと思ってしまったのです。そこで、必要な電力を車のバッテリー以外から得るための方法として、太陽電池パネルを使った充電器、太陽工房のバイオレッタソーラーギアVS01を手に入れてしまいました。ここではまず、バイオレッタソーラーギアについて、その概要を紹介しようと思います。

 まず最初にお断りしておきますが、この充電器を使って充電する充電池は、同じ太陽工房が出している充電池バイオレッタでの使用しかメーカーは保証していません。これは、どこのメーカーでも自社製品の電池の充電は自社が出している充電器でしか保証しないのと同じだろうと思います。私はメーカー推奨の電池は使わず、現在の充電池の主流である三洋のエネループやパナソニックのエボルタを使っていますが、もしこれらの電池を使って何らかの不具合が起こったとしても、メーカー側の責任を問うことは出来ません。ただ、エネループやエボルタは自然放電も少なく、継ぎ足し充電をしても電池自体の性能が極端に落ちにくいという性質があり、個人的にはバイオレッタソーラーギアとの相性はいいと思っています。しかしながら、もし不具合が起こったらただちに使用を中止するなど、あくまでも自己責任の範囲で使用して下さい。

 この充電器は単三電池および単四電池(付属のアダプターを本体内に入れて使用)を2本充電できます。1本のみの充電はできませんので注意が必要です。この製品に使われている太陽電池の性質から、蛍光灯の光では充電できませんが、日陰や曇り空でも充電は可能のようです。充電が可能な状態かどうかは本体写真の右にあるボタンを押しランプが赤く光るかどうかで確認ができます。

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 電池自体の充電状況については、左側のボタンで確認可能です。使えない容量ではランプは全く光りませんが、一応使える程度に充電が完了するとオレンジにランプが光り、満充電されたらしい時には緑色に光ります。判定基準は割と渋めな感じで、AC電源使用の充電器で満充電を完了して数日放置しておいたエネループでも、多少の充電要という判定が出る事があります。ただその場合には少しの間太陽に当てておけば早めに充電完了状態になります。また、面白いのはアナログチューニングのラジオで十分に使えていた状態の電池をバイオレッタソーラーギアで判定したところ、一応使用可どころか全く使用できないという判定のLEDランプ全く点灯せずという結果になったということです。以前紹介したソニーの災害用ラジオICF-B100の電池残量判定ボタンで、電池を入れ替えてからかなりの期間が経った状態で、まだ電池残量十分のはずの電池がそうでした。逆に考えると、満充電でなくても日中に充電池をセットしておけば、消費電力の少ないアナログチューニングラジオならそこそこ使える程度の充電ができる可能性が大きいということでしょう。

 そういう意味では、バイオレッタソーラーギアで充電した電池と単三2本使用のアナログチューニングラジオとの組み合わせは、停電してどこからも電源が取れないような状況の中で、準備しておけばかなり使えるという印象です。ただ、今回のような震災の被災地にバイオレッタソーラーギアだけを送ったとしても、十分に活用できるノウハウを持たない方には、なかなかうまく使いこなせない可能性が大きいと思います。そういうわけで、被災地にはまずアルカリ電池など一次電池を使ってもらい、十分に状況が落ちついてきたところで、充電池の使い回しについて考えてもらえばいいのではないでしょうか。ただ、どちらにしてもここまでマニアックに充電地のみで使い回そうとする方もいないでしょうし、避難地域というのは日常とはかけ離れた世界ですから、一般の方はこうした電池管理のめんどくさいシステムを組む必要もないでしょう。繰り返しになりますが、今回紹介する太陽電池からの充電システムというのは、今被災地で援助物資として出すようなものではなく、日頃使っていた方がいざという時に役に立つものかもしれないという程度のものです。

 太陽電池を導入する際の宿命として、基本的にはその日の天気頼みという感じはぬぐえませんし、とにかく必要な分を急速充電したいという方には向きませんが、さまざまな他の周辺機器と組み合わせることで、やり方によっては旅で使う電力をまかなうことも可能ではないかとすら思っています。その方法については、次回以降のエントリーで紹介させていただく予定です。

2011年4月 3日 (日)

曙産業 米びつろうと

Routo_2

 普段の車中泊の旅では自炊を行なう事はまれですが、キャンプ場でゆっくりできるような日程を組める場合は、簡単な調理くらいはやってみたいものです。

 今回の震災で地震と関係ない所でもインスタント食品を中心に物がなくなってしまいましたが、やはり米に勝る保存食料はないように思います。旅に出る際、全く調理するような予定がなくても、新たに買うのではなく、自宅のお米を一応持っていけば、思わぬ旅先でのトラブルにも強くなりそうです。

 旅慣れた方は落としても破損せず、荷物のすき間に収納しやすいペットボトルに米を入れて運ぶ方も多いですが、写真のようにペットボトルにねじ込んで一体化できる、移し替えや計量のための漏斗や計量カップがセットになったアイデア商品が今回紹介する「米びつろうと」です。

 パッケージには2リットルのペットボトルに使うように説明されていますが、あくまで非常用にと考えているため、1リットルのペットボトルに私はセットしています。付属の漏斗でお米を移し、旅で使わなければ再度自宅の米びつに戻します。メモリには通常米の他に無洗米用の目盛りも付いていて、旅の途中で無洗米を買っても水加減を間違わずに済みます。

 米びつろうとをペットボトルにセットすると、これ自体でペットボトルにフタができるようになるので、そのままだとペットボトルのフタが余ります。ただ、車の収納スペースが限られる場合、小さめのペットボトルではかなりろうとが出っ張りますので、用意するペットボトルの大きさによってはペットボトルのフタの方を使い、別々に持ち運んだ方がいいかも知れません。

 ちなみにこのろうとは、120度までの耐熱温度性能があるので、HOT飲料として売られている、ある程度耐熱性能のあるペットボトルと組み合わせれば、もしもの場合、湯たんぽとしてペットボトルを使うことになっても、安全にお湯を入れるためのグッズとしても使えそうです。

 私はこのセットを空のクーラーボックスの中に入れていますが、さすがに道の駅では自炊はしたくないので、今まではここで紹介するのもどうだろうかと思っていました。ただ、大雪で車が動かなくなったり、地震で身動きが取れなくなったりした場合、やはり頼りになるのはお米であり、非常食やインスタント食品のように賞味期限を気にしないで持ち運びできるということで、使う予定のない旅でも念のため用意することにしています。できれば旅先で使うことがないようにしたいものですが。

2011年4月 2日 (土)

被災地で車中泊をされている皆様へ

 東北地方から直接の情報を入手する事のできないままこのようなブログを書いておりますが、今起こっている事や、様々な報道などを記録するというにこだわって色々と書かせていただいております。車中泊旅行をテーマにしたブログという事で、もしかしたら直接的・間接的に被災者の方の目に触れる機会があるかも知れません。今回は、主に実際に罹災されて、避難所へ行かず、車中泊をされている方に向けて書かせていただきたいと思います。なお、今回のこととは関係なく、将来災害に遭遇した時に車中泊する可能性というのは今後も十分有り得る事だと思います。今回のエントリーはそうした場合も想定し、一般的な書き方になる部分もあるかと思いますが、その点はご了承下さい。

 避難所が用意される中、あえて車中泊を選ぶのには様々な理由があるだろうと思います。避難所での生活というのは自宅で過ごすのに比べてかなりの非日常の生活です。夜泣きをする赤ちゃんがおられたり、ペットと一緒の生活以外は考えられない方、下の世話が必要な要介護認定の方がいる場合など、同じフロアで生活すると他の人に迷惑がかかるという理由から車中泊を選ぶという例が今回の震災でも多くあるようです。

 ここで改めて「車中泊」という言葉について考えてみます。私が推奨している車中泊というのは、単に車のシートを倒すだけではなく様々なアイテムを使って、車内でできるだけ足や手を伸ばしてリラックスして寝られるような空間を作る事を前提にしています。そのために車の購入前から、できるだけシートアレンジだけでフラットな空間を出せる車種ということで、軽自動車ではありますがスズキのワゴンRを選びました。ただ、この車で十分に休めるのは基本的には一人のみで、無理をすれば二人までといった感じで考えています。それ以上の人数が休息を取るためには別にテントの用意が不可欠で、もし私が家族ともども罹災した場合はテントと人数を分けるか、素直に避難所に入ると思います。

 現在避難生活を車の中で送られている方の中には、いわゆる車中泊に適した車を使っていらっしゃる方もおられるとは思いますが、もし車の中で寝る事を考慮していない車の中で強引に毎日寝ていらっしゃる方がおりましたら、テレビや新聞で言われている通り、エコノミークラス症候群による血栓ができ、最悪の場合生命の危険があります。逆に言えば、地震に影響のない地域におられる方で、もし自分の住んでいる地域で大きな災害が起き、避難所での生活など考えられないと思われている方はある程度のお金を掛けてでも、自家用車を家族で手足を伸ばして就寝可能な車中泊仕様にしておく事は重要だと思います。

 もし今、実際に被災された方々の中でボランティアをされている方がおりましたら、どう見ても普通の車の中で過ごしている方を見付けたら、現在車中泊しているのかどうかという確認とともに、車中泊せざるを得ない原因を聞いてみて下さい。もしその理由が避難所で生活する中で対応可能なら、早急に車から避難所へ生活の基盤を移してもらうよう説得してみて下さい。そのことによって、すでに避難所で生活されている方から苦情か出るかも知れませんが、車中泊を続ける事で生命の危険にさらされる極限状況に成り得るということは、現在では大いに認知されています。地震に直接関係ない事で命を落とす方がこれ以上増える事のないよう、非常に大変な事だとは思いますが現場でのご理解を得たり、根本的な車中泊せざるを得ない原因を解消できるような援助のノウハウを持つ専門家に相談してみてください。

 なお、今回の文章を書くにあたり、現場で避難されている方を実際に診察した新潟大大学院医歯学総合研究科助教の榛沢和彦氏にメールさせていただき、内容の参考となるご意見をいただきました。昨日の朝日新聞に「危険なので車中泊はやめて」という氏の発言が紹介されています。きちんと準備をして車中泊を楽しんでいる方にとってはこの言葉だけをとらえるとなぜ車中泊がだめなのかと思われるかも知れません。しかしながら、避難所に入らないで車中泊をしている方の多くは、着の身着のままで逃げる中、何の用意もなく車の中で窮屈な体勢のまま車中泊をしているのだそうです。私もそうした状況の中、準備も何もないままの車中泊は肯定する気にはなれません。命を大切にして、車中泊から撤退する勇気も必要だということも僭越ではありますが申し述べさせていただきたいと思います。

2011年4月 1日 (金)

火事場泥棒は誰だ?

 震災の影響でいろんなものが品不足になって、人間の本性が現わになったというか、見ていておぞましいものもいろいろあります。電池や水、ここでも紹介した災害用ラジオを高値で売ろうとする輩というのは、経済が正常に戻ったら商売ができなくなることを見越してそれでもやっている感じがします。需要が上がれば価格は高くなるという事は仕方ない点ではあるものの、日常生活において消費されるだけで残らないものに価格を上乗せして売るというのは、お金が無い人は生きていけないという事を意味するのではないでしょうか。

 今回の震災で改めて思ったのですが、ガソリンというのは本当に日々の生活の中で無くてはならないものだということです。阪神淡路大震災や中越地震ではガソリンは何とか手に入ったので、避難所に入らないで車中泊をする場合でも、寒さを凌ぐためにアイドリング状態にしてヒーターをかけるという手段が使えました。しかし今回の震災では今だにガソリンの入手が難しく、スタンドの開店前から店の前に並び、長時間車の中で車中泊をしながら待っている状況で、車内で暖房器具を動かしたことによる中毒死するというパターンが何度も起こっています。人々はそこまでしてもガソリンが欲しいのです。現在かなりガソリン価格が上がっていますが、お金の問題ではなくとにかく売ってくれれば価格に関係なく買わざるを得ないという所にまで多くの人達が追い込まれています。

 そうした状況を見た上でなのか、政治の世界ではガソリン高騰時の減税特例の廃止を検討しているのだそうです。経済財政担当大臣がそうした発言をし、今まで政府のやる事
全てに反対してきた野党の自民党もこれには賛成の方向なのだとか。ガソリン高騰時の減税特例というのは、ガソリンの値段が3カ月連続で1リットル当たり160円を上回った場合、ガソリン税の上乗せ課税を一時的に停止するというもので、当初ガソリンの暫定税率を廃止することができず、妥協の産物として生まれた経緯があります。

 話はガソリンに関する税金の事ですので、東北地方だけ除外できたとしても、今はもう東北から全国の色々な所に疎開してしまっている震災の被災者を除外するような事は無理でしょう。まだ日本赤十字社の義援金の使い道も明らかになっていませんが、被災者に渡されるであろう善意のうち、相当の額が税金として収められる事はこのままでは確定してしまいます。本当にそんなことになってしまっていいのでしょうか。

 もし本当に減税特例が実施されないまま廃止されるとしたら、私には政府のやる事が、被災者を鞭打つ火事場泥棒のように感じられてしまうかも知れません。根本的な解決に向けては、世界中の人たちの必需品である石油や穀物までマネーゲームの材料とした一部の投機筋を何とかするために考えを巡らせるべきでしょう。日々のパンが食べられない国々と共闘し、世界の国々にアピールする事こそが重要だと私には思えます。すでにアメリカは原油の輸入を中東に依存する体質を変えるために、代替エネルギーであるバイオエタノールなども検討しているらしいですが、そうしたニュースにより市場が動くでしょうし、その結果とうもろこしを主食にしている人たちの食事はどうなってしまうのか、考えただけで気が重くなります。

 今回の件でもう一つ気になることは、テレビはこのような増税につながるニュースを私が確認させていただいた範囲ではほとんど流していないように思えることです。私のたまたま見た民放のニュース番組では、自動車産業などを引き合いに出し、復興のためにはお金がかかるということを殊更に強調していました。もちろん、お金を出せる人が復興のためにお金を出すことはいいことだと思います。しかし、税金による徴収というのは平等のようでいて金銭的に余裕の少ない人たちの生活をじわじわ圧迫していきます。被災地で苦しい生活をしている方々のためにも、政府には結果として弱い者いじめになるような政策は避けていただきたいものです。

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