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2011年4月12日 (火)

GENTOS リゲルヘッドライト GTR-931H

 以前に紹介したアルカリ単三電池1本で約10時間(カタログ値)光るLEDヘッドライトGTR-731Hの後継機として2011年4月から発売されたものですが、さすがにこれだけの地震が続く状況ではなかなか手に入れるのは難しいでしょう。それでもここで紹介させていただくのは、急な停電に強い明かりだと思うからです(メーカーサイトの写真では、前のモデルとほとんど同じなので、今回は写真は割愛させていただきます)。

 これを書いている現在、旧モデルのGTR-731Hとの実売価格の差はほぼないと思いますが、さまざまな改良が加えられているようです。充電池のニッケル水素電池のうち、三洋のエネループに限り動作を保証するようになり(あくまで私の場合ですが、前のモデルでもニッケル水素電池で点灯させることに問題は生じていません)今のところ、明るさも26.6ルーメンから45ルーメンと倍増しました。また、GTR-731Hの点灯パターンは点灯と点滅のみでしたが、GTR-931HはHighモードで約8時間(アルカリ電池の場合 以下同じ)Lowモードで約24時間となっています。実際に試したわけではないのですが、停電対策で使うような場合、全く明かりが取れなくなるわけですから低照度の方でも十分実用になるのではないかと思います。

 これから停電対策のための明かりを揃えようと思う場合、私自身の考えで言えば、電池は入手しやすいものでかつ使う本数が少ないもの。更にその電池で長い時間使えるものということになるでしょうか。限られた数の電池で長く使うためには、そういった理想に近いものを選ぶといいと思いますが、GTR-931Hはこれらの要求を一通り満たした一本として、手元に置いておきたいライトの一つに挙げられるものだと私は思っています。他にもさまざまなおすすめのヘッドライトはあるものの、電池の構成が単四×3本だったりとかするので、普通4本ずつパックになっている電池をうまく使い切れない可能性があるものもあります。その点紹介したGTR-931Hは単三1本のみですので、まず問題なく使い続けられるでしょう。

 先日の東北の大きな余震による停電で改めて思ったのですが、非常用の明かりというのはすぐ手の届く所に置いておかないと役に立ちません。まずは懐中電灯の類を手の届く所に置いておくことが大事です。そんな中でも、すみやかに避難するためには両手が自由になるヘッドライトが適しています。単なる停電でなく、今回のように地震に伴う停電が夜中にやってきたら、昼間ならいいですが、夜になって全く明かりの消えてしまった室内ではどこに何が置いてあるかも確認できず、足元の確認もできません。大事なものを持って安全に逃げるためにも、懐中電灯とヘッドライトで迷ったらまずはヘッドライトを購入しておくことをここを読まれている皆さんにはおすすめしておきます。

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