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2011年3月 5日 (土)

日本通信IDEOS その15 IP電話か通常契約SIMか

 こうしてIDEOSに関する事をここで紹介している中で、ころころ状況が変わっていってしまっているので、とりあえずIP電話について現状をまとめていく中で、改めてこのプランはどうなのか、主に旅先で連絡用に使う用途としてどうなのかということについて考えてみたいと思います。

 日本通信のホームページの説明によると、「モバイルIPフォン」についてはIDEOS本体でしか使えず、クレジットカードが必須のサービスとなっています。通話料金は国内であれば30秒10円の料金設定で、国内携帯電話会社の基本料の安いプランの通話料(だいたい30秒21円の設定になっています)から比べると安く、さらに基本料金の490円の中に無料通話分が入っています。IP電話なので、海外でもSIMだけでなくWiFiで繋がるところなら上記料金で日本との通話ができます。海外に行く頻度が高い方には、現地でのネット接続状況さえ確保できれば、高いお金を出して国際通話料を払う必要がありません。さらに留守番電話のかわりにボイスメールでメッセージを預かることができ、ボイスメールのあて先を自分のGmailアドレスにしておけば、IDEOS本体ですぐに聞くことができ、メッセージ確認のための費用もかかりません。

 このようにいろいろ魅力的なサービスではあるのですが、さまざまな口コミサイトの評判では、IP電話らしく多少音が遅れて聞こえるような状況は出るという話も聞かれます。日本通信のホームページには、IP電話アプリを常にアクティブな状態にしておくと、IDEOS本体の待ち受け時間は最大約8時間ということでアナウンスがありました。携帯電話を乗り換えて、IP電話一本にして使うことは050で始まる番号が割り振られるため不可能ではありませんが、大きめの外部電源で充電をしながらの運用になることは否めないですし、通常契約の信頼性とはまた違ったものになる点はしっかり確認しておくべきでしょう。

 とりあえず私の場合は様子を見るために自動チャージによる連続使用は行なわないことにし、Galaxy Tabを契約するために作ったドコモのSIMカードをIDEOSに入れてあります。ちなみに、契約内容は音声通話可能の中では一番基本料の安い「タイプシンブルバリュー」です。この場合の基本料は2年継続が条件の割引付きで780円と、「モバイルIPフォン」と比べると高いですが、待ち受け状態のままで電池が極端に減ることはなく、安定した着信・発信ができるようになります。IDEOSにSIMを差した場合、電話機本体での留守番電話はアプリではなかなか実現が難しそうなので、必要に応じてドコモやソフトバンク(auのSIMは差してもIDEOSでは使えないので、二社についてのみ検証しています)の留守番電話サービスに加入することも今後考えなければいけないでしょう。

 次に通話料についてですが、あくまでもIDEOSでの通話を非常用と考えるならドコモの「タイプシンブルバリュー」やソフトバンクの「ホワイトプラン」だけでもいいでしょうが、折角なので携帯電話会社の基本料が安いプランで安い値段で通話をする裏技についてここで紹介しておきます。携帯電話で電話を掛ける際、相手の番号の前に4ケタおよび6ケタの番号を付けることによって、携帯電話とは別会社に接続し、従来よりも低額の通話料になるサービスを行っているところがあります。G-Callというサービスががネットで検索をすると多くひっかかってきますが、最初に4ケタの数字をダイヤルしてから電話を掛けるようにすれば、固定電話へは1分20円、携帯電話へは1分30円で通話できます。10秒以内の通話なら10円で済むのも嬉しい点です。基本料や毎月の利用料はかからず、通話した分だけ払う仕組みになっているのでクレジットカードでの料金支払いが必要ですが、なかなか魅力的なプランです。

 ちなみに、今回のエントリーと直接は関係ありませんが、一回線の携帯電話契約で、基本料も通話料も安くしたいと思う場合、ソフトバンクのホワイトプランでG-Callを契約しておけば、午前1時から午後9時までのソフトバンク携帯への通話料無料ですから、それ以外の時間や他の通信業者への通話に4ケタの番号を付けて使えば、ダブルホワイトと比較しても、トータルの支払いが安くなるケースが多くなるでしょう。

 とはいっても、最初に同じ4ケタの番号を入力したり、携帯電話の操作をすることにより4ケタの数字を常に入れた状態でダイヤルする方法はあるものの、普段の操作とは違って面倒です。しかし、IDEOSは普通の電話機ではなくandroid端末ですから、自動的に指定の番号を付けてくれるアプリを導入すればこの問題も多少は解決します。私の使っているのは「yContact」というアプリで、設定メニューの中に「プレフィックスの設定」というのがあります。サービスの名前と番号を入力するようになっているので必要な4ケタの番号を入れておけば、このアプリ経由で電話を掛けようとすると、通常発信の他4ケタ番号を前に付けたパターンも選べるようになります。アプリの動き自体がもっさりしているということはあるのですが、このアプリ経由で電話することを習慣にすれば、IP電話との料金差を多少は埋められるかも知れません。

 もちろん、どちらか一方にしぼらず、前のエントリーで紹介したように、国内ではIP電話のアプリを常に起動させずに留守番電話専用に使いつつ、通常の待ち受けは音声プラン契約のSIMで行なうという方法もあるでしょう。このやり方なら全く電話が繋がらないような状況でも、圏外の時に050番号に転送をかけておけば、大事なメッセージを逃がすことがありません。

 あと、車中泊のための旅で使う事を考えた場合、G-Callでは、緊急通報の番号である110番などの3ケタ特番にはかけられないということも把握しておきましょう。0120や0990なども駄目です。ただ、いよいよの時には普通に電話すればいいだけなので、山の中などで緊急事態に遭遇した時の事を考えると、まずは携帯電話会社の最低料金プランを一つ契約することを先に考え、状況に応じてIP電話の契約を考えるというのが現実的な対応ではないかと思います。いざという時にすぐつながるということが、旅先での一番の安心であるということですね。車中泊の場所を選定するにあたっては、何から何まで自分でやりきるだけのスキルがなければ、少なくともご自身の携帯電話の通話ができる場所でするようにしましょう。

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コメント

はじめまして。
最近ideosを購入しました、現在はiphoneとドコモの2台持ちです。

現在使っているドコモの携帯が903と古くideosにしたいと思っています。
主に通話とiモードメールがメインでネットに繋ぐときはwifiで使う予定です。

料金プランがよくわからないので、安全に安く上げるようにするにはどうしたらよいか等
ご存知でしたら教えていただけませんでしょうか。

よろしくお願いいたします。

まさ さん コメントありがとうございました。

 ideos自体はwifiで使うなら、SIMカードを差さなくても普通に使えます。SIMフリーということで、ドコモのSIM(音声契約したもの)を差しても電話とショートメールは使えますが、ドコモとの契約でSPモードに入らないとiモードメールは使えません。ただ、SPモードに入ったとしても、ドコモの提供するSPモードメールアプリが動くのかどうかというのはわかりません。

 ただ、ドコモでは「iモード.net」 というサービスがあって月額210円の追加で、iモードメールをパソコンやスマートフォンのブラウザでリアルタイムではありませんが読むことができます。

 恐らくこうしたやり方では現状よりも不便になってしまうと思いますので、どうしてもiモードメールを使いたい場合は、毎月の料金の事を考えると、今使っている携帯電話を買い換えるか、中古ショップやオークションなどを利用して白ロムを入手するのが手っ取り早いと思います。その場合、メール中心ならプランをメール使い放題のタイプシンプルバリューにして、通話をG-Callにして使うのが何やかんや言っても一番安くあがる方法だと思います。

ありがとうございます。
やはりドコモをideosで使う場合もドコモスマートフォンと同じようなプラン契約にしないといけないようですね。アンドロイドは何もしてない時でも通信してるとのことでパケ放題は必須だし、SPモードに入らないとiモードメール見れないしで、、、とりあえず手に入れたのでもう少し使い方検討してみます!

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