« いざという時の心がまえ | トップページ | 停電に備える »

2011年3月13日 (日)

日本通信IDEOS その16 携帯電話がつながらない時には

 一夜明け、被害の大きさがわかってくるにつけ、家族や親戚、友人の安否が心配になってきます。改めて罹災された方について御見舞い申し上げるとともに、多くの方の連絡が付く事を願って止みません。原子力発電所の状況についても、今後の復興支援に影響を与えるものだけに、政府には適切な対応をお願いしたいと切に思っています。

 震源地に近い東北地方だけでなく、関東地方でも相当混乱しているようで、携帯電話がつながらない状態が多く報告されているようです。音声通話はだめでもメールやネットなら比較的つながりやすいとは言っても、連絡しようとする先がインターネットもメールも使えないとなると、何とかして電話を掛ける必要が出て来るわけです。

 あくまでネット上の口コミを参考に情報を見ていたところ、基地局が動いている地域では比較的ウィルコムがつながりやすいようです。ただこれも、たまたま回線に影響がない状態でのものであるので、ウィルコムは災害に強いとは必ずしも言えないという事に注意が必要です。

 NTTは公衆電話を無料にしているようですが、それこそ携帯電話が増加したために公衆電話を整理し、減らしてきたという事もあるので、だれでもすぐに使えるわけではありません。

 そんな中、IDEOSのIP電話はどうなのでしょうか。IP電話といっても、NTTdocomo網の回線を使うわけなので、docomoの携帯電話が通じなければIP電話もつながらないのではないかと思いがちです。しかし、音声電話が通じない場合でもメールやインターネットならつながる場合もあるという事になると、ある程度の期待は持てるかも知れません。

 これもネットからの口コミ情報で恐縮ですが、東京でdocomoの携帯電話がつながらない状態でも通話できたという話もあります。基地局自体が使えなくなればIP電話も無理ですが、ここで大切なのは、一つの方法で駄目でも次の方法をというように、日頃から複数の方法を用意しておくことではないかと思います。

 私の場合、日本通信のIP電話は自動チャージをしないで塩漬けのようにしようと思っているのですが、非常時となりIP電話を使うためにはIDEOSでネットに接続し、手動のチャージをする必要があります。手動チャージができればIP電話も掛けられるという事になるので、とりあえず維持しておくのもありなのかなという気もしますね。

 携帯電話は便利なツールではありますが、災害時での運用については、充電をどうするかというのも問題です。停電になっても充電できるのは、市販の乾電池を使うものか、自分でハンドルを回して充電するグッズを導入するかといったところですが、手回しで満充電するには気が遠くなるくらいの回数を回さなければならないので、あまり実用的ではないような気もします。ただLEDライトやラジオまで付いたものならそちらの用途を主にし、いざという時のために持っておいてもいいかも知れません。

« いざという時の心がまえ | トップページ | 停電に備える »

車中泊とモバイル機器・ノウハウ集」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本通信IDEOS その16 携帯電話がつながらない時には:

« いざという時の心がまえ | トップページ | 停電に備える »

フォト

広告


2023年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
無料ブログはココログ