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2011年1月 2日 (日)

車中泊とテント

 年明けというと、これから初売りが始まるということでこの時とばかりにサイフの紐を緩めて買い物に走るという方も多いでしょう。目玉商品の競争は熾烈なので、早めに現地へ行き車の中で就寝しつつセールに備えるといった目的で車中泊をされている方もいらっしゃるかも知れません。派手な広告につられて、ついつい買ってしまうものもあるかと思いますが、気合を入れて購入したもののその後全く使わないようなものを買ってしまうこともありますので、その点は注意したいですね。

 私の場合、購入したものの全くといっていいほど車中泊の旅で使っていないものにキャンプ用のテントがあります。車中泊とは車の中で寝るということなのでわざわざテントを使うことはなかったという事なのですが、夏の暑さを逃れるには、キャンプ場でテントを利用して寝るほうが快適であると思いつつドーム型のツーリングテントを買ってしまいました。

 もちろん、全く使わないからといって全くの無駄なのかというとそうではないと思います。自立式のテントは室内でも設営可能なので、例えば災害時に体育館で寝泊りしなくてはいけなくなった場合、プライバシーの確保や着替え場所として使えますし、とても車の中では寝られないような人数で出掛けるような場合も人を分散できます。ただ、私の場合軽自動車ということで積載量に限りがあるため、どんなに暑くても車の中で寝さえすれば必要ないテントというのはそれほど必要ではなかったという事になってしまいました。

Michis

 ここで、改めてテントを使った野営と車中泊との違いについて考えてみますと、テントを設営するにはキャンプのできる場所まで移動しなければなりません。道の駅にテントを張る場合でも、駐車スペースにテントを張ることは安全性の点から言って私は躊躇してしまいます。というのも、夜中でも車の出入りがある場合、テントを張った場所が空いていると誤認され車で突っ込まれる可能性が全くないとも言えないからです。道の駅の中には写真のように駐車スペース以外の人が歩いて移動するスペースに限り夜間限定でテント設営を認めている掛川の道の駅のようなところもありますので、テントを使う場合は事前に確認の上利用しましょう。

 逆に車中泊の場合、とりあえず車の移動を求められないようなスペースに駐車しさえすれば、すぐに寝る体勢に入れます。設営・撤収の手間からも解放される時間的、精神的な余裕も移動がメインの旅には実にありがたいものです。そう考えると、各々の旅のスタイルの違いで車にテントを積んで行くか行かないか判断することになると思います。私のように、あると便利そうなのでとりあえずテントでもと考えられている方は、その資金をとりあえず別の装備に回した方がいい場合の方が多いのではと思います。車中泊のためのグッズというのは考えればきりがありませんので、出来るだけ効率的に必要なものから手に入れていきたいものです。

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