車中泊が売りの車?
車の中で寝ると一言で言っても、さまざまな形態はあると思いますが、一般的な物の考えとして、キャンピングカーで寝るのと違い、ほとんどの場合、メーカーがそうした事を売りにするということはほとんどないと言ってもいいでしょう。以前はマツダのボンゴフレンディのオートフリートップが車の中で寝られることを売りにしていましたが、最近になって車中泊をメーカーが売りにした車が出てきました。
車中泊に興味がある方なら今さらといった感じだと思いますが、今年に入ってホンダのフリードスパイクのコマーシャルで後部座席をフラットにして、そこに寝袋を使って2人が寝るアレンジを紹介しています。フリードスパイクは前モデルのモビリオスパイクから車中泊のしやすい車として定評がありましたが、メーカーの方もそうした車に対するニーズを無視できなくなった現われなのかとすら思ってしまいました。
まだどうなるかわからないものの、高速道路におけるさまざまな社会実験が繰り返される中、高速道路上で長い時間を過ごす状況はそうそう変わるとは思えません。現状でサービスエリア内の宿泊施設が限られる中、できるだけ高速から降りないで目的地へ向かうためには、必然的に車の中で仮眠を取らざるを得ない状況になってしまいます。高速道路の無料化が実現すれば、いつでも高速道路から降りることができるので、インターチェンジ近くのビジネスホテルに宿を取ることが現実的になるのでそうした装備はいらなくなるかも知れません。ただ、そうなったとしても私自身は車中泊の旅を続けると思いますが(^^;)。
客観的に考えても、今の状況が劇的に変わり、車内での仮眠が必要なくなるような状況にならないと思いますので、ここは他のメーカーも追随をしていただいて、何も用意しなくても簡単に寝床を作ることのできるような車の提案もご一考いただければなあと思います。
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