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2010年12月 3日 (金)

WILLCOM だれとでも定額

 本日からウィルコム(PHS)の電話で、他の会社の携帯電話や固定電話に一定の条件を満たせば定額で通話ができる「だれとでも定額」の受付が全国で始まりました。ちなみに、同じPHS同士では、「だれとでも定額」に入ることの可能な通話プランで24時間通話が基本料のみでできるようになっています(2時間45分以上連続通話した場合は超過分は別料金)。また、ウィルコムのアドレスを使ってのメール送受信も基本料に入っているので無料です。今までは一部の地域限定のサービスだったため様子を見ていたのですが、無事に全国展開することになり、早速プラン変更を完了しました。

 私の把握している範囲で簡単に説明しますと、「だれとでも定額」は「新ウィルコム定額プラン」か、「新ウィルコム定額プランS」のどちらかの基本料金にプラスしてかけるオプションブランで、月額980円を追加することによって適用となります。国内通話に限るものの、他社の携帯電話、固定電話、IP電話にかけ、それが1回10分以内の通話なら月額980円以上に請求されることはありません。10分を越えてしまった場合、基本料金で設定されている通話料がそのままかかります。ただ、10分以内の通話についても月500回までという制限があり、500回を越えた分については通話の最初から30秒ごとに21円かかるとのこと。つまり、必ず10分以内で収まる通話を、1日16回までなら毎日かけても基本料+980円+ユニバーサルサービス料8円でできてしまうということです。基本料金的には、月1,450円の「新ウィルコム定額プランS」で契約すれば、端末代をのぞく毎月の料金は2,438円となります(故障時のあんしんサービスや留守番電話サービスは別途料金がかかります)。その他、電話機単体でのネットなどを使う場合、パケット料金の上限は2,800円となっています。

 ここまで説明した上で、果たしてこのプランはお得なのかか、車中泊を含む旅においてどういう利用法があるのかについても私の思うところを述べてみたいと思います。

 まず、ウィルコムというPHSと携帯電話との違いについて説明しますと、最大の違いが基地局のタイプによるエリアの違いです。携帯電話は大きな出力を持つ基地局で広い範囲をカバーするのに対し、ウィルコムは元々家庭用のコードレスフォンから派生したものであるだけに、小出力の基地局が点在し、多くの基地局を持っています。都市部などアンテナがあるところではそれほどカバーエリアに差はないものの、都市と都市の間など均等にアンテナを配置できないところではほぼ圏外になってしまいます。逆にこじんまりとした基地局は臨時的にも設置可能なので、災害時に強く、電話機本体も高出力を必要としないため、病院などでも心臓ペースメーカーに影響を与えない安全な電話としての評価も得てもいます。また、端末によっては電波のつかみにばらつきがあるとも言われており、さらに基地局が小出力であるということの特性から、ちょっと移動しただけでも電波の状態が変わってしまう可能性も指摘されているようです。できればご自身の周辺エリアできちんと使えるか、購入前に確認をされた方が良いかも知れません。

 このように見ていくと、日常の生活圏がエリアに入るような使い方ならウィルコム単体での契約でも何とか大丈夫そうですが、旅行先でも同じようにつながるとは思えず、トータルで携帯電話へシフトするというのはしょうがないように思います。ただ今回、このプランが出てきたことで、皆さんの毎月の携帯電話の通話料が2~3千円(基本料・パケット料金を除きます)の方なら、ウィルコム導入でメリットはあると思います。もちろん、日常生活のエリアがウィルコムのサービスエリアとなっていて、ストレスなく使えることが前提ではあります。

 旅へ出る場所によって全く使い物にならないであろうウィルコムですが、高速道路のサービスエリアでは奥深い山の中に入らない限りつながる場合が多いですし、都市部であればそれなりにエリアはあります。車中泊の旅ではもちろん車での移動が前提でありますから、山の中へ行く前に、圏内で発信可能な場所へ移動して、積極的に利用するという手もあります。具体的には、今まで携帯のインターネットで調べていたような渋滞情報や宿の予約、目的地の天候、観光施設への直接の問い合わせなど、全て電話でしてしまうという時代に逆行するようなやり方です。日々パソコンを使ってのインターネット検索に慣れてしまっていると、小さい画面の携帯電話やスマートフォンでなかなか目的の情報にたどり着けないという感想を持った方は意外と多いのではないかと思います。ストレスをためながらネットをさまようよりも、直接電話をかけて聞いてしまった方が楽ですし、そうしたやり方が一定額の支払いで追加料金の心配なくできてしまうというのはいざという時には心強いものです。サービスエリアや道の駅、観光案内所にあるパンフレットには施設やテレホンサービスの電話番号が記載されていることが多いですし、そこで聞いた情報の方がネットで出ているものより新鮮であることは言うまでもないことでしょう。

 というわけで、個人的にはウィルコムが圏外になってしまうような場所でも連絡が取れるために携帯電話の契約は残し、こちらから掛けるために「だれとでも定額」を付けたウィルコムの契約を新たに締結するといういわゆる2台持ちプランというのをおすすめしたいと思います。特に出先での携帯インターネットにどうしてもなじめないという方には、通話料金の心配をしないで情報を入手できるようになったという事実をこれからもっと知っておいた方がいいのではないかと思いますね。それだけインパクトのある今回の発表でした。

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