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2010年12月23日 (木)

双眼鏡を選ぶ

Scorp2

 車の中に乗せておいて双眼鏡を使うという機会はそうそうないかも知れません。風景を見るというよりも私の場合は夜に夕や星団を見るのに使うために持っていきます。先日の皆既月食は北海道をのぞいてほぼ見られなくて残念でしたが、眼で見るよりも拡大して見ることができる分、感動も増すというものです。特にこれからの時期ですと、眼の良い方でも主だった星の輝きしか見られないプレアデス星団のすばるなどは双眼鏡で見ると、更に細かい星まで見ることができます。車での旅ということになれば、外灯などの少ない、星を見るにはいい環境の場所まで移動することができますし、肉眼で見ることのできる彗星が現れた場合も双眼鏡で見るだけでもその雄大な姿を良く見ることができます。

 とりあえず、星を見てわかるためにはどこにどんな星や星雲・星団があるのかを知らなければなりません。そうは言っても空の様子を全て頭に叩き込む必要はなく、いわゆる星座早見盤を使って日時を合わせることでだいたいの星の位置はわかります。星座早見盤には星雲や星団も記載されていますから、肉眼では見にくいものについては双眼鏡の出番となります。

 一口に双眼鏡と言ってもさまざまな種類があり、それこそ100円ショップで売っているオペラグラスから大口径の展望台に置いてあるようなものまで千差万別です。風景やスポーツ観戦時に楽しみたいというのならオペラグラスでも問題ないでしょうが、安定して星を見るためには三脚取り付け用の穴が開いている双眼鏡をおすすめします。

Scorp1

 写真の双眼鏡はペンタックスの8倍40mm(口径)のものです。天体用としては7倍50mmのものの方が一般的で、それほど大きいものでもないので、とりあえず一台という場合はこれらのサイズの双眼鏡を検討してみてはいかがでしょうか。その際、三脚や一脚に取り付けるためのアダプターがないと装着ませんのでご注意を(写真のアダプターは高橋製作所のものです)。

 なぜ、三脚や一脚に固定して使うのかというと、風景のように真正面だけにあるわけではない天体を見るのに、状況によっては真上を見たりしつつ星の形を確認しながら双眼鏡の視野の中に目標の天体を入れるのには「手ブレ」が天敵になるからです。高価な双眼鏡には一眼レフカメラのような手ブレ補正機能の付いた三脚を使わなくても星がぶれずに見える製品もありますが、通常のものと比べると高価です。趣味として常に使うならそうした製品を検討してもいいでしょうが、まずは手軽に双眼鏡を楽しまれるというのをおすすめします。

 多くの方は生活に便利な市街地で日常生活をされていると思いますが、そういった場所ではほとんど例外なく、夜間でも周辺が結構明るく、いざ星を見ようとしてもきれいに見えない場合が多いです。車で移動しながらの旅であれば、特別にそうした意識はなくても休憩のために車から降りて空を見上げ、星の見える数の多さにびっくりした経験を持たれる方もいるのではないでしょうか。そんな時、さっと取り出して見ることができるというのも車中泊の旅の醍醐味と言えるのではないでしょうか。

 最後に、一つ注意しておきたいことがあります。双眼鏡で星を見るといってもせいぜい5倍か10倍くらいで見るだけであり、逆に低倍率だからこそ星雲や星団の全体を美しく見ることができるのですが、高倍率でしか見られないような天体は単なる点にしか見えません。具体的に言えば木星の縞や土星の環を見たいような場合は、天体望遠鏡を用意しないと見ることができません。双眼鏡を使っての天体観望でさらに興味を持たれたら、むしろ天体観測のための車中泊ということにシフトしていってもいいでしょう。寒い中、野外で観望するためには、車中泊のために揃えたグッズが役に立つと思います。

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