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2010年12月 7日 (火)

デジタル簡易無線についての覚え書き

 先日、紹介した免許も申請もいらない特定小電力トランシーバーは仲間内の通信には便利ですが、そのあまりの出力の小ささ(10mW)とアンテナの取り外し不可というような制限があり、あくまで見通しのきく中での通信に限られます。携帯電話と違って、同じチャンネルに合わせていれば持っている人みんなに同じ内容が一度に伝わるというのはトランシーバーの特徴で、携帯電話にはないメリットだと言えます。

 携帯電話やPHSにおいて、一部ではありますが一定の契約前提であったり、時間帯に注意するなどすれば、ほぼ通話料金がかからないトランシーバー化ができている今、あえてトランシーバーなど用意しなくてもいいのではないかと思われる方も多いと思います。特に他人と行動をともにすることなく、あえて人と関わりたくないような旅には必要ないものですが、グループで移動したり、現地で集合・解散というようないわゆるオフ会のような状況であったり、一人でずっと旅してきて人恋しくなり、同じような人とコミュニケーションを取りたいというような場合はトランシーバー導入もおもしろいと思います。というのも、アマチュア無線並みの5Wの出力で通信できる免許不要・レジャー使用可の(申請は必要)デジタル簡易無線のトランシーバーが市場に出てきたからです。

 この「デジタル簡易無線」とはどういうもので、どんな事ができるのかということについては、以下のリンクに詳しいので、そちらの方で参照していただければと思いますが、これがなかなか物欲をひかれるものです。アイコムのIC-DPR5というトランシーバーを紹介していますが、今月末になってケンウッドからもTPZ-D503というトランシーバーが出るそうです。

http://www.eleki-jack.com/radio/2010/02/ic-dpr51.html

 その昔、アマチュア無線を利用して多くの人たちが集まるオフ会の連絡用に使っていた方もいましたが、そのためだけに試験を受けてコールサインを取ってというのはさすがにこれだけ携帯電話が普及した現在、仲間内で強要するわけにもいかないでしょう。その点、毎年の電波利用料や申請印紙代がかかるものの、書類の提出だけで使えるデジタル簡易無線は無線機を購入するだけですので気が楽です。もう少し値段が安くなって、出力は1Wでいいので単三電池3本で動作してくれたり、シガレットソケットから動作のための電源が取れるなど、電源周りの使い勝手が良くなれば、手元に置いておきたいものではあります。

 上のリンクにも説明がありますが、仲間内の連絡ということだけでなく、この無線機を持って移動している人同士でもタイミングさえ合えば会話することができるかも知れず、ラジオとは違った楽しみがありそうですね。問題は今後、この規格が認知されるにしたがって、違法改造をして出力を極端に上げた無線機や、明らかに規格外のアンテナを取り付けたりなど、傍若無人に無線機を使用する人たちが中心になってチャンネルを占拠してしまうようになるような場合です。そうした状況が恒常化すると、普通に利用しようと思った人たちが締め出されるような事がまず間違いなく起こってしまうでしょう。CBと呼ばれる市民無線やパーソナル無線と同じような事になってしまわなければいいのにと思うのですが、この点については個人としてはどうすることもできず、成り行きを見守るしかありません。ただ、現状の特定小電力トランシーバー以上の能力を持つコミュニケーションツールとして、デジタル簡易無線には個人的に期待しています。車中泊の旅で、現地での情報収集に普通に使えるようになったら実に嬉しいのですが。

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