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2010年12月

2010年12月31日 (金)

2010年最後の更新です

 まだブログを開設してそう月日が経っているわけでもないのですが、基本的にこのブログは前夜までに書いたものを翌朝にアップするような感じで進めてきました。というわけで、本日が今年最後の更新になります。

 昨日はお正月用の食べ物を買いに出掛けてきました。静岡市在住の私が海産物ということですと、全国から観光客が押し寄せる隣町の焼津のさかなセンターも候補に浮んだのですが、さすがにこの時期は高速道路の出口付近も混雑する(施設は焼津インターのすぐそばにあります)ことはわかっていたので、先に下道で焼津まで行き、そこから敢えて東名高速に乗り、日本坂PAを目指しました。

 ここにある「焼津さかな工房」でもちゃんとした素材は揃い、ここでしか売っていないみかんでしめたしめ鯖があるということで、しめ鯖を目当てに一区間だけ高速道路の旅を楽しみました。

Dscf0698

 年内は高速道路1,000円の恩恵はないということで、車の量はそう多くはありませんでしたが、私たちがパーキングエリアにお昼過ぎに着いた時にはすでにここでも海産物は相当売れてしまっていて、写真のようにほとんどなくなってしまっていました。それでも、最後に残ったしめ鯖とマグロを購入し(写真は私が買った後の店内の様子です)、となりの食事処でマグロの竜田揚げ定食をいただきました。この時期はどこでも込んでいて待たされるように思いますが、全くそういうことはなく、高速を下りてから食事にしていたらたぶんもっと時間がかかっていたでしょう。恐らく東京方面に向かう人たちは手前の浜名湖か牧之原サービスエリアあたりか、もう少し行った富士川のサービスエリアで食事をしようと考えていたのかも知れません。たまたま今日見ていたBS JAPANの高速道路サービスエリア紹介番組でも、海老名・富士川・浜名湖・刈谷・多賀・大津と有名どころの紹介が主でしたので、静岡市周辺で言えば穴場的なスポットである日本坂や日本平、由比などのこじんまりとしつつも食事のできるところはあまり知られていないのかも知れません。

 これから出掛けられる方もあるでしょうし、帰ってくる方もおられるでしょうが、どうしても高速道路上の移動が主になってしまう可能性が高いと思います。渋滞に巻き込まれて大変な思いをされるかも知れませんが、そういう時こそ休憩のためサービスエリアの利用をされるのもいいかと思います。私のお勧めするところはあくまで自分の主観で紹介しているだけなので、ご自身で一つ一つのサービスエリアの評価をしてみるつもりで休憩を多めに取り、事故のないようなドライブを心掛けてほしいと思います。

 天気予報では全国的に暮れから正月にかけて荒れた天気になるそうです。天候の把握とともに道路情報も最新のものを入手し、くれぐれも無理はならさないでくださいね。

 来年は月初めから書けないかもしれませんが、ぼちぼち気の付いたことを書き連ねていければと思っていますので、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m。

2010年12月30日 (木)

PYXIS デジタル 目覚まし付き電波時計 NR525W (白)

Clock1

 以前紹介したカシオのトラベルクロックの液晶表示が次第に怪しくなってきました。小さくたたむことの出来るモデルは便利でいいのですが、車中泊の旅ならそこまで小さくなくてもいいだろうということで、乾電池で動き、普段でも枕元に置いておける電波時計でかつ目覚まし時計を物色することにしました。

 いろんなメーカーのモデルを比較検討した結果、以下のような品を購入しようと思いましたので、その項目をここに書いておきます。

・文字表示は大きく見やすいのが望ましい
・温度および湿度表示がある
・バックライトが明るく見やすい
・できれば電池は単三の方が好ましい
 
 基本的には小さいものは単四タイプの電池になり、温度表示はあっても湿度の表示がないものがほとんどです。上記4項目を満たすものは大きく、値段も高いものになってしまうのでそれも仕方がないかなと思っていたのですが、ひょんな事でこれらの条件をクリアするものということで見付けたのがセイコークロックが出している写真の目覚ましでした。

Clock2

 写真のように、トラベルクロックと比べると少々大きめですが、その分、文字表示が大きく温度湿度の表示もあります。最初の写真はバックライトを付けた状態ですが、全体的に液晶画面が明るくなり、昼間でもライトが付いていることがわかります。電池は単三2本ということで、これくらいの大きさは仕方ないでしょうね。

 これで値段が千円弱というのですから、自宅用と旅行用に2つ買ってもいいくらいかも知れません。まだ買ったばかりなので耐久性などはどうなのかはわかりませんが、来年からは日常生活だけでなく、旅でのお供として活躍してもらおうと思っています。

2010年12月29日 (水)

アピカ リングメモ レインガード A7 SW59KN

Memo

 以前このブログで、のり付きの付箋メモを紹介しましたが、これは主に車のダッシュボードに貼り付けておくもので、旅先のいろいろな事をメモするには適さないかも知れません。車から降りて情報収集をする中、ちょっと目に付いた施設やイベントの情報、パンフレットの内容の抜粋などをメモして置けるようなものを別に持っていると便利です。

 メモ帳にもいろいろな種類がありますが、小型ノート型のものよりも、リングに綴じられているものの方が一枚ずつ破いて外しても全体に影響を与えないので、人に渡すことも簡単に出来、便利なように思います。値段もそう高いものではないので文具店でいろいろ見ていたところ、今回紹介するメモ帳を見付けました。A7サイズというのは手のひらにすっぽりと入るサイズで、常に手元に置いておけるサイズなのがいいですね。

 このメモの最大の特徴は、撥水加工された紙を使っていることです。完全な防水ではないものの、汗やちょっとの雨では破れることはなさそうです。手ざわりはかなりつるつるしていて、これで本当に字が書けるのかと思いましたが、水性ボールペンとシャープペンが一緒になったペンで書いてみたところ、問題なく書き込むことができました。野外でメモを取ることが多い旅先では、水たまりに落としてしまうこともあるかも知れませんし、一回濡れた紙を乾かして使おうとした方ならわかると思いますが、かなり悲惨なことになる可能性もあるので、同じくらいの価格ならこうした水をはじくメモ帳の方を選んでおけば間違いがないでしょう。

 メモというと、最近では携帯電話やスマートフォンのメモ機能やエディタを使って書いておいたり、デジカメや携帯で写真を撮ることで代用したりする方もおられるでしょう。しかし、そうして蓄積した電子データは呼び出すのに時間がかかってしまうのが問題のように思います。さまざまな手段で集めた断片的な情報をまとめて書くことができるというのもメモ帳のメリットの一つであるといえます。そして、携帯電話などの精密機械は防水機能がなければ水に弱く、ちょっと落として壊れてしまえば、それ以上何もできなくなってしまうものでもあります。

 そんなわけで、私は全てをパソコンや携帯電話、スマートフォンなどのデジタルデバイスに頼るのではなく、旧来の記録方法についても残しておくべきだと思っています。レシートの裏やパンフレットの隅にメモ書きをした後、いざという時に見付からなくて困った経験のある方は、専用のメモ帳導入を検討されてみたらいかがでしょうか。

2010年12月28日 (火)

Zippo ハンディウォーマー

Zippow

 カイロの主流は安価でさまざまな種類のある使いすてカイロであることは間違いありませんが、昔からあるカイロもそれなりの良さがあります。以前紹介した燃料棒に火を付ける楠灰カイロと同様に現在はそれほど使われなくなったものに、ハクキンカイロがあります。写真のZippo ハンディウォーマーは実のところハクキンカイロと同じ構造で、単にZippoが出しているかどうかという違いだけなので、これから入手されるならZippoでもハクキンでもどちらでもいいと思います。

 このカイロの仕組みは火を使って火口を温め、本体内に入っているワタにしみこんでいるベンジンやZippoオイルを気化させることで温かさを持続するのですが、カイロが温まっている時に燃焼自体は起こっていません。本体はかなり熱くなるので、カバーを付けずに使ったり、同じところに当てたまま圧迫するような状況になると低温やけどの危険性がありますが、カイロそのものが燃え出すような事はそれ自体ではないというのも安心な点でしょう。車中泊での使い方として、外出時に使うだけでなく、寝袋の中に放り込んでおいて中を暖めるといった事もできます。ただ、就寝時に使う場合低音やけどには注意しましょう。

 燃料としてはカイロ専用で売られているベンジンか、ホワイトガソリン、ライター用に売られているZippoオイルを使えばいいのですが、とりあえずZippoオイルの方は旅先でもコンビニで入手可能です。それより安く燃料を入手したい場合には、薬局でカイロ用のベンジンを購入すればいいでしょう。

 ただ、カイロ用のベンジンは可燃性の液体で、車の中に置いておく場合、取り扱いに注意しなければならないということがまずあります。さらに、点火するのに現状では火を使うしかないということもあって、あえてお勧めとは言い難いのがつらいところです。以前は単三の乾電池(エネループやエボルタなどの充電式電池でも可)を使って燃料を気化させることの出来る専用の火口と点火装置がハクキンから売られていたのですが、現在ではそうした方式のカイロおよび、部品が製造中止になってしまったのが大変残念です。

 あと、全く使ったことのない方のために書いておきますが、燃料を燃やしたり気化させるタイプのカイロというのは、どうしても匂いが出ます。私はそんなに気にならないので使い続けていますが、こればかりは実際に使われてみて判断しないといけないところではあります。今の日本ではこうした燃焼系カイロが廃れ、使い捨てカイロが全盛になっていますがその理由はこういうことなのだなとしみじみ思うわけです。しかしそれでもここで紹介するのは、車中泊における長期旅行において、できるだけゴミを出さない工夫の中で選択する意味はあると思うからです。

 使いすてカイロはその名の通り、一回使ったらゴミとなるわけですが、これが不燃ごみか可燃ごみなのかは自治体によって対応が違うようです。袋を破って別々に出せば確実かも知れませんが、どうしてもゴミを持ち帰れないような場合、袋を破くような捨て方は後々のトラブルの元になってしまいそうです。

 旅の中でごみが出るのはある程度仕方のない事だと思うのですが、できるだけ簡単に分別できるゴミしか出したくないということになると、個人的には使い捨てカイロは使いたくないのですね。そこで、今回紹介した燃焼系のカイロとなるのですが、車に燃料自体を常備可能で短時間の使用で済むならば楠灰カイロを選べばいいでしょうし、長時間の使用や、車内での使用を想定している場合はハクキンカイロを選ばれるのがいいと思います。就寝時には湯たんぽを使うという選択肢もありますし、電気を使わないで体を暖める手段として、本体のみを車にのせておき、いざという時にはコンビニに飛び込んでZippoオイルで使うという選択肢もありかも知れません。特にZippoのライターを使っている方は、常に持っているもので対応可能という点で、このカイロはおすすめだと思います。タバコを吸われない方については、商品名で言うとチャッカマンが有名な柄の長いディスポーザブルライターを用意しておけば火口への点火もそう大変ではないでしょう。

2010年12月27日 (月)

災害用シェルターとしての車中泊グッズ選び

 福島県の国道で、大雪によるトラックの事故が引き金となって多くの車が立ち往生した事がニュースになっていましたが、救援のため食料だけでなくガソリンを支給したとのこと。普通に考えて、これだけの寒さの中、アイドリングをしないで夜を明かすというのは自殺行為だと思われる方もいるでしょう。しかし、そういった極限の状況の中、自走できるだけのガソリンは残しておかないと、それこそ最悪の場合命に関わる状況も考えられます。これから出掛ける予定を立てておられる方は、まずは行き先の天候を十分に把握し、状況に応じて中止するなり別の場所に行くなりの判断を早めにすることをおすすめいたします。

 しかし、そうした状況判断をしていたとしても渋滞にはまってしまって身動きが取れなくなってしまい、そこで立ち往生してしまう可能性は全くないとは言えません。かくいう私も、国道で立ち往生の目に遭ってしまった事があります。

 私の場合は雪ではなくて台風による大雨でしたが、どうしても東京へ行かなければならない用意があり、台風接近の中で出かけざるを得ませんでした。その時は箱根を越えることが出来ず、もちろん高速道路も通行止めだったので併走する国道で動くのを待っていました。時期は9月だったので寒さなどの影響はありませんでしたが、エンジンは早々に止め、携帯していたポータブルラジオの情報に耳を傾けていました。幸いなことに夜中になって国道1号の箱根新道のみが開通したことを知り、すぐにUターンして箱根を越え、目的地の駐車場前に停めて車中泊しました。待機中にエンジンを停めていたので、燃料の減りも少なく、給油なしで目的地まで着けたのはラッキーでした。

 私の場合は燃料がなくなれば沿線上のスタンドで給油すればよかったと思いますが、福島の雪による立ち往生ではそうはいかないですね。燃料の残量が少ないまま渋滞にはまり動けなくなってしまったら、アイドリングを長く続けていれば確実に燃料を消費してしまいますから事態はより深刻になるでしょう。そういう可能性も考え、私の場合はだいたい60パーセントぐらいの燃料を使ったあたりで給油をするようにしています。燃料タンクを空にするぐらいぎりぎりまで走るというのは、近所を走っているならいいでしょうが、見知らぬ土地では早めの給油を心がけるようにしたいものです。

 今回のような場合、車中泊の旅を前提に出てこられたような方なら、夜を明かすのもさまざまな装備を使って何とかエンジンをかけなくても大丈夫でしょう。しかし、出発前にそれだけの用意がない時には、相当つらい目にあってしまうかも知れません。特に冬に車で出かける際の最低限の装備についても考えておけばいざという時に役に立つかも知れません。

 まずはアイドリングなしでも済むような装備として、就寝用に毛布や寝袋の類、使いすてカイロ、電池式のライトやポータブルラジオは安いものでもとりあえず常に車に乗せておきたいものです。食料品を常備しておくのは大変かも知れませんが、災害用品のドロップや乾パンの類は心配なら日に当たらないところに放り込んでおくのもいいかも知れません。また、飲料用としてだけでなくオーバーヒート対策としてもペットボトルの水を積んでおいたり、特に女性の方などは携帯トイレの用意をしておくなどの用意もあればなおいいでしょう。

 今回の事で立ち往生した方が困ったことに、携帯電話の電池が切れたということがあるのも注目しておきたいところです。私の場合は手持ちのものとは別に、車の収納箇所の中にシガーアダプターに差すUSBアダプタと、各社の携帯電話やPSP、任天堂DSiが充電できるコードを100円ショップで手に入れ、用意しています。ポータブルバッテリーなどがなくても、とりあえずエンジンがかかれば充電できます。

 以上が私が考える最低限の装備ですが、実際にはもう少し装備は増えてしまっています。というのも、車の中にある程度のものを入れておくことによって、災害時に家から離れなければならなくなっても、車の中の装備だけで救援が来るまで何とかならないかと思っているからです。いわゆる非常用持ち出し袋に入れるようなものということで装備を考えるという側面もあります。私は普段の車中泊の旅では使わない家庭用のカセットガスを利用するタイプのミニコンロなども積み込んでいますが、それはむしろそうした非常時のための備えです。

 これから車中泊をはじめようと思われている方で、何を用意すればいいのかと考える方は、いざという時の災害用シェルターを車内に作るという方向で考えていってもいいような気がします。その場合、食料は車の中に放置すると傷んでしまう場合がありますので、食料だけ別に保管するなどの工夫が必要かも知れません。

2010年12月26日 (日)

SUZUKI 新型SOLIO のスペックを見る

 スズキのソリオといえば、かつてワゴンRプラスという名で出た普通自動車のシリーズでしたが、今回、フルモデルチェンジされ、1200ccでの発売です。ワゴンRというより同社の軽自動車パレットを元にして作られた後部ドアがスライド式になりました。室内も広くなっており、前のドアを開けなくても後部のスライドドアから運転席まで移動できるウォークスルーが売りになっているそうです。こうした点は軽自動車にはできない芸当ですが、果たしてこのソリオは車中泊のための車としてどうなのかというのをまだ実車を見ないうちから検討してみたいと思います。ちなみに、私の次の車としてはちょっと予算的に厳しそうなので、将来的に見た場合の検討課題ということで書き連ねていきましょう。ちなみに、メーカーのホームページは以下のところで、ここにあるもので判断していきます。

http://www.suzuki.co.jp/car/solio/

 私がワゴンRを車中泊用として重宝しているのは、助手席部分が前に倒れることが挙げられます。長尺のものを放り込めるような作りになっているため、人間も助手席側に寝ることが出来るようになるからです。このギミックはどうなっているのか上記のホームページで確認したところ、軽のワゴンRと同じようにできるようになっているようでした。こうなると、俄然車中泊用として使える車に仕上がっているようで、期待は大きいですね。先日、この車を三菱自動車のディーラーでも売ることになったことがニュースになっていましたが、こういう車が売れてくれれば、中古車としても割安な価格で程度のいい車が出回ってくる可能性があるので期待したいところです。

 現在、後部ドアがスライド式のワンボックス車に乗っているので余計にそう思うのかも知れませんが、込み合っている駐車場で乗り降りする場合、スライドドアから出入りできるというのは実に便利なものです。スライドドアのない車の場合、気を付けてドアを開けないと隣の車を傷つけてしまうだけでなく、風の強い日などはかなり注意していてもいきなり大きく開く危険性があります。特にこれからの時期は風が強いので、屋外の混んでいる駐車場に停める場合は注意しましょう。

 価格で比べた場合、まず考えられるライバルというのは同じスズキのパレットやエブリィワゴン、ダイハツのタントなどの軽自動車になると思います。新車で購入する場合、毎年の税金や車検費用を比べて軽自動車にシフトする方が多いですが、私などは逆に軽自動車に150万前後かけるなら、こうした普通車の方がいいかなとも思います。他社のコンパクトカーでは、1200ccクラスというと、トヨタのヴィッツ、日産のマーチ、マツダのデミオ、ホンダのフィットあたりとの比較になるかも知れません。そうした普通車のコンパクトカーにおいて、車中泊に適した車というのが今まではありませんでしたが、このソリオの登場で気軽に車中泊の旅に出られる方が増えるのではないかと期待するところです。

 ただ、気になることもあります。これはスズキの最近の傾向でもありますが、相変わらずソリオも全グレードでスペアタイヤはオプションになっていて、簡易修理キットが付属します。そして、燃費向上のためか、これも全グレードでトランスミッションがCVTしか用意されていません。新車のうちからこんな心配をしてもしょうがないかも知れませんが、もしトランスミッションのトラブルが起こった場合、まずディーラー以外での修理は不可能でしょう。こうした変更の上に燃費を伸ばしているので文句を言ってもしょうがないかも知れませんが、高い買い物をし、長く乗り続けるには、修理や代替部品が中古で入手可能な従来のオートマチックのトランスミッション車の設定があっても良さそうに思うのですが。

 メーカーの方でもすでにテレビコマーシャルも始まっていますし、現車を見ることのできる機会も出てくるように思います。今後軽自動車の税金がどう変わっていくのかにもよるとは思いますが、今後のこのシリーズの流れを注目して見ていく中で、次の次くらいの購入候補にしてみようかなとも思います。1、2名での車中泊カーとして、ファミリーカーとしても使えそうな車を、他のメーカーでも出してくれれば楽しくなるのになと思います。

2010年12月25日 (土)

中古車を探す楽しみ

 相変わらずまだ新しい車の手配ができず、代車生活を送っています。といっても、無理に高値で買うことはないと諭され、年明け以降に安く入ってくるまで待った方が得策ということで、まだしばらく代車に乗っていてもいいということになりました。

 今乗っている三菱タウンボックスワイドは普通車ということで、実は3列目にもシートがあるのですが、今までは取り外した状態で使っていたのですが、もうしばらく乗るのならということで、3列目の2つの座席を付けたのですが、実はこの車、座席のほかに前のオーナーが作ったらしい荷室に敷く木のパネルがあるので、それもついでに乗せておいたらと言われました。で、載せてみたのが次の写真です。

Town1

 このように、まさに車中泊用にあつらえたかのようなフルフラットのスペースが出現しました。前のオーナーが仕事で使っていたのか、車中泊の旅をしていたのかはわかりませんが、とりあえずこの状態で改めて乗ることにしました。このパネルはかなり完成度の高いものになっていて、最後尾の座席をパネルを敷いたまま設置することが出来るのにはびっくりましました。

Town2

 こうしたアレンジの場合、シートベルトは使えないので、座椅子モードという感じでちゃぶ台をのせて使うのによさそうです。写真では2席の両方とも設置していますが、左右どちらかの座席だけにして、片側に寝床を作ればすぐ寝られる状況でちょっとした作業もできそうです。このパネルは真ん中で折りたたむことができるようになっていまして、二列目の座席を生かしたい時には後ろ半分のスペースに収まるような感じに収納できます。

Town3

 エンジンの調子が良く、走行もそこそこならこのまま乗ってもいいかなと思うほどのものですが、残念ながらこの車は17万キロも乗ってしまっていて、ミッションがガタガタするという不具合も抱えているということで商品車としてはちょっとということで代車として出してくれたものです。とりあえず、この車でもどこかに行ってみたいなとすら思えるほどの追加装備だったので、ついここで紹介させていただいた次第です。

 今回の事で思い出したことがあります。以前、知り合いが仕事用にと割と高年式のハイエースを購入したという話がありお宅へお邪魔したところ、車はともかく、部屋の中に何やらごちゃごちゃしたものを見つけました。さまざまな木ワクの装備や、シンクのようなポリタンクを付けた装備がゴロゴロしていて、何かと聞いたら、これらの装備が最初から付いていたとのこと。売り手の方もこれはそのまま差し上げますと言って付けたまま買ったものの、荷物を載せるのには邪魔なので取り外したということだったのですが、恐らくそのハイエースも前のオーナーがご自身で気合いを入れて車中泊仕様にしたのだろうと推測されます。個人的には装備を乗せた状態で荷物も載せればいいのにと思いましたが、その知り合いの方は車中泊にそれほど興味がない方だったので、ゴミとして捨てられてしまうのかとちょっと悲しくなりました。

 こうした取り外しの出来る装備については、ネットや雑誌の紹介だけではわからないでしょう。売る方もそうした装備を必ずしも全面に押し出す場合ばかりでもないでしょうし、いわゆるブームになる前からこうした事はよくあったと思いますので、普通の車からキャンピングカーへステップアップするために手離したと思われるような車は、意外とありそうな気がします。これから車中泊用の車を探したいと思われている方は、さりげなく以前の装備が残っていそうな車にめぼしを付けて、足を使って探されるのもいいのではないでしょうか。知り合いが業者にいるような場合は、フラットになるような装備が付いている車を探してもらうというのもいいかも知れません。一から作るとかなりの費用がかかってしまうようなものも、只同然で手に入ってしまえば嬉しいと思いますし。ただ、あまりに古い車はかなり走行距離が行っている場合が多いので、実際に試乗するなどして車自体の調子も確認することをお忘れなく。

2010年12月24日 (金)

SIMフリー携帯への流れ

 週末だけの旅ならそれほど考えなくてもいいのかも知れませんが、何やかんや言っても紛失したり壊れたりした場合に困るのが携帯電話です。メールやブログを書けないということもありますが、何より連絡を受けたりこちらから掛けることができなくなるというのはかなりの不安要素になるのではないかと思います。

 防水でない携帯電話は水に弱いので、できるだけ気を付けて使いたいものですが、そうして注意していても雨に濡れてしまったりトイレに落としたりと考えたくないような惨状はだれにでも起こり得ます。

 盗まれたり置き忘れたりした場合は警察に届けるなどしかすることはできないでしょうが、本体が壊れたり故障した場合には、予備の携帯電話を用意することで対応できる場合があります。

 現在、携帯電話会社は3社あります。ウィルコムはPHSという携帯電話と違うシステムの上、先日紹介した「だれとでも定額」を付けた契約についてはこれから紹介する方法ができないので除外して紹介します。そして、携帯電話会社の中でauも除外します。というのも、auの携帯電話だけは電話が壊れた際には自分で何とかすることはできず、サービスセンターに駆け込む以外に復旧の方法がないからです。

 ということになると、NTTdocomoとsoftbankの携帯しかないわけですが、この2社の携帯電話は、多くの携帯電話では電池を外した中に差してあるSIMカードと呼ばれるICチップのあるカードを他の携帯電話に挿入することによって電話として使えるようになります。たまたま昨日、知り合いのsoftbank携帯電話が壊れたというので、今では全く使っていない携帯電話を貸してあげました。携帯電話自体、SIMカードを差さない限り、本来電話機の持つ様々な機能が全く使えなくなってしまうものの、契約時とは違うSIMカードであっても、正常に動作するのです。それまでは音声発信ができないと困っていた友人でしたが、私の提供した古い携帯電話で何とか一通りの機能が使えるようになったと喜んでいました。

 もし皆さんの契約している携帯電話が上記2社のものだった場合は、機種変更をする場合、ショップから携帯電話の回収を言われるかも知れませんが、万が一のために備えて予備機として保管しておくことをおすすめします。もし旅先で使っている携帯電話にトラブルがあった場合は、カードを入れ替えすればすぐに使えますので、念のため旅の前に充電処理だけは行なっておくとさらに安心です。

 最近ではau以外の2社のどちらのSIMカードを差しても使えるような、いわゆるSIMフリーの携帯電話やスマートフォンも海外のものを中心に流通してきています。来年あたりからは、一層そうした傾向が顕著になっていくことだろうと思います。そういう端末が安く購入できるようになれば、あえて古いものをいつまでも残しておかなくても済むのですが、今後の状況をじっくり見ていきたいと思っています。日本通信からは販売価格3万円弱という値段でSIMフリーのAndroid 2.2を搭載したスマートフォンIDEOSを出すとのこと。さすがに画面が小さかったり、おさいふケータイやワンセグなど付加価値のある装備のないシンプルなものらしいですが、同社の提供するNTTdocomo回線を使った通話サービスは普通に利用可能だとか。

 この端末だけを買って、今使っている携帯電話のSIMカードを挿入した場合、どこまで使えるのかわかりませんが、使い回しが効く分、今後に期待が持てます。ただ、こうした試みはまだ一般的になってはいないので、ある程度情報が浸透し、価格もこなれてくるまで私は待とうと思っています。先日ノートパソコンを発注したばかりということもあるのですが(^^;)、まだまだこの分野においては面白いコンセプトを持ったハードが出てくるような気がしています。

2010年12月23日 (木)

双眼鏡を選ぶ

Scorp2

 車の中に乗せておいて双眼鏡を使うという機会はそうそうないかも知れません。風景を見るというよりも私の場合は夜に夕や星団を見るのに使うために持っていきます。先日の皆既月食は北海道をのぞいてほぼ見られなくて残念でしたが、眼で見るよりも拡大して見ることができる分、感動も増すというものです。特にこれからの時期ですと、眼の良い方でも主だった星の輝きしか見られないプレアデス星団のすばるなどは双眼鏡で見ると、更に細かい星まで見ることができます。車での旅ということになれば、外灯などの少ない、星を見るにはいい環境の場所まで移動することができますし、肉眼で見ることのできる彗星が現れた場合も双眼鏡で見るだけでもその雄大な姿を良く見ることができます。

 とりあえず、星を見てわかるためにはどこにどんな星や星雲・星団があるのかを知らなければなりません。そうは言っても空の様子を全て頭に叩き込む必要はなく、いわゆる星座早見盤を使って日時を合わせることでだいたいの星の位置はわかります。星座早見盤には星雲や星団も記載されていますから、肉眼では見にくいものについては双眼鏡の出番となります。

 一口に双眼鏡と言ってもさまざまな種類があり、それこそ100円ショップで売っているオペラグラスから大口径の展望台に置いてあるようなものまで千差万別です。風景やスポーツ観戦時に楽しみたいというのならオペラグラスでも問題ないでしょうが、安定して星を見るためには三脚取り付け用の穴が開いている双眼鏡をおすすめします。

Scorp1

 写真の双眼鏡はペンタックスの8倍40mm(口径)のものです。天体用としては7倍50mmのものの方が一般的で、それほど大きいものでもないので、とりあえず一台という場合はこれらのサイズの双眼鏡を検討してみてはいかがでしょうか。その際、三脚や一脚に取り付けるためのアダプターがないと装着ませんのでご注意を(写真のアダプターは高橋製作所のものです)。

 なぜ、三脚や一脚に固定して使うのかというと、風景のように真正面だけにあるわけではない天体を見るのに、状況によっては真上を見たりしつつ星の形を確認しながら双眼鏡の視野の中に目標の天体を入れるのには「手ブレ」が天敵になるからです。高価な双眼鏡には一眼レフカメラのような手ブレ補正機能の付いた三脚を使わなくても星がぶれずに見える製品もありますが、通常のものと比べると高価です。趣味として常に使うならそうした製品を検討してもいいでしょうが、まずは手軽に双眼鏡を楽しまれるというのをおすすめします。

 多くの方は生活に便利な市街地で日常生活をされていると思いますが、そういった場所ではほとんど例外なく、夜間でも周辺が結構明るく、いざ星を見ようとしてもきれいに見えない場合が多いです。車で移動しながらの旅であれば、特別にそうした意識はなくても休憩のために車から降りて空を見上げ、星の見える数の多さにびっくりした経験を持たれる方もいるのではないでしょうか。そんな時、さっと取り出して見ることができるというのも車中泊の旅の醍醐味と言えるのではないでしょうか。

 最後に、一つ注意しておきたいことがあります。双眼鏡で星を見るといってもせいぜい5倍か10倍くらいで見るだけであり、逆に低倍率だからこそ星雲や星団の全体を美しく見ることができるのですが、高倍率でしか見られないような天体は単なる点にしか見えません。具体的に言えば木星の縞や土星の環を見たいような場合は、天体望遠鏡を用意しないと見ることができません。双眼鏡を使っての天体観望でさらに興味を持たれたら、むしろ天体観測のための車中泊ということにシフトしていってもいいでしょう。寒い中、野外で観望するためには、車中泊のために揃えたグッズが役に立つと思います。

2010年12月22日 (水)

電気自動車で車中泊の旅はできるのか?

 国内の自動車メーカーはひところ脚光を浴びていた水素自動車のかわりに、さまざまな電気自動車を製品化しつつあります。先物買いというべきなのか、日産のリーフという電気自動車は予定台数がすべて予約受付分で売れてしまったそうです。確かに、日々家庭のコンセントで充電をし、近場への通勤や買い物程度の利用に限ってならそうした電気自動車も実用になるのでしょうが、果たして車中泊をするための車として電気自動車はどうなのかということについて考えてみたいと思います。

 まず、車中泊の旅で道の駅や高速道路を中心に有名な観光地を移動するような場合、どの程度電気自動車を充電するステーションが出来ていくかということによると思います。夜になって寝る際に、電気だけで動く自動車で旅をするならば、駐車場所に翌日分の電気を充電できるスペースがないと逆に困るでしょう。これが様々な駐車場で普及していくようになると、動力用の電気だけでなく、夜を過ごすのに必要な電力まで供給可能になってくれば、今まで車内で調理をするのにどうしようかと悩む必要なく、電子レンジや炊飯器、電気ケトルなどの家電製品を気軽にもって行けるようになるでしょう。道の駅や高速道路のサービスエリアあたりで、全ての駐車スペースにそうした設備ができるようなら、電気自動車で車中泊の旅をしようと思う人たちも増えてくるのではないかと思います。

 ただ、その場合でも全国津々浦々で充電施設が普及するにはまだまだ時間がかかります。そんな問題点を一気に解決する手段として、現状ではコンセントから充電する方法が主ではありますが、そうした方法に加えてさまざまな電気自動車のバッテリーを共通化することにより、使い切ったバッテリーの一部を充電済みの電池に交換するように今あるガソリンスタンドが対応することで何とかなる可能性があります。使った分だけ充電をした電池と取り替えられるような電気自動車の電池の仕様共通化があればこうしたやり方で対応が可能です(バッテリー交換式のタクシーがすでに運用されています)。しかし、今は世界中で多くのメーカーがしのぎを削っているところであって、デジカメのバッテリーさえ共通化できない状況から考えると、このような空想は無意味かも知れません。ただ、今後のガソリンスタンドが生き残りを賭けていく中で、この形式のバッテリーなら全国どこへ行っても充電済みのバッテリーをすぐ交換できるように用意するといった動きがあれば、それにともなって車のメーカーも変わっていく可能性もあります。私個人が考える電気自動車の進化というのは性能云々ではなく、いかに全国どこでも電池の充電や交換ができ、ガソリン車と同じように安定して日本中走れるようにするかということにあると思います。

 そういう意味では、メーカー同士の争いでゴタゴタしているうちに、従来のガソリン車のように燃料を充填して走る水素自動車の方が普及していく可能性もなくはありません。技術的な問題が水素自動車には多く、早く簡単に作ることができる電気自動車にシフトし、新し物好きの人たちに消費してもらうというのがメーカーの考えていることなのでしょうが、あえて遠出に不便な乗り物を買う人が大量に出てくるのかというのは実に不透明です。個人的には今電気自動車を買うだけの資金があるのなら、クリーンディーゼルの車を買ってエコドライブをしながら好きなところを回る方がよっぽどいいのではないかと思います。そうしてディーゼル車を乗りつぶした頃には、電気自動車にも何らかの普及に向けた進化が出てくるでしょうし、水素自動車も実用化のめどが立つかも知れません。とりあえず今の段階では車中泊用としては、電気自動車はとても使えるレベルにあるとは言えませんが、先述した通り、日本の全ての駐車場がオートキャンプ場のように車外からの電源供給可能な施設になるかも知れません。私は、そうした環境整備がどこまでできるかが、電気自動車で車中泊の旅をするための条件だと思っています。

2010年12月21日 (火)

点火用ピストル型ライター

Rocky

 野外で火を使うためには、さまざまな燃料のコンロ以外に点火用の器具が必要な場合があります。私の場合はアルコールを燃料にしているアルポットを主に使っていますが、ガス用のコンロのように点火装置が付いているわけではないので、点火用の器具が必要になります。

 タバコを吸われる方ならライターがありますが、私はタバコをやらないので、マッチやライターの類を用意しておかないと、火を使うことすらできません。タバコを付ける以外にも花火やキャンプで活躍する柄の長いディスポーザブルライター(チャッカマンという商標が有名)を用意するのが無難ですが、簡単に火がつけられるということは、失火の危険もあるということも言えます。

 以前、小学生がこうしたライターを面白半分に使い、結果的に放火のような形で火事が起きたことがニュースで報道されました。業界団体では何箇所か操作しないと火が付かないような製品を徐々に投入してはいますが、お子さんと一緒に旅に出られる場合は、火を扱うものだけにきちんとした管理が必要になってくるでしょう。ただ、今回紹介するライターは火花は散るものの火そのものは出ないということが他のライターとは違います。

 写真の形は、それこそ子供に見つかったら格好の遊び道具に思われるので、やはりきちんとした管理が必要だと思います(^^;)。ガスが充満した室内で使ったら相当危険ですが、野外では火花を飛ばすだけなので、直接火が出るライターよりも安全性は確保できるでしょう。ちなみに、このライターは火花を出すために、ジッポライターなどでも使われている石を使っています。先端の部分に石を出し入れするところがありますので、子供に触らせるときには石を取り出してから渡すとかすれば、火花も出ません。

 で、単に火花を散らすだけで火が付くのかといいますと、アルコールストーブの場合、液体アルコールはすぐに揮発するので、そこに火花を散らすだけで見事に火が付くのです。元々このライターは溶接をする方の必需品ですが、価格的にもそれほど高くなく、石もタバコ用のライターの石が流用できるため、レジャー用としてはあえて交換用の石を用意しなくても十分でしょう。車内に保管しておく際にも、液体を使うわけでもないので、温度が上がったとしてもそこから何もしないで発火するわけでもなく、安全だと言えます。ホームセンターや作業用品のお店へ行けばこの種のライターは置いてあると思いますので、興味のある方は探してみてはいかがでしょうか。

2010年12月20日 (月)

旅先にパソコンは必要か

 つい少し前のニュースで、インターネットを利用する人たちの中で、10代あたりではパソコンを使うよりも携帯電話の方が一般的になっているとの結果が出たというのがありました。四六時中携帯電話を持ちメールやウェブをするということは、わざわざパソコンの前に座り、起動するのもめんどくさいと考える人たちが多いということなのでしょう。

 そんな中、携帯電話会社は通常の携帯電話をスマートフォンにシフトさせるような動きが多く、実際多くの人たちがスマートフォンに興味を示しています。スマートフォンが魅力的な理由として、グーグルが提供するOS、アンドロイドを搭載したものは、OSのライセンス料がかからないためか、一括で購入しても3万円台の標準価格になっていることもあると思います。高性能の従来の携帯電話はさらに高額になっていますので、機種変更などで割引が受けられない人たちがこうしたスマートフォンにシフトするという状況もあるのかも知れません。おさいふケータイやワンセグ、従来のメールアドレスも使えるとなれば、以前より乗り換えについてのハードルは低くなっていると思われます。

 そうした携帯電話やスマートフォンの流れと関係があるのかどうかわかりませんが、このごろのノートパソコンの値段がスマートフォンと同じくらいに下がっているのにはびっくりしています。以前は大きめのノートパソコンが5万円程度にまで下がったことによりびっくりしたものですが、今ではモバイルパソコンでも楽に5万円は切りますし、型落ちのものによっては3万円台でも十分な性能のものが手に入ります。

 私が現在メインで使っているのは4万円弱で買ったLenovoのideapad U150というCULVノートなのですが、何より気に入っているのが手になじみ高速入力でもストレスを感じないキーボードと、連続使用6時間とも言われている駆動時間の長さです。車中泊の旅ではそうそう充電に時間が掛けられなかったりするので、バッテリーで長時間動くというのは実に頼りになります。ただ、今まではこのノートパソコンをメインで使っていたため、なかなか旅に持ち出す勇気は出なかったのですが、今回、同じLenovoのThinkPad SL410という14インチのオールインワンモデルが3万ちょっとという値段で出ていたので、つい注文してしまいました。あわよくば今の携帯電話をスマートフォンに変えようかなと思っていたのですが、本体が1円とかで手に入らない限りは移行しないことになりそうです。来年からは新しいものを自宅置きメインとして使い、晴れて長時間駆動のideapad U150を旅行用として常に出動させることはほぼ決定といった感じです。

 私の書くこのブログですが、全てをノートパソコンによるキーボードで書いています。携帯電話やスマートフォンからでもブログの更新はできますが、とにかく文章を書くことにストレスをためたくないので、携帯電話からの投稿というのは全くパソコンが使えない状況の時以外はしたくないので、車での移動という時にはできるだけパソコンも持っていきます。とりあえず車の中では両手で入力する体勢は作ることができるので、準備さえ整えば携帯電話で文章を打つことを考えると多少起動に時間はかかってもパソコンの方を選択するようになっています。

 ただ、最初に挙げたニュースの結果が示す通り、ノートパソコンは大きくて重く起動にも時間がかかり、手軽なスマートフォンの方が便利だと思う方がいるのも確かです。iPhoneのテレビコマーシャルでは、あたかも何でも簡単にすばやくできるような感じですが、少なくとも文字を入力する際に自分の指で打っているという感覚ほど確かなものはありません。画像や動画も大きい画面の方が当然見やすいですし、検索の結果も一度に見られる情報量からして違います。普通のノートパソコンの電源については、シガーソケットに繋ぐタイプのインバーター経由でも充電や動作させることは可能なので、長期間の旅でも対応できます。他の家電製品との兼ね合いがある場合は、スペックでバッテリーでの連続動作時間の多いものを選ぶようにすればいいでしょう。インターネットに繋ぐ環境がなくても、後日ブログにアップするための旅日記を書いたり、撮影した写真や動画を現地でパソコンのハードディスクにバックアップしたり、DVDドライブが付いているようなパソコンの場合はその場で焼いてしまうことだってできます。サブバッテリーを積んでいるような場合は、夜寝る前の時間の過ごし方としてDVDソフトを視聴したり、ワンセグのテレビ放送を大きな画面で見たりするような工夫も出来ます。

 ノートパソコンを持ち運ぶ場合、特にハードディスクを搭載しているものについては、振動によるハードディスク破損の可能性もあるので収納場所や収納方法に工夫が必要ですが、そうした条件さえクリアできれば、ノートパソコンを携行するということも選択肢の一つとして考えてもいいでしょう。旅日記を手書きで書くということならパソコンは要りませんが、一度両手でタッチタイプできるようになってしまうと、同じ文章でも書く速度はキーボードからの入力の方が断然早くできます。手元を見ないで入力するにはそれなりの技術習得が必要ですが、特に車内の限られた光量の中でスムーズに文章を書くには、タッチタイプで書くのが一番です。自己流で入力されている方も、年末からお正月にかけて旅に出られないなら、時間のある時にでもテキストを入手し、ちょっと練習してみてはいかがでしょうか。ちなみに、私は携帯電話で入力するより先にタッチタイピングを覚えてしまったので、今さら携帯電話で長い文章を書く気にはなれません。今回の文章量も400字詰め原稿用紙で7枚程度ありますが、内容について悩むことはあっても、字数で大変になることはありません。こうしたノートパソコンの安値がいつまで続くかはわかりませんが、最低でも20万くらいした時代から使い続けているため、この点だけ見るといい世の中になったと思いますね。

2010年12月19日 (日)

ブルボン プチシリーズ

Puchi

 車中泊の旅で遠くへ行こうとすればするほど、長い距離を運転しなければならないことになるわけですが、ずっと運転していると当然ながら睡魔や空腹と戦わなければなりません。高速道路のサービスエリアや道の駅で休むなり、食事をしながら進むことになるでしょうが、帰り道で渋滞しているような状況など、そうした休憩の時間を惜しんで進まなければならないような場合もありえます。そんな時のために、眠気覚ましとちょっとした空腹を満たすものを用意しておくと便利です。

 眠気覚ましにはいろいろな方法があります。コーヒーや緑茶を飲んだり、以前ここでも紹介したミントの強い清涼菓子・ガムの類を噛んだりするなどの他、するめやせんべいを噛んだり、チョコレートを食べることでも効果があると言われているそうです。

 そうしたものの中で安価でかつ食べやすいものということでスーパーのお菓子売り場を見ていて思い付いたのが今回紹介するブルボンのプチシリーズです。写真のものはオーソドックスなポテトチップですが、せんべい類やチョコビスケットもシリーズの中にあります。何種類か用意しておき、眠気覚ましが必要な時や、空腹感が増大した時に摂る様にすれば、スムーズに行程をこなすために役立つかも知れません。

 特に一人ないし二人ぐらいの旅では、あまりこうしたお菓子類を食べすぎると、肝心の食事が食べられなくなったり、カロリーオーバーになってしまったりします。せっかく日常から離れた地へ行くのですから、食事はその地方の名物を食したいものです。少量でもある程度満足できるこれくらいの分量のものはドライブ中につまむものとしては私の旅にはぴったりです。

 旅先での食事はどうしても不規則になりがちですが、体調を整えるという意味でも間食に頼るような食生活はせず、あくまで三度の食事をきちんと取るよう心がけたいものです。そんな中、どうしようもない空腹感が出たり、睡魔に襲われた時の予備的な食料としてこのシリーズを捉えるといいのではないかと思います。旅から帰ったら体重が一気に増えてしまっているような事にならないように気を付けましょう。

2010年12月18日 (土)

車中泊におけるお金との付き合い方

 車中泊をする人は旅館やホテルに泊まるお金がない人だと言われることがあります。これは少なくとも私の場合、言われればしょうがないという感じの旅をしていることは確かです(^^;)。その昔、ビジネスホテルに泊まるのが勿体無いのでユースホステルに泊まっての旅をしていましたが、今やユースホステルよりもビジネスホテルのほうが安く泊まれる所さえあります。しかし、ビジネスホテルよりも安く一夜を明かせるのが車中泊であり、こうした旅のスタイルがなければ、気軽にさまざまなところに行こうという気にすらならなかったのではないかと思うことがあります。そもそも、無限に出てくるほどのお金の蓄えがなければ、限られた中で何をどのように振り分けるのかというのは人それぞれであって、私の場合は旅館に泊まることのできるお金をさまざまなグッズに振り分けてしまっているということになってしまっています。こうした投資を莫迦莫迦しいと思うか、次にも使える有意義なものだと思うかは、人それぞれでしょう。今のところ、私はそうしたお金の使い方を良しとしています。

 車で移動し、寝るのも車の中ということになると、旅の行程の中でかかる費用というのはガソリン代と高速代、あとは食費やお土産代になるのですが、どの程度現金を用意していけばいいのか迷うところではあります。今の社会では様々なものを購入したり、サービスを受けるのに現金以外の決済方法も普通に使えるようになってきています。クレジットカードも以前のように、露骨に現金購入と価格差を敢えてつけないところも増えてきています(実際はクレジットの手続きをするのに手数料が発生するので、現金払いと差がないところではお店が手数料を負担してくれています)。電子マネーも多くのお店で使え、それらを携帯電話の機能の中に押し込めたものも普通に使われています。

 昔は全国を旅するにあたって、都市銀行のカードでは県庁所在地以外に支店がないため、ある程度の田舎でも引き出せ、日曜祭日でも引出手数料のかからない郵便局のカードを持って行ったものですが、最近ではコンビニエンスストアで都市銀行のカードが使えるようになりました。この点においては実に便利になったものです。クレジットカードも以前は小額決済をすると、手数料の方が高くなってしまったりしたものですが、今ではコンビニではジュース一本を買うにもクレジットカードによる決済ができます。カードそのものを持ち歩くのに不安がある場合、携帯電話のおさいふケータイのアプリでQUIC Payというものがあり、対応のクレジットカードがあれば、コンビニをはじめとしたお店で携帯電話をかざすだけで料金後払いの買い物ができます。ただ、クレジットカードの問題として、ついつい使い過ぎてしまっていざ支払の時になって焦ってしまうということはあるのですね。私はガソリンやETCによる高速料金支払い、後の行程で現金を使うことがわかりきっていているような場合以外は、できるだけクレジットカードを旅先で使わないようにしています。ただ、現金を落としたり盗まれたりした場合の緊急避難として決済できる手段がある安心感は大きいものです。

 旅に持っていく現金の話に戻りますが、とりあえず一日あたりの出費と、滞在日数に応じてだいたいの現金の入用が把握できます。そうして概算で出した予算に多少の余裕を持たせたものを事前に用意しますが、元々そうお金のかかる旅の方法ではないので、持ち出するは多額の現金ということにはならないと思います(^^;)。あまり少ないと逆に心配になりますが、いざという時はキャッシュカードを使っての現金引き出しで済ませることもできます。これは、クレジットカードを持ったことのない方や、カードを使うことに抵抗がある方にもおすすめの方法です。あくまで私の場合ですが、新生銀行・住信SBIネット銀行など、全国で24時間手数料がかからずに現金が引き出せるような銀行に口座を作り、キャッシュカードを作っています。イトーヨーカ堂やセブンイレブンにあるセブン銀行ATMではこれらの銀行は24時間手数料無料をうたっています(この手数料無料については、コンビニ店舗やさまざまな条件によって無料で出せない場合も出てくる可能性がありますのでご注意を)。出掛ける前に口座に現金を入れておき、必要を感じたら早めに現金を下ろすようにすればそれほど心配することもないとは思います。

 電子マネーについては、とりあえず主だったEdy・nanaco・WAON・Suicaは持っていますが、現金やクレジットでチャージはせず、クレジットカードなどのポイントを移行して小額ずつ保持しています。コンビニやスーパーでの買い物の際、現金を使わずに買い物ができるのは有難いので、旅行に行かない時にせっせとポイントを貯めこんでいるという感じです。日々電子マネーを使っている方は旅先のどこで使えるのかすぐ確認できるようにしておけば便利だと思います。先日はクレジットカードのポイントがたまったので、プリペイドカードのQUOカードと交換しました。こちらの方は主なコンビニと、一部のガソリンスタンドで使え、電子マネーと違って使い切ったら処分できますので、いざという時のためにとっておいてあります。

 いくらお金のかからない車中泊の旅だと言っても、無計画に財布の紐を緩めてしまっては、意外と高額な出費になってしまうこともしばしばあります。さまざまな決済方法をうまく使いつつ、明らかな無駄遣いをしないことが、多くの旅を楽しむ秘訣かも知れません。

2010年12月17日 (金)

日清食品 カップヌードルリフィル

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 普段の生活の中ではあまりラーメンを食べることはないのですが、旅に出るとなぜかインスタント食品を食べたくなるというのだから不思議です。このブログでも過去にインスタントラーメンの類は何回か紹介してきましたが、袋麺のように調理の手間がいらず、ミニラーメンのように一回の食事としては物足りないものでもないものというと思い浮ぶのはいわゆるカップ麺の類でしょう。

 現代の車中泊の旅では、コンビニエンスストアに飛び込みさえすれば、カップ麺とお湯を得ることができますから、容器いらずでいつでもラーメンを食すことができます。容器をパッケージと一体化し、特別な調理をしないでお湯を注ぐだけで食べられるようにしたアイデアは今さらながら素晴らしいと思います。アウトドアでの利用の他、災害時にも役に立つカップ麺は常時ストックしておいて、賞味期限が来る前に旅先で消費するようにすれば実に効率のよい非常食として使えるというのも嬉しい事です。ただ、そのように用意しているものを持っていくということになると、お湯の調達とカップ麺そのものがかさばることを考慮して出掛けなければならないでしょう。ただ、私の場合、前回紹介したようにさまざまな器とともに車中泊の旅に出るので、カップに入ったインスタントラーメンのかわりに写真のものを非常食兼お出掛けの際の食料としてストックしています。

 以前はなかなかスーパーやコンビニで見掛けることがなかったカップヌードルのリフィルタイプですが、最近では近所のスーパーにもそこそこの安値で置いてあります。登山用品店にも置いてあることが多いですが、そこでは定価ベースなので、安く買えるスーパーが近くにあるのはいいですね。このタイプのヌードルの場合、お湯がだいたい330ml必要だということで、snowpeakのシェラカップでは作れないのですが、ロッキーカップ型のベルモントの深型シェラカップ480なら何とか入ります。フタも別途用意しているので、お湯と計量カップがあれば(この点はメモリ付きのシェラカップで代用可能です)カップ麺と同じ味が楽しめるようになります。日清ではリフィルタイプのヌードルを食べるために、電子レンジで水から作ることのできるガラスのカップの他、フタのある専用のプラスチック容器を用意しています。ガラスの方は自宅で食べるには便利でいいのですが、外へ持ち出すにはその材質ゆえに躊躇するので、最初はプラスチック容器を車に積んでいました。しかし、プラスチック容器は匂いがこもってしまうので、きちんと洗える環境にない旅にはだんだん出動する頻度が下がり、最近は匂いの付かないチタンのカップで作るようになっています。

 現在、このリフィルシリーズはカップヌードルのしょうゆ味、シーフード味、カレー味の他、どん兵衛きつねうどん、同じく天ぷらそば、チキンラーメンがあります。個人的にはカロリーを抑えたLightのシリーズがラインナップに入ってくれると嬉しいのですが、あとはいつでもカップヌードルと同じように手に入るかがカギになるような気がします。

 車中泊の旅も長くなるとどうしてもゴミの増量対策をしないとまずいですから、袋麺程度のパッケージで、お湯を注ぐだけで美味しく食べられるこのシリーズは、お湯のみを用意するだけで何とかなるので、私のような積載スペースのない車で車中泊の旅へ行くのには持っていくと安心します。今後の展開は不透明かも知れませんが、私が車中泊の旅をしているうちは、なくなってほしくないものであります。

2010年12月16日 (木)

食器類を揃える

 調理器具とは別に、車内で食事をする際にあると便利なのが食器類です。以前紹介したシェラカップを中心に、できるだけ一つにまとまるぐらいのサイズの食器類を集めています。たまたま今回新しい食器を購入したので、まずはそちらから紹介します。

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 写真のものはユニフレームから出ているステンレスのサーモカップです。大きさはシェラカップと同じくらいで、取っ手に特徴があります。持ち手の部分が放熱設計になっていて、カップにお湯や熱いスープを入れても、持ち手の部分は熱くならないとのこと。早速お湯を入れて手に持ってみましたが、なるほど熱くなく持つことが出来ます。メーカーの説明によると直に火にかけられるとのことですが、その場合はさすがに持ち手も熱くなるようです。火にかけようと思っている方はご注意下さい。

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 このサーモカップの上にシェラカップをかぶせてみましたが、ちょうど持ち手の外側にシェラカップの取っ手が来るようになるので、この上に重ねて収納できます。同じように、違う種類のカップやボールを重ねていくことで、沢山の食器をかさばらずに持ち運ぶことが出来ます。

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 さらに、新しい容器を加えます。シェラカップより容量が大きい、いわゆるロッキーカップというものがベルモントからチタンシェラカップ深型480として販売されています。snowpeakのシェラカップと違って、ハンドルが折りたためるフォールドハンドルのものを一つ購入し、持ち手のところにシリコンチューブをかぶせることで熱くなっても持てるように工夫しています。snowpeakのシェラカップを中に収納でき、フタも兼用できるので一緒に持っていますが、これにサーモカップをのせたところ、写真のようになります。これだと外側にもう一つぐらい別の食器を付けた方がきれいに収納できそうです。ということで、さらに増やしてみました。

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 写真にあるサーモカップの外側にある器は、実はキャンプ用品ではなく、無印良品のステンレスボール・SSという台所用品です。しかし、それなりに厚みもあってしっかりしているので、何にでも使えそうだということで一緒に持っています。これにシェラカップ用のチタン製フタと合わせて、食器類はシェラカップ3個、ロッキーカップ、サーモカップ、ステンレスボールが各一個ずつで合計6つの食器類をまとめたのが次の写真です。

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 1人ないし2人での旅であれば、これだけあれば食器としては十分でしょう。大きめの器がないので、その分を複数の食器でまかなうという感じではありますが、ちょっとごつい感じはするもののひとまとまりになるというのは、車の限られた収納スペースを考えた時にはありがたいものです。さらに器を増やしたい場合でも、シェラカップやサーモカップを増やす分にはそれほど変わらない大きさにまとまるのもポイントです。値段の点だけから言うと100円ショップの食器をあつらえた方が安くなるでしょうが、皆さんのお車の収納スペースと相談しつつ、徐々に増やしていくのも楽しいものです。

2010年12月15日 (水)

SIGG トラベラー1.0リットルを湯たんぽにする試み

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 ここで、さまざまなボトルを紹介してきましたが、あえて触れなかったものに、今回紹介する保温機能のない様々な登山用ボトルがあります。荷物の重量を増やさないために、軽いアルミやプラスチックを使ったボトルがありますが、高い山に登らない限りにおいて、水を運搬するだけならペットボトルの再利用や、たたむとぺしゃんこになるプラティパスのようなものの方がより便利に使えるように思います。今回紹介するSIGGのトラベラーは0.6リットルでも定価で2~3千円くらいしますし、保温するためのカバーも専用品は結構な値段がします。カバーとあわせて購入することを考えれば、安価で高性能な真空断熱ボトルの方が便利だと考える人が多くても不思議ではありません。

 となると、こうしたボトルは全く利用価値がないかと言うと、そういうわけでもありません。特にアルミ素材のボトルについては、熱を伝えやすいという特徴があり、それをうまく使うことで水筒以外の用途にも転用が可能です。夏に飲み物を冷やしたい場合、ペットボトルのまま冷蔵庫に入れるより、アルミボトルに移してからの方が早く冷やせます。冷蔵庫のない車中泊の旅の最中でも、必要な分だけアルミボトルに移してからクーラーボックスで冷やせば同様の効果が得られます。そして、今回紹介する湯たんぽとしての使い方ができるというのも、真空断熱ボトルにはできない芸当です。現在は車中泊にも便利な小さいサイズの湯たんぽも多く売られていますが、単一の用途にしか使えない専用品よりも、スペースの限られた車の中にできるだけ多くのものを積み込みたいと思われている方は、検討の余地があるのではないかと思います。

 今回、湯たんぽとして使うボトルを選定するにあたって、その容量にも注目しました。0.6リットルのものでも十分かとは思いますが、効果を長持ちさせるにはもう少し大きい方がいいだろうということで1.0リットルのSIGGボトル、トラベラーを用意しました。たまたまお店に落とした跡のあるボトルが割引価格で出ていたので購入したのですが、アルミボトルならSIGGよりも口の広いLAKENの各種アルミボトルもあります。ただ、簡単に栓から水が漏るようなものでは困るので、その点にはご注意を。

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 湯たんぽとして使うためには、ボトルの他にもいろいろ用意する必要があります。最初の写真のようにいろいろ集めてみましたが、ボトルの他は全て100円ショップで揃えたものです。まず、ボトルに熱湯を注いだ場合、うかつに触ると火傷する危険がありますので、ボトル全体を手で持てる程度に何かでくるみます。これは普通にタオルを巻くだけでもいいとは思いますが、たまたま100円ショップにフリースの靴下があり、サイズがボトルにびったりだと思い買ってきました。写真のようにボトルに入れると、すっぽりと入ります。このように何らかのカバーをかけないと、お湯を入れた後で相当熱くなりますので必ずカバーを巻いてください。

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 次にお湯を用意します。高速道路なら給湯器がSAにあるところがありますので、そこから入手すれば簡単ですが、そうでない場合は自分でお湯を確保する必要があります。私の場合はアルポットを使ってお湯を作ります。そうして用意したお湯を注ぐのに、SIGGボトルの飲み口は小さいため、そのままでお湯を注ぐのは大変です。写真のように漏斗を使ってお湯を入れます。漏斗には金属製のものもありますが、お湯を入れると熱くなるので耐熱温度でお湯を入れても大丈夫なプラスチック製品にしています。靴下のカバーではちょっと安定して立たなくなるので、必要に応じてその場に固定してからお湯を注ぎます。容量の1リットルをそのまま入れるのではなく、少なめに入れればいいでしょう。私が野外での湯沸しに使っているアルポットの最大容量が800mlですので、このボトルには丁度いいのではないでしょうか。熱湯のまま入れようとするとお湯がはねて火傷の危険がありますので、ちょっと冷ましてからゆっくり入れて、しっかりと栓をします。

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 カバーを付けた後、さらに収納袋に入れます。これも大きめのタオルで巻くことで十分ですが、蹴飛ばして熱くなったボトルを直接触ったら大変なので、私は専用のフリース袋に入れています。袋がない場合は、着古したフリースジャケットの袖の部分に入れてから全体を巻きつけるなどの工夫で対応可能でしょう。

 このようにして夜セッティングをし、布団の中に入れたところ、収納袋の上から触ってもかなりの熱さを保っています。長い時間足をのせていると低温火傷になってしまいかねない高温なので、あえてボトル本体には触らないようにして寝ましたが、朝まで十分に暖かさを保ってくれました。

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 いつもは2リットルの容量がある湯たんぽを冬には使っているのですが、あくまで個人的な感覚としてSIGGボトルの湯たんぽも、一般的な湯たんぽと遜色ないような感じがしました。夜の11時あたりにセットして、翌朝の8時にボトル内部の温度を測ったところ、写真のように39℃の温度を保っています。これなら、普通の湯たんぽとして十分使えるレベルではないでしょうか。

 最初にも書きましたが、SIGGボトルを湯たんぽとして使うメリットは、湯たんぽとして使わない時にもいろいろ使えることがあります。冬にしか湯たんぽを使わないという方も多いと思いますが、梅雨の時など大した寝具の用意がない時に雨に打たれ、体が冷え切ってしまった場合でも、お湯さえ沸かすことができれば簡単に暖を取ることができます。さすがに一年中湯たんぽを車に積み込んでおく方はいないと思いますので、流用がきくグッズを用意しておけば効率よく一年中使えるので便利です。

 今回は1リットルのタイプを紹介しましたが、一晩中使うのではなく、カイロ代わりに使う場合はむしろ容量の少ないボトルを使うという手段もあります。ずっと外に出ていれば長時間持続するカイロが必要でしょうが、そのほとんどを車の中で過ごし、外に出た時だけ暖を取れればいいという場合は、お湯の確保ができるようなら、アルミのボトルを使った簡易カイロを作るという手段もあるということを覚えておいて損はありません。

2010年12月14日 (火)

マルタイ 屋台九州味棒ラーメン

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 主に1~2名での車中泊の旅を前提にさまざまな旅のグッズを揃えていますが、いわゆる調理のための道具というのは使う場所が限られるということもあり、現状ではアルポットが中心になっています。あとは、キャンプ場を利用する場合や河原で火が使えるような状況で手早く簡単な調理ができるような場合に備えて、家庭用のカセットガスを燃料とするミニバーナーと、トランギアのアルコールバーナーを使ったコンパクトなセットを。そして、アルコールバーナーの代わりに旅館などで出てくる固形燃料をセットにして使えるようなものを追加で準備しています。どちらにしても本格的な調理は難しく、ほとんどがアルポットそのもので調理できるようなものを準備するような方向で考えています。

 詳しくはアルポットについて書いたページを参照していただければわかると思いますが、鍋は背が高く、通常の具材の中には鍋の中に入らないものもあります。簡単に調理できるものというと、まずはインスタントラーメンが思い浮かびすますが、アルポットの場合、市販のインスタントラーメンを作るにも、鍋に入るように割ってやらないといけないためちょっと面倒です。そんなわけで、ラーメンの場合は最初からパスタのように棒状になっている写真のマルタイの棒ラーメンを選ぶことが多くなります。この棒ラーメンはカロリーも通常のインスタントラーメンより少なめで、写真の屋台九州味でも一食分298kcalと若干少なめになっています。

 屋台九州味のマルタイラーメンは企業のホームページにも記載があるものの、残念なことにこちら静岡ではほとんどのスーパーで写真のものは置いてありません。だいたい置いてあるのはしょうゆ味のマルタイラーメンのみで、多くの味のバリエーションを楽しむには通販を利用するか、置いてある店まで行かないといけないのが辛いですね。

 九州以外の土地ではインスタントラーメンというと正方形の袋麺が一般的で、棒ラーメンというのはどうしてもその他扱いになってしまうのですが、アルポットに合わせるにはやはりこれを用意して持っていくことが多くなります。せっかくなら写真のとんこつ味のラーメンが手に入ればいいなと思っているのですが、最近では博多ラーメンも全国的に認知されてきましたので、この商品も多くのスーパーで取り扱ってほしいと切に願っています。

2010年12月13日 (月)

nalgene(ナルゲン) 広口長方形ボトル125ml 90204

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 コーヒーを飲むとき、幼少の頃はミルクや砂糖をこれでもかと入れまくっていました。大学へ上がり下宿へ入り、たまたま同じ下宿にコーヒーが好きな先輩がいて、しばしば下宿の中でコーヒータイムとなりました。その先輩の主義というのはコーヒーはブラックでないと味がわからないということで、こちらにも無理やりブラックコーヒーを強要されたのですが(^^;)、そのおかげで胃を壊さない程度に楽しむコーヒーでは、もっぱらブラック党になってしまいました。

 ブラックコーヒーというのは砂糖やミルクの入れすぎによるカロリー過多にならないというメリットだけでなく、コーヒーだけで余分なゴミを出さず、後片付けも簡単というメリットがあります。最近はもっぱらインスタントコーヒーが中心になってしまいましたが、ここのところのインスタントコーヒーの味もそれほど悪いとは思えず、旅とインスタントコーヒーの相性も抜群とくれば、それ用の容器を用意して持ち出したくなるものです。そこで、今回は私が使っている容器を紹介します。

 写真のナルゲンボトルは登山用としても定評のあるもので、抜群の性能を誇ります。大きさによってさまざまな種類がありますが、インスタントコーヒーを気軽に飲むためにはどれくらいのサイズがいいかいろいろ考えた末、長方形の125mlタイプにしました。

 商品名では広口となっていますが、直径は2cmとそれほど大きくありません。あまり口径が大きい場合、インスタントコーヒーをカップに直接入れようとすると、一気にこぼれるように出てしまうという失敗がありますが、これならそういうことはありません。容量的にもティースプーンで約30杯ほど入れることができるので、1~2名の旅ならこれくらいのもので十分だと思います。サイズ的にも手のひらに入る程度の大きさなので荷物になりません。

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 現在はこうして詰めたものを冷蔵庫に入れ、日常コーヒーを飲む際にもこのボトルから直接カップに入れています。カップに適量インスタントコーヒーを入れ、少々のお湯で溶かしてからお湯を入れるようにすればかき混ぜるスプーンもいりません。先日紹介した「タイガーステンレスボトル SAHARA SLIM MSC-B035 XF」とsnow peakのチタンシングルマグ220を合わせたものとの相性は抜群です。写真のようにいつでもすぐにコーヒーが飲めるようになりました。

 ナルゲンのボトルは他にもさまざまな種類があり、それほど高くはないのでさまざまな液体や調味料を旅に持って行きたいなどの希望がある場合は登山用品店などで実物を見ながら検討されるのがいいだろうと思います。

2010年12月12日 (日)

サーモス シャトルシェフ

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 今、自宅にリフォームの工事の方々が入ってきていて、なかなか休みの日といっても出掛けられない状況が続いています。昨日は日中暖かったものの、やはり日の当たらない場所は寒いので、工事で来ていただいてくれている方のために、温かい飲み物を用意しようと思いました。

 自分で飲むものなら、真空断熱のステンレスボトルにお湯かお茶、コーヒー類を入れれば済む話ですが、仕事の間に飲むものにそう手間を掛けさせるのも申し訳ないので、既製の缶飲料を温めて出すことにしました。

 ただ、実際問題として、飲料を冷やして出すならクーラーボックスに保冷剤と一緒に入れておけば済む話ですが、温かい飲み物を温かく保管するというのは結構工夫がいります。クーラーボックスに温かいものを入れてそこに暖めておいた飲み物を入れておけばいいように思えますが、例えばカイロを入れたとして、中の温度が上がってクーラーボックス内部を傷めてしまう可能性もあり得ます。コンビニエンスストアにあるような保温の出来るボックスがあればいいのですが、家庭内においてそういうものは使わないですし、現実的ではないでしょう。ということで突然ひらめいたのが、本来調理に使うサーモスのシャトルシェフでした。

 この中に小さめの缶飲料と水を入れて火にかけ、沸騰してしばらくおいて火を止め、鍋を収納します。煮物やカレーを作る際には同じように沸騰させてしばらくしてから内なべを外容器に入れると、弱火で煮込むのと同じような効果が得られるのがシャトルシェフの特徴なのですが、このようにして午前8時頃に準備し、業者さんが帰った午後7時頃に改めて中を確認したら、普通に自動販売機から出てくるくらいの温度を缶飲料は保っていました。頻繁に外フタを開け閉めしていたら結果は違ったかも知れませんが、お昼くらいにしかあけなかったにしても、これだけ保温効果があるのには正直びっくりしました。

 車中泊を含むキャンプとシャトルシェフというと、どうしても料理に使うという前提で語られがちですが、保温効果を長持ちさせるグッズととらえると、キャンプをしない車中泊でもこれからの寒い時期に便利に使えるような気がします。

 高速道路の給湯器があれば、とりあえず多少のお湯を入れて本体を温めておき、それこそ、100円ショップで売っているようなゴム製の湯たんぽにお湯を入れ(あまり熱くしたくない場合はタオルなどで湯たんぽをくるむなどの工夫は必要です)、その上に保温したい食材を入れれば結構使える保温容器になるでしょう。

 お湯を確保することが難しい場合は、湯たんぽの代わりに使いすてカイロを使って暖める方法や、電子レンジを車に常備していて常に使えるならば、電子レンジに入れて使う湯たんぽをかわりに使ってもいいでしょう。この種の保温調理器は完全にフタが閉まるものではないので、車内での転倒防止のため、カゴに入れて使うなどの工夫は必要ですが、冷えた体を中から暖めるために自動販売機で買った缶コーヒーを入れておくなり、おでんや中華まんなどを夜食に確保するなどいろんな使い方ができると思います。

2010年12月11日 (土)

山崎産業 結露とりワイパーS

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 閉めきった車の中で一晩を過ごす車中泊では、何も対策をしないで寝てしまうと、翌朝窓ガラスの内側にできた結露に悩まされることになります。窓ガラスを銀マットを切り抜いたものでしっかり覆うなどして結露対策を取ることも重要になりますが、特にフロントガラス内部に水滴が付いた場合は、そのままでは運転できませんから厄介です。すぐに走り出したいといって、タオルや雑巾などで安直に拭いてしまうと、後で目立つ汚れがあらわになってきてしまい、時間の経過とともにそちらの方が気になってしまいがちです。

 多少の曇りぐらいならエアコンをかけることで視界は良好になるものの、水滴がひどい場合はエアコンも役に立たない状況になってしまいます。そんな時に用意していて役立つのが、写真の結露取りに特化したワイパーです。

 手に持つ部分が透明になっていますが、ここに結露した水が入るようになっています。ボトル容量は200mlとなっていますので、大きな車の窓を全部拭いても十分に余裕はあるでしょう。元々家の窓ガラスや浴室の結露を取るために作られた商品ですので、車内に置いておくには少々オーバースペックなのかも知れません。

 この商品は近所のホームセンターで購入しましたが、他のメーカーからは国産のペットボトルをねじ込むようにしてはめ込むものもありました。そちらの場合は、ワイパー部分のみを車に乗せておけばいいので収納スペースを節約できるものの、使う時にどこかからペットボトルを調達するか事前に持っていく必要があるということでパスしました。普段家庭の中で使われるなら、ねじ込み式になっているペットボトル流用型の方が便利だとは思いますが、車中泊専用ということなら容量が少なくてもすぐにセットして使えるこちらの方が便利かなと思います。

 特に家族で冬に車中泊の旅に出掛ける予定を立てている方については、こうしたグッズは必ず役に立つと思います。結露しないように対策を立てることはもちろんですが、前や後ろが見えないまま出発してしまい、思わぬ事故に遭わないためにもしっかり用意だけはしておきましょう。

(2011.1.2追記)

 上の記事でも紹介した500mlのペットボトルを装着するタイプの結露取りワイパーですが、ダイソーの100円商品の中に発見しました。また、一体型のものでも、カインズホームのブランドで出ているものの方が298円と価格は安くなっています。この種のものは季節商品としての意味合いも高いと思いますので、安く見付けたら確保しておいた方が何かと便利でしょう。

2010年12月10日 (金)

道の駅の役割について考える

 車中泊の旅というと、高速道路のSAPAと並んで宿泊するために夜間の駐車可能な場所としての道の駅がなければここまで多くの人たちがお気軽に行うことはできなかっただろうと思われます。政府のハコモノ行政というのはしばしば批判的に語られるものの、道の駅というアイデアは車を使って旅をする人たちからしてみれば、実にありがたい施設であると私は思います。

 昨日、静岡市中心部から浜松方面に向けて車で走っていまして、国道1号線のバイパスを通ったのですが、突然ものすごい睡魔に襲われ、何とか宇津ノ谷峠の道の駅(下り)までやってきました。ちょうど時間がお昼時だったこともあり、駐車場はいっぱいでした。ただ、場内へ入った時に出る車が偶然あったのでそこに車をとめ、しばし休憩することが出来ましたが、後から入ってきた車などは周辺に停車することを余儀なくされていたようでした。

 この辺の地理に詳しい方ならわかるでしょうが、高速道路を使わないで国道を利用して静岡県を抜ける場合、富士と富士川には道の駅はあるものの、そこからは宇津ノ谷峠までは道の駅はなく、さらにそこを過ぎてしまうと、掛川までありません。掛川以降については、以前は磐田にバイパス上のサービスエリアがありましたが、通行料無料化により料金所がなくなってしまったため、そうした休憩施設も一緒になくなってしまいました。

 以前は民間の経営によるドライブインがいろんなところにありましたが、それこそバイパスが開通することによって車の流れが変わり、廃業を余儀なくされてしまったり、旅行の形態が変わってきたことによる旧来のドライブインの利用者が減ったということもあり、今後改めて民間でドライブインをやろうと思われる方はそれほど出てくるとは思えません。それどころか、過疎地域では周辺住民にとっても頼みの綱であるガソリンスタンドがなくなっているという現状があります。つまり、今後は施設の整った休憩場所というのはそれほど増えるとは思えず、安直に道の駅に頼る人たちがさらに集中する可能性が高いと言えましょう。

 そういう現状をふまえて車での旅をする場合、駐車する台数が限られる中、状況に応じて譲り合うような使い方をしないと、次第に大きな問題となっていく気がします。

 昨日はたまたま駐車することができたので10分程度休むことで何とか睡魔から逃れることはできましたが、もしその時、どこにも駐車できずそのまま走り続けなければならなかったとしたらちょっとぞっとします。そう考えると、明らかに車が集中し、駐車するために待っている車が多数いるような道の駅においては、速やかに用事を済ませたら出ていくという配慮はした方がいいのではないかと今回しみじみ思いました。

 車ではないバックパッカーが野宿をしながら旅をするのに、公共の場所で寝る際には、できるだけ人がいなくなってから設営し、人が来る前に現場を元のように戻して出発することを常とするというのを聞いたことがあります。山の中で一日中それほど人も車も来ないような道の駅ではそこまで考える必要はないかも知れませんが、交通量が多く利用者も多い道の駅で車中泊をする場合には、後から入ってくる車の事を考えた滞在の仕方を考えたいものです。さまざまな目的を持って移動している車の中で、車中泊をしている人たちが目の敵にされないためにも、お互いに気を配りたいものです。

2010年12月 9日 (木)

Express Speedpass(スピードパス)

Speedpass ]

 日々の生活の中でガソリンを入れるスタンドはだいたいの場合において決まりきっている方がほとんどだろうと思います。支払方法としては、現金かクレジットカード、プリペイドカード、電子マネーといったところでしょうか。

 私の場合は近所のガソリンスタンドが発行したクレジットカードで給油していますが、昔とは違って、現金で入れるよりも安く給油することができています。なぜそれだけ優遇されるのかはわかりませんが、それだけクレジットカード決済が当たり前になってきたのだと思います。

 ここをご覧の方の中には、クレジットカードでの決済に否定的な考えを持たれる方もいるかも知れません。しかし車中泊を含む長距離の旅ということでは、ETCを普通に使う場合、やはりクレジットカードを持っていることが前提になってしまっている現状もあります。ただ、カード決済の場合の問題点として、知らないスタンドにおいてカードを一時的にも預ける行為というのは、考えようによっては中のデータをスキミングされてしまい、自分のカード番号を使って物を買われてしまう危険性が生じるということがあります。

 そうした極端な問題だけでなく、クレジットカードについてはそうした事以前に、基本的にはつけ払いであるため、いい気になって給油を含む買い物に使った次の月、請求金額を見て青くなるという可能性も当然あります。今回紹介するスピードパスは、対応するスタンド限定ではありますが、クレジットカードから決済されるものの、悪用される恐れが少ない決済手段です。給油以外の決済には対応していないので、カードと比べると安心して使うことができるでしょう。

 スピードパスを使うためには、すでにクレジットカードを持っている時にはカードを登録することで使えるようになります。このサービス自体の年会費などはなく、有効期限もクレジットカードの有効期限に準じます。カードの期限が来た場合、改めて申請する必要がありますので、申請のし忘れには注意しましょう。写真のようにキーホルダーに付くような小さなもので、主にセルフスタンドで使える場所が多いようです。お金を入れたりカードを通すかわりに、スピードパス自体を軽くタッチすれば認証が完了し給油することができます。スピードパスの中には個人情報、カード情報は入っていないということなので、個人情報の流出も防げます。

 ただ、落としたり盗まれたりした場合の対応策として、1回につき15,000円未満、1日あたり4回という使用制限があります。常に満タンにしていれば問題ないと思いますが、小額ずつ何回も入れるような給油方法の方は注意しましょう。それでも万が一、悪意を持った第三者に使われた場合は、連絡をすることでその日から換算して、60日前~3日後の不正利用による損害は、60万円を限度に補償されるとのこと。普段はキーホルダーと一緒にしておけば安心ですが、なくなっているのに気付いた際にはとにかく早く連絡を入れることで被害を食い止めることができます。

 安心な決済方法のスピードパスですが、一番の問題は、使えるスタンドが限られるということでしょう。高速道路のスタンドでこの種のスタンドは見たことがありませんし、一般道でもスピードパスが使えるスタンドがなかなか見付からない事も多いとは思います。でも、とりあえず作っておいても邪魔にはならないものですし、クレジットカード決済でガソリンを入れている方なら、車のカギと一緒にしておけば、いざという時に頼りになる場面も来るかも知れません。今までクレジットカードを持っていなかったという方でも、カード自体は自宅で保管し、スピードパスによる給油とETCだけクレジットで決済するという手もあります。

2010年12月 8日 (水)

サーモス 真空断熱フードコンテナー 0.38L JBF-380 その2

 昨日、たまたまテレビを見ていたらスープを温かいまま持ち運ぶ容器を特集していまして、サーモスのフードコンテナーも紹介されていました。こうした容器には、サーモスが出しているものと同じように保温性を高めた構造になっているものと、電子レンジにそのままかけられるようになっていて、オフィスなどで温めて食べられる環境がある人には使いやすいようになっています。

 ただ、私がサーモスのフードコンテナーを使うようになったのは、容器そのものの材質によるところもあります。昨日の番組の中には保温容器でも内部がプラスチック製のものを主に紹介していたようですが、これでは匂いのきついスープや、カレールーを入れた後には、本体に匂いが付いたままとれなくなってしまいます。以前使っていた保温ランチジャーを諦めたのには、以前にも書きましたが内容器が全てプラスチックだったので、匂いが気になってしょうがなかったということもあったのです。

 私はいわゆるマイボトルとして多くの方が使っているであろう、真空断熱ステンレスボトルにはお湯しか入れないようにしているのですが、唯一の例外がこのフードコンテナーなのです。そう考えると、フードコンテナーにスープだけ入れたのでは勿体無いという風にも思います。改めてフードコンテナーの容量に注目してみますと、JBF-270が270ml、JBF-380が380mlということで、スターバックスのショート(236ml)、トール(354ml)のサイズにそれぞれぴったりとはまります。最近は高速道路のサービスエリアにお店があったりするので、飲んだ後のお手入れが簡単な、フードコンテナーにコーヒーを入れてもらうというのもありなのではないでしょうか。

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 というわけで、近所のスターバックスへ行き、写真のようにフードコンテナーのJBF-380にトールサイズの「スターバックス ラテ」を入れてもらいました。ぴったりと容器におさまり、いい感じです。ちなみに、ここではどうでもいい事ですが、牛乳の代わりに豆乳を入れてもらっています。きめ細やかな泡はなかなかインスタントでは出せないと思うので、たまにはこういったものもいいかと。写真は店内で撮ったものの、そのままフタをして自宅に持ち帰っていただきました。お寿司屋さんの湯飲みのようで(^^;)、車のドリンクホルダーには入らないものの、フタをすれば漏れることもないので、旅先で購入したドリンクを持ち運び、いいロケーションのところで飲むにはいいですね。

 マイボトルとしてフードコンテナーを使い回すことによるメリットは、実のところ飲み終わった後のお手入れがしやすいということにあります。飲み終えたら水をコンテナーの中に入れてフタをし、数回振るだけでそれなりに汚れは落ちます。他のボトルと違って、どの程度汚れが落ちたか目で確認できるのは入れ口が広いフードコンテナーならではです。キッチンペーパーを使って残った汚れもふき取るのも簡単ですので、飲み終えたら早めにこうした手入れをしておくことが、長期の旅において大切なことです。常にフードコンテナーをきれいにしておけば、必要に応じてすぐに別の使い方ができるわけですし。

 日々の生活の中でマイボトルを使う場合と違い、車中泊での旅の中では少ない手間でできるだけ内部を清潔に保てるボトルにお湯以外のものを入れるようにしたいものです。写真のような状況に違和感を感じない方は、ぜひ一度、フードコンテナーを持ってスターバックスコーヒーをお試しください。

2010年12月 7日 (火)

デジタル簡易無線についての覚え書き

 先日、紹介した免許も申請もいらない特定小電力トランシーバーは仲間内の通信には便利ですが、そのあまりの出力の小ささ(10mW)とアンテナの取り外し不可というような制限があり、あくまで見通しのきく中での通信に限られます。携帯電話と違って、同じチャンネルに合わせていれば持っている人みんなに同じ内容が一度に伝わるというのはトランシーバーの特徴で、携帯電話にはないメリットだと言えます。

 携帯電話やPHSにおいて、一部ではありますが一定の契約前提であったり、時間帯に注意するなどすれば、ほぼ通話料金がかからないトランシーバー化ができている今、あえてトランシーバーなど用意しなくてもいいのではないかと思われる方も多いと思います。特に他人と行動をともにすることなく、あえて人と関わりたくないような旅には必要ないものですが、グループで移動したり、現地で集合・解散というようないわゆるオフ会のような状況であったり、一人でずっと旅してきて人恋しくなり、同じような人とコミュニケーションを取りたいというような場合はトランシーバー導入もおもしろいと思います。というのも、アマチュア無線並みの5Wの出力で通信できる免許不要・レジャー使用可の(申請は必要)デジタル簡易無線のトランシーバーが市場に出てきたからです。

 この「デジタル簡易無線」とはどういうもので、どんな事ができるのかということについては、以下のリンクに詳しいので、そちらの方で参照していただければと思いますが、これがなかなか物欲をひかれるものです。アイコムのIC-DPR5というトランシーバーを紹介していますが、今月末になってケンウッドからもTPZ-D503というトランシーバーが出るそうです。

http://www.eleki-jack.com/radio/2010/02/ic-dpr51.html

 その昔、アマチュア無線を利用して多くの人たちが集まるオフ会の連絡用に使っていた方もいましたが、そのためだけに試験を受けてコールサインを取ってというのはさすがにこれだけ携帯電話が普及した現在、仲間内で強要するわけにもいかないでしょう。その点、毎年の電波利用料や申請印紙代がかかるものの、書類の提出だけで使えるデジタル簡易無線は無線機を購入するだけですので気が楽です。もう少し値段が安くなって、出力は1Wでいいので単三電池3本で動作してくれたり、シガレットソケットから動作のための電源が取れるなど、電源周りの使い勝手が良くなれば、手元に置いておきたいものではあります。

 上のリンクにも説明がありますが、仲間内の連絡ということだけでなく、この無線機を持って移動している人同士でもタイミングさえ合えば会話することができるかも知れず、ラジオとは違った楽しみがありそうですね。問題は今後、この規格が認知されるにしたがって、違法改造をして出力を極端に上げた無線機や、明らかに規格外のアンテナを取り付けたりなど、傍若無人に無線機を使用する人たちが中心になってチャンネルを占拠してしまうようになるような場合です。そうした状況が恒常化すると、普通に利用しようと思った人たちが締め出されるような事がまず間違いなく起こってしまうでしょう。CBと呼ばれる市民無線やパーソナル無線と同じような事になってしまわなければいいのにと思うのですが、この点については個人としてはどうすることもできず、成り行きを見守るしかありません。ただ、現状の特定小電力トランシーバー以上の能力を持つコミュニケーションツールとして、デジタル簡易無線には個人的に期待しています。車中泊の旅で、現地での情報収集に普通に使えるようになったら実に嬉しいのですが。

2010年12月 6日 (月)

USB出力付リチウムイオンバッテリー KBC-L2BS

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 車での旅に持っていくバッテリーと言うと、どうしても家電製品を動かすためのサブバッテリーシステムだったり、持ち運び可能なポータブルバッテリーを連想される方が多いでしょう。かくいう私も、サブバッテリーシステムは組んでいないものの、大きさの違うポータブルバッテリーを2個所持しています。

 ただ、そうして用意したポータブルバッテリーで何を動かすかというと、あくまで緊急時に使おうと思っているうちにほとんど使わないというパターンが意外と多いのです。ポータブルバッテリーの一つはインバーター内蔵で、最大出力400ワットという、旅行用のポータブルクッカーやポットを使えば湯沸しや炊飯までできるレベルの製品なのですが、そういう事に使ってしまうと一気に充電しておいた容量を使い切ってしまうので、いよいよの時に使おうと思いつつ使わないというわけなのです(^^;)。

 こうしたポータブルバッテリーには車のシガーソケットから充電できるケーブルが付属していますが、充電が完了するまでずっと走り続けられないということもあり、長期の車中泊旅行において、常に万充電の状態で使い続けるのならば、電源の完備したオートキャンプ場か、手っ取り早くビジネスホテルで充電ということにしないとなかなか難しいものがあります。そうなると車内で全て完結するような感じの旅ではなくなってしまうわけで、そこまでこだわるならばお金をかけてサブバッテリーシステムを組むか、いっそのことバッテリーに依存することを極力控えるかという判断になってきます。

 私の場合は、とてもサブバッテリーシステムを組む予算もスペースもないため、以前のアルポットや、エネループ・エボルタ充電池について書いたエントリーのように、極力家電製品に依存しないスタンスで考えるようにしています。ラジオやランタンなどは単三電池で動くものを選ぶことで対処していますが、さすがに困るのが携帯電話やゲーム機、スマートフォンなどの充電作業です。走行中にシガーソケット用のUSBアダプタを通じて充電が完了すればいいのですが、私の場合は複数持ちなので、一つのみ充電すればいいというわけでもなく、就寝時に複数の機器を充電したいということで選んだのがSANYOのエネループモバイルブースターシリーズの大容量リチウムイオン電池でした。

 写真のものはかなり前に購入した古いものになりますので、ここからは現在売られている高出力も可能なKBC-L2BSについて書かせていただきます。この製品はUSB端子から電力を出力することができるので、USB経由の充電に対応しているものに限って充電可能です。製品の特徴として、写真のようにUSB出力の端子が2つ付いていますので、普通の携帯電話なら2個同時に充電できます。そして、100円ショップなどでPSP充電用として売っているコードを利用すれば、シガーソケットに差しこむUSBタイプのアダプタに繋いでこの製品自体も充電できます。途中で充電をやめたとしても、継ぎ足し充電が可能でポータブルバッテリーと比べればそれほど充電に時間もかからないので、気軽に使っています。従来のものは500mAしか出力がなく、スマートフォンの電源を入れながら充電が出来ない場合が現実としてありましたが、2つのうち1つのみを使うことで、従来の倍の1Aの出力を得ることができるようになりました。メーカーの方でもiPad・XPERIAなどの端末について充電可能であるとうたっているので(製品にはmicroUSBアダプタが付属します)、そうした端末の電池切れが心配だと思っておられるは、安心して導入できるでしょう。

 こうした小型外部電源のメリットは、場所を問わず充電が可能と言うこともあります。ポータブル電源でも同じように充電が可能ですが、さすがにポータブル電源を持ったまま歩いて移動するなどということは現実的ではありません。電話でもゲーム機でも、このバッテリーを繋いだまま動くことができるので、ケーブルはあるものの、いわゆる予備電池の代わりとしても使えます。これは車中泊の旅特有というよりも、電車やバスなど公共交通機関を使っての旅の方がこのメリットを享受しやすいでしょうが、車の旅ではさきほど紹介したように車内で充電が可能であるということがありますし、さまざまなケースで役に立つと言うことならば、こちらのバッテリーの方が汎用性が高いと私は思います。他に面白い使い方としては、USB接続のLEDライトを接続すれば簡単なスポットライトになったり、USB接続の扇風機も動いたりします。あまり無茶な使い方はおすすめできませんが、日常生活でもいざという時に使えるバッテリーということで、持っていてもいいかも知れません。

2010年12月 5日 (日)

「冒険手帳」の思い出

Boken

 昨日は割と大掛かりに部屋の要らないものといるものをより分けていたのですが、部屋の奥深くに入り込んでしまっていたさまざまなものが出てきて、それを見ていて片付けが遅くなってしまったりと、結局のところ一日仕事になってしまいました。

 そんな中、実に懐かしいものが出てきました。谷口尚規・著、石川球太・画の「冒険手帳」です。この本は現在、別の出版社によって再販されているので、同じように懐かしく思われた方もすぐに手に入るのが嬉しいですね。この本は、それでも数年前に偶然古本屋さんで見つけたもので、普通に本屋さんで買えた1970年代の記憶が蘇ってきたことを覚えています。

 まだ、アウトドアという概念もつかめないくらいの年にこの本に出会った私は、イカダや橋まであらゆるものを手作りしたり、野生のものを食す方法についてショッキングに書かれている(鶏の丸焼きやウサギの処理の仕方、食べられる昆虫や動物まで列挙されている)この本には感銘を受けたものの、さすがにそこまで実践しようとは思いませんでした。しかし、大きくなったらこんな「冒険」も出来るようになるのかなと思いつつ繰り返しページをめくったものです。

 この本を読まれた多くの方がツーリングでのキャンプなど、かなり過酷な条件の冒険を志し、実践されてきたのではないかと思います。かくいう私といえば、ここに書くほどの過酷な体験というのはすることがありませんでした。ただ、この本で推奨されている「冒険の心」を持つということを考えながらいろんなところに行ってきました。決まりきった観光コースを回る旅ではなく、自分の頭で考えながら適当に回る旅を好んでするようになったのも、元を正せばこの本の影響があったのかなと思います。

 車中泊の旅というのは、ある意味ある程度安全が保たれた冒険もどきとも言えるかも知れませんが、そんな旅でさえもトラブルに遭遇することはありえます。その時、どういう風にトラブルから回避するかというのがこれからの課題でもあります。さすがに野生の動物や植物のみで生きていくような極限状態にまで追い込まれることはないと思いますが、今後もこうした冒険の心を失うことなく、さまざまなトラブルに対処できるような道具およびさまざまな工夫をこのブログで紹介することができればと思っています。

2010年12月 4日 (土)

Velbon UP-4000

Up4000

 本格的な撮影旅行とまではいかなくても、一眼レフタイプのデジタルカメラを車に積んで旅に出られる方は多いと思います。言うまでもない事ではありますが、写真を撮るための旅というのは、できるだけ対象の近くですぐに動ける体勢を取るということから、車中泊での旅とは相性がいいものです。

 そこまで気合いを入れなくても、たまたま通った風景やイベントをカメラに収めたいといった場合、最近の一眼レフかめらにはそのほとんどに手ブレ補正機能が付いていますので、多少暗かったりしてもひどい失敗になることはそうそうないと思います。ただ、いくら手ブレ補正が付いていてもうまく撮れないものに夜景があります。

 以前、長崎で夜景を見た時、一眼レフとコンパクトカメラの中でも割と夜景に強いものの2台を持っていったことがありました。同じ条件で撮影ができれば、当然一眼レフの方がきれいに撮れるのですが、やはり手持ちで撮る場合、一眼レフの場合は手ブレ補正の効果も限定的で、ほとんど人に見せられるような写真は撮れませんでした。コンパクトカメラも同じようでしたが、かろうじてその小ささゆえ、手すりの部分にできるだけ固定して撮影した中に何とかブレが抑えられていそうなものが見付かりました。周りで写真を撮っている方は一眼レフに三脚というパターンがほとんどで、やはりカメラを固定するためにちゃんと道具を用意しないといけないなと痛切に思いました。

 現在はコンパクトカメラの中にも、手持ち夜景モードと言って、高速に連写したものをカメラ内部で合成し、ちょっと見ただけではぶれのないきれいな夜景が写るものも出ています。ただ、デジカメもそうそう買い足すわけにもいかないので、特に夜景や薄暗い中での撮影をしっかりやろうと思ったら、三脚の用意はちゃんとしておいた方がいいと思います。

 私の場合は、大きめの三脚はあるのですが、さすがに写真を撮るのが目的の旅でなければ荷物になってしまうのでそこまでは持っていきません。代わりに持っていくのが、写真の一脚、ベルボンのUP-4000です。

 一本の脚でカメラを支えるということでぶれるのは一緒だと思う方もいるかも知れませんが、手すりがあるようなところならそこに当てるようにしてカメラを安定させることによって手持ちの場合とは雲泥の差が出ます。写真のものは生産終了されてしまっていますが、普通のカメラ屋さんには同様のものが置いてありますので、安いものでも一本用意しておくといろいろ便利です。私のものは脚の上部にウレタンでカバーがされていますので、山を登る際などステッキやストックのようにも使えます。三脚と違って収縮する脚一本なので、収納もどこかに突っ込んでおけば良く、車に常備しておきやすいということも気に入っています。

 一眼レフは持たず、コンパクトカメラだけしか使わないような場合には、あるものを一脚のかわりに使うのも面白いでしょう。二段式の折り畳み傘の先端部分にあるネジ部分はうまい具合にカメラの三脚穴にはまるようなサイズになっていますので、傘の先端にコンパクトカメラを固定し、安定した状態を作ることができます。とりあえずお宅にあるであろう折り畳み傘の先端部のネジが、お持ちのカメラと合うかどうか確かめた上で車に常備しておけば、急な雨用としてだけでなく、撮影用として役立つ場面も出てくるかも知れません。

2010年12月 3日 (金)

WILLCOM だれとでも定額

 本日からウィルコム(PHS)の電話で、他の会社の携帯電話や固定電話に一定の条件を満たせば定額で通話ができる「だれとでも定額」の受付が全国で始まりました。ちなみに、同じPHS同士では、「だれとでも定額」に入ることの可能な通話プランで24時間通話が基本料のみでできるようになっています(2時間45分以上連続通話した場合は超過分は別料金)。また、ウィルコムのアドレスを使ってのメール送受信も基本料に入っているので無料です。今までは一部の地域限定のサービスだったため様子を見ていたのですが、無事に全国展開することになり、早速プラン変更を完了しました。

 私の把握している範囲で簡単に説明しますと、「だれとでも定額」は「新ウィルコム定額プラン」か、「新ウィルコム定額プランS」のどちらかの基本料金にプラスしてかけるオプションブランで、月額980円を追加することによって適用となります。国内通話に限るものの、他社の携帯電話、固定電話、IP電話にかけ、それが1回10分以内の通話なら月額980円以上に請求されることはありません。10分を越えてしまった場合、基本料金で設定されている通話料がそのままかかります。ただ、10分以内の通話についても月500回までという制限があり、500回を越えた分については通話の最初から30秒ごとに21円かかるとのこと。つまり、必ず10分以内で収まる通話を、1日16回までなら毎日かけても基本料+980円+ユニバーサルサービス料8円でできてしまうということです。基本料金的には、月1,450円の「新ウィルコム定額プランS」で契約すれば、端末代をのぞく毎月の料金は2,438円となります(故障時のあんしんサービスや留守番電話サービスは別途料金がかかります)。その他、電話機単体でのネットなどを使う場合、パケット料金の上限は2,800円となっています。

 ここまで説明した上で、果たしてこのプランはお得なのかか、車中泊を含む旅においてどういう利用法があるのかについても私の思うところを述べてみたいと思います。

 まず、ウィルコムというPHSと携帯電話との違いについて説明しますと、最大の違いが基地局のタイプによるエリアの違いです。携帯電話は大きな出力を持つ基地局で広い範囲をカバーするのに対し、ウィルコムは元々家庭用のコードレスフォンから派生したものであるだけに、小出力の基地局が点在し、多くの基地局を持っています。都市部などアンテナがあるところではそれほどカバーエリアに差はないものの、都市と都市の間など均等にアンテナを配置できないところではほぼ圏外になってしまいます。逆にこじんまりとした基地局は臨時的にも設置可能なので、災害時に強く、電話機本体も高出力を必要としないため、病院などでも心臓ペースメーカーに影響を与えない安全な電話としての評価も得てもいます。また、端末によっては電波のつかみにばらつきがあるとも言われており、さらに基地局が小出力であるということの特性から、ちょっと移動しただけでも電波の状態が変わってしまう可能性も指摘されているようです。できればご自身の周辺エリアできちんと使えるか、購入前に確認をされた方が良いかも知れません。

 このように見ていくと、日常の生活圏がエリアに入るような使い方ならウィルコム単体での契約でも何とか大丈夫そうですが、旅行先でも同じようにつながるとは思えず、トータルで携帯電話へシフトするというのはしょうがないように思います。ただ今回、このプランが出てきたことで、皆さんの毎月の携帯電話の通話料が2~3千円(基本料・パケット料金を除きます)の方なら、ウィルコム導入でメリットはあると思います。もちろん、日常生活のエリアがウィルコムのサービスエリアとなっていて、ストレスなく使えることが前提ではあります。

 旅へ出る場所によって全く使い物にならないであろうウィルコムですが、高速道路のサービスエリアでは奥深い山の中に入らない限りつながる場合が多いですし、都市部であればそれなりにエリアはあります。車中泊の旅ではもちろん車での移動が前提でありますから、山の中へ行く前に、圏内で発信可能な場所へ移動して、積極的に利用するという手もあります。具体的には、今まで携帯のインターネットで調べていたような渋滞情報や宿の予約、目的地の天候、観光施設への直接の問い合わせなど、全て電話でしてしまうという時代に逆行するようなやり方です。日々パソコンを使ってのインターネット検索に慣れてしまっていると、小さい画面の携帯電話やスマートフォンでなかなか目的の情報にたどり着けないという感想を持った方は意外と多いのではないかと思います。ストレスをためながらネットをさまようよりも、直接電話をかけて聞いてしまった方が楽ですし、そうしたやり方が一定額の支払いで追加料金の心配なくできてしまうというのはいざという時には心強いものです。サービスエリアや道の駅、観光案内所にあるパンフレットには施設やテレホンサービスの電話番号が記載されていることが多いですし、そこで聞いた情報の方がネットで出ているものより新鮮であることは言うまでもないことでしょう。

 というわけで、個人的にはウィルコムが圏外になってしまうような場所でも連絡が取れるために携帯電話の契約は残し、こちらから掛けるために「だれとでも定額」を付けたウィルコムの契約を新たに締結するといういわゆる2台持ちプランというのをおすすめしたいと思います。特に出先での携帯インターネットにどうしてもなじめないという方には、通話料金の心配をしないで情報を入手できるようになったという事実をこれからもっと知っておいた方がいいのではないかと思いますね。それだけインパクトのある今回の発表でした。

2010年12月 2日 (木)

タイガーステンレスボトル SAHARA SLIM MSC-B035 XF

Sahara1

 手軽に持ち運ぶことができる真空断熱ボトルはここでもいろいろ紹介してきましたが、今回紹介するのはマグカップと組合せて使うことによって面白みが出てきます。

 車の旅ではもちろんですが、年末年始には車以外の交通機関を使っての移動もあると思います。とりあえず車の中に荷物を放り込んでおける旅と違って、バックの中に入れて持っていくということになると、容量が多ければいいということでもなくなってきます。私の場合はお湯を入れておき、紙パックのお茶や紅茶、粉末のインスタントコーヒーを飲むという使い方なので、そのまま口を付けて飲むタイプよりも、小さくてもコップが付いたスリムボトルを一つ用意しておこうと購入したのがタイガーの350mlタイプのステンレスボトルでした。

 スリムといっても世の中にはもっとスリムなボトルは多くありますので、こうしたタイプのものはそれほど人気はないだろうと思います。しかし私のような使い方では購入意欲をそそられるのですね。付属のカップは、だいたい100ml程度入りますので、別にインスタントコーヒーを持っていけば、いつでも温かいコーヒーが飲めます。容量が少ないということはあるにしても、その分荷物になりませんし、カップは旅先でのうがいや歯磨きにも使えますので、これはこれで便利です。

Sahara2_2

 とりあえず、列車の旅にはこれだけ持っていこうかなと思っていたのですが、たまたま、持っていたsnow peakのチタンシングルマグ220をこのボトルに合わせたところ、写真のようにぴったりとカップにフィットすることがわかりました。このチタンシングルマグ220は、普通のスティックコーヒーや粉末スープなどを美味しくいただくための湯量を満たすもので、だいたい8分目まで入れて180mlになります。となると、だいたいこのボトルで二杯のスティック飲料が飲める計算になります。お湯を持っていくのなら、このマグカップも一緒に持って行ければと思っていたのですが、ここまでちゃんとはまってしまうと、ボトルとマグカップをセットにしておいた方が良さそうな気がしてきました。

Sahara3

 ボトルとマグカップをまとめるために、ペットボトル用にと購入してあった布製のケースに入れてみたら、少々はみだすものの、写真のようにしっかりと一つにまとまりました。お好みに応じてインスタントコーヒーや粉末の飲料の素を用意し、飲み物をかき混ぜるためのマドラーかティースプーンを一緒に用意すればOKです。図らずもカップが2つになりましたので、二人で出掛けた際にもこれだけで何とかなりますし、これだけでは用意するお湯が少ないということでしたら、もう一つスリムボトルを追加で持てばミニマムサイズのお茶セットとしては十分でしょう。

 車中泊の旅において、全て車周辺で完結してしまう旅を楽しまれていればこうした工夫は必要ないとは思います。しかし、車を置いて周辺観光をするような場合、紹介したコンパクトにまとまるお茶セットというのは意外と便利です。特にこれからは温かい飲み物が欲しくなりますので、カップに注いで飲むための組み合わせもなかなかいいものです。

2010年12月 1日 (水)

ダイソー 水準器

Dscf0630

 個人的な話になりますが、今さらという感じではありますが、任天堂のwiiを導入しました。ゲームをやるというよりも、別売りのWii Fit Plusとともに健康管理をしようという意図の元でありました。

 導入してみてびっくりしたことに、自分の重心がかなり左寄りになっていて、意識したとしてもフラフラしてしまうといこうとでした。改めて普段の生活を振り返ってみると、立っている状態できちんと重心を真ん中に保って立っていないことに気付いたという次第です。wii Fit Plusはさまざまなトレーニングにも重心を意識するように作られており、これから改めて左右同時に鍛えていければと思っています。

 車中泊においても、駐車場所を選定するにあたり、あまり傾斜を気にしたことはなかったのですが、今後は厳密に水平は出さなくてもある程度は体が傾かないように寝床のセッティングをするために水準器を導入しました。全く初見の方のために簡単にどういうものか説明しますと、写真のように気泡が中央に来るように置くことで、その場の水平を取ることができるものです。

 といっても、100円ショップのものなのでこだわりがあるわけではないのですが、写真のように置いて測るだけでなく、吊り下げたり、本体を立てるようにしても測ることができます。複数の水準器があるため、水平だけではなく上下の傾斜もわかるようになっていますので、あまりどちらか片方に偏ることがないような感じでベッドメイクができる場所に駐車するのに役に立ちそうです。また、ベッドメイクには用はありませんが、45度を測ることもできるようです。

 本来、暗くならないうちに駐車場所を確保し、だいたいの周辺の傾斜を確認できればいいのですが、状況によっては宿泊場所を見付けるのが夜中になってしまうような場合もあります。とりあえず空いているところにしか停められないような状況になってしまったら、傾斜のことなど言ってはいられない状況になるかも知れません。そんな時は水準器をチェックしながら、マットとシートの間にクッションその他をはさんで、ベッド部分だけでも極端に傾斜が付かない程度にメイキングするのにも役立つのではないかと思います。

 ただ、あまり水平を出すことに神経を使うようだと、寝る場所がなかなか決まらないことにもなりかねませんので、何事もほどほどにというのがいい気がします。特に、寝起きで体に不調を感じた場合は、翌日には素直にホテルなどへの宿泊も考慮に入れましょう。他の交通機関を使っての旅とは違って、車の場合は自分で運転して帰ってこなくてはならないということもお忘れなく。

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