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2010年10月 5日 (火)

SONY 野外作業用ラジオ ICR-S71

Icrs71

 車にはそのほとんどにラジオが付いていますが、周辺の道路情報であったり天気予報、高速道路ならハイウェイラジオなどを絶えずラジオが発信しているため、運転中も積極的に情報収集をしておいた方がいい場合があります。先日私が出掛けた先は、新潟県周辺だったのですが、10月3日の朝、新潟県上越地方中心に大きな地震が起きたのはラジオを付けていて入ってきたものでした。まだ大きな地震の起こる前の早朝、たまたま高速道路の注意看板で地震による速度規制があるということを見て、あわててラジオを付けたところ、前夜に通過した所付近を震源とする小さめの地震があったということがわかり、ポータブルオーディオで音楽を聴くのを中止して地元のラジオ局に合わせていて、その後の大きな地震の情報と地震に関する交通情報を入手することができ、帰りのタイミングや経路の判断としました。大きな被害がなかったのは幸いでしたが、もし何らかの被害があった場合はラジオの情報が一番早く、頼りになるということをしみじみ感じた次第です。

 そのような特性を持つラジオを車中泊のために駐車している時にも聴くためには、カーラジオとは別に電池で動くものを用意しなければなりません。最近は100円ショップでもラジオを売っていますし、千円以内の廉価な品も溢れていますが、状況によってはそうしたラジオが役に立たない場合もあります。これは、AM放送に限った話であることをお断りしておきますが、今回、日本海を隔てて中国や朝鮮半島、ロシアと対峙する場所へ行ったことで、地元のNHKであっても、同じ周波数か周辺の周波数で大出力で放送する海外放送に影響される場合が思いの外多い事をしみじみ実感しました。受信が容易な場所や状況であればラジオの種類が何であろうと問題ありませんが、どこへ行くかわからない状況の中、やはりそれなりの性能があり、質実剛健なラジオを手に入れておくことを個人的にはおすすめします。

 ただここで、最近のラジオを取り巻く状況の変化によって、おすすめすべきラジオがなくなってきている状況があります。というのも、直接関係がないテレビのデジタル化のあおりを受けて、多くのラジオがFMワイドというテレビの1~3chが受信可能になっていたのですが、FMワイドを通常のFMバンドに変更するのがめんどくさいあまり生産終了してしまったと捉えられても仕方のない状況でカタログから消えた名機が多いのです。車中泊用に常備するラジオを選ぶ際には、いわゆる非常用ラジオから選べば急な電池切れにも対応し、多少水がかかっても動作に影響しない作りになっています。非常用としては、阪神淡路大震災の際にその有効性を認められた地元のFM局を受信できるようにFMの付いたものがあればなおいいのですが、現状の非常用ラジオというのはハンドルを回し発電するヤワなタイプが主流になってしまっています(ちょっとした力でもハンドルが折れてしまいそうな気がするのは私だけではないはずです)。そうした生産終了がなければ、私が一押しで紹介したいラジオはSONYのICF-B100なのですが、このモデルもメーカーではこれ以上作らないようです。

 今回紹介するのはそうした生産終了の危機を何度も乗り越えてきたと思われる同じSONYのICR-S71です。表題にも出しましたが、「野外作業用」とうたってある通り防水だけでなくスピーカー部分にホコリが入りずらいようになっていて、農家の方々などは便利に使っている方も多いと思います。AM専用であるため、FMがどうなろうと内容を変更する必要がないというのも幸いでした。電池は単一専用ですが、私は単三電池で動かすためのスペーサーを使って充電池で利用しています。元々電池が持つことで定評があるのですが、単三の充電池(今使っているのはエネループ以前のニッケル水素電池)でも、いつ交換したらわからないほど電池が持ちます。イヤホン端子が元々なく、スピーカー専用のラジオですが、感度のほうは相当高く、夜になればかなり多くの放送が入り込んできます。アナログチューナーということで、確実にどの放送局を受信しているのかわからないという点はあるものの、旅先でのラジオは先述のように地元の局であっても良好に受信できない場合もあるわけですから、ここは素直に聞きやすい放送局を選んで聴けばいいでしょう。

 このラジオはAMワイドバンドと謳っていますが、1705kHzまでの周波数をカバーしていますので、交通情報の1620kHzはもちろん、1669kHzの灯台放送も聞こえます。灯台放送の出力は50W程度と実に小さいものですが、通常放送の周波数とは違うせいかかなり遠方の放送もこのラジオで入信します。季節によっても違いがありますが、先日の柏崎付近で最初は全く聞こえなかったものの、ラジオの向きを変えるなどして受信状況をかえていたところ、竜飛崎や北海道、八丈島からの放送をキャッチできました。灯台放送は一時間サイクルで宮古島をスタートして日本を一周するように船舶のための情報を流しています。旅の空でのBGM的にこうした放送を流し続けていると、実に趣があって車中泊の夜を楽しめるような気がします。

 野外作業用として作られたラジオとしてのメリットももちろんあります。車から出て人気のない道を歩かなければならない場合、場所によっては熊の出る危険のあるところもあるかも知れません。熊除けの鈴もありますが、このラジオを鳴らしながら行くことでお守り代わりにもなるかも知れません。人気のない露天風呂の近くでも使って大丈夫ですし(水に浸けるとさすがに駄目になりますが)、一人旅の友としても役に立つことがあるでしょう。唯一の問題はFM放送が付いてないことですが、非常用でない車中泊のためのラジオと考えるならば、AMのみでも大丈夫なような気がします。ラジオという製品自体、これから急激に進歩することもないでしょうし、今以上に魅力的な新製品が投入される可能性も高くないでしょう。しかし、携帯電話も通じないような場所でも道路はあるわけで、そこで頼りになる情報を伝えてくれるのがラジオであるわけです。たかがラジオですが、旅とともにある時にこそその真価を発揮するのかも知れません。

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コメント

 都心でありながら一部の民放(ひいきの)は雑音にかき消され聞き取れません。

最近、SONY 野外作業用ラジオ ICR-S71の購入を検討しています。

まったくTVは観ないラジオ派なのでライターサイズラジオ SONY SRF-M98と
SONY 野外作業用ラジオ ICR-S71のどちらを先に購入するかで迷っています。

ステレオポータブルラジオ SRF-18をネットで買ったばかりですが・・・・
****こちらのブログを参考にします。

wien1119 さん コメントありがとうございます。

AMラジオの受信問題というのは、地形や周辺の環境(ビルに囲まれているなど)の他、夜になれば周辺の国からの大出力の放送によって国内の放送局がかき消されてしまうなどさまざまな問題があります。

お目当ての放送局が地元局ならパソコンで聴取できるradikoが確実ですが、ローカル局以外はブロックされているのが痛いですね。

AM放送の受信能力は単純にアンテナの性能に影響されます。ライターサイズのラジオでは恐らく今使っておられるラジオより受信性能は劣ると思いますので、そんなことも念頭において選ばれるといいでしょう。

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