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2010年10月18日 (月)

大木製作所 アルポット

Alpot

 以前のエントリー「snow peak チタンシングルマグ フォールディングハンドル」の最後に、『高速道路のサービスエリアや道の駅などの公共の場所で火を使うことは避けていただきたいということです。』と書きましたが、キャンプでない車中泊をなさっている方にとっては大いなる矛盾を感じられるかも知れません。多くの車中泊に関する書籍には、必ずといっていいほどアウトドアクッキングのための事項が用意され、製品が紹介されているからです。

 私が高速道路のサービスエリアや道の駅で車中泊する際、同じエリアで休憩している多くの人たちに違和感を抱かせないようにすることがまず考えなくてはならないことだろうと思っています。今回のエントリーについて言えば、キャンプ用のガスバーナーやカセットコンロ、アルコールや固形燃料も含めて、火を扱っていると一目でわかり、キャンプのように煮炊きしている様子を回りに見られてしまうような事はトラブルの元となり、多くの車中泊旅行をされている方にも、巡り巡って迷惑になってしまうのではないかと思ってしまうのです。個人的にはお湯を沸かすぐらいの事が旅行中にできれば有難いと思うのですが、その解決方法はそれほど多くはありません。

 まず一つには、サブバッテリーシステムを構築し大きめのインバーターと走行充電のための装置を揃え、電気ポットや炊飯器を動かすという方法です。これなら、車の走行中にも機具の固定をしっかりやればお湯の用意や炊飯まで可能になります。大きめのポータブルバッテリー一つでも200ワット前後で動くクッカーなら動かせますが、使用にともなってバッテリーが空になってしまったらすぐに満充電をするにはなかなか困難です。日程の決まった短期間の旅ならポータブルバッテリーもいいでしょうが、空になったバッテリーは単なる重い荷物になるだけですから、電気を使ってお湯を調達したい場合は、ある程度の予算を組んでサブバッテリーシステムを組んだ方がいいような気がします。

 かくいう私の場合ですが、さすがに大きなバッテリーシステムを組んでも、軽自動車の、しかもワゴンタイプの車ということで、収納するスペースがほとんどないので電気でお湯を沸かすことは諦めました。電気を使わずにできるだけ目立たず、そして安全にお湯を沸かす最良の方法として導入を決定したのが写真のアルポットだったのでした。

 この製品は、発売されてから30年以上も売れているロングセラーで、主に釣りをされる方には人気が高いものです。全面ステンレスのこちらのタイプはJAFの通販限定のものですが、基本的な性能は全く変わりません。燃料にはコーヒーサイフォンなどに使われる燃料用アルコールを使い、下にアルコールランプがあるのでそこに燃料を注入し、火を付けたら本体にロックがかかるようにポットをセットします。カチッと音がするようにはめ込むと、本体ごと持ち上げて移動できます。火は付いていますが外からは小さな覗き窓で点火の確認はできるものの、周りからは火が付いていることさえわかりません。その構造から風に影響を受けることがなく、強風や氷点下の過酷な状況でも使えます。

 バーナーの部分を塞いでいるという安心感からか、車内で使ってしまいたいという誘惑も沸き起こってきますが、アルコールは不完全燃焼は起こさなくとも、アルコールをこぼしたところに引火すると燃え上がってしまいますし、燃えた煤も体にはよくありませんので、できるだけ車の傍では使わずに、野外にベンチやテーブルなどお弁当などを食べることのできるスペースがある時はそちらの方まで移動した方がいいでしょう。もちろん、時間的にそうしたスペースにも大勢の人たちがいるような場合は、使用そのものを断念する場合もあります。私が想定しているのは冬の寒い時期、就寝前に湯たんぽ用のお湯をわかすとか、早朝にコーヒー用かレトルトパックを温めるなどの状況です。どちらも回りにお店などがなく、自力でお湯を調達するしかない状況で使えればいいという感じでしょうか。

 この写真を撮影するため、600cc程度の水を沸かしてカップヌードルとコーヒーを作ってみました。アルポットの内なべの寸法は、日清のカップヌードル(レギュラーサイズ)がちょうど入るようになっていて、いざという時のためにカップヌードルとミネラルウォーターを(もちろん燃料も)仕込んでいけば、旅行中にもしものことがあった場合の非常用食料となります。この時はだいたい15分くらいで沸騰しました。

 使ってみた感想として、思っていたより図体が大きく、車の旅以外では持っていくことに躊躇してしまいそうです。また、値段が単なる湯沸しにしては高いというディメリットもありますが、麺類を茹でたり、レトルト食品全般を温められるということから、工夫すればこれだけの機能でも役に立つでしょう。何より、キャンプでない車中泊で、電気以外でお湯を作るにはこれしかないというのが現状なのですから、検討の余地は十分あると思います。

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